今年も、桜の季節がやってきた。毎年のことだが、満開の桜を見るたびに、竹内まりやの「人生の扉」の歌が脳裏を駆け巡る。
心にしみる歌詞は、こう続く。
「春がまた来るたびひとつ年を重ね、目に映る景色も少しずつ変わるよ。。。信じられない速さで時が過ぎ去ると知ってしまったら、どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ。。。満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう。ひとつひとつ人生の扉を開けては感じるその重さ、ひとりひとり愛する人たちのために生きてゆきたいよ。。。。。」
今年は、上野恩賜公園、旧芝離宮恩賜庭園、飛鳥山公園、染井霊園、六義園、池上本門寺、目黒川、品川海上公園の桜を見に行った。昨年は、浅草、隅田公園、千鳥ヶ淵、日比谷公園、皇居乾通りの桜等に加え、伊豆河津の河津桜まで見ているので、そこそこ有名な桜の名所はカバーしている。
どこへ行っても、満開の桜を見るたびに、涙が浮かび、「人生の扉」の歌を口ずさんでしまう。年をとったという証明になってしまうが、なぜか、自分にとっては、満開の桜=人生の扉で、自然と感傷的になってしまうのである。本当にあと何回見ることができるか?来年は見られないかも知れないと考えると真剣に満開の桜を見るようになる。まだ、あと数日は満開の桜を見ることができると思うので、他のスポットにも足を運んでみたい。是非「人生の扉」の歌をしみじみと聴いてみてほしい。
「人生の扉」(竹内まりや): https://youtu.be/smDCdceVtIc