felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

因美線へ「みまさかスローライフ号」を撮りに

2010-05-10 22:26:41 | 趣味の写真
国鉄色のキハ28、58、65。
一昔前は日本中どこでも見られた、極ありふれた車両である。
しかし、今やこの塗装をまとった車両は極僅か。
しかも昔ながらの塗装では無く、一度はJR色に塗り替えられたものを再び元に戻した、言わば客寄せパンダ的な車両だ。

そんな車両を使用した『みまさかスローライフ号』を、8日の土曜日に因美線まで撮影に行って来た。
わざわざ私が出掛けたくらいである。確かに客寄せの役目は果たしている様だ。

さて、今回の撮影行だが、実は私が因美線を訪れるのは今回が初めて。
この列車、車であれば十分追っかけも効くスジではある。
しかし、右も左も分からない状態で、しかも同業者による混乱が予想されるイベント列車の撮影だ。
ちょっとした撮影地ともなると、車を停める場所の確保にすら苦労する。
ヘタすると、二兎を追う者なんとやらにも成りかねない。

ここは確実に一発決めるつもりで参戦した方が良いだろう。
そう思い選んだ撮影地がここ美作加茂~知和間である。
以前、雑誌の撮影地ガイドに掲載された場所で、そこそこの人出も予想される。

ここは、主に追っかけ組が2発目の撮影で利用する場所だ。
途中の線路沿いで構えていたファンの何割かはここへ追っかけてくるだろう。
だが私は、あえてここを一発勝負の場所に選んだ。
なので、もし先客がいても数人のはず。
事実その思惑通り、私の着いた列車通過一時間半前には数人どころか誰もいなかった。

車の駐車スペースも三脚を立てる場所も悩む必要も無く、悠々と列車を待つ私。
そして、列車通過30分ほど前には案の定、追っかけ組が次々と到着する。
最終的に、およそ40人ほど集まった中で撮影したものがTOPの画像。
列車通過時に少し薄雲が掛ったが、とりあえず納得の一枚だ。

わざわざ撮りに出掛けた私が言うのも何だが、この程度(失礼)の列車でこれだけ多数の同業者が集まるのは驚きだった。
沿線で見掛けたファンの数。ハンパじゃ無かった。
まあ、走る線区が風景の良い所って事もあるんだろうけど。
一昔前じゃ考えられなかった事だな。。。