スリランカで連続爆破テロが発生し、日本人1人を含む320人以上の犠牲者が出た。スリランカのイスラム過激派組織による犯行との見方が強いが、恐ろしい事件である。事件の政治的背景はマスコミでいろいろ分析されているので、特に言及しないが、旅行好きの愛好家にとっては、観光資源の豊富なスリランカへの旅行者が減少することを危惧する。スリランカには8つの世界遺産があるが、その内、シギリヤロック、ダンブッラの黄金寺院、聖地キャンディの3つの世界遺産を訪問している。
シャングリラ等3つの五星ホテルもテロに巻き込まれたので、明らかに標的として観光客も狙われている。スリランカに出張で行ったのは、2002年なのであれから17年も経ち、ホテル名は覚えていないが、コロンボ市内のホテルに泊まったので、ぞっとする思いである。コロンボの街の印象として、当時、道路に信号機があまりなかったこと、日本の中古バスがたくさん街を走っていたことが印象に残っている。
世界遺産の内、シギリヤロックは、世界xx不思議の一つと思うほど大きな岩で、岩の頂上にはかって宮殿が建てられていたというから驚きである。途中には、解読不可の文字や美人のフレスコ壁画があり、とにかく世界遺産の面目躍如といった印象であった。魅力ある国だけに、こういった世界遺産を訪れる観光客が減ってしまうことは残念なことである。
画像は、シギリヤロック