アーバンライフの愉しみ

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My Favorite Analog!~小澤の「アルルの女組曲」

2015年01月04日 | この一枚
やんごとない事情で、手持ちのオーディオ機器の大部分を処分してしまったので、しばらくレコードを聴くことができなかった。

幸い、網友からレコード再生の核となるイコライザーアンプをお借りするができたので、昨日からまた、レコード再生が可能となった。

そこで取り出してきたのが、このレコード。
小澤征爾指揮、フランス国立管弦楽団によるビゼーの「アルルの女組曲」。



音が出た瞬間、メロディラインの懐かしさとビートの利いた音楽に思わず身震いしてしまった。

このレコードは、小澤征爾氏の数ある録音の中でも高い評価を受けているものだが、改めてその演奏・録音の素晴らしさに感動した。

作曲者のジョルジュ・ビゼーはフランス人で、父が声楽教師、母がピアニストという恵まれた環境に育ち、9歳でパリ音楽院に入学するという神童振りを発揮した。

オペラ「カルメン」の作曲者として広く知られ、劇付音楽「アルルの女」、交響曲ハ長調などの優れた音楽を残したが、37歳の若さでその生涯を閉じた。

このレコードには、アルルの女第一、第二組曲の他、カルメン組曲の抜粋(ハバネラなど6曲)も収録されている。
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