編み物って、棒針で編んでる時はとても楽しい。ミスマープルみたいにね。マープルの棒針の持ち方は、イギリスとアメリカと糸のかけ方が違います。私の好きな、ジェラルディン・マクイーワン(岸田今日子)はアメリカ式で糸をかけるやり方。私は母がしていたように糸をすくう方法です。
出来たものを身頃、袖とはいでゆくのはとてもめんどうなのとあまり楽しくないです。もちろん完成すると嬉しいですが。店はほとんどお客様がないので、縁側(ここが一番温かくて暑いくらい)で作業しました。
脇をはいでいるところ。
完成。今回はボタンつけがないので楽勝。
なんだか終わると、けっこうさみしい。レース編みや毛糸を編むのって、けっこう心の安定につながるようです。音楽やラジオをききながら、心をリラックスするのは、体の健康にもつながります。次は何をあもうかな?
私の母は、いつもこの縁側で、機械の編み機をジャ~ジャ~♪いわせながら編んでいました。機械だから大きなものも編んでました。パンチという模様のカードを入れたりして、この編み機とても重くて、永いこと納戸に置いてありましたが、もう処分してありません。今なら、そんな母の姿は写真に収めてあったのでしょうが、写真をよく撮った父も、日々の日常の生活を写真には収めてなかった。そんな時代だわね。