アーバンライフの愉しみ

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ストラディヴァリウスのきらめき

2018年12月12日 | 音楽三昧

昨夜、札幌Kitaraでパリ管弦楽団演奏会を聴いた。

この演奏会、当代随一のヴァイオリンの名手イザベル・ファウスト嬢が登場するとあって、会場は男性中心の聴衆で埋まった。

プログラムは、

 ・ベルリオーズ 歌劇「トロイアの人々」から「王の狩りと嵐」

 ・ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61

 ・ベートーヴェン 交響曲 第6番 作品68 「田園」

の3曲。とりわけ、ヴァイリン協奏曲がすばらしかった。

ファウストの弾くヴァイオリンは、1704年製のストラディヴァリウス「スリーピング・ビューテイ」。その音色の何とも言えぬ柔らかさと華やかさに魅了された。

ダニエル・ハーディング指揮によるパリ管の淡々とした演奏にも好感が持てた。

ハプニングは、指揮者のハーディング氏がこの日転んで右足首を骨折し、車イスで登場したことだ。ただ、指揮には影響はなかった。

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