この台所は私が高校生の頃できました。何もない戦後から豊かな生活になってきたころです。正月はこの窓側にはおせちが並んでいました。今は作らなくなった、するめの醤油漬け、焼くと美味しかった。数の子も出汁醤油につけてあった。お餅はまだ石油ストーブで、網で焼くのが子供たちの仕事でした。暮れにのしもちが届くと包丁で切ったのよ。
昔の正月は母がせっせと一人で支度をし、遅く起きた私たちはゆっくり柚子の入った朝風呂に入ってから、新年を祝いました。もちろん母は着物を着て白い割烹着をつけてました。
台所とは言わなかったです、お勝手。右にドアがありますが、そこは勝手口と言って、サザエさんでサブちゃんが御用聞きにくるドアです。
テンプレートに出すのって、ちょっと恥ずかしい。今の台所はもっとスッキリしている。私はこれが一番使いやすい。昭和の台所が私の台所です。
テレビ体操
頭の体操の編み物。何段だったかな?と忘れるので、折り紙でマークをつけてみた。