アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

スッピン

2015年01月26日 | 音楽三昧
過日、LPレコードの再生に欠かせない「フォノイコライザーアンプ」についてご報告した。

写真を再掲すると、こんな形をした魔法の小箱だ。但し、電源のACアダプターは写っていない。



ただ、このACアダプターは、高い電圧(100ボルト)の交流から低い電圧(12ボルト)のDCをつくっているため雑音が多く、このアンプのように微小信号を1,000倍も増幅するアンプに向いているとは言い難い。

そこで、DIYに使う電気ドリルのバッテリー(12ボルト)を使って専用のDC電源を試作し、接続してみるとうまく音が出た。



これで成功と言いたいところなのだが、実際に音を出してみて驚いた。

要は、従来、ACアダプターの出す雑音とミックスしていた音楽が、言わば、裸(スッピン状態)で出て来たものだから、あちこちアラが聴こえるようになってしまった。

まだ、十分聴き込んでいないので、良し悪しは言いにくいのだが、ある程度、雑音で化粧していた方が、案外、いい音だったりするのかも知れない。
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