春雨や 剣客の猫 すり抜けり
中村 梅士 Baishi
昨日は一日小雨模様だった。
小雨を顔に流しながら走った。
久しぶりの通勤ジョグは重たかった。
神社を抜けた裏道で野良猫と出会った。
鋭い眼光の先をすり抜けていった。
剣客の猫というべきか。
公園や街路には白いハナミズキの花が咲いていた。
藤の花もだいぶ下がってきた。
しかし、桜もまだ散り残っている。
前倒しの母の日プレゼントと称して宇治の抹茶と茶筅
を買った。
抹茶より茶筅が高価だったのには驚いた。
奈良で作られている純日本製と言うことらしい。
茶文化には疎いが、抹茶を安物のチャイニーズで立て
るわけにもゆくまい。
1ドル108円台まで上昇していた円相場は、ここ数日
で111円台に下がった。
株価は19000円台を回復しているが、なんとも主体性
のない動力に欠けた日本経済であることかと思う。
M&Aでは東芝に続き日本郵政もカスをつかまされて
4千億超の損失を計上している。
政商・孫正義もM&Aで肥大化しているが、実際には
空洞化が進んでいるのではないか。
買収資金は負債である。
本業との相乗効果で大幅な市場拡大や利潤拡大が見込
めなければ、基本的には会社ころがしで儲けるいかがわ
しいブローカービジネスである。
これに対して、トランプ大統領は、製造業のアメリカ
回帰という実業経済に舵を切っている。
安易なM&Aは墓穴を掘ることになりかねない。
基本は、事業拡大したいのならば、新規に工場を建設
し、雇用を生み出すべきである。
近い将来、M&A型政商のソフトバンクは、バブル崩
壊を起こすだろう。
安易な投資の節約志向や会社ころがしのようなマネー
ゲーム的M&Aからは手を引くべきである。
M&Aの誘惑に騙されてはならない。
東芝や日本郵政のオウンゴールを繰り返してはなるま
い。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
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