アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

際立つ「幼児性」

2015年01月09日 | ドラミング
暮れの25・6日に、沖縄県の翁長知事が上京して、安倍首相をはじめ政権幹部に面会を申し入れたが、首相はもとより官房長官や、外務・防衛大臣なども一切これに応じなかった。年明けの上京時も同じ扱いだったという。

ちょうど1年前、当時の仲井真知事に対しては、様々な厚遇をして同知事をして、「良い正月を迎えられる」と言わしめたのとは対照的である。

これは、大晦日付けの社説(朝日)だが、至言だと思う。



また、先の衆院選では、野党党首や幹事長を落選させようと、首相や官房長官自らがそれらの選挙区に入り、ネガティヴキャンペーンを行ったりした。

他方、小泉政権時代は、首相の北朝鮮訪問やイラクへの自衛隊派遣など、時々の重要問題では野党との党首会談を行って、立場の違いを越え理解を求めて来た。

つまり、野党と言えども時の政治を司る勢力として認知しリスペクトしていた訳で、こうした点からすると、現政権の「幼児性」は際立っている。こんなことを続けていると、早晩行き詰まるだろう。
コメント (6)