11月16日。
この日は明治大学まで行って来た。
キャンパス内にある明治大学博物館で是非とも見たい物があったのだ。
アカデミーコモンの地階に設けられている明治大学博物館。
展示内容別にコーナーが分けられていて、私のお目当てはその中の一つである刑事部門だ。
この刑事部門には、江戸時代の捕者具、日本や諸外国の拷問・処刑具の現物やレプリカが展示されている。
それらの中にある『ニュルンベルクの鉄の処女』と呼ばれる処刑具が見たかったのだ。
ネット、ゲーム、本、映画。
誰しも何かで見た事があるだろう。
開閉形の人型の棺で、その内側には釘がいっぱいというアレである。
もっとも、この博物館にあるのは国内で造られたレプリカで実使用された物ではない。
その点での不気味さは無いのだが、使用法を想像するとチョット怖いかもね…
そんな『鉄の処女』と呼ばれる処刑具だが、実は空想上の処刑具の再現品だと言われている。
処刑具としての使用法は想像の通りで、釘だらけの棺の中へ人を入れ、これまた内側が釘だらけの扉を閉めて串刺しにするというものだ。
一見上手くいきそうだが、この構造で果たしてイメージ通りの処刑が出来るのだろうか。
恐らく無理だろう。
何故なら、中に入れられた人は扉を閉める以前に絶命するだろうからである。
もし、中に閉じ込められた状態で絶命させるのが目的であれば、扉が完閉してから中に向かって釘が押し出される構造にしなければならない。
もしくは、扉を閉めた状態で釘間に人一人分ギリギリのスペースが空いた構造にするか。
これだと閉じ込められた者が疲れて自力で立っていられなくなった時点で串刺しとなる。
ここにあるレプリカが何を参考に造られたのかは分からない。
設計図、もしくはそれに類する文献があったのか。
それとも製作者のオリジナルか。
それはともかく、少なくともそんな構造的な問題があり、これではイメージ通りの処刑は出来ないだろう。
まあ、単に処刑出来れば良いってだけなら話は別だが…
となると、やはり『鉄の処女』は空想上の処刑具だったのか。
もし実在したとしても処刑するための道具ではなく、視覚的な恐怖を与えるための拷問具だったのではないか、などと私は考えているのだが実際はどうだったのだろう。
そんなミステリアスな謎が大好きな私である。
この日は明治大学まで行って来た。
キャンパス内にある明治大学博物館で是非とも見たい物があったのだ。
アカデミーコモンの地階に設けられている明治大学博物館。
展示内容別にコーナーが分けられていて、私のお目当てはその中の一つである刑事部門だ。
この刑事部門には、江戸時代の捕者具、日本や諸外国の拷問・処刑具の現物やレプリカが展示されている。
それらの中にある『ニュルンベルクの鉄の処女』と呼ばれる処刑具が見たかったのだ。
ネット、ゲーム、本、映画。
誰しも何かで見た事があるだろう。
開閉形の人型の棺で、その内側には釘がいっぱいというアレである。
もっとも、この博物館にあるのは国内で造られたレプリカで実使用された物ではない。
その点での不気味さは無いのだが、使用法を想像するとチョット怖いかもね…
そんな『鉄の処女』と呼ばれる処刑具だが、実は空想上の処刑具の再現品だと言われている。
処刑具としての使用法は想像の通りで、釘だらけの棺の中へ人を入れ、これまた内側が釘だらけの扉を閉めて串刺しにするというものだ。
一見上手くいきそうだが、この構造で果たしてイメージ通りの処刑が出来るのだろうか。
恐らく無理だろう。
何故なら、中に入れられた人は扉を閉める以前に絶命するだろうからである。
もし、中に閉じ込められた状態で絶命させるのが目的であれば、扉が完閉してから中に向かって釘が押し出される構造にしなければならない。
もしくは、扉を閉めた状態で釘間に人一人分ギリギリのスペースが空いた構造にするか。
これだと閉じ込められた者が疲れて自力で立っていられなくなった時点で串刺しとなる。
ここにあるレプリカが何を参考に造られたのかは分からない。
設計図、もしくはそれに類する文献があったのか。
それとも製作者のオリジナルか。
それはともかく、少なくともそんな構造的な問題があり、これではイメージ通りの処刑は出来ないだろう。
まあ、単に処刑出来れば良いってだけなら話は別だが…
となると、やはり『鉄の処女』は空想上の処刑具だったのか。
もし実在したとしても処刑するための道具ではなく、視覚的な恐怖を与えるための拷問具だったのではないか、などと私は考えているのだが実際はどうだったのだろう。
そんなミステリアスな謎が大好きな私である。
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