古都西安は、紀元前11世紀に西周が都に定めて以来2,000年にわたり、11王朝の都として、また、シルクロードによる東西交易の起点として栄華を極めた。
従って、これを反映する文化財や工芸品なども多く、それらは、今回訪れた陝西(せんせい)歴史博物館に所蔵・展示されている。その数、37万点というから驚く。
訪れたのは5日の日曜日で見学者が多く、展示室内は芋の子を洗う有様で、ゆっくり見て回ることが出来なかったが、辛うじて撮影できた展示品をいくつかご紹介しよう。
これは、博物館正面。
この日は、学校の授業でもあったのか、小中学生と思われる集団がいくつも見学に来ていた。
先ずは、1Fの古代文明時代の展示を見る。
これは、青銅製の「牛形尊」という虎を背にのせた酒の器で、西周時代(BC10世紀)の作品。
これは、魚をくわえた雁の形をした青銅製の灯台で、前漢時代(BC200年頃)のものという。煤は雁の口を通って腹に貯めている水に落ちる仕掛けとか。照らす方向も変えられる構造になっている。
2Fの展示室へ移動。ここは、比較的新しい時代の文化財が展示されている。
これは、宋の時代の磁器の壺で、注ぎ口が真下にあるという変わった構造になっている。
これは、唐朝の金碗。蓮弁紋が施されている。サイズは、口径13.7cm、高さ5.5cmで重さは390グラムほど。 (こちらにきれいな写真があります)
これは、唐の西市(シルクロードの発着点)の賑わいを描いた絵図。当時のわきたつような街中の雰囲気が伝わってくる。
これは、併設されている画廊に展示されていた絵画。現代のアーティストによるものと思うが、京劇の役者だろうか、その特長がよく描かれていると思った。
兎に角、展示されている文化財の質の高さと多様さに圧倒された。
また、芋の子を洗うような状況では、これらを十分鑑賞する心地になれず残念であった。兵馬俑もそうだが、機会を見て再訪する以外なさそうだ。
従って、これを反映する文化財や工芸品なども多く、それらは、今回訪れた陝西(せんせい)歴史博物館に所蔵・展示されている。その数、37万点というから驚く。
訪れたのは5日の日曜日で見学者が多く、展示室内は芋の子を洗う有様で、ゆっくり見て回ることが出来なかったが、辛うじて撮影できた展示品をいくつかご紹介しよう。
これは、博物館正面。
この日は、学校の授業でもあったのか、小中学生と思われる集団がいくつも見学に来ていた。
先ずは、1Fの古代文明時代の展示を見る。
これは、青銅製の「牛形尊」という虎を背にのせた酒の器で、西周時代(BC10世紀)の作品。
これは、魚をくわえた雁の形をした青銅製の灯台で、前漢時代(BC200年頃)のものという。煤は雁の口を通って腹に貯めている水に落ちる仕掛けとか。照らす方向も変えられる構造になっている。
2Fの展示室へ移動。ここは、比較的新しい時代の文化財が展示されている。
これは、宋の時代の磁器の壺で、注ぎ口が真下にあるという変わった構造になっている。
これは、唐朝の金碗。蓮弁紋が施されている。サイズは、口径13.7cm、高さ5.5cmで重さは390グラムほど。 (こちらにきれいな写真があります)
これは、唐の西市(シルクロードの発着点)の賑わいを描いた絵図。当時のわきたつような街中の雰囲気が伝わってくる。
これは、併設されている画廊に展示されていた絵画。現代のアーティストによるものと思うが、京劇の役者だろうか、その特長がよく描かれていると思った。
兎に角、展示されている文化財の質の高さと多様さに圧倒された。
また、芋の子を洗うような状況では、これらを十分鑑賞する心地になれず残念であった。兵馬俑もそうだが、機会を見て再訪する以外なさそうだ。