夏草や 小学校の 庭に立ち
馬糞 Bafun
夏休みの小学校の校庭に立つと、タイムマシンで過去に降り立っ
たような気がする。
さて、今日は旧暦の地蔵盆である。
といっても、なじみがない。
京都では盛んらしいのだが、盂蘭盆とともに、何かしら風流を感じる。
そういう祭りを復興したいものである。
やり過ごした祭りは掴み損ねた「チャンス」のように後ろ髪がないも
のであるが、今年は閏月の7月が太陽暦8月24日から追加される。
もう一度、旧暦の七夕が来る!
日本の伝統、アジアの文明には旧暦の言い伝えや祭りが根底に
ある。
日本は日が昇り、月を愛する文明というべきであろう。
天照女王の光も、月の光のようではなかったか。
科学万能主義に陥ってはならない。
風流の心を忘れると、科学合理主義は人類を荒廃させることになる。
競争が勝利を追求すると同様に、科学は技術の進歩を追求する。
しかし、技術には、愛と風流の心が温かな血液のように流れてい
ることを忘れてはなるまい。
Bafun
地蔵盆⇒ http://homepage1.nifty.com/heiankyo/rekishi/reki26.html
閏月⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8F%E6%9C%88