平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

食い気が先?

2010-01-31 16:13:53 | 季節のこと
明日から2月。
もう間もなく立春、ということでスーパーには春の山菜が並んでいます。
今日はフキノトウとタラの芽を。
調理する前に写真を撮り忘れました。
食い気が先行してしまったみたいです。

出来上がりを撮りました、これでも天ぷらのつもりです。
見た目の出来が悪く「ブログにそんなの載っけない方がいんじゃない?」と言われましたが、そこを敢えて。

しかし、天ぷらは何度やってもうまくいかない...です。

ところ変われば

2010-01-29 20:12:42 | いつまでたっても料理初心者
去年、ドイツのマーケットで見た野菜で縦に“長い玉ねぎ”があったと書きました。
ところ変われば品変わるといった意味合いも。
ところがこれ、実は良く調べたら“ベルギーエシャロット”ではないかと思われます。
というのは、新宿地下の食品売り場で見かけて買ったのがこれ、...

<ベルギーエシャロット>
長さ10cm、最大径5cm。


<皮を剥いたベルギーエシャロット>
紫玉ねぎのよう。
これを切ると普通の玉ねぎの倍くらい目に沁みます...強烈!

実は今夜はクリームシチューです。
材料は、上のベルギーエシャロットと

<ジャガイモと芽キャベツ>

<ソーセージ>

です。


<出来上がり図>
我が家のクリームシチューは牛乳を入れません。

野鳥探し

2010-01-26 14:55:45 | 野鳥たち
今日の裏山の野鳥水飲み場で。

<エナガ①>

<エナガ②>


<メジロ>

どういう訳か今日はエナガとメジロくらいしか降りて来ませんでした。
それと、マナーのあまり良くないおじさんがいて、タバコはプカプカ吸うし、2台のカメラでいい場所を独占するし、訳もなくその辺をドカドカ歩き回るしで、とても落ち着けない雰囲気だったため、早々に退散しました。
でもとても高そうなカメラでした。
それも2台も。
望遠レンズも500mmクラスのスゴイやつでした。


帰り途
民家のあるところまで降りてきた野鳥、これは...

<ツグミ>
でしょうか?

そろそろ梅の季節です。

<白梅>

こんな家がありました。

なんと、郵便受けに赤いポストを置いている...
ポストなんてこんな風に払下げられることがあるのでしょうか、それとも何か訳あり?

今日という日

2010-01-23 20:49:01 | 今日の事
○1928年の今日ジャンヌ・モローが生まれました。
昨日に続いてこのブログに登場です。

○電子メールの日
電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が1994(平成6)年に制定。
「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合せ。
・Eジャパン協議会 http://www.ejf.gr.jp

○八甲田山の日
1902(明治35)年、八甲田山へ雪中行軍に出かけた兵士210名が遭難。
冬の八甲田山は本来は冬の重装備が必要だったが、指導部の無謀さから兵士は軽装のまま行軍を開始したため、猛吹雪の中で道を失い寒さと飢えと疲労の為に遭難して行った。
25日になって199名の死亡が確認された。

『八甲田山死の彷徨』は、八甲田山におけるこの山岳遭難事故を題材として新田次郎が執筆した山岳小説。
映画『八甲田山』は監督 森谷司郎。
北大路欣也のせりふ「天は我々を見放した」が当時の流行語になった。
この過酷なロケは、当時カメラマンだった木村大作にも大きな影響を与えたといわれている。(『劒岳 点の記』2009年:木村大作監督)

小説、読みました。
映画も観ました。
もう33年も前のことです。
今ではどうか分かりませんが、企業の管理職研修でこの遭難事故を題材にしてのケース・スタディがありました。


さて、連日お酒がらみです。

今日はCMでおなじみの、
食事の後はトロリンチョ~♪ 食後の梅酒はトロリンチョ~♪
の、とろける黒糖梅酒を頂きました。
この、とろける黒糖梅酒をバニラアイスにかけます。
なかなかの、大人のデザート。
ちょっとお薦めです。

ジャズの日に湯豆腐とはこれ如何に

2010-01-22 20:39:57 | 今日の事
○ジャズの日
東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施。
JAZZの「JA」がJanuary(1月)の先頭2文字であり、「ZZ」が「22」に似ていることから。

ジャズと言えば我々世代は、モダンジャズの帝王マイルス・デイヴィスですが、昔見た映画の主題曲がこれ。
『死刑台のエレベーター/マイルス・デイヴィス』Elevator to the Gallows (Ascenseur pour l'échafaud)
フランスの名匠ルイ・マル監督のデビュー作。
マイルス・デイヴィスによる即興演奏、アンリ・ドカエによる斬新な手持ちカメラを生かした撮影、ジャンヌ・モローのクールな美しさ、フランスヌーヴェルヴァーグの代表的作品。



で、ジャズの日とは全く関連性がありませんが、今夜は湯豆腐をグリューワインで。

<グリューワイン>
*二人分・・・赤ワイン360mlに、シナモン1/2本、砂糖大匙5を加え、グツグツ煮立たせない様に弱火で10分静かに沸騰させる。
今回は、砂糖だけでなく蜂蜜も大匙2。
そして最後にレモンの輪切りを。(ポッカレモンでも可)

前回はシナモンスティックを一本丸ごと入れたら香りがちょっと強すぎたので、今日は一本を半分にしました。

そして湯豆腐。

豆腐とねぎと隠れて見えませんが白菜と、そして奥さんのリクエストで鱈のぶつ切りも入れて。

あっさりした豆腐には、日本酒は勿論良いですが、ホットワインも意外に合うのではないかと思いました。
でもすきずき...かな。

春のような大寒

2010-01-20 22:17:26 | 二十四節気
大寒(だいかん)は、二十四節気の1つ。1月20日ごろ。または、この日から立春までの期間。
寒さが最も厳しくなるころ。十二月中(旧暦12月)。
『暦便覧』では、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。
寒の真ん中で、一年で最も寒い時期。
武道ではこのころ寒稽古が行われる。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。

ところが、今日はかなり暖かで、3月中旬位の気候でした。
月一の通院の今日、川沿いに歩いていると暖かな陽差しを浴びながら、鴨さんたちも散歩。

子鴨が思い思いに勝手なペースで、スイスイ。
全体は写せませんでしたが、子鴨は8羽。
子供たちが来るのを待っている親鴨?が4羽。
先日、1羽が寒さの中で固まっていたのとは打って変わって、ほんとに春の小川を...


夕食は、春の香りをということでした。

<独活の酢味噌和え>
香りとシャッキリ感は独活ならではのもの。
酢味噌に醤油を小匙1/2加えたら「しょっぱい!!」と奥さん。
私(良いと思うんだがなあ~)

皮と先端の芽の部分を使って

<キンピラ>
唐辛子一個を胡麻油で炒めていたら、目鼻を刺激してしまったので、慌てて窓を開け空気清浄機まで回されてしまいました。
味は「やっぱり辛い!」と言う評価。
私(これ、丁度良いと思うんだがなあ)

これは多分文句ないだろうなあ、と菜花。

<菜花のお浸し>
「からし和えにしたかったね」のコメントが。
私(からしを切らしているんだよね)

奥さんから「最近、夕食のメニューに派手さがないね」と言われたので
<豚肉の生姜焼き>

そしたら、娘のmari-sanが帰ってくるなり「胃がイタイ」、だって...
急きょオジヤを作り、他におかずの準備が出来ていないので、とりあえず上のものを出すことに。
食べているうちに良くなったみたいで、ほぼ完食。

一つ一つのメニューそれぞれにコメントが付きましたが、自分では今日の出来は“まあまあ”です。

●独活あえてまず一献の夕餉かな 楓山人
独活の季語は春です。

浅川マキの世界

2010-01-19 16:22:18 | 青春のうた
浅川マキが亡くなったことを今朝の新聞で知りました。

団塊世代に支持された歌手浅川マキが、17日夕、滞在先の名古屋市のホテル自室で倒れているのが見つかり、同日午後8時に死亡が確認された。
死因は急性心不全。
67歳。

彼女は日本におけるアンダーグラウンド主体の音楽活動の第一人者。
「“アンダーグラウンド”と“いわゆる、アングラ”を混同してはならない」と主張し続けて...。
独自の美意識を貫く姿勢は、「時代に合わせて呼吸をするつもりはない」と表現したことで察することが出来ると思います。

大学を出て会社に入ったばかりの年、新宿に寺山修二の映画「書を捨てよ町へ出よう」を観にいきました。
浅川マキが出演していました。
真っ黒な服に身を包んで顔を見せない階段の途中にいる娼婦役でした。
この人に、思いっきりのめり込んでしまいました。

のめり込んだわりには、亡くなってから二日もたってからそれを知るなんて...。

STEREOセットを購入し最初に買ったLPレコード「浅川マキの世界」今も持っています。
20年位前に買ったCDは多分、半年に一度は聞いています。
他のCDでこれほどの頻度で聞くのはあまりないかもしれません。
レコードはもう38年も昔のものなので注意しながら扱っていてもスクラッチノイズが結構入っています。

<LP「浅川マキの世界」:ETP-8188>  <CD:TOCT「DARKINESS-Ⅰ」-9131-2>

のめり込んだわりの、LPとCDを一枚ずつしか持っていないなんて...。
最近、どこのCD屋さんに行っても浅川マキはどの店も置いていないんです。
一度、取り寄せ依頼したことがありますが、入手出来ませんでした。

【ふしあわせという名の猫】

昔、落ち込んだ時などにアパートでこの「ふしあわせとという名の猫」を聞くと、より落ち込んだりしました。
それと、「赤い橋」なども更にダメージを受けるような歌です。
それでも、この2つは私が特に気に入っていたものです。

浅川マキは、やっぱり一人でウィスキーをやりながら、っていうのが最適。

場末の安酒場で、客が二人くらいしか入ってなくて、ビリー・ホリデーかなんかのレコードがかかっていて、ピーナッツをかじりながらバーボンを飲んでる、そんなイメージです。


代表曲はやっぱり
【夜が明けたら】

『...
今夜でこの街とはさよならね
わりといい街だったけどね
夜が明けたらいちばん早い汽車に乗って
いつかうわさに聞いたあの街へ
あの街へいくのよ
いい人が出来るかもしれないし...』


歌詞の中の“この街”とはこの世のことで、“あの街”とはあの世のこと...。
決して美女とは言えない、むしろ醜女の彼女...でも、可愛い女の部類に入るかなあ...
あの世で、いい男を見つけられますように。

浅川マキ・公式HP

ムクドリが来ないわけ

2010-01-18 10:01:14 | 野鳥たち
昨日は少しシリアスなテーマを一件アップしましたが「柄じゃない~」と言われたので、いつものペースに戻ります。

家のすぐ前に畑がありまして、その真ん中あたりに収穫しそこなった野菜などが積まれています。
これ確か去年まではこんな風には積んでなかったよねえ。
そこにムクドリが何羽も群がるようになっています。
今日も大きな大根の上に二羽乗っかって盛んに突っついて、我が物顔にあたりを睥睨。
去年まではウチの庭にもやって来てはパン屑を食いちらかして、ヒヨドリなんかより凶暴性あり、と悪評でした。
で、今年はあまり来なくなったのでどうしたのかなあと思っていたところ。
まあ、こういうことだったんですね。


30mほど先のムクドリをズームで撮り、トリミングしています。
周りがちょっと綺麗じゃなかったので、余計なものをカットしました。


庭の鉢植えの万両の実は、野鳥たちに大分やられています。
これは多分、ヒヨドリの仕業ですね。
去年のクリスマスに買った紅白の万両はこれではなく、サンルームにおいてあります。


木瓜の蕾がいくつか出始めています。
これが野鳥の餌食にならないようにと思っています。


赤色ついでに、これはヒメフウロの紅葉。
ヒメフウロは繁殖力旺盛で冬に非常に強い。
良く見ると茎から葉っぱにかけて非常に細かい繊毛がいっぱい生えています。
これを見ただけで乾燥にも寒さにも強いということが頷けます。


これは紅カナメの新芽。
伸びると剪定しますが、その度に赤い芽がでる、...これは一年中です。

今日は庭の赤い色を集めてみました。
ムクドリのクチバシや足も赤っぽい? ですね。

●寒木瓜の装ひもまだ頑なに 楓山人
かんぼけの よそおいもまだ かたくなに
寒木瓜は冬の季語です。

伝えること

2010-01-17 15:53:02 | 今日の事
阪神淡路大震災発生から15年の歳月が経過しました。
この15年で神戸市民の入れ替わりが進み、震災を経験していない人の割合は36%にまで増えたということです。
あの大災害の人々の記憶は薄れてきているのでしょうか。
神戸市の被災者100人に実施したアンケートで、街の活気や経済、雇用環境が元通りになっていないことなどを理由に29%が被災地は「復興していない」と感じていることが分かったそうです。
そういったことなどを含め、今ここにきて「伝える」ということが見直されようとしています。
震災当時の報道は勿論ですが、それを忘れないために記録を残しそして「伝え続ける」ということが大事なのだとういことだと思います。

今日で丸5日経過したハイチの大規模地震は、最終的な死者数が10万人から20万人に上るとの見通しが伝えられています。
しかしハイチの大地震は思いのほか我々日本には情報として伝わってきていない、日本のメディアはそれほどこの災害に重要性を感じてない、という気がしてなりません。
日本には報道の自由が制限されているとは思いませんが、本当に報道して欲しいことや本当は報道しなければならないことが、実は報道されていないのではないか、と。
世論が高まっている時はこれでもかとばかりに、そしてその熱が冷めるとそんなことがあったのかというほどに。

我々は報道することを含め、もっとこの「伝える、伝え続ける」を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(何処で)、Why(何故、何のために)、How(どのようにして)。

と、そんなことを考えながら、昨夜「神戸新聞の7日間」という、櫻井翔主演のTVドラマを見ました。
このドラマ、15年が経過したこの時期に、ある意味タイムリーだったのでは。
そして、このドラマには、誰が、何を、何故...が語られていたように思います。

この記事に写真はありません。

庭には二羽の

2010-01-16 21:17:57 | 野鳥たち
来ました、来ました...
昨日のメジロ(だと思います)が相方を連れてやってきました。
どっちがどっちと判別は付きはしませんが、きっと先にミカンを突っついている方が慣れている方でしょうね。

上にいる方がちょっと遠慮気味?


しばらくすると同じミカンを突っつきに...
他にもう一個あるのに...


で、周りをあっち行ったりこっち行ったりしているうちの、Booにゃんこがやって来て一声「にゃああ」
すると慣れていない方のメジロは、慌てて飛び立とうと羽も広げずにその場でジャンプ!!

ryoさんからご紹介頂いたお友達の、あつあつメジロカップルのような訳にはいきませんでしたが、そして若干夫婦仲の良くない(?)二羽ではありましたが、“庭には二羽、の巻”、でした。

メジロは秋の季語です。

久々山歩き

2010-01-15 20:56:15 | デジ散歩
朝、庭木の枝にミカンを刺しておいたら、さっそくメジロがやってきました。
やっぱりメジロは、パン屑はお気に召さず、リンゴやミカンをお好み。



で、奥さんが言うには、パン屑の方は昨日あたりからムクドリが参戦しているって。
しかも、すぐ下の畑を見ると十羽位はいたみたいだよって...?
え~、そんなんじゃパン一日一枚では足りない~。
これ以上扶養家族が増えたら堪りません。
これからどうしましょう。

お昼を食べてから、久々に裏山を歩いてみました。
家から15分ほど行くと、毎年今頃になると蝋梅が咲くところがあります。
で、今日はそこに。



ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅、Chimonanthus praecox)
名前に梅がついているためバラ科サクラ属、梅の一種と思われやすいが、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木、花は強い香りがします。
写真のように、花全体が黄色なのは「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と言い、基本種の蝋梅は中央部が暗紫色。

蝋梅は陽当たりの良い斜面にありましたが、その反対側のそれほど陽当たりは良くない斜面にツバキが咲いていました。


ツバキについて。
ツバキの花は花弁が個々に散らず、多くは花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ち、この様子は古来より落椿と表現され、俳句においては春の季語となっています。
但し「五色八重散椿」のように、ヤブツバキ系でありながら花弁がばらばらに散る園芸品種もあります。
また、馬の世界においても落馬を連想させるとして、競走馬や馬術競技馬の名前としては避けられる。
武士はその首が落ちる様子に似ているというのを理由にツバキを嫌った、と一般には言われているようですが、それは幕末から明治時代以降の俗話であり、実際にはむしろ潔しとしたと言われています。
実際、江戸時代には大々的に品種改良が進められていたというのが真相。

椿は春の季語ですが冬に咲く椿を「寒椿」または「冬椿」といいます。
これは俳句の世界のことです。


●蝋梅やランプシェードの透かし彫り 楓山人
●山かげにうすべに散らし寒椿    楓山人

“蝋梅”“寒椿”ともに冬の季語。

寒九の雨?

2010-01-12 21:21:22 | 季節のこと
東京都内でも雪が降ったようです。
滅多に雪にならないこの辺は小雨。
所用で出かけた帰り、川沿いを歩いていると一羽のカモが首を竦め川面に佇んでいるのを見かけました。
周りを見回しても、いつも6、7羽いる仲間が見当たりません。
ひとりぼっちで見るからに寒そう。

これ、ズームで撮ったものをトリミングしています。
やっぱり、残念ながらボケ気味です。

寒に入って9日目ごろに降る雨を「寒九の雨」といい、豊作の兆しと言われていますが、今日のがそうでしょうか。

●水鳥のつくねんと立ち雨浅瀬 楓山人

水鳥が冬の季語です。(2010-1-12 21:49追記)


ps.
Reiさんからご指摘があり、季語の説明を追記しました。

鏡開き/野鳥の餌付け

2010-01-11 20:32:10 | 今日の事
今日の鏡開き、ryoさんの所にお邪魔して思い出させて頂きました。
でなければ、いつまで飾り続けたことでしょうか。

鏡開きは元々は松の内が終わる小正月(旧暦1月15日)後の旧暦1月20日に行われていたものが、徳川家光が亡くなったのが4月20日(これも旧暦)であったため、関東では1月20日を忌日として避け、松の内の後の1月11日 (旧暦)となったとか。
で、新暦になった現在も松の内が1月7日であれば1月11日、松の内が1月15日の場合1月20日ということになっているそうです。
因みに京都では1月4日に行なわれるようですが。


これは、お正月のお雑煮そのもの。(餅は下の方に隠れていて見えません)
またお正月気分?


<山芋、ヤーコンのキンピラ>


昨日から、庭のフェンスに鳥さん用にトレーを設置しました。
昨年、一昨年同様に野鳥がいっぱい来るようにと。
するともう早速。


<冬の常連さん、ヒヨドリ>

<年がら年中のスズメ>

<今年から新顔のジョウビタキ>

こうして、冬の間はこのトレ-に賞味期限切れのパンとかを千切って入れておくと、鳥さんたちがひっきりなしにやってきます。
そして、メジロはミカンを木の枝に挿しておくと、やってきます。
ヒヨドリとスズメは何でもOK。

冬は食糧難なのでしょうが、これが4月以降ともなると餌に事欠かなくなる所為か、ほとんど寄り付かなくなります。

ドイツ雑学

2010-01-10 18:57:00 | 海外関係
まだドイツのことを?
と言われてしまいそうですが、旅行中に得たドイツに関する色々なことを、ちょっとだけ。

【ドイツの信号機・アンペルマン】
アンペルマンとは、現在ドイツで使われている信号機の人のマークで、小さな男の子がモチーフとなっています。

<信号機>
元々これは、旧東ドイツの信号機で使われていたもので、西ドイツとの統合に伴って、西ドイツで使われていた大人のマークを使った信号機が使われる予定だったそうです。
しかし、かわいらしいデザインに親しんでいた東ドイツ各市民が「アンペルマンを救え」という運動を起こした結果、ドイツほぼ全土で アンペルマンのマークが使われるようになったというわけです。
このアンペルマンのマークは、ステッカーやマグカップにも使われており、ドイツ各地のお土産として喜ばれています。
で、我が家で買ってきたのはこれ。

<アンペルマン・カップ>
私の愛用となっています。

【ドイツの郵便】
日本で郵便ポストや郵便車といえば“赤”というイメージですが、ドイツでは黄色です。

<郵便ポスト>

<郵便集配車>

ドイツは1995年、政府が管轄していたドイツ連邦郵便を株式会社として民営化しました。
日本の郵政民営化の際、ドイツポストが郵政民営化の成功例として紹介されるケースがしばしばあったように記憶しています。

なぜ黄色がドイツの郵便のシンボルカラーか?
16世紀ころ神聖ローマ帝国の役人が郵便事業を思いつき、配達員に目立つ黄色の服を着せ黄色の馬車で配達させたことから。
鮮やかな馬車は宣伝効果も満点だったとか。

そして、ポストや配達車にはシンボルマークである楽器のホルンが描かれています。
では、なぜホルンがシンボルマークになったか?
配達員が、郵便が到来したことを知らせるため、楽器のホルンを吹きながらやってきたということから。
このホルンがシンボルマークである郵便局はドイツ以外にもヨーロッパではよく見られる様です。

【ドイツのごみ収集車】

<バンベルグ市内のごみ収集車>
ごみ収集車を見かけたのは、バンベルグ市内だけでしたがこの世界遺産となっている早朝の市内をこの車でごみを集めて回っていました。
る旧市街の建物とこのオレンジ色が殆ど違和感無く感じられたのはなぜでしょう...

【ドイツの都市の紋章】
次に旅行で回った都市の紋章を紹介します。

<バンベルグ><フランクフルト><フュッセン>

<ハイデルベルグ><ミュンヘン><ニュルンベルグ>

<ローテンブルグ><ヴュルツブルグ>

ヨーロッパ都市紋章の慣習は、12世紀ころイングランドなどの貴族に端を発し、ほぼ1世紀ほどかかって北西ヨーロッパに伝播して行ったそうです。
紋章は13世紀頃、騎士個人を識別する「しるし」から世襲のそれとなり特に王侯貴族の象徴へと制度化されていったということです。
ドイツといえば当時、神聖ローマ帝国の時代だったでしょうか。
やはりその象徴となる鷲、城、騎士などがモチーフになっています。

で、フュッセンのが、人間の足3本???
なんじゃこりゃと思って調べたところ、フュッセンはゲルマン語で「足」を意味する「fot」が源であると、やはりいい加減なものではなかった、と言う訳でした。


丁度と言いますか、Reiさんが名古屋市の市章をブログで紹介なさっていました。
テーマがちょっと被ってしまい済みません。
しかし、やはり市の紋章はそれなりに歴史的背景などを踏まえたアイデンティティーが籠められているのですね。

平成スタートの日

2010-01-08 21:18:02 | 今日の事
先日、magic-daysさんが「牟礼だより」でハクセキレイの記事を掲載なさってましたが、丁度同じころ私も散歩の途中でハクセキレイと思われる野鳥を撮りました。
主に水辺に住むといわれていますが、ちょうどすぐ近くに川があるのでそこから飛来したものと思われます。
木の少し高い枝に止まっていたものを撮ったので、露出が適正ではなくピントもちょっと合っていないという、全く不鮮明な失敗作です。



本当にこれがハクセキレイかどうか自信がありませんが、鑑定の程はいかがでしょうか...


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ところで、最近は松の内は1月7日までということのようです。
で、松も外れた今日1月8日は平成スタートの日。
1989(昭和64)年1月7日の朝の昭和天皇の崩御を受けて、7日午後の臨時閣議で次の元号を「平成」と決定し、翌8日から新しい元号がスタートしました。
「平成」は最初の年号である「大化」以来247番目の元号で、初めて政令により新元号が定められたものです。

平成の立案者は、安岡正篤(やすおかまさひろ)と言われています。
それは、終戦の詔勅の草案に「万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」を安岡が入れたから、と言うことのようです。
安岡正篤は陽明学者で東洋思想家として戦前戦後の政界財界において陰の指導者的立場にあった人。
で、詔勅草案の思いというのは「平和でありますようにではなく平和に成ってゆくことが大事なのだ」ということ、要するに“ただ何となく平和を願う”のではなく“平和が達成される”という一種の強い意思が込められているという訳です。
日本国憲法第6条の戦争放棄も、この思想が反映されているらしいのですが、真相の程は不明です。

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PS.
magic-daysさんに頂いたコメントにより、この鳥は「ハクセキレイ」ではなく「シジュウカラ」と判明しました。
自身の不明を反省しこれからもっと野鳥観察にリキを入れて行きたいとおもいます。
済みませんでした。
(2010/1/10)