平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

春の二品

2008-03-30 20:26:48 | いつまでたっても料理初心者
久しぶりのウィークエンド・クッキングです。

<独活の酢味噌和え>

・酢味噌
 酢、味噌、砂糖を適当な割合(1:1:1)
独活は厚めに皮をむき斜め切りにし酢水につけて水洗い、よく水切りし器に盛り酢味噌をかける。

<菜花の塩漬け>

・菜花をよく洗いボウルに入れ、塩を全体に薄く振りかけ、よく揉んでラップをかけ重しを載せ24時間置く。
・食べやすい大きさに切って器に盛る。
何とも簡単すぎ。
お茶漬けにすると最高です。

この2種類は奥さんの手を煩わせることなく簡単にできる春の料理です。
これだけでビールが進み過ぎて困ってしまいます。

京の旅想い語り菜花茶漬け (楓山人)

花たちのおしゃべり

2008-03-30 19:30:51 | 花・ガーデニング
現在の我が家の庭です。
長い冬の間いかにも殺風景だった庭はここへきていくつもの草花で賑やかになって来たような気がします。
見た目以上に色々に、そして様々に...。

写真をクリックすると、皆拡大表示します

<不明>

のっけから不明。
奥さんが勤め先のお友達から頂いたのですが、そのお友達に聞いても「名前?...ワカラナイ...」

<菜の花の蕾>

花の蕾を食べる、ということで昨年秋植えた。
今年、炒め煮、お浸しなどで3回ほど頂きました。
今はもう、繊維も硬くなって食に適さなくなってしまっています。

<チューリップ>

中心部が蕾のようになってきました。
あとひと月ほどで咲きそう。
「姫、そろそろお起きなされては」

<ラベンダー・キューレッド>

レース・ラベンダーとプリムラと一緒に寄せ植えしている。
秋まで長く楽しませてくれそう。

<ジャノメエリカ>

2mほどにもなって、今ごろから夏にかけて、これも結構長い。
シベが黒くジャノメの名の由来。
南アフリカ原産だが暑さに弱い。

<姫ふうろ>

小さく可憐な感じの割には繁殖力旺盛。
昨年は小さな鉢植えにしていたのが、放っといても付近の地面にまで根が延びてきている。
「こちらの姫も殊のほかお健やかで」


<パンジー>

これはもうビオラとともに花の少ない冬の庭で頑張っていた。

<ジュウニヒトエ>

花が咲いた様子を,十二単に見立てて命名された、多年草。
ご近所さんから昨年頂き、あまり期待していなかったのに、先週あたりから咲き始めた。

他に、水仙、椿、苧環、木瓜、プリムラなどが少しずつ咲いています。


花やしき十二単の裾摺りて (楓山人)
季語:十二単(四月)

華やかというには程遠い我が家の庭を花やしきに見立ててしまった大いなる過ちを...。
こんな花たちがどんなおしゃべりをしているのでしょうか。

桜咲く

2008-03-29 22:27:18 | 花・見てある記
横浜気象台は横浜市で桜(ソメイヨシノ)が満開、と発表。
平年比で7日ほど早い。
日本の桜の標準木がある「靖國の桜」にはブランド的には及ばないものの、神奈川の花の名所百選に選ばれている弘法山の桜を観に出かけました。
公園内全体で2,000本以上の桜(ソメイヨシノ・山桜等)があります。
登るコースはいくつかありますが、一番楽そうな「女坂」コースを選択しました。



駐車場付近、向こうに市街が。


権現山と弘法山の間の馬場道に「桜のトンネル」
数ヵ所の出店。


「ソメイヨシノ」


葉っぱの赤い「ヤマザクラ」
一瞬、紅葉!?と錯覚したほど。


遠くに相模湾を眺めながら、自家(奥さん)製オニギリを頂きました。
コンビニオニギリもいいけれど、やっぱり...ですね。


大きくておとなしくて見事に真っ白なワンちゃんもお花見。

今のところまだ花弁が散る気配もなく七分咲きというところでしょうか。
週末と重なって結構な人出、急な嵐でも来ない限り来週末も楽しめそうに思います。

さまざまの事思い出す桜かな (芭蕉)
散る桜残る桜も散る桜 (良寛)

山里に人も桜も満ちており (楓山人)


以下、Wikipediaより
ソメイヨシノは江戸末期に開発され、その後全国各地に広まり、サクラの代名詞となったが、自然種としてはヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなどが認められている。
古代では山に咲くヤマザクラ(山桜)や、八重咲きの桜が一般的であった。
有名な吉野の桜も、ヤマザクラである。
<語源>
「サクラ」の名称の由来は、一説に「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指したと言われている。
また他説として、春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)だからサクラであるとも考えられている。
富士の頂から、花の種をまいて花を咲かせたとされる、「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとって「桜」になった、とも言われている。

福山雅治/桜坂(PV)

2008-03-28 21:45:15 | 季節のこと
福山雅治/桜坂(PV)


最近ちょっと手抜き?..大分手抜き!!
そうかも分かりません。
本当は自分が作った映像をここにupしたいのですが、...(^^ゞ
今の世の中許されている範囲で映像を引用しつつ、Blog-Upを試みているところ、...と理解して下さいませ。

桜坂/福山雅治

春雀

2008-03-23 21:35:57 | 野鳥たち
3日前から小鳥のえさを変えて見たところ、ここに雀さんが新規参加となりました。

餌の名前が「小鳥の食事」です。
<レシピ>
フルーツ・野菜を配合、さらにオリゴ糖も配合。
ムキヒエ、ムキ粟、ムキシード、カナリアシード、ボレー粉、ドライフルーツ、ドライヤサイ、オリゴ糖(ムキ粟添加)

他にどこかの家の鳩も来るようになりました。
ヒヨドリは相変わらず、...なんでもOK?
メジロはやはり蜜柑が好物と見えて、近寄らなくなりました。

今日は3羽一挙に来ましたよ!
なんらかの会話があって、お互いの力関係確認の上、どうにか折り合いが付いたのでしょう。
餌はいっぱいあるから仲良く、...と言っても通じる訳ないか。
ブラインドを上げると雀たちは寄って来ないので下げたまま。
ブラインド越しに撮ったので、鮮明さに欠けます。

まずは、下の畑の梅の切り株で様子を伺いつつ。

一気に3羽来襲し、争いつつ...

話し合い...

妥協し...

平和共存...?

春雀あらそいつつも仲間なり (楓山人)

雪柳

2008-03-22 21:48:41 | 花・見てある記
昼頃に仙台から帰ってきました。
帰宅途中、ご近所さんの庭の今を盛りの雪柳に、吸い寄せられるようにショット!
葉が柳に似て細長く、枝いっぱいに白い花を雪が積もったように咲くところからこの名が付いた。
この枝の跳ね具合の動的美しさも中々なもの。
別名、小米花。
花言葉、愛嬌。

↑クリックすると拡大表示します。

虎の尾の跳ねたるごとく小米花 (楓山人)

*************************************************************

金曜日用に記事を以前から用意していたのを、昨日は急遽出かけなければならなかったので、mari-sanに投稿を依頼しました。
内容は一部を除き殆どは私作です。

TGIF

2008-03-21 18:51:05 | 今日の事
Hi, I'am mari-san.
今日は金曜日デ~ス。

TGIFを知っていますか~?
・・・Thanks God It's Friday! で、やっと金曜日ダゼ。
アメリカで最近よく使われる略語。
若者に略語が流行るのは、どこの国でも同じようで、アメリカでも略語が流行っているみたいです。

ASAP、FYIはワタシもビジネスメールでよく使いまーす。
As soon as possible.
For your infomation.

<他にメールなんかで流行ってる略語>
TMI・・・Too Much Information(もうその話は聞きたくない)
OMG・・・Oh my god!
LOL・・・laughing out loudの略、日本語メールで(爆)のこと?
BTW・・・By the Way (話は変わって、ところで、閑話休題)
4U・・・for you
PLS・・・Please
IC・・・I see (なるほど)
XYZ・・・Examine your zipper(社会の窓を確かめなさい)
I♡U・・・I Love You.

<最近日本の女子校生ローマ字略語>
KY・・・空気読めない
HK・・・話変わるよ
IW・・・意味わかンない
MA・・・マジありえない
BY・・・場が読めない
KB・・・空気ブチコワシ
KK・・・過剰なカンチガイ
CC・・・超カワイイ(メールでccは、carbon-copyのこと)
HP・・・はみだしパンツ(ローライズのこと?)
WK・・・しらける(ホワイトキック)
MM・・・マジめんどくさい
KI・・・カラオケいこう

以上、ネタはすべてNETからです(ネタバラ?)

BTW、今日は父のfusanが急きょ仙台へ。
よって代わって、by mari-san。
∴(ゆえに)画像も俳句もナシダヨ~。

今日は雀

2008-03-20 22:41:17 | 野鳥たち

↑クリックすると拡大表示

蜜柑の半分切りをやめて、小鳥の餌を庭のフェンスに。
これに食いついてきたのが雀。
蜜柑の時は殆ど姿を現さなかった雀たち。
最初は用心深く南天やフェンスの遠くの方から徐々徐々に餌に接近。
時々突風が吹いたりカラスが近付くと、パッと飛び去るものの、また餌に接近を繰り返してついに啄ばみ始めた。
あとはもう何羽かの雀たちが入れ替わり立ち替わりで餌独占状態。

突風もカラスも怖し春雀 (楓山人)

春分の日

2008-03-20 21:15:19 | 花・ガーデニング
春分の日、朝から雨まじりの激しい風。
スギ花粉飛散が少ないだけ多少は楽、といえども気管支への影響は相変わらずで、息苦し。

墓参りに行かなくてはね、という朝からの会話の一部です。
「今日は彼岸の中日だよ」
「ということは今日からお彼岸?」
「...彼岸の入りは17日だよ」
「じゃあ今日でお彼岸は終わり?」
「だから今日は彼岸の中日だって!」
「???」
「今日が真ん中の日で前後三日間、つまり17日から23日が彼岸なの!!」
「じゃあ義兄さんのお墓参りは今日でなくてもいい訳だ」
「...まあ今日は雨も風もすごいから...」

どちらが私で、どちらが奥さんか、お分かりでしょうか。




↑クリックすると拡大表示します。

庭の沈丁花がほぼ花開きました。
昨日までの暖かさで、ポップコーンのようなハジケっぷり。
中国名・・・瑞香
洋名・・・Daphneダフネは、ギリシャ神話の女神の名から。
3月23日の誕生花。
白沈丁花の花言葉・・・やさしい木、人工美

今日は本来の強めの匂いも雨に溶け気味、といった風情。
雨降りて匂い和らぐ沈丁花 (楓山人)

雉蓆

2008-03-16 21:13:04 | 花・見てある記
最高気温が20℃にもなった。
リビングのコタツがいかにもジャマな感じ。
なのにmari-sanは自分の洗濯の合間、合間にコタツにもぐり込む。
冷え性らしいのでしょうがないのかな。

私はといえばもうジッとしていられなくなり、またカメラぶら下げひとりで散歩。
去年の秋に小さな野イチゴが生っていた辺りに黄色い小さな五弁の花を見つけた。
これは、野草図鑑で調べて「キジムシロ」であろうと見当をつけた。
草むらの中に、決して背伸びすることなく、分相応の光を集めてやまぶき色に懸命に輝く佇まいを見せていた。

<キジムシロ>
日本全土の山野に自生している植物。
花は輝きのある黄色で、直径は約10~15ミリ。
葉が広がった形を、「キジ」が座るムシロに例えて、この名前がついたと言われている。
「雉蓆」、又は「雉莚」とも書く。
花言葉・・・特にない、または光り輝く、とあった。


↑クリックすると拡大表示します。

懸命に光を集め雉蓆 (楓山人)

竹田の子守唄

2008-03-15 11:31:12 | 青春のうた
赤い鳥 竹田の子守唄


B面は「翼をください」
CD屋さんに行っても、レンタルCD屋さんにも無く、この唄が差別絡みの唄ということで1990年ころまでいわゆる「放送禁止(自粛?)唄」であったことを知ったのはつい数年前のこと。
自粛が緩和された後も赤い鳥の復刻盤が発売されていない。(と思う)
多くの歌手がカバー曲として歌ったりCDをだしているのに。

************<子守唄と守り子唄>Wikipediaより**************

日本の民謡や童歌などで、「子守唄」とされる歌には、本来の子守唄(子供を寝かしつけるための歌」と、守り子唄(もりこうた)と呼ばれる唄とがあるといわれており、五木の子守唄は、守り子唄のひとつである。
守り子唄とは、子守をする少女が、自分の不幸な境遇などを歌詞に織り込んで子供に唄って聴かせ、自らを慰めるために歌った歌である。
かつて子守の少女たちは、家が貧しいために、「口減らし」のために、預けられることが多く、境遇は下女や奴隷とほとんど代わらなかったという。

************************************************************

「竹田の子守唄」は、<守り子唄>に相当する。

そして「放送禁止唄」
米国では放送禁止用語がたった五つしかないという。
日本にはおそらく数え切れないほどあると聞く。
日本の放送メディアにはまた多くの自主規制項目が存在すると言われる。

実は「放送禁止唄」というものはなく、ただ民放連が1959年に「要注意歌謡曲指定制度」というものを決め、これに各局が従っているだけのこと、べつに法律でもなんでもない。
公序良俗のためという名のガイドラインなのだそうである。
現実には次から次へと放送禁止や放送自粛規制枠を広げてきた。
いったんそうなると、二度とその歌は禁断のレッテルが貼られメディアのどこにもにあらわれなくなる。
そのレッテルは実はメディアの共同幻想に過ぎないのでは。
不適切なのは、唄に差別的表現が含まれていることではなく、差別があることを隠そうとすることなのではないか。
放送規制することで差別を受けている人たちの存在を隠すことが必ずしもその人たちを守ることにはならないかも分からないのに。

古くは「ヨイトマケの唄」や、私が過ごした青春時代の頃のフォークソングには禁断の唄がいっぱいあります。
本当に不適切な唄はあるのかも知れませんが、毒にも薬にもならない唄だけが氾濫する世の中が本当に健全と言えるのでしょうか。
これは唄だけではありません。
日本は本当に表現の自由、報道の自由、言論の自由が守られている国と言えるのでしょうか。

と、「竹田の・・・」を聞いて、こんなことを思ってしまいました。
そしてもう一度、米国には放送禁止用語がたった五つしかない...。

Paul Simon & Art Garfunkel/April Come She Will

2008-03-14 22:05:45 | アニバーサリー
Paul Simon & Art Garfunkel 1 - April Come She Will


再生PLAYをクリックすると、動画が開始。

あと二週間ちょっとで四月。
ん十年あまり前、S&G最盛期この「四月になれば彼女は」のギター伴奏をマスターしようと毎日夢中になっていたことがあったっけ。

今はもうとても...ギターの弦を押さえるのさえムリ!
でもとても懐かしい。
当時はこの歌詞にも思い入れるところがあって、のめり込んだ...。

S&G解散後9年目、セントラルパークでの再結成コンサート。
これを録音したテープはいつの間にかどこかへ行っててしまった。
月日はこうして過ぎてゆく、様々なものを置き去りにし、そして失いながら。
でも今はこうして、YouTubeで当時の映像を楽しむこともできる。

で、「四月になれば彼女は」
あと2週間すると、奥さんとの32周年目。
アニバーサリー、という。

以下、英(和)歌詞です。

 April come she will
 (4月になれば彼女はやってくる)
 When streams are ripe and swelled with rain
 (小川の水面が雨で満ちあふれる頃)
 May she will stay
 (5月にはここに住みつき)
 Resting in my arms agin
 (また僕の腕の中に眠る)
 
 June she'll change her tune
 (6月、彼女は気が変わり)
 In restless walks she'll prowl the night
 (眠れず夜をさまよい歩く)
 July, she will fly
 (7月、彼女は飛んでいく)
 And give no warning to her flight
 (行くなんて一言も告げることなく)
 
 August, die she must
 (8月、彼女は死ぬだろう)
 The autumn winds blow chilly and cold.
 (秋の風が吹いている、凍るように冷たい風が)
 September I'll remember
 (9月、僕は思い出す)
 A love once new has now grown old
 (あの時芽生えた恋も、今は枯れてしまった)

A.ガーファンクルの澄み切った高音、P.サイモンの纏うようなハーモニーと、ギターの伴奏がなんとも耳に心地よい。

Qちゃん、残念...!

2008-03-09 21:57:33 | 今日の事

「私の走りを見て、生活の中で“頑張るぞ”って思いを持ってもらえるようなレースをしたい」
レース前、こう語っていたQちゃん。
結果、トップから18分以上遅れ27位に終わった。
実況ではトップ争いから遠く離されてしまった彼女を映すことはほとんどなかった。
だから、彼女の走りを見て、何かを感じるすべはなかった。

レース後の記者会見では、高橋尚子は昨年8月に右ひざの手術をしていたことを明らかにした。
今後については「やりたいこともあるので、もう少し走らせてくださいと」と引退しないことを明かした。
最初から最後まで笑顔を見せつつ。

ネットでは、このレース中リアルタイムでコメントを書き込れるサイトがいくつかあった。
終盤まで彼女を応援するコメントがほとんどであったが、中にはやっぱり彼女に批判的な、ここまで人は非情になれるのかという書き込みがあったことも事実。
曰く「引き際が肝心だよ」、「もうあんたの出る幕ではない」、「清原や桑田とおなじで醜悪」
一時代を築いたアスリートにその終りに至って心無い批判が集中するのはよくあること。

人は何に感動するのか?
逆境に立ち向かって栄光をつかんだ者に対しては皆が感動、これは当然ですね。
しかし、人は栄光にのみ感動する訳ではない。
先日大阪国際で失速してしまった福士加代子がヨレヨレ状態でゴールに辿り着いた、そしてその時の笑顔に、私は感動した。
そして、そして今日...レース後のQちゃんの笑顔にまた、人がどう思おうと私は感動した。
自分は努力しましたという悲壮な表情にではなく...です。

Qちゃん、あなたにはやっぱり華がある。
その明るさ、常に前向きに、それで自分の努力の様を人に押し付けない。
この先あなたがどう行動しようと誰も批判するべきではありません。
4年後を目指すならまずは当分ゆっくりして、そしてスタートしてください。

今日の花:クロッカス(黄花) 別名サフラン
花言葉;青春の喜び 切望

十里の道駆け抜けて笑む黄サフラン (楓山人)
とりのみち かけぬけてえむ きさふらん

ちょっと無理に読ませ過ぎた句でした。

てんてこまい

2008-03-08 21:37:04 | デジ散歩
スギ花粉情報・・・非常に多い、という今日。
朝寝床にいる時から、鼻はどんづまり、眼はズルズルの真っ赤っか。
朝のお茶と一緒に鼻炎薬を。

昼過ぎには、大分楽になってきたので、カメラをぶら下げ散歩。
最初に目に入ったのが、ベロニカ(和名:オオイヌノフグリ)


<オオイヌノフグリ>
ヨーロッパ原産の植物で、1890年頃に東京に帰化した。
路傍や畑の畦道などによく見られ、早春からコバルト色の花を咲かせる。
春の訪れを感じさせる花の1つ。
花弁は4枚、雄しべは2本。

和名は果実の形が連想させることからとのこと、であるがそうでなければ、この花のイメージからはもっと可憐な名前がついたに違いない。
英名ベロニカ(聖女)

ベロニカの瞳映して青き空 (楓山人)

また家の周辺は白梅真っ盛り。
そして一か月ほど経過た仏の座はさらに広がりつつありました。


今晩は、昨夜少しだけの味見で終わった<秦野てんてこまい>をしっかり頂きました。
「釣りバカ日誌」(私は観たことはありません)に出演、秦野在住の中本賢さん命名の濁り酒です。
そして、ラベルの絵も氏の描いたもの。
名前も面白いし字体も味がある、イラストもね。
有機栽培で育てた酒米と丹沢名水を使って仕込んだ地酒、これは最高。


これはまさに、どぶろくです。
まだまだ若く発酵し切っておらず甘さもない、粕が溶けずに残って...その粕を噛みしめながら味わう。
こんな濁り酒は初めてです。
まさに昨秋から年末に仕込み、春に試す酒というべきか。

奥さんがふと漏らした言葉、...「濁り酒に合う料理ってなんだろうね」
ウーム...と私、直ぐには出てこなかったが、「ぬか漬けダヨ」と言った瞬間、奥さんは納得したように黙ってしまった。
ここ二、三年というものぬか漬けをやっていないから。
今晩の「小松菜の煮浸し」でもなかなかよかったんだけどね。

言い訳は妻にもありて春の酒 (楓山人)