平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

寒露(かんろ)

2012-10-08 17:40:50 | 二十四節気
今日は、寒露(かんろ)。
二十四節気の第19。
露が冷気によって凍りそうになるころ。
雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ。
『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と説明している。


二匹のニャンコもフカフカ布団がよろしいようで。


夕食は「子持ち鮎」の塩焼きです。

愈々本格的な秋となります。

PS
先ほど、山中氏にノーベル賞医学生理学賞を贈るという発表があった。
この後、発表されるであろう文学賞に村上春樹氏が有力候補となっているが、さてどうなりますか。

冬至

2011-12-22 16:07:12 | 二十四節気
二十四節気の最後は冬至。
一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日で、『暦便覧』では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明している。

ご近所の農家のお宅からは毎年今頃の季節になると柚子を頂いています。
今年も頂き、柚子湯に。


●この一年あれやこれやの柚子湯かな 楓山人




ところで、11月から勤めに出ていましたが、ウェディングアルバムというのは季節商品的な面もあって12月中旬に入ってぱったり注文が途絶えてしまったようです。
ということで、ワタシは20日を以って勤務は終了となりました。
早く言えば、KUBI。


<お隣さんの白山茶花>

今日は午後からXMASや正月の準備のための買い物に出かけました。
今年こそ襖を張り替えなくてはという事で、まずは襖紙やら必要な道具をとDIY店へ。
XMASケーキとワイン、年賀状印刷用インク、来年のカレンダー、掃除用の洗剤などなど。

明日から少しずつ正月の準備をしなくては...ということで若干どころか大分気が重くなっています。
まあ、張り切らずにゆっくりのんびり始めることにいましましょう。

以下、iPhonesアプリでダウンロードしたXMAS雰囲気の画像。



昨夜最終回だった「家政婦のミタ」は視聴率40%を記録。
笑わないキャラ設定だったのが最後にニッコリ...でした。

小雪&紅葉、日帰り旅

2011-11-22 22:55:54 | 二十四節気
今日、小雪(しょうせつ)、二十四節気。
この日から、次の節気の大雪前日までで。
わずかながら雪が降り始めるころで、『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明している。

一昨日の日曜日は箱根に紅葉を見に行ってきました。

<蓬莱園>
小涌園から歩いて二、三分のところ。

初夏のころはツツジも。

<箱根美術館>

やっぱり箱根へ来て紅葉、と言えばここ。
紅、褐、黄、緑...鮮やか彩りのコラボ。

<強羅公園>

ここで昼食。
「山菜ピラフ」と「紫スィーツ」

<ガラスの森美術館>
帰路に着き、最後はここ。
多分、年1回は来ているわたし等、お馴染みサンナノデス。


箱根ガラスの森美術館/クリスタル・ガラスのクリスマスツリー


クリスタル・ガラスのクリスマスツリー
「Abete アベーテ」
展示期間:11月中旬から12月25日
冬の庭園には、クリスマスツリーとしてフラッシュツリーアベーテが登場します。
高さ約10m、約7万粒のクリスタル・ガラスで作成されたもみの木をイメージする作品です。
昼間の色鮮やかな輝きから、ライトアップされた幻想的な姿へと移り行く様をご覧頂けます。





箱根ガラスの森/クリスマスコンサート/サイレント・ナイト


カンツォーネ クリスマス特別コンサート
期間:2011年12月1日から12月25日
カフェ・テラッツアでは、本場イタリア人歌手によるカンツォーネの生演奏が毎日お楽しみいただけます。12月1日から12月25日までの期間、16:00 からの公演を通常より15分延長し、30分間存分にカンツォーネとクリスマスソングをお楽しみいただけます。



紅葉とクリスマスをじっくり味わってきた、箱根日帰りの旅でした。

立冬

2011-11-08 22:11:57 | 二十四節気
今日は二十四節気の立冬。
この日から、次の節気の小雪前日まで。

初めて冬の気配が現われてくる日。
『暦便覧』では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」とある。
この日から立春の前日までが冬となる。

これまの立冬では、11月7日か11月8日でしたが、計算によると2068年からはは11月6日もあるとのこと。
あと150年以上も未来の日本に、立冬という言葉が果たして存在しているかどうか。




以上の写真は、iPhoneアプリから入手したものです。




以下、11/9 7:30am 追記編集。


ラップ療法のその後。
ラップで覆われた傷口は、程よい湿潤状態を保っていて、見た目で治癒が進んでいるのを実感。
過去に負った同程度の傷と比べて痛みが軽いことからも、そんな気がします。
何と言ってもラップ交換の際、傷口にくっ付いていなので、剥がす時の痛みが全く無いのが二重丸です。

以上

立秋

2011-08-08 21:10:18 | 二十四節気
立秋です。
初めて秋の気配が現れてくる頃となっています。
七月節(旧暦7月)。
『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明あり。
夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋。
暦の上ではこの日が暑さの頂点となり、翌日からの暑さを「残暑」と言います。
また、翌日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになります。



今日、東北電力は東京電力から合計80万kWの電力融通を受けていると発表。
また、電力需要が非常に逼迫しており11時台では使用率が98%に達したとのこと。
今後、更に厳しくなることが予想され、計画停電の予定はまだ無いが引き続き節電が必要...と。



庭の朝顔は今年3種類目の...


<出雲のさくら>が咲きました。
あとは、「江戸むらさき」が残っています。
もうちょっとだと思います。
例年だと7月後半には咲き始めるのに、今年は大分スロースタート。


●朝貌と目覚め競ひて庭に出づ 楓山人
あさがほと めざめきそひて にわにいづ



松井秀喜 第11号ホームラン 全球 20110808

松井選手がホームランを打つ度に、動画を記事に貼り付けてることにしていますが、ガンガン量産されると追随するのが大変になりそうです。
嬉しい悲鳴になりますか、どうですか。



夕張メロン[個撰]約2.5kg前後(2玉)
クリエーター情報なし
共栄水産

夏至、最近はまっていること

2011-06-23 10:41:49 | 二十四節気
昨日は各地で今年最高気温を記録した真夏日となりました。
夏至だったんですね。
熱気は夜半まで籠ったまま。
耐え切れず、今年最初のクーラーON。
今夏の節電の困難さを予感させました。
扇風機だけでは熱気を撹拌させるだけとなり熱中症防止にはならない。
やはり、エアコンとの併用がやはり最適なのですね。



庭の紫陽花、大分紫色が濃くなってきました。

この紫陽花、買った頃はピンク色をしていたのが、今では紫色。

紫陽花の花(正確には愕)は、土がアルカリ性だと赤く、酸性だと青くなると言われていますが、色が変化するのはpHの問題というよりも、細胞内のアルミニウム濃度が影響しているからだそうです。
花の赤い色の元となっているアントシアニンという色素がアルミニウムイオンと結合することで青く変わってあじさいが青くなるという仕組みだということです。

では、なぜ酸性だと青くなると云われているのか?
酸性土壌だと水分にアルミニウムが溶け出しやすくなるため、そして肥料としてカリウムや硫酸アルミニウムを与えれば青に、窒素なら赤くなるということも。


<ラッキークローバー>

<紫式部の花>
もう、秋の準備ですね。

<ミディトマト>

<ミニトマト>

<ゴーヤ>
軒先に届きそうな勢い。
グリーンカーテンらしくなってきた?



最近はまっていること...
それは、月~金TBSラジオ13:00-15:30で放送されている「小島慶子 キラ☆キラ」という番組。

番組の紹介(番組HPより)
“「くだらない」「どうでもいい」一見そんな風に見えるテーマを日替わりでお出ししております。でも、あ~ら不思議!くだらなく見えたことを、みんなでああだこうだ言ってるうちに、意外な発見が立体視のように浮かび上がって来ます!午後のひととき、そんなキラキラしたラジオ体験を「小島慶子キラ☆キラ」でしてみませんか?”

毎日ラジオを聴いているのというではなく、毎日ネット配信される放送された主だった部分をダウンロードして、それをiPhoneで聴く、というもの。
この2か月ほどは、iTunesで自動ダウンロード(Podcastという)する方が便利なのでそっちの方で楽しんでいます。
ラジオ聴取と比べ、AM特有のノイズがないので聴きやすく、2時間半の番組の主要部分を合計40分前後にまとめて配信されるので、時間的負担が少ない...というのが特徴。

小島慶子(フリーアナ)...以前からくだけたトークを披露したり、女性アナウンサーとしては特異なキャラクターを見せていたが、『キラ☆キラ』ではそれを全開にしたことで大きな話題となっていたそうです。
トークのジャンルとしては、時事問題、国内問題、トレンド、スポーツ芸能、自らの家族について、非常に広範囲。
早口であるが、早いだけでない頭の良さ(回転の良さ)というものが伝わってきます。
下ネタにも全く動じることが無いなど、聞いていて胸がすくような思いがします。

頭の良さもさることながら、非常緊急時にも冷静に対処したというので評判になった、番組中に発生した3.11大震災の時の様子(Youtube・・・動画無し)

↓↓↓ 小島慶子キラ☆キラ 本番中地震襲来 2011.03.11 ↓↓↓



↓↓↓番組HP↓↓↓
小島慶子 キラ☆キラ
リンク(Podcastで聞く)をクリックすると聴くことができます。
対象を保存する、でPCに音声保存することもできます。
iPhoneやiPodをお持ちの方は上述のように、PCからiTunesでダウンロード可能です。
是非お試しを。

雨水/IE9不具合

2011-02-20 17:40:14 | 二十四節気
今日は二十四節気の雨水(うすい)。
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。

そういえば数日前、神奈川で花粉の飛散を確認した、というニュースがありました。
愈々本格的な花粉飛散が、しかも例年の何倍か以上の飛散量...
鬱陶しいことこの上なし、です。


続いて鬱陶しいつながりで、PCトラブルの話を。

Internet Explorer9_RC版(以下IE9)をインストールして、先月起きた「Windows Live メール」が動作しなくなる現象が再び発生することが分かりました。
原因は以前に掲載した通り、更新プログラム「KB2454286」が関係しているようです。
しかしIE9がインストールされている状態で、「KB2454286」をアンインストールすると、インターネット閲覧中に画像が全く表示されなくなるという大きな不具合が発生します。
いくつかのサイトに対策が載っていたので試して見ましたが、どれも功を奏さず。
なので止む無く「システムの復元」でIE9インストール以前の状態に戻さざるを得なくなっています。

ネット上では他にもIE9のβ版やRC版インストールによる不具合が報告されているようです。
IE9の正式リリースは早ければ来月、遅くとも数か月後には、と言われていますがそれまでには是非とも解決されていることを望むものであります。

新し物好きのワタシが、思わず食付いてしまった“IE9”には“メール不具合発生”という厄介な小骨があって、それがノドに刺さってしまったという、お粗末な一席でした。

今まで描いた下手な墨絵をアルバムにして見ました。
拙作/墨絵

明日は処暑

2010-08-22 21:07:01 | 二十四節気
処暑(しょしょ)は、二十四節気の1つ。
一般的な定気法では、太陽黄経が150度のときで8月23日ごろ。
恒気法では、冬至から243日目で8月22日ごろ。

暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。
二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。

今夏の異常なまでの暑さもこの二、三日で峠を越えたかに感じられますが、まだまだ油断はできません。


近所の野原に群生している<露草>




8月1日に予約したiPhone4が今日やっと入荷したという連絡があり、さっそくショップへ。
最短で2週間という当初の予想は確かに当たっていて、丁度3週間で入荷したということです。
従来の携帯とは全く異なった使い勝手。
もはや携帯というより、パソコン。
使いこなせるにはあと何日?...ではなく、あと何か月?
電話番号はdocomoからそのまま移行可能ですが、携帯メールは今までの@docomoは無論使えなくなる。
さあ、これから当分遊べる...ではなく、迷走を続けるのでしょうか?

<iPhoneで「平成湘南日記」の画面>

大暑

2010-07-21 21:18:26 | 二十四節気
7月23日の今日は、大暑(たいしょ)で、二十四節気の1つ。
今日及び今日から立秋までの期間。

快晴が続き、気温が上がり続けるころ。
暦便覧には「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」と記されている。

このところ35℃を超える猛暑、炎暑続きで。
まさに大暑そのもの。

そして大暑とは関係ありませんが、今日は1989年『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフが生まれた日です。


<ハスの葉>
のその後、です。
水鉢の水面をほとんど覆うがごとき様相です。
よく見ると、孑孑(ボウフラ)が涌いているみたいです。
この場合、水を取り替えたほうがいいのかどうか、よくわかりません。
ネットで調べる必要があります。


<シーラ>
という名の百合が咲きました。
これも、まったく手のかからない“親孝行”な百合です。

●朝採りの野菜も青き大暑かな 楓山人

半夏生ず/コリンキー

2010-07-02 20:32:47 | 二十四節気
勤め先で、生家が農家という女性が「今日は、半夏生っていうんだよ。このころ大雨が降るんだよね」と言ったました。
うむ、今時こういうことを知っているのはやっぱり農家出身だから?

**********以下wikipediaより***********
半夏生(はんげしょう)とは...
雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサともいう)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころと言われている。

七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていた。
毎年7月2日頃にあたる。

農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
また三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。

上方ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。

この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多い。
**********以上**********

先日、NET友のmisakoさんのブログで、“コリンキー”のことを掲載していました。
へぇ~、こんなのがあるんだぁ、と思っていたら、今日スーパーで見つけました。
で、早速買っちゃいました。



<黄色いズッキーニとコリンキー>


【コリンキー(生食用に作られた南瓜)】
・果皮は鮮やかなレモン色
・和・洋・中華・漬物いずれにも使える鮮やかな色と光沢!ずば抜けたうまさ!
・果皮は鮮やかなレモン色、やわらかく皮ごと食べられる未熟果を利用するフレッシュ野菜
・食感は歯ざわりよく、くせがない
・サラダ、浅漬けによし
・また、ジャムにするもよし

コリンキーとレシピを掲載したmisakoさんのブログです。
美味しそうですよ↓
ほっとなひととき_2010/6/21「収穫」


●たうなすの一刀両断にぎる汗 楓山人

たうなす=唐茄子=かぼちゃ(南瓜)・・・秋の季語です。
南瓜の花(花南瓜)は夏の季語になっています。



サラリーマン川柳、今昔

2010-05-21 18:44:12 | 二十四節気
今年も、おなじみの「サラリーマン川柳」(第23回)の結果発表がありました。
第1位は

◎仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い

「仕分け」と「夫婦の力関係」が詠み込まれていて、まさに秀逸。
かの蓮舫さんより、奥さんの方が優っているッテカ!?...「恐れ入りましたぁ~」と言わなければなりません。


それから、世の亭主族の悲哀を詠ったものでは、
◎ただいまは 犬に言うなよ オレに言え
これ、第3位です。

確かに、身につまされますなあ。
我が家でも、奥さんがお仕事から帰って来て車を駐車場に入れようとしているあたりから、Booニャンコが必ず玄関まで迎えに出て、奥さんが家に入ってくるまで「にゃあにゃあ」なきます。
そして奥さんは「ブーチャン、ただいまあ」と家に入って来る...毎日のことです、ハイ。
私も、玄関に迎えに出ようかしら、ナンテネ。
(言わせてもらえば、私だって外出から帰るとBooのお迎えがありますよ)
それにしても、こんな時、Cheeニャンコは出迎えなどはしたことが有りません。
ホント、媚びないヤツ(♀)です。




サラリーマン川柳、略して「サラ川」は23回を数えて、サラリーマンの日常を世相と照らし合わせたりして、最早年中行事化しています。
このようなのが昔はどうだったのかというと、平安時代から江戸時代にかけて流行した表現主法の一つである「落首(らくしゅ)」というものがあります。
これは、公共の場所、特に人の集まりやすい辻や河原などに立て札を立て、主に世相を風刺した狂歌を匿名で公開されていたもの。
当時、言論の自由というものは存在せず政治批判は極めて危険性の高い行為であったものの、匿名での公開ということで読み書きができる者なら誰でも自由に言論活動を展開することができたと言われています。

有名なものとしては
<戦国時代>
◎織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは徳川
 信長が苦労して天下統一事業を進め、それを受け継いだ秀吉が天下統一を完成させたものを、家康が何の苦労もなくそれを引き継いだ、というもので、先人が苦労して築いたものを、家康がやすやすと簡単に手に入れたと、詠ったもの。
しかし、これは完全に家康を酷評しているということで、この作者は処罰されているとのことです。

<江戸時代>
◎田や沼や 汚れた御世を 改めて 清くすすめる 白河の水
  田沼意次が失脚して、新たに白河藩主の松平定信が老中になった頃のもので、白河藩主である松平定信を「白河の水」になぞらえていて、彼の政治への期待感を詠っている。

◎白河の 流れに魚も 住みかねて 元の濁りの 田沼恋しき
  松平定信の政治に嫌気がさしてきて、昔の田沼意次の時代のほうがよかった、と田沼時代の自由なころを懐かしむ気持ちを詠っている。

昔の方が、時の権力に対する風刺としてはセンスが上??





<春紫苑>
6月以降に咲く姫紫苑と酷似していますが、この時期であれば恐らく「春女苑」でしょうか。


<緑蜘蛛>
薔薇の蕾に群がるアリたちを狙っている緑色の蜘蛛です。
「蜘蛛なんて!」と嫌う方がいらっしゃるにも関わらずの写真掲載、済みませんでした。
ズームアップしたのでかなり大きく見えるでしょうが、実際は1.5cmくらいです。

穀雨/初夏の花

2010-04-20 16:25:27 | 二十四節気
今日4月20日は穀雨(こくう)。
二十四節気の1つで、この日から立夏までの期間。
田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことである。
暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。
穀雨の終わりごろに八十八夜がある。
以上、Wikipediaより。

今日もまた天気は芳しくは無く、曇り空で時折小雨交じりといった状況。
雨は確かに“穀雨=恵みの雨”と言った面はあるものの、やはり植物に限らず生育には日照は不可欠。
あと半月もすると立夏。
早く晴れの続く爽やかな晩春となって欲しいものです。


庭には“もうすぐ初夏”を思わせる花も咲き始めています。

<木香薔薇 (もっこうばら)>
薔薇(ばら)科
4月から5月頃に咲く

八重咲きで江戸時代から栽培されているそうで、枝には薔薇特有の棘はありません。
花色は白と黄があり、白の方が黄より香りが良いとのこと。
黄色の方を「黄木香薔薇(きもっこうばら)」とも呼ぶ。


<大紫躑躅(オオムラサキツツジ)>
躑躅(つつじ)科
学名 Rhododendron pulchrum(大紫躑躅)
   Rhododendron : ツツジ属
   pulchrum : 美しい、優雅な

「大紫躑躅」は、躑躅のなかで花が一番大きく、通常「つつじ」と言えばこの種類を指すそうで、赤紫色の大輪の花を咲かせるところから「大紫」となったそうです。

躑躅は万葉集の時代から親しまれており、花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状であることから「つつ」などと呼ばれていて、次第に「つつじ」になったらしい。
英語では、つつじ、皐月など全般を「Azalea(アザレア)」と呼ぶ。

◎水伝ふ 磯の浦回の 岩つつじ もく咲く道を また見なむかも  万葉集
◎つつじいけて其陰に干鱈さく女 松尾芭蕉
◎百両の石にもまけぬつつじ哉 小林一茶
◎近道へ 出てうれし野の躑躅かな 与謝蕪村

清明/日照時間

2010-04-05 15:49:25 | 二十四節気
今日4月5日は清明(せいめい)。
二十四節気の1つで、この日およびこの日から穀雨までの期間。
万物がすがすがしく明るく美しいころ。
三月節。暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。

中国における清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。
日本におけるお盆に当たる年中行事である。
また、春を迎えて郊外を散策する日であり、「踏青節」とも呼ばれた。
『白蛇伝』で許仙と白娘子が出会ったのも清明節でにぎわう杭州の郊外であった。
また清明節前に摘んだ茶葉を「明前茶」、清明から穀雨までの茶葉を「雨前茶」、穀雨以後の茶葉を「雨後茶」という。
中国で緑茶は清明節に近い時期に摘むほど、香りと甘みがあり、高級とされている。

以上wikipediaより。

今日はまた雨。
今年は、2月ころからこれまで雨や曇りの日が多く、日照時間の少なさは記録的なものらしい。

気象庁のウェブサイトでは以下のように掲載されています。
****************************************************
報道発表:平成22年4月1日
概要:2010年(平成22年)3月の天候の特徴は以下のとおりです。
北日本から西日本にかけては顕著な多雨で日照時間も少なかった。
北日本から西日本にかけては、低気圧や前線の影響を受けやすかったため、北日本から西日本にかけては顕著な多雨で日照時間も少なかった。
月降水量は、東日本太平洋側で3月としての最大値を更新したのをはじめ、諏訪(長野県)、静岡など全国9地点で3月の最大値を更新した。
月間日照時間も、北日本日本海側と東日本日本海側で3月としての最小値を更新、また、福井、鳥取など全国6地点で3月の最小値を更新した。
****************************************************

雨は、“恵みの雨”と言うくらいなので振りすぎなければ良しとしても、気になるのは日照時間の少なさでしょう。
農作物への影響は少なくないと予想は付きます。
人体への影響も考えられます。
鬱病や急性心筋梗塞の発生に関しての研究も報告されていると聞きます。

ちょうどこの時期には「花冷え」や「菜種梅雨」などという植物に関連した愚図ついた気候の言葉がありますが、何にしてもやはり太陽が姿を現さないことには、鬱陶しく気が滅入るもの。
清明の名のように“万物がすがすがしく明るく美しいころ”となって欲しいものです。



雨の日の花たち。(今日の写真はクリックすると拡大表示します)

<牡丹の蕾>
鶴岡八幡宮の牡丹に影響され翌日早速購入した牡丹の苗木に大きな蕾が付きました。


<小手毬>
蕾の上に乗っかった雨の球が凸レンズみたいになってます。


<翁草>
花開いたところを紹介する前に雨に打たれてしょぼくれた姿を載せることになってしまいました。


<お隣の鈴蘭>
我が家のは去年のリフォームの際、踏まれてしまって多分ダメになってしまったかも。

●文庫本ねむけさそひて菜種梅雨 楓山人

早春賦

2010-02-03 21:58:16 | 二十四節気
節分の今日、我が家は恵方巻も豆まきもなし。
奥さん「でも煮豆があるけどね」
私「そりゃ、違うんじゃナイ?」

で、明日は立春。
立春は二十四節気の1つ。
2月4日ごろ、およびこの日から雨水までの期間を言う。
正月節とも。
『暦便覧』には「春の気たつをもつてなり」と記されている。
冬至と春分のほぼ中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立夏の前日までが春となる。
暖かい地方では梅が咲き始める。
暦の上では「春」になるが、実際には余寒が厳しく、大寒とともに最も寒い時節でもある。

立春は暦の上で一つの起点となっている。
立春から数えて88日目を八十八夜、210日目を二百十日、220日目を二百二十日、など。
立春以降初めて吹く南よりの強風を春一番と呼ぶ。

早春といえばこの曲でしょう。
【早春賦(武満徹)】




ところで、今週月曜日から期間限定ですがパソコンなどを主とした事務補助のお仕事をしています。
悠々自適もよいのですが、やっぱり精神的な健康をと思い、始めました。
なので、パソコンやクッキングそしてデジ散歩などなど、これから当分の間は土日集中型になりそうです。
「付き合いが悪いゾ!」とお叱りがあるやに思われますが、何とか頑張るつもりでおりますので、何卒お見捨ての無い様、お願い申し上げます。

●土手沿いの朝早春の風を受く 楓山人

春のような大寒

2010-01-20 22:17:26 | 二十四節気
大寒(だいかん)は、二十四節気の1つ。1月20日ごろ。または、この日から立春までの期間。
寒さが最も厳しくなるころ。十二月中(旧暦12月)。
『暦便覧』では、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」と説明している。
寒の真ん中で、一年で最も寒い時期。
武道ではこのころ寒稽古が行われる。
大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多い。

ところが、今日はかなり暖かで、3月中旬位の気候でした。
月一の通院の今日、川沿いに歩いていると暖かな陽差しを浴びながら、鴨さんたちも散歩。

子鴨が思い思いに勝手なペースで、スイスイ。
全体は写せませんでしたが、子鴨は8羽。
子供たちが来るのを待っている親鴨?が4羽。
先日、1羽が寒さの中で固まっていたのとは打って変わって、ほんとに春の小川を...


夕食は、春の香りをということでした。

<独活の酢味噌和え>
香りとシャッキリ感は独活ならではのもの。
酢味噌に醤油を小匙1/2加えたら「しょっぱい!!」と奥さん。
私(良いと思うんだがなあ~)

皮と先端の芽の部分を使って

<キンピラ>
唐辛子一個を胡麻油で炒めていたら、目鼻を刺激してしまったので、慌てて窓を開け空気清浄機まで回されてしまいました。
味は「やっぱり辛い!」と言う評価。
私(これ、丁度良いと思うんだがなあ)

これは多分文句ないだろうなあ、と菜花。

<菜花のお浸し>
「からし和えにしたかったね」のコメントが。
私(からしを切らしているんだよね)

奥さんから「最近、夕食のメニューに派手さがないね」と言われたので
<豚肉の生姜焼き>

そしたら、娘のmari-sanが帰ってくるなり「胃がイタイ」、だって...
急きょオジヤを作り、他におかずの準備が出来ていないので、とりあえず上のものを出すことに。
食べているうちに良くなったみたいで、ほぼ完食。

一つ一つのメニューそれぞれにコメントが付きましたが、自分では今日の出来は“まあまあ”です。

●独活あえてまず一献の夕餉かな 楓山人
独活の季語は春です。