浪漫飛行への誘(いざな)い

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世界卓球について雑感

2019年04月28日 10時53分20秒 | 卓球

連日、ブダペストで行われている世界卓球の模様がテレビで生中継されている。中国の壁はまだまだ厳しく、日本選手も頑張ってはいるが、苦戦を強いられている感がある。ミックスダブルスで銀メダル、女子ダブルスで銀と銅メダルという若干不満な結果に終わりそうである。特に、シングルスは、ベスト8に残った日本選手は男女合わせ3人というのは寂しい。中国との差(特に女子)は、以前に比べたら間違いなく縮まっており、負けてもどの試合も接戦となるので、見応えがある。


卓球競技は、ラリーが続くので、テニスに比べると見ていて面白い。卓球はスピードも速いが、回転のスポーツでもあるので、見た目は易しいボールのようでも、素人では絶対に返球することはできない。ラケットの表と裏に異質のラバーが貼っている選手も多く、どちらで打ったかを瞬時に判断できない場合は、返球不能となる。そのため、赤と黒の色分けが義務付けられているが、瞬時に判断し打ち方を変えるのは至難の業ともいえる。


また、卓球台という小さいスペースでの競技なので、動体視力というか瞬間の判断による動きは想像を絶するものがある。相手のラケットから自分の打つところまで球が届く時間は、約0.2秒というから、まさにあっという間である。ボールのスピードと距離を勘案すると、卓球の球速は、野球でいうと時速160㎞位にあたるようである。うまく打てないのも当たり前かもしれない。


今の卓球界は、タモリの根暗時代からすると隔世の感があるが、若くて強い選手が続出し、テレビの露出も増え、テニスと比べても負けないくらい人気のあるスポーツに変身していることは嬉しいかぎりである。テニスもやるので、テニス愛好家としては、有料チャンネル以外テレビ中継があまりない状況に不満を感じている。今時は、学校でも、テニス部より卓球部の方が人気があるのではないかと思うくらいである。

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