おそらくこれが最後の機会だろう。
西御坊から最終の一往復に乗ってみた。
日曜日の最終便。一般の乗客はいない。
同じ想いからか、私以外にファンと思われる者が一人乗っているだけだ。
暖かい感じのする懐かしさ満点の車内照明。
「なんじゃこりゃ」って感じの運転席の椅子。
ドアエンジンにも相当ガタが来ているだろうか。
完閉までかなり長い時間が掛かる、大丈夫か… 、と思わせるドア。
全開になった窓から入る風。
それら全てが、この昭和35年製603なのだ。
趣味人としては、いつまでも残してほしい車両ではある。
しかし、実際乗ってみると「引退も止むを得ないかな」とも思ってしまう。
603に代わるレールバスは、既に紀伊御坊の庫内にスタンバイ中で、引退はもう決定事項。
残念ではあるが仕方ない。
御坊からの折り返し運用を終え、私を乗せた603は終着の西御坊に到着。
いよいよこれでお別れだな。
そう思いながら、駅舎の電気が全て消えた西御坊駅を後にする回送列車を見送った。
西御坊から最終の一往復に乗ってみた。
日曜日の最終便。一般の乗客はいない。
同じ想いからか、私以外にファンと思われる者が一人乗っているだけだ。
暖かい感じのする懐かしさ満点の車内照明。
「なんじゃこりゃ」って感じの運転席の椅子。
ドアエンジンにも相当ガタが来ているだろうか。
完閉までかなり長い時間が掛かる、大丈夫か… 、と思わせるドア。
全開になった窓から入る風。
それら全てが、この昭和35年製603なのだ。
趣味人としては、いつまでも残してほしい車両ではある。
しかし、実際乗ってみると「引退も止むを得ないかな」とも思ってしまう。
603に代わるレールバスは、既に紀伊御坊の庫内にスタンバイ中で、引退はもう決定事項。
残念ではあるが仕方ない。
御坊からの折り返し運用を終え、私を乗せた603は終着の西御坊に到着。
いよいよこれでお別れだな。
そう思いながら、駅舎の電気が全て消えた西御坊駅を後にする回送列車を見送った。