平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

エコバッグの中

2008-05-31 23:27:42 | 
猫は箱の中、袋の中、押し入れの中など、せまいところいわゆる密閉空間が大好き!
高くて狭いところとなると勿論大大好き!!
暗いところも。
何かに触れながらもわが身を安全にして落ち着けるところ、という訳。
Booと追いかけっこのcheeが最後に行き着くところもそういったところ。

今日のCheeは朝から奥さんの買い物袋(エコバッグ?)に入り込んで落ち着いてしまった。
久々に「シャッターチャンス!」ということで早速カメラを向けた。
奥さんが脇から声をかけながら"猫の尻尾(オモチャ)"を使って顔をあちこちに向かせ、カメラマンの手助け!


「入ってる、入ってる!」
「後頭部って可愛い!」


「ホラ、コッチダヨ」
「上を向いたとこもいいよね」


カメラマンをじっと見る。


何回もあっち向けこっち向けで、飽きちゃったよッ、...と。

美味しんぼうどん

2008-05-31 22:44:05 | いつまでたっても料理初心者
お昼に食べたちょっとくどい目のラーメンの所為か奥さんがあまりお腹がすいてないと言っている。
では、夕食はさっぱりうどんにしようということで、以前にコミック"美味しんぼ"で見て自分でも試したことのある「美味しんぼうどん」にしました。

<材料>
・ネギみじん切り
・針生姜
・すりごま
・梅肉


他に
・削り節
・とろろ昆布
どれも多めに、特に削り節はウッソ~、というほどたっぷり。
コミックで見た以外に用意した具も加えています。

茹でたうどんにこれらを載せ、上から醤油またはめんつゆを適当量かけまわし、その上から熱湯をひたひた程度に。
後はひたすらかき混ぜながら、音を立てつつ啜り込む!!


これが、馬鹿に簡単で、ほんまかいなと思うほどうまい!
と、自分では思ったが、
奥さんは「さっぱりしてていいね」
mari-sanは、無言ながら全部平らげた。

反応がいまいちではありましたが、まあ合格点ということで。
このレシピは量的にはすべて多目または適当量にという、誠に以っていい加減(良い加減)というファジーさがポイントであります。
皆食べる人それぞれの好みでそれこそ適当に、というのがミソです。

そうそう、醤油のかわりに味噌もいいかも。(試して見たことないけど)
具も基本的には出汁が出るものであればなんでも良く、山菜や若布なども...。

そして、
<焼き茄子>
なすを1cm程度の厚さに切り皮の部分に切れ目を入れる。
フライパンで多めの油を熱し、茄子を焦げ目が付く程度に焼く。
皿に取りおろし生姜、醤油をかける。


と、今晩はごく簡単なものでしたが、6時半に始めて終わったのが8時。
手際が、手順が悪かったのか、二人を待たせてしまいました。
茄子を焼くあたりで、見かねた奥さんが手助け。
あと奥さんが合間に作った野菜サラダ、というのが今夜の我が家の夕餉。



先週の散歩コースにもう一度行って少しだけ取ってきた野苺を食後に。



●野苺の不揃い紅くほの甘く 楓山人

のいちごのふぞろい あかくほのあまく
野苺、夏の季語です。

奥さんは「甘い!」と言ってましたが、粒ぞろいという訳にもいかない所為か、私にはそれほどでもなくむしろ少し青臭くもありました。
一番左のは奥さんが取りました。(これが甘かったのかな)

初夏の裏山

2008-05-25 21:47:11 | デジ散歩
午後になって雨が上がったので昼食後、腹ごなしということで奥さんと裏山を歩いて見ました。

歩き始めて早々に奥さんが奇声をあげました。
なんだ、なんだ?...と寄って見ると...

<キーウィの花>
すぐ裏のキウィー畑に花が咲いている。
妻「キーウィの花って、初めて見たよお!」
私「へぇ~、ホントだ!」
妻「このあと実が成るんだね~」
私「それは順序としてそうなるよねえ」
と、あったり前のことを...。


続いて
<ビワの実>
ビワがここにあったなんて...
これも初めて知りました。


<蛇苺>
これがそうなのか~...。


<桑の実>
どれもこれも、奥さんに教わらなければ分かりません。


<ジャガイモの花>
「ここは何の畑?」「ジャガイモ畑」
だから当然、ジャガイモの花。


<ミカンの花>
ミカン畑なので、これも当然のこと。


<石榴の花>
これも初めて見ました。
教わりました。


<銭葵の花>
これは先日、なんの花でしょうかと問いかけたもの。
奥さん曰く「葉っぱの形から見ると、葵の一種だよ~」
で、ネットで調べたら「銭葵」ということが判明しました。

【ゼニアオイ】
銭葵と書く。
江戸時代に中国から渡来した帰化植物。
ゼニアオイの「ゼニ」の由来は、花の大きさが五銖銭(ごしゅせん)と同じ大きさというところから銭葵(ぜにあおい)と呼ばれるようになったといわれる。

●山歩き妻に教わり銭葵 楓山人
やまあるき つまにおそわり ぜにあおい
銭葵、夏の季語です。

奥さんの草花木に関する、なかなかの知識のそしてそれなりの程度の深さを垣間見た次第であります。

紅白はつか大根

2008-05-25 20:30:18 | 野菜はいかが...
4月に播いた種の「紅白はつか大根」
結構成長してきました。
待ちきれなくて3個ほど抜いて見て...


試食して見ました。
肥料も何もなくて、充実した根とは言えませんが、塩モミしてほんの少し白だしを加えて。


これが結構いけるのです。
もっとたくさんあれば、お茶漬けにもいいし、マリネなどの彩りにもよさそうです。


麺類同好会

2008-05-24 15:24:02 | いつまでたっても料理初心者
今日のお昼は”ぶっかけ冷やしそーめん”
我が家の休日のお昼は麺類というのが多いんです。
奥さんも私も麺類同好会の会員。(同好会の本部は我が家に在り)
娘のmari-sanはそれほど好きってこともないので、"またあ?"という顔をしますが、お構いなしです。


<ぶっかけ冷やしそーめん>(三人前)
・茹であがったそーめん(4束)を水洗いした後氷水で冷やす。
器に取り分けめんつゆをひたひたにかける。
・薬味
 ミョウガ・・・1個(薄切り)
 小ネギ・・・3本(みじん切り)
 大葉・・・3枚(糸切り)
・ミニトマト・・・6個
・天ぷらセット(スーパーの総菜コーナーでget)
・とろろ昆布・・・適当量
以上を適当にトッピング。
あとはひたすら、ズルズルと派手に音を立ててかっ込む。

そーめんがなくなる頃、お腹が思いっきり膨れていることに気づく。
あぁ、また食い過ぎたぁ~!
やっぱり1束多かったなあ!
(もっと早く気づけよ!!)

すいかずら

2008-05-23 22:52:08 | 花・見てある記
会社の帰り、久々にまだ少し明るい時刻。
用水堀の傍らに、”スイカズラ”らしいのを見つけ早速Shot!

帰宅後図鑑で調べるとやはり「吸蔓(スイカズラ)」でしたね。

<吸蔓>
読みはスイカズラ。
忍冬とも書き、読みはスイカズラ、ニンドウ。
 忍ぶ冬・・・冬でも寒さに耐えて葉を落とさないことからか?

花の色が白から黄に変化していことから中国では「金銀花(キンギンカ)」と呼ばれる。

今日はもう夕刻なので黄色に変化したあとでしょう。

●忍冬に眼薬を売る裏家かな 正岡子規

●蚊の声す忍冬の花の散るたびに 与謝蕪村



巨匠に並ぶべくもありませんが...

●忍冬やその色変へし夕間暮れ 楓山人

にんどうや そのいろかへし ゆうまぐれ
忍冬は夏の季語です。


畑の傍に名前の分からない花が咲いていました。
二つともちょっと色合いが違いますが同じ花でしょう。
通勤途上の畑の道に毎年咲く花なのですが...。



どなたかこの花をご存じでしょうか?

花ぐるま、風ぐるま

2008-05-18 21:51:04 | 花・ガーデニング
ガーベラは女性がもらって嬉しい花の第2位を占め絶大な人気があるそうです。
和名は花車(ハナグルマ)
昨年の今ごろ買った時はもっと赤っぽかったのが、別の鉢に植え替えたのがいけなかったのか、色が若干褪せたような気がします。

レタッチソフトを使って以前の色に近くしてみました。

●花ぐるま植え替えて色褪せにけり 楓山人

はなぐるま うえかえて いろあせにけり
花ぐるま、夏の季語です。

奥さんがガーデニングで凝っているものが約二つあります。
クリスマスローズとクレマチスです。
クリスマスローズはもう終わっていますが、クレマは今が盛り。
5月6日に載せたのと合わせて今、3種類かな?(もしかしたらもうひとつくらいあるかも)
昨日写真を撮ろうとして蔓を弄っていたら蕾を持っていたところから折れてしまって、きつく叱られてしまいました(^^ゞ



<クレマチスその1>
6枚の花びら(ガク)でこれが"鉄線"



<クレマチスその2>
8枚の花びら(ガク)で"風ぐるま"

鉄線も風ぐるまも花と見えるのは本物の花びらではなくガク片が花の姿をしている。

俳句
●蔓はなれ月にうかべり鉄線花 水原秋桜子

赤い鳥/竹田の子守唄

2008-05-17 20:48:23 | 青春のうた


今年の三月、赤い鳥の「竹田の子守唄」について書きました。
もうずっとこの曲を聞けなくてなかば諦めていたのですが今日ひょんなところ(スーパー?のワゴンセール)でCDを入手しました。
マイナーレーベルでのベスト版ですが昔聞いたそのままの音です。
他に「翼をください」「忘れていた朝」「赤い花白い花」など懐かしいのがいくつも。

旧友に出会ったような思いがけない嬉しさ、...とでもいうのでしょうか。

繰り返し聞いていたら3回目には家族に煩がられました。

白玉善哉

2008-05-17 16:06:11 | 今日の事


最近甘いものから遠ざかっていた所為でしょうか急にお汁粉が食べたくなったので台所の収納庫を漁っていたら白玉粉を見つけたので白玉ぜんざいを作ることを思い立って...。

1.ボウルに白玉粉150gに水(150cc)を少しずつ加えて耳たぶ位の固さになるまで捏ねる。
(水を少しずつというのがポイント。捏ねるのは結構力が要ります)
2.適当な大きさに丸める。
(直径2cmくらいがよいがあまり気にしない...今回は気にし無さ過ぎた)
3.沸とうした湯に入れて茹で浮き上がってきたらさらに1分ほど茹で氷水でしめる。
(冷たいほど良い)
4.器に盛り冷やしたあずきをかけて完成。
(冷え冷えが良い)

見た目も繭玉のようで絹のようななめらかな食感がなんとも言えず噛まなくともそのまま喉を滑って落ちていきそうなところがちょっと感動的でさえあります。
冷えてるというのもポイントです。
冷えたあずきを、「これでもか!!」「ウッソ~!!!」とばかりにかけまくって...甘すぎもたまにはいいでしょう。

"ぜんざい"は"善哉(よきかな)"とも書く、...やぁ~、よきかな、よきかな。

今日はシンプルにあずきで頂きましたが、フルーツ、黒蜜、あべかわ、などなど様々なバリエーションがあって糖分摂取過多に注意すれば楽しいレシピがいくつも考えられそうですね。


白玉や窓あけて庭ながめけり 楓山人

しらたまや まどあけて にわながめけり
白玉は夏の季語です。

月の土地を

2008-05-11 16:13:25 | 今日の事
昨年に続いて今年もムーン・ダストをMother's-Dayに購入。
薔薇と同じく元来青い色素が存在しないというカーネーションに、他の青系の花から遺伝子組み換え技術によりつくられたもの。
見た目は和紙で作った造花に似ている...。

●「ムーンダスト」の由来・・・“月の光のようにやわらかな包容力のある花に”との思いをこめた名前。月は豊穣、生産の象徴で、母性、やさしさ、包容力を表す。
●花言葉・・・“永遠の幸福”





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ムーンダストをネットで検索していたら、「月の土地購入」のサイトに当たった。
1エーカー(約1200坪)の広さが、2,700円(1エーカーと言うと、サッカーグラウンド1つ分に相当)で、一人で何エーカー購入するもOK。
月の土地がこんなに安く買えるなんて、...実は以前から宇宙のどこかの星に土地を持ちたいと思っていた私。
いつか購入してみたい!!

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それはそうと娘のmari-sanは相変わらずこういったときに何かプレゼントを考えるということをしないが、一緒にプレゼントを、ということで話を合わせておきました。

花言葉娘と添えてカーネーション (楓山人)


そして、今年の1月に苗木購入した薔薇「メアリーローズ」が5,6個ほぼ一度に咲きました。
やはり肥料が少ないためか、咲き方がいま一つ美しくないような気がします。
でも、香りは確かに昔を思い出させる懐かしいいかにも薔薇らしい香りです。




カーネーションのアレンジメントの他に、いつも私のデジカメを借りたり携帯電話のカメラばかりなので、デジカメをプレゼント。
私のはもう4年になるので、性能や機能は遥かに上をゆく。
軽さや使い勝手も...。

明日から、奥さんは5人の姉(実に9人兄弟姉妹)たちと伊豆旅行へ行くので丁度いい、と気に入ってくれた様子。

昨日から「愛鳥週間」
最近は蜜柑をやめてパン屑や残りご飯とかなので雀、ハト、カラスしか来なくなりました。
今日は二羽のハトを撮りました。
彼らは夫婦でしょうか?
ブラインドを下してないと鳥さんたちは寄ってこないので、ブラインド越しに。

猫と、休日の朝

2008-05-10 21:39:06 | 



<Chee on the cushion>



休日の朝6時半頃になると、必ず2階の寝室にやってくるChee。
布団の上に乗ってきて私の腰のあたりに落ち着く。
この重みは結構なもの。
体重ではもはやBooに追い越されてしまってはいるがズシッとくる。
一週間の疲れが腰に来ている時には、マッサージ的な効果があったりもして、悪くない心地。

平日私はは5時半には起き、6時半過ぎには家を出る。
Cheeは出かけた後、毎日2階の寝室に来て寝ている。
Chee用に用意したフカフカクッションで。

休日だと、まだ私が寝ているので私の布団に乗ってくるという訳。
手をのばして背中から首のあたりをナデナデ&モミモミしてやるとすぐにゴロゴロ言い始める。
しばらくこのようなことでCheeとスキンシップしていると、Booがやってくる。
相変わらず二人の仲は良好でない。
Cheeは一瞬緊張状態になるけれど、私が構わずさわってやっていると、また緊張がゆるんでゴロゴロ言い始める。
こうした20~30分間が休日の朝という開放感と相俟って何とも例えようのない至福の時...。
こうしてこのあと私はリビングへ降りて行く。
Cheeはこのまま睡眠へ移行し、Booは私の後を付いてリビングに。

猫は食べること以外に特にすることがなければ寝る、という動物らしい。
ノラは自分の食を確保するためにその時間を費やすが、それ以外は安全と思われるところでひたすら寝る。
飼い猫は餌を探す時間がないので必然的に睡眠時間は多い。
寝る時間の多い猫ほど幸せなのだろうか。
きっとそうなのだろう。

リビングには6時過ぎに起きだしてテレビを見ながらお茶を飲んでいる奥さんがいる。
CheeとBooにはすでに朝ごはんをあげた後。
今日の天気はどうのこうの、今日はどこどこに出かけなければ、日本の政治は経済は世相は、松井はイチローは、なんだかんだなどと話しながら私もお茶を啜る。

...休日の朝、そして一日は大体こんな風に始まる。

にゃんこのぶろぐは  http://ef0328.exblog.jp/

蕗と筍と若布の煮物

2008-05-06 21:23:46 | いつまでたっても料理初心者

<フキとタケノコの煮物>
①フキ
 ・1 束(10~12本)をまな板でゆで鍋に入る長さに切りそろえ全体に塩をふり塩がとけるまで板ずりする。
 ・塩がついたまま熱湯で2~3分ゆで、水に入れ粗熱が取れたら端から筋をむき、3~4cmの長さに切る。
②タケノコの水煮
③ワカメ
④だし汁
 ・だし汁300 ml・・・薄口醤油、だしの素、酒、それぞれ適宜。

④を煮立てたところに①と②を入れ15分ほど中火で煮る。
③を入れ2~3分煮る。
基本的にグツグツ煮ないのがコツ。

煮上がったら器に盛る。(写真)

※ここでもしあればですが、木の芽を水洗いし水気を切って手のひらに置きポン!と手のひら同士でたたいて(空気でたたくような感じで)香りを出してから添えるとよい。(今日はなし)

●ひとこと
・醤油を入れない方が、フキの色が良く仕上がる。
・フキに塩をふり板ずりすると筋が簡単に剥けるということだったのに、全くそのようなことがありませんでしたが、何か手順が悪かったのでしょうか。

夏は来ぬ

2008-05-06 13:06:11 | 季節のこと
夏は来(き)ぬ


立夏の昨日のはっきりしないとは違って今日は初夏の陽気。
まるで真夏のような強い日差しを受けて庭の花もより鮮やかさが増して来た、という感じ。
我が家に卯の花はありませんが気の所為か何の花か知れず匂ってくるような気がします。
さっきまで家中を五月蝿く駆け回っていた猫も静かになって。
そうか、「五月蝿く」というのは五月の蝿、と書くか...と、今更ののように。

※ついでですが、この5月でChee猫は7歳、Boo猫は1歳になります。

「風薫る」という季語は夏を通じて使えるといわれますが、やはり初夏に相応しいのかなあと思います。



<クレマチス>
蔓植物の女王といわれます。
6枚ものは「鉄線」中国原産、8枚ものは「風車」日本原産、だそうです。

クレマチス気儘に蔓を絡めたり (楓山人)
くれまちす きままにつるを からめたり
クレマチスの季語は夏。

皇居雨中撮って歩記<2>

2008-05-05 15:39:00 | デジ散歩
天候は曇り、時折かすかに小雨の今日は「立夏」
この日から立秋の前日までが夏、春分と夏至の中間にあたる。

昨日(5/4)に続き、皇居東御苑の散策記「草花樹編」をアップ。
(アイウエオ順)
5/6に写真の下にコメントを書きました。


<アヤメ>
アヤメ科。
いずれがアヤメかカキツバタ。
見分け方はネットでいろいろ紹介されているがいまだに不明確。


<エゴノキ>
エゴノキ科。
白い花が咲きとても清楚。


<カエデ/緑の影絵>
カエデ科。
苑には様々な葉の形をした種類のカエデがあちこちにあり、紅葉時期には素晴らしい様相を呈すると思われる。


<シャガ>
アヤメ科。
白っぽい紫のアヤメに似た花、漢字で「射干」と書くことがある。
別名「胡蝶花」


<竹の秋>
筍の育成に養分を注ぎ込むため葉の色が黄ばみ、秋の様相を呈するので「竹の秋」といい、陰暦三月の異名でもある。


<成長した筍>
もうタケノコとはいえないか?


<タニウツギ>
スイカズラ科。
淡紅色の色彩が優しい。
別名「ベニウツギ」


<チゴユリ>
ユリ科、稚児百合。
緑がかった白い6弁花。
花ががたくさん並んでいる姿を「稚児行列」に見立てて命名。


<トチノキ(花序)>
栃、橡、栃の木、トチノキ科。
ヨーロッパ産のセイヨウトチノキがフランス語名「マロニエ」として知られる。



<バイカウツギ>
梅花空木、ユキノシタ科。
花弁は通常4枚、他のウツギよりはるかに大きい。
種類によっては非常に強い香りがあったり、雄しべが花弁化して半八重になったりする。


<ハクサンボク>
スイカズラ科。
別名をイセビと言う小さくて白い花。


<ヒメウツギ>
ユキノシタ科。
姫空木。
枝先に白色の花をやや下向きに多数。


<フタリシズカ>
二人静、センリョウ科。
茎の先に小さな白い花を付ける。
和名は静御前、亡霊の舞姿に例えたものという。


<ホウチャクソウ>
宝鐸草、ユリ科。
宝鐸とは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴(風鐸)のこと。


<ヤブデマリ>
藪手毬、スイカズラ科。
大きな花に見えるのは装飾花(無性花)、それに囲まれた小さなつぶつぶが、本当の花(両性花)。

以上、奥さんのも借りて掲載しました。
中でも印象深かったのは、まず空木。

ウツギ(空木)別名「卯の花」は卯月(旧暦4月)に咲く花を意味する。
茎が中空のため空木と書く、というが「卯の花の木」→「卯の木」→「卯つ木」となって「空木」の字を当てた、というのが妥当か。

卯の花に誘われ来て雨の苑 (楓山人)
うのはなに いざなわれきて あめのその
季語は卯の花、初夏。

降る雨に匂いうつして花空木 (楓山人)
ふるあめに においうつして はなうつぎ
季語は花空木、これも初夏。

そして竹林の筍。

筍の早や背の丈越しており (楓山人)
たけのこの はやせいのたけ こしており
季語筍そして初夏。

皇居雨中撮って歩記<1>

2008-05-04 14:08:27 | デジ散歩
奥さんの連休初日、是非にということで雨予報にもめげずに出かけました。
メインは"皇居東御苑散策" 予報適中の雨風中散策。
入苑料無料。
皇居には本当に珍しい草花樹木が豊富、これをカメラに納めずして何とする、とリキんでも闘志は虚しく空回りで、ピントもアングルもズレまくり。
雨風の中で傘をさしての撮影はことのほか集中力を削ぐもの。

以下、皇居東御苑/雨の中撮って歩記(あめのなかとってあるき)

皇居東御苑は、旧江戸城の本丸と二の丸、三の丸を中心とした、面積約21万平方米の一帯。
明治初期には東京鎮台工兵作業場等に、皇居造営後には宮内庁の書陵部と楽部の庁舎、馬場、内親王の呉竹寮などに使われていた。

戦後昭和35年閣議決定により皇居附属庭園として整備開始、昭和38年国の特別史跡に指定され昭和43年から開苑となった。



「大手門」9:27am
旧江戸城の正門で、明暦の大火で焼け1956年に再建。
明暦の大火は別名「振袖火事」で有名。(下線をクリック)


<渡櫓門>9:29am
大手門を入ってすぐの第二の門。
昭和20年の戦災で焼け、昭和42年に復元工事で再現された。


「三の丸尚蔵館」9:48am
ここから庭園の向こうに霧雨に包まれたパレスホテルなどの高層ビルなどが見える。


「同心番所」10:10am
大手門から入城した大名が最初に通る番所。
与力同心が詰めて警護にあたっていたところ。


「百人番所」10:10am
約50mもある長い建物。
常に100人の同心が、昼夜警備に当たっていた。


「大番所」10:15am
他の番所より格上で、位の高い与力同心が詰めて警護にあたっていたところ。


「二の丸庭園-1」10:45am
二の丸庭園:徳川家光の命令で小堀遠州が作ったという回遊式庭園を復元。


「二の丸庭園-2」
ツツジはほぼ終わり。
最盛期には一面真っ赤に覆われる。


「諏訪の茶屋」10:55am
明治45年に吹上御苑に建てられたものを東御苑の整備にあたり移築された。


「都道府県の木の石碑」11:02am
都道府県の木:昭和43年東御苑の整備・公開に合わせ各都道府県から寄せられて植樹したもの。


「平川門」11:10am
江戸城の艮(うしとら)の方角(東北)、即ち鬼門にあたるため「不浄門」とも呼ばれ城内の死者や罪人を出す特殊な用途の門でもあった。
「御局御門」とも呼ばれ大奥女中の通用門としても使用された。
元禄14年の浅野内匠頭、正徳4年の江島などもこの門を出た後に処罰を受けた。


「平川濠」11:15am


「梅林坂」11:20am
本丸と二の丸をつなぐ梅林がある坂。


「北桔橋門(きたはねばしもん)」11:27am
江戸城本丸防御の為に、橋をはねあげて遮断し、周辺の堀も深くなっている。


「天守台跡」11:29am
江戸城の天守閣は慶長12年に完成。
金色の鯱を載せた日本最大の5層の天守閣であった。
明暦3年の大火で焼失した後は再建されず、基礎石である石垣だけが残った。


「本丸跡地」11:38am
江戸城の本丸のあった場所で一周500mほどの芝生となっている。


「松の廊下跡-1」11:48am
元禄14年3月14日赤穂藩主浅野内匠頭長矩が殿中で刃傷沙汰を起こした場所。


「松の廊下跡-2」
障壁画に「松と千鳥」を主題にした絵が描かれていたことから「松の大廊下」と呼ばれていた。


展望台から見た「白鳥濠」0:12pm
少し向こうに汐見坂。
更に遠くに毎日新聞社屋が見える。


「汐見坂」0:35pm
昔この坂から海が見えたのが名称の由来。
かなりの急斜面。
このころやっと雨が止む。


北桔橋門を出たところに「乾濠」1:15pm

大まかには以上のような順序でコースを回りました。
苑内の草花木はまた明日以降とします。

ちょっと(イヤ、かなり)後悔しているのは東御苑とは別の、桔梗門→坂下門→宮殿東庭→二重橋→宮殿→宮内庁舎のコースに気が付かなかったこと。
いつかはぜひ。