送り火に 手を振りて行き 三途川
白川 馬草 Magusa
盆送り この世に残し 蝉しぐれ
馬糞 Bafun
交霊の風習が廃れてゆく。
人間は物質であるという確信犯が時代を荒廃してゆく。
居直り強盗のごとき狂気も目に余る。
神も仏もない。
それが、地獄の看板である。
神も仏もない醜悪がスラム化して広がっている。
筑豊各地の川では、小さな精霊舟を送り火にして川べ
りで焼く風習がある。
迎えの盆は賑やかだが、盆の送りは三々五々と別れて
ゆく。
少しさみしい一日である。
今日も蝉が鳴いている。
送り火の葬送の読経のようでもある。
Bafun
迎え火、送り火⇒
http://www.choutin.com/obon/sitteru-okuribi.htm
http://www.choutin.com/obon/sitteru-bonodori-frame.htm