浪漫飛行への誘(いざな)い

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菅首相はヒラメに囲まれた裸の王様 

2021年05月12日 07時27分03秒 | 政治

「裸の王様」は、アンデルセンの有名な童話であるが、そのストーリーを確認してみた。あらすじをみてみると、

「ある国の王様は新しい服が大好きだった。ある日、二人組(詐欺師)が町にやって来て、仕立て屋として活動をする。彼らは自分にふさわしくない仕事をする者やバカな者の目には見えない、不思議な布地で服を作っていた。この噂を耳にした王様は「この布で作った服を使えば家来の中から役立たずの者を見つけられる」とお金をたくさん用意し、二人組に服を作らせた。部屋の一室に機織り機を設置し仕事に取り掛かる。王様は家来たちにその様子を見に行かせるが、家来たちには布地が見えなかった。だが、王様に本当のことは言えず、仕立て屋たちが説明する布地の色と柄をそのまま報告する。新しい服が完成し、王様が目にすることになるが、王様には布地が見えなかった。ただ、家来たちが見えた布が自分には見えないとは言えず出来栄えを絶賛する。後にパレードで新しい服を披露する。集まった国民も自分がバカ者と思われるのが嫌で衣装を褒めるが、一人の子供が「王様は裸だよ!」と叫び、その言葉がどんどん広まり、やがて一人残らず「王様は裸だ!」と叫ぶようになった。王様は「いまさらパレードをやめるわけにはいかない」と言い、家来たちはありもしない裾を持ち続けて歩き続けたとさ。」

まさに、今の菅首相にピタリあてはまるので、ゾッとする。イエスマンのみを周りに配し、まさにヒラメに囲まれた「裸の王様」と化している。本人にアンデルセン童話の一読を提案する人は皆無であろう。そんな王様が一国のトップにいる限り、コロナ対策はうまくいかないし、日本の前途は無明の闇である。

一月万冊の考察によると、公表されている首相動静を見るだけで、裸の王様ぶりがよくわかるという。イエスマンとどれだけ協議しても効果的な対策は生まれてこない。インドで感染が爆発し、変異株が猛威をふるい、さらなる変異株の可能性も出てきており、今や人類にとって正念場を迎えようとしている。バイデン米大統領さえ、ワクチンの知的財産を一時凍結してまでも何とかコロナを抑え込む必要があると述べるほど危機意識を持っている。

取り巻きが悪いのか、危機意識のない楽観論に終始し、まだ安心・安全なオリンピックは開催できるという言っているあたりはもう絶望的である。オリンピックは、日本だけの問題ではなく、世界中が中止を懇願するほど危険なイベントになろうとしている。米紙が厳しい論調の記事を書くのもよくわかる。それでも、いまだに新たな変異株を生む恐れのあるオリンピックを強行しようというのだから、呆れるばかりか、世界中の人類の敵であり、責任は重大である。論理も科学も無視して突き進む自民党にコロナ対策を任せておくととんでもないことになる。国民は、次の総選挙で怒りの鉄槌を下すべきであろう。

一月万冊の解説(5/5): https://youtu.be/VGn1qCZWc4s


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