浪漫飛行への誘(いざな)い

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IOC幹部の特権冗談じゃない

2021年05月27日 08時06分56秒 | イベント

IOCのコーツ副会長が、記者の質問に答えて、「緊急事態宣言が出ていても、東京五輪は実施する。」と断言したことが大炎上しているが、日本政府や五輪貴族たちは何が何でも開催ありきで突き進んでいる。日本政府は、変異種の拡散を防ぐには、水際作戦が最も重要だといいながら、入国する五輪関係者に対し、「14日間の隔離」免除し、即入国させるという入国特権を与えるようである。

ポストセブンのニュースにもあるように、バッハ会長はじめIOC幹部や各競技団体の幹部は、5つ星ホテルでの貴族生活が約束されているという。ホテルオークラでは、1泊300万円のスイート(720平米)でも、IOC側の負担額は、1泊400ドルで、差額は組織委が負担するというから驚きである。感染防止のために、大会関係者と選手の移動は、新幹線の一両貸し切り、航空機はチャーター、車は一人1台のチャーター等が予定されているというから、そのコストたるや想像を絶するものであるが、多くは我々の税金の負担である。ワシントン・ポスト紙がバッハ会長を「ぼったくり男爵」と言っていたが、まさにその通りである。

日本のマスコミは、真相報道せず機能していないが、海外の報道は、開催強行に厳しい論調の記事ばかりである。日本国民は、コロナ感染で犠牲を強いられ、緊急事態宣言まで発出されているというのに、多額のコストをかけて、五輪貴族を接待するなんて冗談じゃないというか、日本政府やIOCの方針には呆れるばかりである。

また、最近、バッハ会長は、「東京大会を実現するために、我々はいくつかの犠牲を払わなければならない。」とも語り、大反発を受けている。誰に犠牲を求めたものか不明であるが、不用意な発言であることは間違いない。IOCの正体見たりの感があるが、中止するにも残された時間はほとんどないところまで来ている。白坂和哉氏もDAYWATCHでIOCのとんでも振りを暴いている。強行して、何かあったら、一体誰が責任を取るというのであろうか?



一月万冊の解説(5/22): https://youtu.be/wYb2bUWUtSw



白坂和哉DAYWATCH(5/24): https://youtu.be/c9UQklgXSSA

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