東海道五十三次の最初の宿である品川宿に居を構えているが、周辺には神社・仏閣が多い。ここ数日、トリップアドバイザーのクチコミを書くために、周辺のお寺や神社を改めて訪れている。いざ、訪れてみるとお寺や神社がいかに沢山あるか、また、いかにいろいろな宗派のお寺があるかを目の当たりにしてビックリする。数えてみたら、狭い地域なのに北品川と南品川(一部東品川を含む)の住所にあるお寺が27か所、神社が7か所もある。
810年に空海が開基し、東海道の江戸の入口に建てられた江戸六地蔵もある品川寺(ほんせんじ)をはじめ、1200年位から1700年位までの間に創建された神社・仏閣が多いが、長い歴史の中で建物の多くが焼失し、再建されたものが多いのは仕方がないところである。かつては五重塔が聳え立っていたという天妙国寺や三代将軍徳川家光が沢庵和尚(たくわんで有名)ために建立した東海寺のような有名なお寺もこの地域にある。板垣退助や岩倉具視や沢庵和尚や賀茂真淵(国学者)のような有名人もこの地域に眠っている。
今回、神社・仏閣にはカメラを片手に訪れたので、写真を整理し、YouTubeのスライドショーにアップすることにした。サウンドトラックは、好きな曲の一つであるチェリッシュの「古いお寺にただひとり」とした。品川宿には東海道五十三次の最初の宿として、参勤交代の大名行列で人が行き交い、品川宿周辺の御殿山の桜や海晏寺の紅葉を見に時の将軍も多数訪れており、大きな遊郭もあったので、江戸時代は大変な賑わいであったものと思われる。
画像は、1833年頃の品川宿を描いた歌川広重の浮世絵
品川宿の神社仏閣めぐり:https://youtu.be/KSYZ023NGUs