ぼさぼさと 面白そうに 野蒜伸び
中村 梅士 Baishi
野蒜が花をつける季節である。
花を見て初めて野蒜と分かる程度なので、食用になる
時期を過ぎている。
食用になるのは知っていたが、どの時期に何処を食べ
るのかは知らなかった。
映画『植物図鑑』に野蒜を採取して料理にする場面が
あった。
庭のへくそ葛も登場した。
無愛想に這い上がる蔓を引っこ抜いたことがある。
そうか、ヘクソカズラだったのか。
花を咲かせればよかった。
それで早速、野草雑草図鑑を注文した。
日曜日には一眼レフカメラをぶら下げて雑草歩きをし
たいものだ。
シャガも、フデリンドウも、季節を過ぎてしまった。
今は何があるのだろう。
ヒオウギスイセンだろうか・・・。
オリンピックほど政治力の強いイベントはない。
冷戦時代のモスクワ大会は、アフガン侵攻への非難と
して日米をはじめ、50カ国にボイコットされた。
ヒトラーは、ナチズムの宣伝のためにベルリン大会を
利用したと非難された。
しかし、多かれ少なかれ、開催国は政治PRに利用して
いるといえる。
金のかかるオリンピックに政治的アピールがあっても、
非難すべき事ではあるまい。
これに対して、平和の祭典とされるオリンピックにあ
って、参加ボイコットはしてはいけない事だった。
まさに、国家的対立を超えて、4年に一度、五大陸の
融和を歌う五輪旗の下に集うところに、平和の祭典とし
てのオリンピックの意義があると考えるべきだからであ
る。
参加することに意義があるとは、そういうことである。
ところが、共産チャイナの植民地支配は、植民地自治区
の参加どころか、非道な弾圧を続けている。
台湾は植民地ではなく独立国家の実体を持ているのに、
台湾としての参加をIOCによって拒否されている。
何ともオリンピズムも地に落ちたものである。
オリンピック参加国は、オリンピズムの理念の下に、
オリンピック国家として参加しているのである。
ウィグルやモンゴル、チワン自治区なども、オリンピ
ック国家として独立参加を許されるべきなのだ。
共産党独裁の北京政府に威圧されるのであれば、IOC
は解散するべきである。
JOCも解散するべきである。
台湾としての参加を認めないその理不尽を恥じるべき
なのだ。
オリンピックの政治力は、国家をも統合する寛容の精
神に発揮されなければならない。
政治的対立があっても、四年に一度は、地球の同胞と
して、オリンピックに参加することが、オリンピズムの
不文律とされるべきなのである。
近代オリンピックは、五輪に象徴される地球神の下に
集うべきである。
平和の祭典とはそういう意味である。
オリンピックは神聖でなければならない。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party