平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

海外出張、中国のこと<その2>

2007-05-23 22:45:43 | 海外関係
続編です。
今回、現地工場の中国人スタッフといろいろ話す機会がありました。
その時、そして約一週間滞在して感じた中国人の良いところ、優れているところを書いてみます。
・頭がいい、語学センスがある・・・通訳担当の日本語の上手さは驚き
・生きると言うことに一生懸命、商売が上手、たくましい・・・世界中に華僑がいる
・ハングリー精神旺盛・・・日本人が忘れてしまった
・家族、親族、同地域出身者、友達の結びつきが強い・・・これも最近の日本人には希薄
・親切、やさしい・・・これも
・自分の思ったこと感じたことをはっきりと意思表示する・・・これは日本人に最初から欠けている
・人よりも何倍も喋って我が意を他人に説得し努力する・・・通訳してもらうと明らかに私が喋っていること以上のことを訳して喋っている
・物事にこだわらない、マイペース
・食材が豊富で安い、料理が美味しい・・・これは今回十分に味わって帰りました。

と言うように、彼らは我々日本人に無いまたは日本人が無くしてしまった気質、優れた部分を多く持っているように感じられます。
中央と地域の格差が無くなり、一部の人間に富や権力が集中することが無くなり、国際感覚が身に付いた時の中国は、もしかしたらアメリカを遥かに凌ぐようになると思います。
そうなれば、前回書いたような中国人或いは中国のの良くない面と言うのは徐々に是正されて行くような気がします。

その時には、どこかの知事のような訳の解らない暴言を吐いたり、しつこく歴史問題を持ち出したり、反日感情を煽ったり、という政治家がいなくなり、お互い偏見の無い国民レベルでの真に友好な関係が出来上がると良いと思います。

以上で、今回の報告を終わります。

海外出張、中国のこと

2007-05-20 16:49:23 | 海外関係
5/14から中国珠海へ出張で、昨夜遅く帰って来ました。
中国は初めてです。
特に珠海は香港経由のコースなので香港への入出国手続きが必要。
香港は中国に帰属したとはいえ今でも別国と同じ。

珠海について(じゅかい、ジューハイ、Zhuhai)
・中華人民共和国広東省南部の地級市(地区クラスの市)
・マカオ特別行政区に隣接する経済特区
・陸地面積1,653平方キロ
・人口は2002年に120万人という記録があるが、今では180万人とも言われている

かっては広東省香山県(のち中山県)の農村であったが、1953年珠海県となり、1979年3月5日一挙に地級市(地区クラスの市)に昇格した。
1981年に深圳、汕頭、アモイとともに経済特区に指定され、以後多額の外国投資を集めて目覚しく発展した。マカオと隣接していることから、マカオ資本主体で開発が行われてきた。
住民は中国内陸各地から移住しているが統計資料によると湖南・湖北・四川の順で多い。

中国本土から特別経済区・珠海への入境は厳しく規制されていたが2007年現在においては、第二国境は事実上廃止されている状況。
人口が急増しているのはそのためで、街中到る所にアパートが林立。


車の数も比較的多く、メインストリートはラッシュの時間帯になると、中国国民の気質を表したような、譲ることをしない車で溢れかえる。
それほどラッシュでなくたって、車間距離は空けようとはしないし、少しでも前に進むために車線変更をしょっちゅう。


横断歩道はあるにはあるが、車は一時停止などはしないのであっても意味なし。
信号が少なく、3~4車線ある車道を多くの人々が横断歩道でないところを横断する。
日本みたいに“皆で渡れば怖くない”式とは全く違う。
市民は慣れっこだけど、我々から見ればこれはかなり命懸け。

信号がない交差点のど真ん中ででタクシーと乗用車が接触事故を起こしたのを目撃しましたが、もう収拾付かない状態。



しかし、やはりいかにも中国の広大な土地の所以と思わせる3から4車線の道路が多い。


珍しいなと思ったのは“マンゴーの街路樹”があったこと。


そして、人口が増えているのに供給が追いつかないせいか、5/16,17,18と停電がありました。
この今月になって暑い日が続いており、全市的に節電のため電気を止めるとのこと。
5/16は、停電があるので監査(今回このために来ている)を早める様に要請されたり、5/17は数十分暗い場所で監査したり、5/18はとうとう全面停電で業務ストップ。
強制停止するのは、当局が節電を呼びかけたとしても、きっと“みんなのものは自分のもの”とばかりに、応じないせいかも分かりません。

そういえば、中国・香港はニセモノ海賊版横行自由化地帯ですが、これもきっと“みんなのものは自分のもの”という精神なのでしょうか。
正確に言えば、著作権という「目に見えないもの」を財産として扱う考え方が浸透していない、ということでしょう。
元々、中国人は中国が世界の中心にあるという考えがあり、これが“中華思想”というものです。

今後、中国の特権階級が金儲けをやめて、中国全体がもっと豊かになり、世界にもっと目を向けるようになれば、モラルも向上するだろうし、人権の重要性も理解することになると思います。

中国人を雇用している現地日本人マネージャーの仕事の大部分は人事管理で、最大の問題は離職率が月平均12%ということ。
この統計が日本ではまずあり得ない数字だと解るでしょう。
これもやはり中国がまだまだ豊かではない証拠でしょう。

これはホテルの冷蔵庫にあった、飲料。
宿泊したホテルは当地ではそこそこ上位ランクで、これらは全て中身は本物だったようです。


今回は勿論仕事で来ているので通過点の香港は観光の要素なし。
帰国の日、香港は雨でした。


最後に、CATHAY PACIFIC AIRWAYS(國泰航空)の客室乗務員。

Mother’s Day

2007-05-13 13:09:35 | 花・ガーデニング
花屋さんで、薄紫のカーネーション切花を買いました。
店のヒトは、“これは今話題の.....”を連発してましたよ。

“ムーン・ダスト”について。
サントリー社が、オーストラリアのフロリジーン社と提携し開発した青色のカーネーションで、遺伝子組み換えによりペチュニアの青い色素の遺伝子を導入した。
すべてをやさしく包み込む月の光をイメージしてつくられたことから「ムーンダスト」と名付けられた。(ネットから引用)

ウチは、娘のMARI-SANはあまり母の日とかのアニバーサリィ関連にあまり力を入れないタイプで、主に私が代わりを務めてます。
今日も、友達とどこかへ行っちまいました。

明日から私は、中国珠海に一週間出張です。
危険区域ではないのでその手の心配はありませんけれど、目的が監査なので観光気分は皆無...気が重いったらありません。
やっぱり海外は、旅行でないとね。

花画像とは関係なく、中国の国花、牡丹で一句。
海越えて 風にかほるや 白牡丹

今日のChee&Boo

2007-05-13 11:39:31 | 
Cheeは大分馴れた、といってもBooが起きてみゃあみゃあ言っているときは二階に行ったりで、近寄ろうとしませんね。
いくつか行動に変化が出ていて、Booが来るまで滅多に入らなかった小屋に入るようにもなりました。
本当に馴れるまでには、まだまだの模様ですが、最初はいくら話しかけても撫でてやってもゴロゴロ言わなかったのが、昨日から控えめながら言うようになって来ましたよ。

Booも大分顔として纏まりが出てきた様子。
でも、鼻と口の周りはクロで、いわゆる熊五郎顔、不細工顔はこのとおり。
手足はまだやたら細く、ミルクはよく飲むけど体重はあまり増えず、今210g。
歩く姿は後ろ足ガニマタでヨロヨロ。

夏になったころにはきっと仲良くなっているかな、と言うことで一句。
真夏日の 真昼の木陰に 猫二匹

たのしみですう

2007-05-12 11:08:51 | 野菜はいかが...
プランター菜園のその後。
けごんの滝(ササゲ)、房なり茶豆が芽を出しました。
早いもんですね、種まき後10日ちょっとです。
二本芽が出ているのは抜いて別植えにしないといけません。
近々にやろうかと、...。

麦酒のつまみに取れたたての茶豆...で一句
初物の 茶豆のかおり 酒うまし

Boo登場

2007-05-10 22:05:40 | 
今のところ、今年一番のビッグニュース!!
我が家に新しい家族が出来たようです。

奥さんが働いている保育園の裏庭にノラニャンが産んだ仔猫一匹を我が家で引き取ることになったらしい。
推定生後5、6日?の♂。
まだ目もろくに見えてないかも知れません。

災難なのはCheeです。
ひと目みるなり、ひと声「フゥーッ!!」だって。
それ以来落ち着かないばかり...とのこと。
そりゃあ、そうだろう。
以前Cheeが我が家に来た時のTomの再現だよねえ。
あの時以来、Tomはちょっとおかしくなってしまったんだから。
私は大反対でしたが、奥さんが飼うと決めたのだからもう、仕方無い。
明日からどうなることやら。

ところで彼の容姿ですが、私がひと目見た限りでは、かなり不細工...“ブス”
と言うわけで、今のところ、名前はBoo(ブー)です。

こうなったら、Cheeは早く馴れてもらいたいだけ。

雨の日に 生まれて間もない 猫登場

スズラン開花

2007-05-06 21:55:01 | 花・ガーデニング
明け方5時ごろ、気が付いたらチーニャン我が布団の足元でズシッと爆睡中?
チーニャンはもう90%以上回復した模様。

窓の外を見れば、GW最終日は雨模様。
夏日が多かったこの一週間をほぼ半そでTシャツで過ごしたのに、今日はそういうわけにもいかず、長袖トーレーナーを探す。

庭に出てみれば、裏庭のすずらんが、鈴なり。
季節は確実に初夏に向かいつつあり。

すずらんを 雨より守りし 古き軒

タイチョー、カイフク?

2007-05-05 20:09:30 | 

今日は朝から、タイチョーフリョーだったニャン。
オカンはいやがるアタイをムリクリ車に乗せて、医者につれていったんヨ。
医者は、とくに問題はなさそうだが何か心当たりがあるか、と聞く。
オカンは、ネコカンのちょっと古くなったのをあげたカモ、...と。
アタイは、あれは古かったンかい?どうもマジィなと思ったぜ、...。
でもって医者は、夕方まで絶食させ、様子を見てこれを、とネコカンとクスリをだした。

夕方ころになると、もう腹ヘリまくり、オトンに“スリスリ”してサイソクしたら、あのエタイの知れんネコカンを、ほんの少し。
いくら、医者が茶さじいっぱい位、と言ったってこんナンで足るわけ無いじゃろうが、...しかもなんともなじめないこのにおいはナンじゃ...ニャン。
で、おサラを手でのけて、もいちど“スリスリ”、で足をオトンの足にのっけてスキンシップ。
そしたら、オトンはアマイもんだからすぐにいつもの、カリカリフード・フリスキーを。
やっぱりほんの少しだけだったけど、アタイは待ってました、とばかりにくらい付いたニャン。
それがこのフォトニャン。

で、もうなおったかって?
ときどきちょっとへんなカンジになるので、リビングをかけ回ったりするけど、まあダイジョウブかなニャン?

それでもって、きょうのオトンの駄句はなしだぜえ。
...おわりだよ!

ピーエス。
こないだのみょ~な関西弁はイマイチな評判だったので、いつもどおりにしてみたジョ。


どうだんつつじ

2007-05-04 14:45:15 | 花・ガーデニング
昨日芦ノ湖野草公園で、3株も買ってきたどうだんつつじを、庭に地植えにしました。

●灯台躑躅:岩しだれ(右上)
●紅更紗灯台躑躅(べにさらさどうだんつつじ:左下)
●口紅更紗灯台躑躅(右下:くちべにさらさどうだんつつじ:右下)

<更紗灯台躑躅のメモ>
・4月から5月頃、小さな釣鐘形の花が下向きに咲く。
灯台(どうだん)躑躅より半月ほど開花時期が遅い。
・秋の紅葉がきれい。
・名前は、花の色が”更紗模様”に似ていて、形が灯台躑躅似ている。
花のサイズは灯台躑躅よりも大きい。
(”更紗模様”= 濃いピンクの縦じまが入る模様)
・「更紗満天星」とも書く。

紅更紗灯台躑躅と口紅更紗灯台躑躅は蕾があって、もうじき開花しそう。
灯台躑躅(岩しだれ)のほうは蕾が無く、まだ若そうで来年に期待。

どうだんの まだ見ぬ紅に 春惜しむ

しゃくなげ、ガンバル

2007-05-03 22:06:00 | 花・見てある記
またまたお約束の箱根ぶらり旅です。
今日は、芦ノ湖畔山のホテル。
1947年創業、というからまだ終戦後間もなくだった訳です。
芦ノ湖と富士山を臨む箱根屈指のクラシカルホテル、というのがキャッチ・フレーズ。
折りしも、つつじしゃくなげフェア2007開催中。
300株あるというしゃくなげは、なかなか見ごたえがありました。
しかしながら、つつじはまだほんの少しだけで殆どが葉や蕾。
庭園見学料金800円は取られませんでした。
私「これじゃあお金は取れる訳ないか」
奥さん「そりゃ、そうよねえ。これで取ったら詐欺よねえ」
つつじの満開は1~2週間後くらいでしょう。
でもその頃、私は中国に出張中。
奥さんは「その時、またくるわ。そして、十分楽しんで来るね」
などと調査不足の私にイヤミ。

そしてとどめはバラ園、・・・開花時期が6月中旬。
蕾すら見当たらず。
しかし、噴水やガゼボがあるフレンチガーデンの最盛期には閉園になった向ヶ丘遊園から移植したというバラが優雅にその香りで包んでくれるだけでなく、すぐ前のチャペルなどもあって、若い女性には人気のスポットでしょう。

画像は樟玉のようなしゃくなげ。
紅白を 湖水に映し つつじ待つ

注)1947年を戦時中と間違っていました。
訂正しました。