平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

YELL(エール)

2010-10-10 15:15:08 | 青春のうた
一昨日8日は、勤務先の関係で“○○のつどい”という催しに参加しました。
PCスライドをサポート。
スタッフ(?)の女性の発案でそのBGMに「いきものがかりのYELL」を使用。
本来ならば公の場でこういった楽曲を使う場合、音楽著作権料請求の可能性がありますが、営利目的ではなく継続的使用というわけでもないので、おそらくそれは免れるであろうということでの使用です。http://bit.ly/9HYYih


このグループ、男性2人女性1人。
メジャーデビューまでは相模大野や本厚木、海老名など神奈川県央の小田急沿線駅周辺を中心に活動していたストリートミュージシャンでした。

バンド名はメンバーのメンバーの男性2人が小学生時代、生き物係(金魚の世話係)だったことに由来。
ストリートミュージシャン出身のアーティストとしては珍しく、非常に幅広いファン層を持つため、テレビ番組(特にNHK関連)の楽曲やCMソングなどのタイアップ曲も多い。
NHK紅白には2008年から2年連続で出場。

この「YELL」という歌ですが、卒業ソングとして人気だそうで、多感な若者たちの心情を歌い上げており、聞いた後も心に残るとてもいい曲だと思います。

サビの部分の歌詞、“...サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らをつなぐ YELL...”
この辺りが、いつまでも耳に残っていて、無意識に口をついて出てしまいます。


実はもう一つスライドがあって、これには「ファンキーモンキーベイビーズの“桜”」もBGMに使ったんです。
これがまた、 “...桜が降る 桜が降る...”のあたりのフレーズが頭のどこかにひっ付きっぱなしで、気が付くと口ずさんでいたりします。
この症状かなり重く当分の間続きそう。




浅川マキの世界

2010-01-19 16:22:18 | 青春のうた
浅川マキが亡くなったことを今朝の新聞で知りました。

団塊世代に支持された歌手浅川マキが、17日夕、滞在先の名古屋市のホテル自室で倒れているのが見つかり、同日午後8時に死亡が確認された。
死因は急性心不全。
67歳。

彼女は日本におけるアンダーグラウンド主体の音楽活動の第一人者。
「“アンダーグラウンド”と“いわゆる、アングラ”を混同してはならない」と主張し続けて...。
独自の美意識を貫く姿勢は、「時代に合わせて呼吸をするつもりはない」と表現したことで察することが出来ると思います。

大学を出て会社に入ったばかりの年、新宿に寺山修二の映画「書を捨てよ町へ出よう」を観にいきました。
浅川マキが出演していました。
真っ黒な服に身を包んで顔を見せない階段の途中にいる娼婦役でした。
この人に、思いっきりのめり込んでしまいました。

のめり込んだわりには、亡くなってから二日もたってからそれを知るなんて...。

STEREOセットを購入し最初に買ったLPレコード「浅川マキの世界」今も持っています。
20年位前に買ったCDは多分、半年に一度は聞いています。
他のCDでこれほどの頻度で聞くのはあまりないかもしれません。
レコードはもう38年も昔のものなので注意しながら扱っていてもスクラッチノイズが結構入っています。

<LP「浅川マキの世界」:ETP-8188>  <CD:TOCT「DARKINESS-Ⅰ」-9131-2>

のめり込んだわりの、LPとCDを一枚ずつしか持っていないなんて...。
最近、どこのCD屋さんに行っても浅川マキはどの店も置いていないんです。
一度、取り寄せ依頼したことがありますが、入手出来ませんでした。

【ふしあわせという名の猫】

昔、落ち込んだ時などにアパートでこの「ふしあわせとという名の猫」を聞くと、より落ち込んだりしました。
それと、「赤い橋」なども更にダメージを受けるような歌です。
それでも、この2つは私が特に気に入っていたものです。

浅川マキは、やっぱり一人でウィスキーをやりながら、っていうのが最適。

場末の安酒場で、客が二人くらいしか入ってなくて、ビリー・ホリデーかなんかのレコードがかかっていて、ピーナッツをかじりながらバーボンを飲んでる、そんなイメージです。


代表曲はやっぱり
【夜が明けたら】

『...
今夜でこの街とはさよならね
わりといい街だったけどね
夜が明けたらいちばん早い汽車に乗って
いつかうわさに聞いたあの街へ
あの街へいくのよ
いい人が出来るかもしれないし...』


歌詞の中の“この街”とはこの世のことで、“あの街”とはあの世のこと...。
決して美女とは言えない、むしろ醜女の彼女...でも、可愛い女の部類に入るかなあ...
あの世で、いい男を見つけられますように。

浅川マキ・公式HP

蕾(つぼみ)

2009-03-05 11:56:14 | 青春のうた

<歌詞>
コブクロの歌の中では一番のお気に入りです。
最初にカラオケで歌った時キーが高過ぎて、3度下げてもらって歌いなおしました。
それ以来最初からキーを下げて歌っています。
そしてこれはデュオが良く、ソロでは盛り上がりがもう一つのような気がします。
勿論、相方の歌唱力も重要ですが...



「蕾」、我が家の庭にもこの時期、蕾を付けているのがいくつかあります。


<濃い目紫のクリスマスローズ>
クリロは奥さんの自慢で、白系と薄ら紫系はもう最盛期に近くなっています。
最後に少し濃い目紫の登場という訳です。
・別名・・・雪起こし(ゆきおこし)



<白沈丁花>

花欠乏時期が過ぎ去りつつある今、我が家の庭の蕾としては、君子蘭、木瓜、カロライナジャスミン、沈丁花、といったところ。

●沈丁花一番星の蕾かな 楓山人

そうそう、今日は啓蟄でした。
冬眠の蜥蜴、蛇など(あまりぞっとしない)虫たちが這い出ます。

壊れかけのRadio / 徳永英明

2008-11-24 19:23:18 | 青春のうた
あぁ何と今日、6年ほど使い続けたCD/MDラジカセのCD部がとうとう故障して使えなくなりました。
多分Pick-Up-Headの部分が壊れたのだと思います。
先日、壊れかけの状況でこの記事をUPしましたが、何とか使えそうな雰囲気だったので、記事は一旦保留にしましたが、彼(彼女?)が"もうダメ"と言っていたので、再度UP。
ちょっとだけ思い入れがあったこのCDラジカセ、もう修理してまでとは思っていません。
まあ、ゆっくり休んでよ...と言うだけです。

そこで思い浮かんだのが、徳永英明の「壊れかけのRadio」

ある種独特の周波数を含んだ透明感のある高音域が最大の特徴。
「風のエオリア」「壊れかけのRadio」「輝きながら」などのバラードがいっぱい。
2001年、もやもや病を患う。
その後、女性ヴォーカリストの名曲をカヴァーしたアルバム『VOCALIST』のヒットで完全復帰し、美しい日本語の歌詞を備える曲を選んでカヴァーするというバラードの新境地を開く。
絶望を乗り越えた彼の美声が、切ない歌詞に乗って心に突き刺ささる。

壊れかけのRadio...これ、実は私のカラオケの十八番です。
先日、ある飲み会の二次会のカラオケでこの歌を先を越されて歌われてしまい、じゃっかんムカついてしまいました。

くよくよするなよ、これでいいのさ

2008-06-13 21:02:09 | 青春のうた
昨日、これもズ~ッと探し続けていたPPMのアルバムを探しだしました。
まあBEST版ですからイコール廉価版!
でも彼らの曲の中で最も好きだった"Don't Think, Twice It's All Right(くよくよするなよ)"がはいっていたので満足です。




ボブ・ディランが歌ったのが最もポピュラーかも知れませんが、私はPPMカバー版が一番好きでした。
かのエルビス・プレスリーもカバーしていたとか!?

「くよくよするなよ」という邦題がついています。
この題名も私的には気に入っています。
歌詞を良く読むと、振られた男の哀切の籠った、結構女々しい詞です。

Still I wish there was somethin' you would do or say
To try and make me change my mind and stay
 君には何か言ってほしかった
 行かないでって僕の気持ちを変えてほしかった
 

I ain't sayin' you treated me unkind
You could have done better but I don't mind
 君が僕に冷たかったなんていう気はないさ
 もっとやさしくしてほしかったけどもう気にしてないよ
 
But don't think twice, it's all right
 だけど、くよくよするなよ、これでいいのさ
 
 


私にはこの歌詞のような経験は、ありません!?
ありはしませんが、この曲名は常に色々とくよくよしっぱなしの私には、とてもピッタリなのです。

ギターイントロの軽快なピッキング、Peteerのソロから始まって、マリーとポールが加わってのハーモニーが、また私の右脳にピッタリ!

このギターイントロと伴奏を当時は必死になってコピーしようとしました。
今はもう逆立ちしてもできはしません。

という訳で、My Favorite Songsの一つです。

赤い鳥/竹田の子守唄

2008-05-17 20:48:23 | 青春のうた


今年の三月、赤い鳥の「竹田の子守唄」について書きました。
もうずっとこの曲を聞けなくてなかば諦めていたのですが今日ひょんなところ(スーパー?のワゴンセール)でCDを入手しました。
マイナーレーベルでのベスト版ですが昔聞いたそのままの音です。
他に「翼をください」「忘れていた朝」「赤い花白い花」など懐かしいのがいくつも。

旧友に出会ったような思いがけない嬉しさ、...とでもいうのでしょうか。

繰り返し聞いていたら3回目には家族に煩がられました。

竹田の子守唄

2008-03-15 11:31:12 | 青春のうた
赤い鳥 竹田の子守唄


B面は「翼をください」
CD屋さんに行っても、レンタルCD屋さんにも無く、この唄が差別絡みの唄ということで1990年ころまでいわゆる「放送禁止(自粛?)唄」であったことを知ったのはつい数年前のこと。
自粛が緩和された後も赤い鳥の復刻盤が発売されていない。(と思う)
多くの歌手がカバー曲として歌ったりCDをだしているのに。

************<子守唄と守り子唄>Wikipediaより**************

日本の民謡や童歌などで、「子守唄」とされる歌には、本来の子守唄(子供を寝かしつけるための歌」と、守り子唄(もりこうた)と呼ばれる唄とがあるといわれており、五木の子守唄は、守り子唄のひとつである。
守り子唄とは、子守をする少女が、自分の不幸な境遇などを歌詞に織り込んで子供に唄って聴かせ、自らを慰めるために歌った歌である。
かつて子守の少女たちは、家が貧しいために、「口減らし」のために、預けられることが多く、境遇は下女や奴隷とほとんど代わらなかったという。

************************************************************

「竹田の子守唄」は、<守り子唄>に相当する。

そして「放送禁止唄」
米国では放送禁止用語がたった五つしかないという。
日本にはおそらく数え切れないほどあると聞く。
日本の放送メディアにはまた多くの自主規制項目が存在すると言われる。

実は「放送禁止唄」というものはなく、ただ民放連が1959年に「要注意歌謡曲指定制度」というものを決め、これに各局が従っているだけのこと、べつに法律でもなんでもない。
公序良俗のためという名のガイドラインなのだそうである。
現実には次から次へと放送禁止や放送自粛規制枠を広げてきた。
いったんそうなると、二度とその歌は禁断のレッテルが貼られメディアのどこにもにあらわれなくなる。
そのレッテルは実はメディアの共同幻想に過ぎないのでは。
不適切なのは、唄に差別的表現が含まれていることではなく、差別があることを隠そうとすることなのではないか。
放送規制することで差別を受けている人たちの存在を隠すことが必ずしもその人たちを守ることにはならないかも分からないのに。

古くは「ヨイトマケの唄」や、私が過ごした青春時代の頃のフォークソングには禁断の唄がいっぱいあります。
本当に不適切な唄はあるのかも知れませんが、毒にも薬にもならない唄だけが氾濫する世の中が本当に健全と言えるのでしょうか。
これは唄だけではありません。
日本は本当に表現の自由、報道の自由、言論の自由が守られている国と言えるのでしょうか。

と、「竹田の・・・」を聞いて、こんなことを思ってしまいました。
そしてもう一度、米国には放送禁止用語がたった五つしかない...。