平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

一時代の終焉

2010-05-29 21:50:31 | 流行りもの
昨日、我が家からVHSテープが姿を消しました。
数年前DVDレコーダを購入以来、それまで録りためたVHSテープを少しずつDVDへと移行していた、と言う訳です。


我が家にVHSが登場したのは1988年...ちょうどソウルオリンピックの年。
音と映像の優位性でSONY/ベータマックスにするか、長時間録画とレンタルビデオ店での圧倒的シェアのVHSにするか迷ったのを記憶しています。
その後、画質の良さでベータに寄り道したりがあったりして、VHSも何台か買い替えがあったりして現在に。
テープライブラリも数100巻以上を数え、奥さんからのクレームが絶えることが無く、その収納には常に頭を悩ませていたという次第です。
そこに出現したのがDVD。
VHSと比較しスペースファクタは圧倒的優位、ということで冒頭のVHS→DVD-R移行作業を促進することに。
それが丁度6年を経過してようやく完了に至ったということです。

もちろんVHSはまだ生産中止になどなっていませんが、録音機もテープも店頭に占める割合は非常に少なくなっています。
DVDレコーダやブルーレイレコーダが普及しつつある今日、VHSも円熟期をとうに過ぎそろそろ終焉に向かいつつある、ということでしょう。

そういえば、今年になってSONYが「SDカード」製品への参入を発表しました。
「メモリースティック」も並行して生産は続ける、という説明でしたが、そのサイズ、容量、価格の全てにおいて「SDカード」に対して遅れをとってしまったということです。



その昔、SONYのVHS陣営勝利決定的になった1984年1月の「ベータマックスはなくなるの?」という新聞キャンペーンほどの衝撃性は有りませんでしたが、一つのフォーマットが終わりを迎えようとしているのかな、という感慨を持ちました。
今、我が家の録画機はDVDとBlu-rayですが、この規格もいつの日か終わりを迎えるのでしょう。

昨日は、新型情報端末機iPADの日本発売ということで湧きましたが、そんなこともあって、VHS最後の一巻をDVDにダビングが終わった瞬間、「ああ、終わってしまった...」と達成感とは異なる、何かちょっとした疲労感というか虚脱感を覚えました。



先日、プランタに植えた野菜の苗に花が付いてます。

<胡瓜>

<茄子>

野菜は他に、赤ピーマンとトマトを植えています。
さて、今年の我が家の野菜自給率はいかほどに...

それから

<柏葉紫陽花>
あとわずかで見頃になります。


<クレマティス>




で、6月1日からまた仕事に出ることに決まりました。
勤め先は、2~3月にお世話になった同じ所です。
“精神的な健康を”と考え決意しました。

最近、ブログの更新が全く捗々しくないのに加え、また勤めに出るということで愈々皆さんとの交流も覚束なくなりそうですが、何とか頑張ります。
宜しくお願いいたします。

久しぶりの一句
●今日もまた雨あじさゐの花重く 楓山人
けふもまた あめあじさゐの はなおもく


トキワツユクサ

2010-05-22 19:39:23 | 花・ガーデニング
庭の裏手に、こんなのを見つけました。
これ、初めて見た花です。
もちろん苗を買ってきた、と言うものでは有りません。
きっと、どこからか飛んで来たんでしょうね



<トキワツユクサ(常盤露草)>

山地の林の下などに群生している常緑のツユクサ科の多年草で、花は真っ白。
トキワツユクサは観賞用に取り入れられた斑入りのものが逸出して野生化し、斑が消えたもの。
草丈30~50cm。茎は地を這い枝分かれし、茎の先や葉の脇から花序を出し白い花をつけ、花弁は卵形で三枚で、花全体を上から見ると三角形に見えます。
花期は6月~9月。

手持ちの図鑑に載っていなかったのが、ウェブ検索で比較的速攻で調べが付きました。
googleの画像検索で、検索キーワードは「花弁3枚」「白い花」でした。

サラリーマン川柳、今昔

2010-05-21 18:44:12 | 二十四節気
今年も、おなじみの「サラリーマン川柳」(第23回)の結果発表がありました。
第1位は

◎仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い

「仕分け」と「夫婦の力関係」が詠み込まれていて、まさに秀逸。
かの蓮舫さんより、奥さんの方が優っているッテカ!?...「恐れ入りましたぁ~」と言わなければなりません。


それから、世の亭主族の悲哀を詠ったものでは、
◎ただいまは 犬に言うなよ オレに言え
これ、第3位です。

確かに、身につまされますなあ。
我が家でも、奥さんがお仕事から帰って来て車を駐車場に入れようとしているあたりから、Booニャンコが必ず玄関まで迎えに出て、奥さんが家に入ってくるまで「にゃあにゃあ」なきます。
そして奥さんは「ブーチャン、ただいまあ」と家に入って来る...毎日のことです、ハイ。
私も、玄関に迎えに出ようかしら、ナンテネ。
(言わせてもらえば、私だって外出から帰るとBooのお迎えがありますよ)
それにしても、こんな時、Cheeニャンコは出迎えなどはしたことが有りません。
ホント、媚びないヤツ(♀)です。




サラリーマン川柳、略して「サラ川」は23回を数えて、サラリーマンの日常を世相と照らし合わせたりして、最早年中行事化しています。
このようなのが昔はどうだったのかというと、平安時代から江戸時代にかけて流行した表現主法の一つである「落首(らくしゅ)」というものがあります。
これは、公共の場所、特に人の集まりやすい辻や河原などに立て札を立て、主に世相を風刺した狂歌を匿名で公開されていたもの。
当時、言論の自由というものは存在せず政治批判は極めて危険性の高い行為であったものの、匿名での公開ということで読み書きができる者なら誰でも自由に言論活動を展開することができたと言われています。

有名なものとしては
<戦国時代>
◎織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは徳川
 信長が苦労して天下統一事業を進め、それを受け継いだ秀吉が天下統一を完成させたものを、家康が何の苦労もなくそれを引き継いだ、というもので、先人が苦労して築いたものを、家康がやすやすと簡単に手に入れたと、詠ったもの。
しかし、これは完全に家康を酷評しているということで、この作者は処罰されているとのことです。

<江戸時代>
◎田や沼や 汚れた御世を 改めて 清くすすめる 白河の水
  田沼意次が失脚して、新たに白河藩主の松平定信が老中になった頃のもので、白河藩主である松平定信を「白河の水」になぞらえていて、彼の政治への期待感を詠っている。

◎白河の 流れに魚も 住みかねて 元の濁りの 田沼恋しき
  松平定信の政治に嫌気がさしてきて、昔の田沼意次の時代のほうがよかった、と田沼時代の自由なころを懐かしむ気持ちを詠っている。

昔の方が、時の権力に対する風刺としてはセンスが上??





<春紫苑>
6月以降に咲く姫紫苑と酷似していますが、この時期であれば恐らく「春女苑」でしょうか。


<緑蜘蛛>
薔薇の蕾に群がるアリたちを狙っている緑色の蜘蛛です。
「蜘蛛なんて!」と嫌う方がいらっしゃるにも関わらずの写真掲載、済みませんでした。
ズームアップしたのでかなり大きく見えるでしょうが、実際は1.5cmくらいです。

買っちゃいました

2010-05-14 20:37:55 | 今日の事
今日から奥さんはお友達と2泊の旅行に出かけました。
行先は、先週に続いての箱根。
いまひとつだった山のホテルのツツジは見頃になっているのでしょうか。
留守中の私は、朝早くから先週の兄弟旅行の写真を何とかアルバムにしようと四苦八苦。
というのも、今あるプリンタだと出来るはずのハガキサイズ写真印刷の紙送りが全く働かない。
用紙設定など、何度もいろんな事を試してみたところ、結局このプリンタでの写真印刷は無理だと判定せざるを得なくなりました。

で、近くの電気店に行って購入したのがこれ。

<EPSON EP-702>
複合機なのでもちろん今まで通り、印刷(Printer)・複写(Copy)・画像取り込み(Scan)が問題なく出来るということ。

奥さんが自動車で箱根に行っているので、大きな荷物は持ち帰り出来ないため、明日配送を(もちろん無料)してもらうことに。



家に帰ってお昼に食べたのがこれです。

ryoさんやnampooさんのいらっしゃる福岡産の「マルタイ棒ラーメン」


<出来上がり>
万能ねぎを散らしベーコンを乗っけただけです。

生めんに近い風味の即席棒状麺。
スープは風味豊かなあっさりしょうゆ味で、とっても懐かしい味です。
このブログには初登場ですが、実はこのラーメンを年に2、3回は頂きます。
当然お気に入りの部類に入りますが、大手スーパーにはおいているものの、近所のコンビニには無いのがなんとも致し方有りません。

幹事は疲れるもの

2010-05-09 21:52:34 | 旅行記
5月7日、8日と幹事が私ということで、奥さんの方の兄弟姉妹その連れ合い、男6人女6人総勢12人で箱根への大名(?)旅行でした。
遠くは茨城から4時間ほどかけてとか、定年後といえどもまだ仕事をしていてその都合を調整してとか、一昨日鳥取島根旅行から帰って来たばかりで疲労が残っていたりとかありましたが、何とか想定していたメンバー全員が集まってくれました。

気を使わなくても済むメンバーですが、78歳をカシラに私よりも年長者ばかりの面々。
幹事補佐役の私の奥さん以外ほぼ全員が只管(ひたすら)「お世話になります」状態なので、ある意味楽と言っていい幹事。
平均年齢が67,8と思っていたのは間違いで、実際は70歳以上。
何しろ70歳超が7人。
まあ、じじばば旅行の添乗員のつもりでやってみました。
会社勤めしていた時にも、各種イベントのコーディネートなどをやっていたこともあって、こういったことはまあ得意分野...多分、いつもは何やかやと姦しい兄弟姉妹が「あれはどうした?これはどうした?」とか「明日はどうするの?この後どうするの?」などの厳しいツッコミや不満めいたことはほとんどなかったのではないかと思っています。
ただ、道中の賑やかさは相変わらずでしたが。

初日は現地ホテルに午後二時集合。
天気予報通り、箱根は雨。
ホテルから歩いて15分ほどの「早雲寺」に行くのは二日目ということにして、夕方6時からの夕食まで、風呂とビールで過ごすことに。
風呂は、大浴場と露天風呂。
雨の中の露天風呂はまた趣きがあってとてもいいものでした。
お陰でいつもは烏の行水の私が殊のほかの長湯。
温泉に浸かった後のビールは更に更に殊のほか。
夕食は2時間の予定でしたが、笑いとしゃべりとカラオケであっという間に。
その後部屋に戻ってまた酒とビールと私の撮った写真をTVに繋いで、またもおしゃべりと笑いで、1時過ぎたのも気づかず。

にもかかわらず翌朝は皆、5時過ぎには風呂だ何んだと、騒がしいこと。
朝食も皆さん、バイキングでこれでもかと...
雨も上がり上々の天気ということで、チェックアウトは最初の予定を大幅に繰り上げ9時。
3台の車に分乗し、初日に行く予定だった「早雲寺」から。

<早雲寺の山門>

この後、仙石原の「湿生花園」で初夏の草花を。



入場料は65歳以上は100円ということで、「私は76だ、私は72だ、我も我も」と大騒ぎ。
そして入園するなり、年寄りが多いこともあってこういった草花に精通しており「あの花は、ああだこうだ」と、また賑やかなこと。
50円割引のソフトクリーム券も無駄にすることなく、しっかりと。
義姉A「お父さん、ソフトクリーム、半分どお?」
義姉Aの旦那「オマエのなめくりまわしたのなんか、ヤだよ」
義姉A「なめくりまわす、だなんて..なめる、でいいんじゃないの」
など、またひと騒ぎ。

昼食は昨日席を予約しておいた、園の近くの釜飯店で。
ここでも、特に女同士のグループは「昨日からあれだけしゃべり合っても、まだしゃべり足りないらしい」と、私ら男のグループ。

で、午後はツツジで有名な「小田急山のホテル庭園」

しかし、まだ時期尚早の「山のホテル」のツツジは、ネットで毎日の開花状況で見たとおり、こんなものでした。
開花最盛期は800円の駐車料金も、こんなことで無料でした。

そして“箱根賑やか旅”の最後は「箱根関所」と小田原の「S蒲鉾店」
その後、分乗者を送ることで3台の車は別れ別れになり解散。

箱根旅行はいつものことだったのが、今回は幹事ということと、予想していたとはいえかなりな賑やかさでそれなりの疲労があったのでしょう、家に着くまで私は助手席で知らないうちに眠ってました。
奥さんは疲れがあっても無くても、しっかり運転していました。(当たり前ですが)



今朝は少しゆっくり起きて、庭の花を。

先日までの黄色いのに続いて、濃いピンクのフリージア。



<黒百合>


<クレマティス>

最近、気になっている歌

2010-05-02 14:47:38 | 流行りもの
いきなりのYouTubeです。

「また君に恋してる」坂本冬美さん


昨年の日本レコード大賞と紅白歌合戦への出演をきっかけに売上を伸ばし続けていたといわれていた曲がこれ。
3月19日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』に出演。
すると、3月29日付オリコン週間シングルチャートで9位まで上昇。
その後初のTOP10入りを果たし、オリコンデイリーシングルチャートでは、2010年4月12日付で初めて1位を記録。

そして、演歌歌手によるシングル、アルバム同時TOP10入りというのは、実に美空ひばりさんが、1989年9月にシングル「川の流れのように」が9位とアルバム「特選集」が8位を記録して以来20年7ヵ月ぶりの快挙!

坂本冬美さんは確かに演歌歌手ということになっていますが、この歌は演歌っぽくなくて、若い世代にも受けているようです。
もともとこの曲は兄弟デュオのビリー・バンバンが歌っており、2007年9月から焼酎「いいちこ」のCMソングに起用されていたもの。

【いいちこ】ビリー・バンバン また君に恋してる 【iichiko】


庭にはこんな花が咲き始めました。

<姫檜扇(ひめひおうぎ、または姫扇・ひめおうぎ)>
きれいに並んだ葉が平安時代の正装の時に持つ檜扇「檜(ひのき)で出来た扇」に似ている処から檜扇となり、その小型からの名。
 原産:南アフリカ


<鈴蘭>
先日のブログで、今年はダメかも知れないと書いて間もなく蕾を付け始めました。
花は人間が思っているよりずっと生命力が強い!
花の命は短くて...なんて誰が言ったの?
別名「君影草」、「谷間の姫百合」


<黒百合の蕾>


<芋カタバミ>