7日の会見で菅首相が突然、新型コロナウイルスのワクチン接種「1日100万回」構想をブチ上げた。1日100万回の接種を目標とし、7月末を念頭に、希望する全ての高齢者に2回の接種を終わらせるということのようである。7月末までに高齢者への2回接種を終えるには、計7200万回の接種が必要で、逆算すると1日100万回という。
なんでこんな荒唐無稽な計画がブチ上げられたかというとどうもファイザー製のワクチンの有効期限切れが関係しているようである。大量にワクチンを調達したにもかかわらず、接種体制が整備されておらず、このままだと貴重なワクチンの相当量をドブに捨てることになりそうとのことである。何が原因でこういった事態に陥ったのか追及する必要がある。ワクチンの打ち手が不足しているので、実現できるはずもない。自衛隊による集団接種の話もここから来ているものと推察する。
4月22日付のブルームバーグ紙で、EUから1月末以降、日本に最多の5230万回分のワクチンを送っているという記事が出ているが、どうもそれの6カ月という有効期限が迫っているから政府は焦っているようである。どうもこの記事に驚いて、菅首相は総務大臣を呼びつけ、4月23日付の大臣名文書で地方自治体に対し、唐突に接種体制の強化を要請したようである。5/3のアエラの記事でも、7月末接種完了は無理との記事が出ている。貴重なワクチンを捨てることになるということが本当なら真相を知りたいところである。また、この政府の大失態をマスコミがあまり取り上げないのはどうしてであろうか?
アエラの記事(5/3):
一月万冊の解説(5/10): https://youtu.be/IOZ_YqU1gpY
日刊ゲンダイデジタル記事(5/10): https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288911