平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

幹事は疲れるもの

2010-05-09 21:52:34 | 旅行記
5月7日、8日と幹事が私ということで、奥さんの方の兄弟姉妹その連れ合い、男6人女6人総勢12人で箱根への大名(?)旅行でした。
遠くは茨城から4時間ほどかけてとか、定年後といえどもまだ仕事をしていてその都合を調整してとか、一昨日鳥取島根旅行から帰って来たばかりで疲労が残っていたりとかありましたが、何とか想定していたメンバー全員が集まってくれました。

気を使わなくても済むメンバーですが、78歳をカシラに私よりも年長者ばかりの面々。
幹事補佐役の私の奥さん以外ほぼ全員が只管(ひたすら)「お世話になります」状態なので、ある意味楽と言っていい幹事。
平均年齢が67,8と思っていたのは間違いで、実際は70歳以上。
何しろ70歳超が7人。
まあ、じじばば旅行の添乗員のつもりでやってみました。
会社勤めしていた時にも、各種イベントのコーディネートなどをやっていたこともあって、こういったことはまあ得意分野...多分、いつもは何やかやと姦しい兄弟姉妹が「あれはどうした?これはどうした?」とか「明日はどうするの?この後どうするの?」などの厳しいツッコミや不満めいたことはほとんどなかったのではないかと思っています。
ただ、道中の賑やかさは相変わらずでしたが。

初日は現地ホテルに午後二時集合。
天気予報通り、箱根は雨。
ホテルから歩いて15分ほどの「早雲寺」に行くのは二日目ということにして、夕方6時からの夕食まで、風呂とビールで過ごすことに。
風呂は、大浴場と露天風呂。
雨の中の露天風呂はまた趣きがあってとてもいいものでした。
お陰でいつもは烏の行水の私が殊のほかの長湯。
温泉に浸かった後のビールは更に更に殊のほか。
夕食は2時間の予定でしたが、笑いとしゃべりとカラオケであっという間に。
その後部屋に戻ってまた酒とビールと私の撮った写真をTVに繋いで、またもおしゃべりと笑いで、1時過ぎたのも気づかず。

にもかかわらず翌朝は皆、5時過ぎには風呂だ何んだと、騒がしいこと。
朝食も皆さん、バイキングでこれでもかと...
雨も上がり上々の天気ということで、チェックアウトは最初の予定を大幅に繰り上げ9時。
3台の車に分乗し、初日に行く予定だった「早雲寺」から。

<早雲寺の山門>

この後、仙石原の「湿生花園」で初夏の草花を。



入場料は65歳以上は100円ということで、「私は76だ、私は72だ、我も我も」と大騒ぎ。
そして入園するなり、年寄りが多いこともあってこういった草花に精通しており「あの花は、ああだこうだ」と、また賑やかなこと。
50円割引のソフトクリーム券も無駄にすることなく、しっかりと。
義姉A「お父さん、ソフトクリーム、半分どお?」
義姉Aの旦那「オマエのなめくりまわしたのなんか、ヤだよ」
義姉A「なめくりまわす、だなんて..なめる、でいいんじゃないの」
など、またひと騒ぎ。

昼食は昨日席を予約しておいた、園の近くの釜飯店で。
ここでも、特に女同士のグループは「昨日からあれだけしゃべり合っても、まだしゃべり足りないらしい」と、私ら男のグループ。

で、午後はツツジで有名な「小田急山のホテル庭園」

しかし、まだ時期尚早の「山のホテル」のツツジは、ネットで毎日の開花状況で見たとおり、こんなものでした。
開花最盛期は800円の駐車料金も、こんなことで無料でした。

そして“箱根賑やか旅”の最後は「箱根関所」と小田原の「S蒲鉾店」
その後、分乗者を送ることで3台の車は別れ別れになり解散。

箱根旅行はいつものことだったのが、今回は幹事ということと、予想していたとはいえかなりな賑やかさでそれなりの疲労があったのでしょう、家に着くまで私は助手席で知らないうちに眠ってました。
奥さんは疲れがあっても無くても、しっかり運転していました。(当たり前ですが)



今朝は少しゆっくり起きて、庭の花を。

先日までの黄色いのに続いて、濃いピンクのフリージア。



<黒百合>


<クレマティス>

今、旬の観光地

2008-12-08 06:05:42 | 旅行記
mari-sanが昨夜宮崎旅行から帰って来ました。
お土産をいっぱい抱えて。

私が奥さんと北海道に行った時、彼女には大したお土産などはありませんでしたのにねえ、と...。







それにしても、ご覧のとおりどれにもこれにも全て東国原知事のキャラクターが、これでもかとばかりに。
政治的手腕はともかく、彼は宮崎県の最高の営業マンであることは誰にも否定しようのない事実でしょう。
こんな時代だからこそ彼のような人材が日本を明るく、"どげんか"してくれるのかも知れません。

mari-sanがメールで送ってくれた「青島/鬼の洗濯岩」

初冬の旅<4日目>

2008-11-23 15:19:05 | 旅行記
11/5、道東パノラマ周遊ツアー旅いよいよ4日目の最終日。
朝5時半に起きて、阿寒湖畔を散策。


阿寒湖畔温泉を7:30に出発。

阿寒湖温泉~足寄~狩勝峠~上富良野

四日目は阿寒湖から新千歳空港までの移動。
途中、足寄で休憩。
(松山千春ゆかりの店とのことで、彼の若いころの写真があちこちに)
ここでワインとチーズと赤肉メロン購入。




狩勝峠を通って上富良野で昼食。
ラム肉のジンギスカン鍋またはしゃぶしゃぶのどちらかを選べ、ということで奥さんと別々に注文し、半分ずつ食べる。
食べててそれほど感じなかったけれど、あとになって服に独特の匂いが染みついて、ちょっと気になったよねえ。

◎フラワーランドかみふらの
この季節なので当然ラベンダーは無し。
ここでは、体験メニュー「まくら作り体験」「押し花壁掛け作り体験」のどちらかを選択。
私ら二人は「押し花壁掛け作り体験」を選びました。


ツアーの他の皆さん全員「まくら作り体験」を。
おそらくは、添乗員さんの説明で、「押し花・・・」は10分、「まくら・・・」は5分で完成する、という所要時間の差で選んだものと推定。

このあとバスは、もう新千歳空港までひた走り。
車中、ガイドさんの北海道の歴史を聞きつつ、眠気に誘われつつ、...。
4時半ころ空港に着き、ツアーの皆さんとはここでお別れです。
このあと札幌や函館に向かう方、夜行列車で関西までという方、いろいろでした。
羽田まで行く方はいませんでした。

新千歳空港といえば、そう田中義剛の出店「花畑牧場」
今年一番有名になったお菓子「生キャラメル」が目的で、5時開店というのにすでに行列は四重、五重。
今から並んでもとても購入不可能、というか6時のフライトにさえ間に合わない、ということで諦め、二人で「たっぷりイクラ丼」を食べて、北海道旅行の締めくくりと相成りました。

前にも書きましたが、11月=冬バージョンということで、観光スポットも大分少なく、知床も世界遺産を十分に満喫できなかったことが残念。
しかし、食べ物と温泉は十二分に味わうことができました。
総括としては、観光70点、食べ物95点、温泉90点、ホテルの豪華さ快適さ90点、バスガイドさん添乗員さん100点、総合85点といったところでしょうか。

バスを背景にガイドさん(右)と奥さん(左)


知床一湖背景の、添乗員さん。

最後になりましたが、4日間のツアーメンバーは私たちを含め6組の熟年夫婦(恐らく私らより年配と思われる)と、何故か23,4才の娘さん(小柄で色白でぽっちゃり可愛い系、おっとりして少しトロイ系?)一人、合わせて13人でした。
この若い娘さんが何故にこのツアーに、というのが4日間の奥さん(と私)の"?マーク"でした。

これで、道東パノラマ周遊ツアー旅3泊4日の報告の終わりです。

初冬の旅<3日目>

2008-11-16 16:07:49 | 旅行記
11/4、道東パノラマ周遊ツアー旅の3日目。
知床ウトロ温泉を8:00に出発。

◎知床五湖散策
知床五湖散策と言っても,実際に見るのは一湖と二湖。
そして知床半島を一周する道路は、11月に入って凍結のため閉鎖となっていたので、この旅のメインとなっていたところの大半がボツになってしまった訳です。
まあ世界自然遺産のサワリの部分で、...という事で超残念。
キンツリ添乗員のお姉さんは、その大柄な体を縮める如く恐縮することしきり。
まあしょうがないか!
ところで、ネイチャーガイドの人は若いお兄さん。
もう一つの団体さんのネイチャーガイドさんはすごく元気の良さそうな若いお姉さん。
う~ん、...。(何をうなっているのさ..奥さんの声)
全員に双眼鏡を貸与、そして熊に出会った時の心得やら何やらを説明され、散策開始。
知床五湖全ての湖を周遊できる1周3kmの遊歩道が整備されている。
「湖」といいながらもその実体は沼らしい。
遊歩道を歩き始めて、最初に見えてくるのがこの一湖。


知床五湖のなかでは最も大きい二湖。
五湖中でも一番のパノラマと言われています。


◎ヒグマ現る!!
知床五湖を後にしてすぐに、衝撃の出会いがありました!!
左手の山側から一頭の大きなヒグマが出現しまさにバスの直前の道路を横断。

慌ててカメラを向け窓越しにシャッターを押すも、ご覧の通りピント合わず!!
くまちゃんの登場に、ネイチャーガイドさんをはじめバスガイドさん添乗員さんツアーメンバー一斉に、大きな声を上げつつ興奮の極!!
しょっちゅうこの辺を走って見慣れたガイドさん達も、こんなに間近に見たのは久しぶりとのことで、このときばかりは顔面紅潮。
この他に、エゾシカ、リス等も見かけたのですが、ツアー全員がしっかり目にしたのはこの時だけだったでしょう。
このあと、北海道特有の10数キロに及ぶ直線道路や、牧草地を通り過ぎ...。

◎標津サーモンパーク
ここで昼食(鮭、イクラいっぱいの定食)。
サーモン科学館見学・・・サーモンパークの中心施設で、世界のサケ科魚類20種類以上を展示した水族館とサケの博物館の様。
展望台からは、知床連山、標津川、北方領土国後島が一望ということでしたが、国後は雪雲で全く見えず。

◎開陽台
11月からは閉鎖ということで、留守の家に上がり込む雰囲気。
展望台からの眺めは、視界を遮るものがないので地平線が丸~く見えます。
晴れた日には国後島まで望めるとのことで、期待していましたが、彼の方向は雪雲に覆われて全く...。
展望台に登っての状況は、それよりも何よりも風がものすごく、うっかりすると風に身体を持って行かれそうです。

必死に撮ったムービー。
早々にバスに引き揚げ、次なる目的地へ。

◎摩周湖
"霧の..."という形容詞が付く摩周湖ですが、霧などどこにもなく。
ここで2回目のツアー集合写真撮影。

水面あくまでも穏やかに、その青さは神秘なまでに。
ここで会社関係にお土産購入。
家まで送ると送料が品物の代金に近い金額になりそうなので、送らずにお持ち帰り。

約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖で、アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」という。

ここから一気に阿寒湖畔温泉に。
最後の宿泊ということでちょっとだけ張り込んで"離れ"を、そして料理もちょっとだけスペシャル。

◎おしながき

実は昨夜もちょっとだけ張り込んだのですが、ここの料理にはちょっと及びませんでした。

そして今夜はホテルから直ぐのところの"アイヌコタン"で、
◎アイヌ古式舞踏


そして
◎イオマンテの火祭り
イオマンテ<1>

イオマンテ<2>


アイヌ文化を知り体感できるイベントとしてこの地に定着した「イオマンテの火まつり」。
今年でちょうど10周年を迎えるとのことです。
晩秋の阿寒湖の夜に荘厳かつ幻想的な彩りを添えるアイヌ文化に触れることができたようなきがします。


これが高校時代の旅行で撮った写真です。

この夜、気温はほぼ0度とか。
ホテルに帰ったのが10時、さっそく温泉に浸かりました。
3日間のうちで、ここのお湯が一番よかったかなあ。

11/21:標津サーモンパーク、摩周湖お土産購入を書き足し。

初冬の旅<2日目>

2008-11-15 22:14:31 | 旅行記
11/3、道東パノラマ周遊ツアー旅の2日目です。
朝5:30起き。
3か所ある浴場を全て制覇。
早朝からちょっと疲れました。
バイキング朝食もそこそこに8:20出発。

先ずは
◎銀河・流星の滝

流星の滝・・・落差90mのは水量も多く勇壮な迫力ある滝で雄滝とも呼ばれている。


銀河の滝・・・高さ120mから幾重にも分かれて落ちてくる女性的な滝で、雌滝とも呼ばれている。


これは何とン十年前、高校の修学旅行で私が撮った、二つの滝。
あの頃この滝はもっと道路の間近にあったように記憶しています。
勿論当時から観光としての道路整備もされ変貌を遂げてきたことであろうと思います。
しかしながら人間の記憶というものは実に曖昧で、単なる自分勝手なイメージが実際の姿であるが如く焼きつけられ認識されてしまうのですから。

ここでツアーメンバー最初の集合写真撮影。
ガイドさんから、「イヨッ宣伝部長!」とか煽てられつつツアーの旗を奥さんと一緒に持たされ、"イヤー照れるなあ、もう"
写真は勿論注文しましたが、当然一般非公開。

続いて
◎北キツネ牧場
温根湯温泉の温泉街から少しの丘陵地帯の一角。
野生に近い状態で100匹以上のキツネ(キタキツネ中心、一部銀ギツネや白ギツネなどもいるらしい)を放し飼い。


遊歩道からキツネたちの生態を。

ここの売店で、北海道ラーメンと蟹を購入し発送依頼・・・ご近所さん用と我が家用。

◎端野/ペパーミントハウス
◎網走刑務所
網走に向かう途中、ガイドさんの説明に、胸が重くなるような心地でした。
設立当初の網走刑務所は、当時は集治監と言って、刑務所というより凶悪犯と政治犯が同居する強制収容所といった趣き。
収容者は情け容赦ない労働を強いられた。
特に、160km以上に及ぶ北見道路(現在の国道39号の一部)を8ヶ月で突貫工事で完成させた際には、数多くの収容者が死亡もしくは行方不明になっている。


道路沿いの畑から、手鎖、足鎖を付けた状態で白骨化された遺体が出土したり、荼毘に付されることもなく道ばたに埋められ土饅頭として残る墓など、厳しい労働条件を示す痕跡が現在も残り、鎖塚と称されている。


その名も鏡橋。
この橋を渡って煉瓦塀の向こうが、その名も網走番外地。

こんな思いを抱きつつ
◎かに本陣・友愛荘で昼食
昨夜の食べ放題のとは全く違い、今朝捕れたものを先ほど茹でたばかりという、素晴らしいもの。
殻の中に身がビッチリ詰まっていて、水っぽさなどこれっぽっちもなく、むっちりジューシー。
他のツアーのメンバーさんも、無口になってそれこそ無我夢中。
やっぱり旅の楽しみは食に尽きる!!


この他にも、カニサシ、カニ味噌のグラタン風、カニご飯、お吸い物、等々とても
食べきれないほどの蟹尽くし。
もしかしたら今回のツアー中ベストプログラムかも!

◎オホーツクバザール
昼食のあとすぐそばの物産店で
①北海道ラーメンプレゼント・・エッ!?、ラーメンはさっき買ったのに...でもシッカリ頂く。
②とれたて野菜の詰め放題・・・恥も何も無く、ジャガイモと玉ねぎを袋いっぱいに。
③新巻鮭と明太子を・・・これは知人宛てに。
いずれも発送依頼・・・①②発送費用がタダ、③は実費(これは仕様がないね)。

◎知床八景~オシンコシンの滝
バスは東に進み,今回のメインの一つ知床へ。

途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれているようです。
なかなかの迫力。
「日本の滝100選」にも選ばれているとか。

今回のツアーは11月ということで、北海道においてはもはや冬バージョン。
9月、10月に比べて、オプションも大分少なくなっており、2日目は宿泊のホテルに着いたのが5時ちょっと前という早さ。
お風呂も露天とサウナを...。
かれこれ一時間半も浸かって、今朝に引き続き湯疲れ気味。
ナニ、疲れても構うものかと、...ここでの夕食は部屋出し。
この晩もカニを頂きました。
めちゃめちゃ寛いで日本酒もオーダーし、したたかに。
こりゃ、間違いなくメタボ旅。

11/21:お土産関係のことを書き足しました。

初冬の旅<1日目>

2008-11-08 20:31:45 | 旅行記
「knt道東パノラマ周遊」北海道ツアー旅、実はメタボ促進の旅でした。
11/2出発。
超早起きして余裕を持って空港着。
ロビーで寛いでいると、整備のトラブルで出発が一時間遅れるだって~!?

とりあえずknt(近畿日本ツーリスト、通称キンツリ)に連絡し、新千歳の集合時間に間に合わないことを伝えることに。
JALから配られた「お食事券」でカツサンドを手に、遅れの機に搭乗。
現地に着いた時には既にツアーバスは20分前に出発した後。
用意されたタクシーで後を追いかけること2時間余り。

◎旭山動物園
結局10分遅れで旭山動物園で合流。
添乗員のIMさん(女性)との挨拶もそこそこに入園。
時間はもう2時半になろうとしており、冬季ということで閉園まで1時間そこそこ。
とても全部など回れはしないので、ほっきょくぐま、ぺんぎん、おらんうーたん、オオカミの森を中心に。

ほっきょくぐまの動画。
Asahiyama Zoo

このあとすぐ、水の中に飛び込んでむ向こうとコチラを隔てるガラスをバシッと一撃!!
一瞬、「ガラスが割れた!? 超ヤバイ」と思いました、これホントのことです。
しかし、もうちょっとでその瞬間を撮れたのに残念!!...ナンテネ。

次に、ぺんぎんさんと飼育係のお姉さん。
Asahiyama Zoo(2)

奥さんが、もっと右の方に赤ちゃんぺんぎんがいたよ、と言ってましたがすぐどこかに隠れたみたいでした。

それから

<オランウータン>
大きな体でなかなかの役者ぶり。
高いところから我々を逆に観察しているみたいですねえ。


<シンリンオオカミ>
ケン(牡1歳)、メリー(牝1歳)、クリス(牝1歳)が公開中。
この二匹がケンメリでしょうか?

本当に時間がなく他には、アビシニアコロブスやブラッザグェノンのサル類、カピバラ、レッサーパンダ、ホッキョクギツネ、といったくらいしか見ることが出来ませんでした。

集合時間(閉園時間)ギリギリまでねばり、バスに戻る。
添乗員さんとは別に、ガイドMSさん(相当なベテラン女性とお見受けしました)がいて、「まさか,大の大人を動物園に案内する時代が来るとは思っても見なかった」と言っていました。
実はこの台詞、ガイドさんたちの決まり文句だそうです。
確かに、規模もそれほど大きくもなく動物たちの種類も特に珍しい訳でもないのに、この人気。
要するに見せ方が巧みということで最近になって評価が高くなった、ということですね。

◎美瑛めぐり/パッチワークの路
旭山動物園からすぐの、美瑛をひとまわり。
故前田真三氏作の美瑛の丘が一躍、美瑛を有名にしたということ。
セブンスターの木,ケンとメリーの木などCMで有名な木々も。

多分ケンメリの木。
この木の前を通った時、バスは停まってくれませんでした。
で、休憩所で方向と形を頼りに、ズームレンズに付け替えて撮りました。


美瑛の丘、それは入念に作り上げられた人工美。
自然のままの風景にも無論美しさはありますが、労力をかけて原野を切り開き耕し植物を敷き詰め彩る、そんな人々の営みとして造られたものにこそ、ヒトはやはり感動するのではないでしょうか。
しかし、地元の方たちにはこれが見慣れた風景を当たり前のこととして捉え、「何処がそんなにいいの?」というだけだそうです。
そういうものなのでしょうかねえ。

ここで時間はもう4時過ぎ。
日没の早い北海道はもう薄暗くなってきいています。
このあと層雲峡に出発、すぐ陽は落ちて真っ暗な中をバスはひた走る。
ホントに北海道の道路には街灯が少ないんです。
ホテルに着いた時はもう7時を回っていました。

◎層雲峡温泉/ホテル大雪
泊まりは層雲峡温泉のホテル大雪。
浴室は3ヵ所、浴槽が湯温によって5種類+露天風呂。
夕食はオプションとして蟹食べ放題。
しかし、浜茹でということではありましたが、茹でてから大分時間が経っていたと見えて大分水っぽかった。
奥さんも、「これじゃあスーパーのと変わらないね」
私もつい、「ってことは、冷凍なのカナ?」
こんな感じで初日終了。

旧天城トンネル

2008-08-18 22:21:44 | 旅行記
今朝いつも通り起きたところ、
奥さん「なんでこんなに早いの?」
私「何言ってんの、会社だよ!」
奥さん「だって休みは今日まででしょうが!?」
私「...(何ですと!?)」
で、会社のカレンダーを見たら...今日18日まで休みであることを発見!
「..なんだあ、そうなのかあ、損したような得したような、何これ!?...」

ということで、じゃあお休みの最終日ということで出かけたのが、伊豆天城地区。

目的地①・・・「道の駅/天城越え」
天城湯ヶ島にある、「道の駅/天城越え」
そこにある「昭和の森会館」には森の情報館、伊豆近代文学博物館などの施設があります。
昭和の森は、天城峠一帯に広がる豊かな自然を楽しむ休養林の一帯であります。


<道の駅/天城越え>


<井上靖旧邸>

目的地②・・・旧天城トンネル
川端文学の代表作と言える「伊豆の踊り子」は映画も小説も何回となく観たり読んだりしていて、且つこのあたりにはもう何回も訪れているのにも関わらず何故かこの「旧天城トンネル」は来る機会がなかなかありませんでした。


<天城峠道>
駐車場から旧道を歩きます。


<川端康成の碑>
旧道を歩いて10分ちょっとで「伊豆の踊子文学碑」と「川端康成レリーフ」は苔むす二つの岩で結ばれている碑に到着。
この地点が物語のスタートということでしょうか?


<天城トンネル>
歩くこと約30分程でようやく目的地。
暗いトンネルの先の出口に明りが・・・。
今にも向こうから一高生と踊り子一行がやってくるようです。


<「映画・伊豆の踊り子/吉永小百合&川端康成」昭和の森会館/伊豆近代文学博物館>

思い立ってすぐにということで、相変わらず計画性のない下調べもない、恥ずかしいほどの、慌ただしくも衝動的な日帰り小旅行でした。

遅い初雪

2007-03-17 14:04:14 | 旅行記
今年初めての雪が降りました。
雪のない冬は明治9年以来とのことでしたが、3月も中旬となった今、昨日は都心で、今日は神奈川南部にということで、今冬は一応雪が降った、といえるのかどうでしょうか?

それにしても、朝8時台に10数分ずつ2,3回パラついただけの、ナンチャッテ初雪ですね。
午後になって陽がさしてきています。

画像は庭のユキヤナギ。

そしていつもの駄句を。

初雪が なごり雪にと なりにけり

長寿と短命を両方を願う?

2007-02-11 16:26:11 | 旅行記
昨日は柿田川公園に出かけてきました。
東名沼津ICを降り国道1号線を小田原方面に向かって右側にあります。
柿田川公園には東洋一の湧水量といわれる柿田川湧水があります。

柿田川がどのようして出来たか。
今から8,500年前の富士山の爆発により大量の溶岩を噴出しました。
この溶岩は箱根山と愛鷹山にはさまれた狭い谷間を流れ、三島市やこの柿田川上流部までやってきました。
これが「三島溶岩流」と言われています。
三島溶岩流は、水を通しやすい多孔質の層で、富士山に降った雨や雪は地下水となって流下し、三島市やこの柿田川で地表に「わき水」となって現れるという訳です。
研究の結果、富士山に降った雨は約80日ほどで柿田川に到達するとのことです。

柿田川は全長約1.2kmで日本最短の一級河川です。
湧水のほとんどが富士山に降る雨や雪からなっており、長良川・四万十川とともに日本三大清流にも数えられている清流です。
“そのまま飲める”湧水の水温は15度とほぼ一定。
湧水量は日に100万トンぐらいで東洋一を誇るものです。
珍しい越年アユや渓流にいるはずのアマゴが泳ぎ、絶滅を危惧される汚染に敏感な水草ミシマバイカモ(梅花藻)も繁茂したり、緑豊かな河畔や湿地には、通常は渓谷に生息するヤマセミやカワセミ、アオハダトンボなど貴重な動植物も生息する“自然の宝庫”となっています。

この柿田川も戦後はこの水を求めいくつかの工場が建てられたことで汚染が酷くなりました。
そこで昭和40年ころ、地元有志によるトラスト運動が開始され、20年以上も掛かって懸命な努力の結果、昔の環境を取り戻したということです。

以上のことはトラスト運動に携わっておられる方の説明、公式HP、そしてWikipediaからの引用を主としています。
実際に自らの手で浄化に努められた経緯の説明はまさに説得力十分なものでした。
そしてこの柿田川の水に限りない愛着と誇りが感じられました。
この水は質量共に世界一とまで仰っていました。
ヘドロを20年にも渡って取り除く作業を続けるなんて、あなたには出来ますか?
私にはとても出来そうにありません。
その想像を絶する血のにじむ様な努力には、只頭が下がる思いです。
反面、このような自然の恵みを有難いと言いながら、環境を破壊しつつ今の楽しい消費生活をいつまでも続けたい、と願う人間は何と矛盾に満ちた生き物なのだろうと、まるで長寿と短命を両方望むような。

※長寿と自殺の両方を望むような愚か者、とはあの海原雄山が沖縄開発を目論む実業家に向かって罵った台詞です。

このようなトラスト運動を続ける方々の熱意にもかかわらず、湧水量は確実に減っているそうです。
それは富士山麓にある工場が地下水を汲み続けているからとか。
これも今はいたし方ないということなのでしょうか。

お昼はそば処“湧水亭”でそばを頂きました。
柿田川湧水で打った一味違った香り高いそばと伊豆天城の名産わさびが絶品!
そばつゆは残念ながらもうひとつ、...そばとわさびに負けてた?

5リットルほどのペットボトルを持参し汲んで来た水を沸かして淹れたお茶を飲みながらこの記事を書いています。
何かこう、雑味の無い本当にスッキリした味わいが感じられるような気がします。

画像は水が展望台から見た湧き出るところ、カワセミと思われる鳥、そして駐車場付近の寒桜。

そこで一句。
たわむれる カワセミを愛で 寒桜

相変わらずシリアスを気取った駄句でした。

ヨーロッパ王侯貴族の雰囲気を

2006-07-16 16:03:40 | 旅行記
昨日は河口湖畔にある「河口湖オルゴールの森」行きました。
スイスの街をイメージしてつくられた、ご婦人方に人気のありそうなコンテンツでいっぱいのミュージアムです。
・エントランスホール・・・華麗な舞踏会場に大迫力の自動演奏
・カリヨンの広場・・・1時間毎に士官の人形の指揮による演奏と踊る噴水
・湖が見える小さな教会・・・屋根飾りの仔猫二匹、十字架が浮き出る窓越しに湖
・薔薇庭園と香水瓶・・・王侯貴族が好んだ薔薇の苑と薔薇の蒸留器
・オルゴールミュージアム・・・様々なオーケストリオン(自動演奏)、オートマタ(自動人形)、弦楽カルテットによる目の前の生演奏
ミュージアムショップ・・・こだわりのオルゴール、音楽をモチーフにした小物やチョコレート
・レストラン「ル・リバージュ」・・・湖や庭園を眺めながらティー・タイムやランチに最高

ネットで割引クーポンをGETしていたのを持って来なかったんですが、それでも¥1300×2は決して高くはありません。
ご婦人方だけでなく、殿方も王侯貴族の雰囲気を十分堪能できるのではと思います。

広告ブログみたいになってしまいましたが、もちろん広告料金は一切頂いていません。
ハイ。
昨日は晴れで真夏の強い陽射しの下を歩くので、帽子を買ったんですが、これも結構高価で、「お土産が一つ減った」と奥さんにイヤミを言われてしまいました。

画像はオーケストリオンの代表作「タイタニック・モデル」
あの悲劇の豪華客船タイタニック号の一等船客サロンのために作られたが、出航に間に合わなかった。
その代わりに乗り込んだ指揮者と楽団8人が遭難。
映画「タイタニック」をご覧になった方は、「ああ..」と思われるでしょう。

沖縄本島

2005-11-23 22:07:30 | 旅行記
やっと沖縄本島のページをアップすることができました。
大分前から殆ど出来上がっていたんですが、コメントをどのように書こうかとずっと考え続けていました。
楽しいだけの想い出にしてしまうには、...。
沖縄県と県民の人たちが、重い過去と課題を背負って来た、イヤ背負わされて来たというべきか。

自然環境、そして忌まわしい戦争と、いずれも地球と我々人間の根源に関わる様々なことを見過ごしてしまう訳には行かないだろうな、と。
重い過去と言いましたが、過去だけでなく現在もそれは沖縄県民に圧し掛かっています。

それはそれとして、旅からひと月半過ぎてもあまり薄れることのない思いを、一部“パクリ”も交えて書きました。
(自分の言葉では限界があり、パクリを、と言うのが情け無いですがね。
ちょっと書きすぎた所もあります。

旅行中撮った写真はまだ沢山あるんですが、この後どんなページにしようか、考え中です。
楽しかったことをもっと、と思っています。

今日は、結構疲れました。
昨日から風邪気味なので、早寝します。

沖縄のもう1つの象徴、首里城。

南国の旅の思い出

2005-10-15 21:20:59 | 旅行記
南国の旅の思い出、ということでやっと一つだけページをアップしました。
ゆっくりと思っていたのですが、皆さんの期待に沿いたいということで、ちょっと頑張っちゃいました。
他にもいっぱい写真や語りたいことがあるのですが、先ずはここからです。

http://www.geocities.jp/fusan0208/index.htm

南国の 旅はここから パートワン

帰ってきましたよ

2005-10-10 22:04:53 | 旅行記
昨夜、南国の旅から帰って来ました。
今考えると、4日間の旅程で、石垣・西表・沖縄本島の主だったところを訪れるのは結構無理があったのでしょう。
沖縄本島のメインに考えていた、海洋博公園は行けませんでした。
まあ、行き当たりばったり旅行の限界ですね。
でも、想定以外のサイト(訪問地)もあり、結果としては100%以上と満足しています。

土地々々で出逢った皆さんすべて素晴らしい方たちばかりで、それぞれ忘れ難い記憶として残るでしょう。

思うことは沖縄県全域に渡って、本土(本土、この言葉も違和感がある)とは違った自然、文化、歴史を持った国々(!)なのに、ちょっと昔に日本国に組み入れられ、少しの昔に戦争(というより日本のため)の大いなる犠牲になり、日米の政治的駆け引きに用いられ、返還後も未だにそれらを背負わされている。(日本本土!はそれを背負っているとはいえない)
意識しようがしまいが、日本であることに違いはないのに。

願うことは、これらの自然、文化、歴史など諸々を壊したり変質させたりしてはいけない。
これは、一時的な感傷ではない、我々世代の日本人に課せられた重大なテーマであると。

以上が、旅で出会った人々、沖縄を案内してくれたタクシードライバとの触れ合いで感じたことです。

楽しい旅は、勿論楽しく終わりましたが、考えさせられることが沢山あったということです。
この画像は旅の終りに訪れた、ひめゆりの塔の写真です。

箱根ミュージアム巡り

2005-01-10 10:30:00 | 旅行記
昨日やっと箱根ミュージアム巡りのページをupしました。
久々の新しいページ。
出かけたのが12月はじめだったので、クリスマス気分も今更だし、もう時期を逸してしまった感じがするけれど、まあそこは多少目を瞑って頂いて、...。

「バレリーナ」

「箱根ガラスの森」で撮った写真の中で気に入っているのがこの二つ。
展示品の照明が素晴らしく、写真がきれいに撮れます。
私の場合、ピンボケ、アングルが悪い、などページに載せられない駄作揃いでした。

そこで一句
(良い写真が撮れないのは)

腕のせい? その通りだと カメラ言い

これも駄句