平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

風邪、引いちゃいました

2010-03-28 10:52:46 | 今日の事
金曜日の午後から何となくおかしいなと思っていたら、やっぱり風邪でした。
流行時期にも滅多に罹らないのでちょっとした自慢だったのが、とうとう。
もう五年ぶりぐらいです。
なので土日予定のイベントは全てキャンセルし、昨日は完全寝床。
自分でもちょっと驚くほどの高熱で「熱サマシート」を2,3カ所に貼ってマシタ。
今やっと38℃以下になったので、ここにこうして風邪報告と、以下の先週撮った写真を掲載していますが、それで精いっぱい。
皆さまの所へお邪魔してのコメントも失礼させてください。
本当に済みません。
そして、たかが風邪、と馬鹿にできないものです。
くれぐれも皆さん、お気をつけください。


<スミレ>

<花海棠>

<ブルーベリー>

<野イチゴ>

このあとまた寝床へと...

また幹事

2010-03-22 21:57:44 | 今日の事
久々に兄弟会をやろうということに。
奥さんの兄弟姉妹それぞれのつれ合い、行けそうなメンバーは男6人女6人、計12人。
一番年下の私が幹事をということで、そして我が家の得意エリア箱根で、混雑を避けゴールデン・ウィーク明けをターゲットとして、今日旅行社に行って大まかなところを決めてきたところ。
実は先日の旧友の飲み会でも私が幹事をやったばかり。
私がこの年で一番の年若、と言うことは他の兄弟の年齢はまあ推して知るべし。
一番上が多分75歳になっている厚木の義姉。
平均年齢は67、8歳にはなっているでしょう。
本人たちはまだまだ元気、と言ってはいるものの口ほどでもない人たちが大半。
さあ、どうなりますことやら。

で、我が家の庭です。


とってもスリムなチューリップ「レディ・ジェーン」が花開いてきました。


これが、チューリップ?? と、驚かれるフリル状のチューリップ「ロココ」が蕾を覗かせてます。


赤っぽいオレンジ色の副花冠の水仙。


百合の芽も出てきてます。
種類はまだ断定できませんが「カサブランカ」でしょうか。


「小手毬」の蕾。


奥さんが欲しかったと言っていた「馬酔木(あせび)」
香りは、それほど好きではありません。


「舞妓さん」と言う園芸種名の、ヘリクサム・カシアンム・ターナローズ。
一度や二度聞いたぐらいでは到底覚えられない学名です。


去年の2月に購入した、絶滅危惧種とされる「翁草」
去年一年で終わりかと思っていたら、芽が出て蕾になってきました。
これから何年も咲いてくれるといいですね。


最後に、すっくと立った一本の先端から芽が出ています。

去年の秋から暮にかけて家の改修などで忙しく手をかけられず荒れっぱなしだった庭。
放っておいてもこうやって次から次へといつものように、というより思った以上に、またいつも以上に、しっかり芽が出て蕾になり、花を咲かせてくれているこれらの草木たちそして花たち。
声をかけて写真を撮ることにしましょう。
“頑張って咲いてくれたよね”...と。

春分の日/春の嵐

2010-03-21 16:12:06 | 季節のこと
一週間のご無沙汰です。
皆さんには完全に後れを取ってしまって、もう追い付くなんてとっても無理、というようなことになっています。
短くてもまめに更新するといいのでしょうけれど、それもなかなか...

19日、旧友との飲み会があり、少し早めに勤め先を出て小田原駅で電車に乗ろうとした時のこと。
営業運転開始からほぼ2年目にして、やっと撮影機会に遭遇しました。
朝夕ラッシュ時にのみ運行しているので駅に停車中のこれを写すのはタイミング的になかなか合わなかったもの。
<小田急ロマンスカーMSE>

「分離・併合が可能な、貫通側前面」
ライトが点灯しているので、進行方向前面。


分離・併合しない流線形の面。

小田急60000形電車(おだきゅう60000がたでんしゃ)は、小田急電鉄の特急形電車(ロマンスカー)。
車両愛称は「MSE (Multi Super Express) 」。
2008年(平成20年)3月15日から営業運転を開始。
第10回ブルネル賞(車両部門奨励賞)、グッドデザイン賞、および2009年ブルーリボン賞受賞。
首都圏各線では、都心の東京メトロを介しての相互直通運転が盛んに行われていますが、有料特急では初めて。
地下鉄線に民鉄のロマンスカー特急が乗り入れるというのも、もちろん初めてのこと。
平日は通勤特急、休日は箱根行き「ロマンスカー」として、2面性を併せ持った車両として「マルチ」の愛称が冠せられました。
「フェルメールブルー」に「バーミリオンオレンジ」のラインを纏った、精悍な「青いロマンスカー」。

ちょっとウキウキした気分で飲み会。
話題としては昔話は勿論のこと、リタイア後の生活ぶりの報告会さながら。

去年、町田の蓮を観に行ったことの繋がりで、町田在住の旧友からは「蓮の実(種子)」を育て方説明書付きで頂きました。
次回の集まりの時には、成長報告もしないと。
宴は話も酒も乗りに乗って、二時間の区切りでお勘定のあとそのままの席に居座り、更に二時間あまり。
最終電車間近というところでやっとお開き。
電車ではつい眠ってしまい2駅ほど乗り過ごし、タクシーでやっとのことで帰還を果たす始末。
のようなわけで、昨日は全くの音無し状態でした。

で、今日は春分の日。
**********以下、wikipedia**********
春分の日は、3月20日から3月21日ごろ。
祝日法の上では「春分日」としている。
国立天文台が作成する『暦象年表』という小冊子に基づいて閣議で決定され、前年2月第1平日付の官報で発表される。
よって、2年後以降の春分の日の日付は確定していないことになるが、これまでに、天文計算によって求められた春分の日付以外の日が春分の日とされたことはない。
なお、天文計算上2025年までは閏年とその翌年が3月20日になり、その他の年は3月21日となる。
また、現行の祝日法ができる以前ではあるが1923年の春分は3月22日であり、また2092年の春分は3月19日となる。

**********以上**********

昨夜から明け方にかけて、低気圧の影響で雷を伴ってのものすごい暴風。
千葉では最大38mを超えたとかで、事故や被害が報道されています。
昼過ぎにはようやく風も収まりつつある中で、部屋の温度計が29℃にもなって、夏のような様相。
ところが北日本では雨が雪に変わり猛吹雪も、とか...
なんともムチャクチャな日本の天気です。

そして我が家の庭には

真っ赤なのとは別なもうひとつの木瓜<羽衣>。


そして<雉筵>が開花。

●春分の朝を騒がす風雷坊 楓山人

殊のほかなんめり

2010-03-13 22:27:56 | 今日の事
再就職してからもうすぐひと月半。
勤務中心となった一日のサイクルに関してはとうにペースは掴んではいるものの、当然のように趣味や料理などは土日集中となってしまっています。
そして結果として、いろんなものが置き忘れや積み残しのようなことになっています。
雨水や啓蟄といった二十四節気もこのところブログに書き逃し...
買ってきた草花の植え替えは奥さんまかせ...
花の写真も丁度良い盛りの時期の撮影チャンスも逃し...
自分好みの料理も一週間に一度...

でもこの勤務、期間限定となっていて、期日は今月末。
あと半月もすると、また元に戻るということ。
“どちらの生活が良いのか、どちらの生活を自分は続けたいのか...”ここ数日はこのことが思いのほか頭の中を占めている状況です。
で、ひとしきり考えた後は概ね“どっちもどっち、まあどちらでもいいか”で結着する。

で、まずはガーデニング。

<君子蘭>
まっ盛りを少しばかり過ぎ、花弁に多少張りがなくなってきたところ。


<エリカ>
これはこの冬中咲き続け、花の大きさが少し増してきた。
まあ、これは盛りを過ぎたということでもなさそう。


<雉筵の蕾>
これは、これから盛りを迎えようとしています。


で、ウィークエンド・クッキング。

<蕗と油揚げの炊き合わせ>
まあ、丁度いい塩梅。
煮物/炊き合わせの出汁加減や塩加減は大丈夫。


<行者ニンニクの酢味噌かけ>
軽く湯がいた行者ニンニクに酢味噌をかけて。
これも酢と味噌と砂糖の加減もok。


<花山葵(はなわさび)の酢漬け>
花山葵を3cm程度に切る。
漬け液・・・酢1カップ、砂糖大匙1、塩小匙1/2、紅ショウガを汁ごと大匙3程度。

漬けて1時間後に試食として出したところ、“まだダメ”
上の二つは奥さんに合格点らしき評価をもらいましたが、これは一昼夜は置かないと。


ところで、冒頭の話に戻りますが、やっぱり趣味というものは、仕事の合間にやるからこそいいのかも分かりません。
休日も待ち遠しかったりするのが、いいのだと思います。
働けるうちは働くのがいい、これ皆さん仰います。
四月になったら、またハローワーク通いをして見ることに致しましょう。
冷やかし?...イヤイヤ、そのようなことはありません。

●花わさび辛味に酔ふは吾ひとり 楓山人
誰も箸を伸ばそうとはしなかった浅漬けの花わさび。
その辛味の何と玄にして妙なこと、その香りも鮮にして烈なり、歯ごたえも“シャキシャキ”と実に小気味よい、そして冷酒にこそ殊のほかなんめり...
この味わい、誰にも分かるめぇ...
わさびは春の季語。

国名・都市名の漢字表記問題、今日はお休み。

珍しい食材発見!

2010-03-07 21:54:17 | いつまでたっても料理初心者
漢字国名都市名クイズ第2回目です。
今日のは地方名もありまして、上級と特上級は抜きです。
①亜爾然丁
②阿爾巴尼亜
③安地斯
④英吉利
⑤伊色列
⑥伊太利亜
⑦伊蘭
⑧英蘭
⑨印度
⑩印度支那
答えはいつもの記事の最下部にあります。

金曜日に、勤め先最寄駅にあるデパチカで次なる食材を見つけました。

<アピオス>

<紫カリフラワー>


「アピオス」は日本名「アメリカホドイモ」というツル性のマメ科の植物。
原産は北米でネイティブ・アメリカンの栄養源とされていました。
日本には明治時代にアメリカから輸入されたリンゴの苗木にこの種が付着して来たことから広まったようです。
そして、きれいな花が咲き甘い香りがするので観賞用にも植えられましたとのこと。
更に、含まれる成分の豊富さは、現在人の抱える難しい諸症状に適合し、アピオスの食用によっての様々な症例を改善・治癒することが報告されているように、驚くべきはその栄養価。
カルシウム、ビタミンE、イソフラボンが多く、鉄分や繊維質に富み、イモでありながらマメ科に属する非常に珍しい植物です。
アピオスは花で人の心を癒し、実で身体を癒す、人間にとって貴重な栄養食品なのだ、ということです。

「紫カリフラワー」、以前ネットで見たときには、茹でると緑色になるとのことでしたが、これはそうはなりませんでした。
種類が違うのでしょうか。


で、今晩は

<菜の花の炊き込みご飯>
「菜の花の炊き込みご飯の素」で炊き上げただけのものです。
タケノコ、ゼンマイが混ざっています。


<クリームシチュー>
前回は、煮込む時に鶏ガラスープが少なすぎて、「味が薄い!」と評価が良くなかったので、少し余計目に入れたら、二人から「しょっぱ!!」の声。
どうも丁度良くはいきませんなあ~...

それと

<茹でアピオス>
よく洗って、茹で上がったら塩を振ってそのまま食べる。
確かにイモのような豆のような、食感と風味。
そしてほんのり甘みがあって、ビールのおつまみにいいですねえ。
皮は剥いてもいいけれど、面倒なのでそのまま食べる。
気にならない程度の泥臭さが、またいい。
こんどまた是非、買ってきましょう。


<紫カリフラワーの酢漬け>
右半分は奥さんが主張した、少しだけ湯がいたもの。
左半分は私流の茹でずにそのまま、というもの。
色合いは、少し茹でた奥さん流儀の方に軍配。
食感はどちらも有意差無く、よって総合評価は、少しだけ湯がく方の勝ち!!


で、今日の答えです。
①亜爾然丁 アルゼンチン(中級)
②阿爾巴尼亜 アルバニア(中級)
③安地斯 アンデス(中級)
④英吉利 イギリス(初級)
⑤伊色列 イスラエル(中級)
⑥伊太利亜 イタリア(初級)
⑦伊蘭 イラン(初級)
⑧英蘭 イングランド(中級)
⑨印度 インド(初級)
⑩印度支那 インドシナ(初級)

今夜のはちょっと簡単だったでしょうか。

「官僚たちの夏」

2010-03-06 15:53:10 | 映画・DVD観賞
昨日は最高気温20℃を超えるバカ陽気でしたが、今日は一転して雪になりそうと思うほどの冷たい雨。
ということで、今日のテーマはDVD/読書とイン・ドア関連です。

その前に、懸案だった世界の国名・都市名の漢字表記を。
アイウエオ順で、初級ものから特上級ものまで取り混ぜてあります。
今日はその第一回目。
①氷島
②愛蘭
③亜細亜
④雅典
⑤亜富汗斯坦
⑥亜弗利加
⑦亜米利加
⑧阿拉斯加
⑨亜剌比亜
⑩阿爾及
⑪阿拉辣
答えはこの記事の下のほうにあります。
コメントに何個正解したかも書いて頂くと出題者兼管理人(私)は喜びます。



さて、今週初めあたりから「官僚たちの夏」を読み始め昨夜読了いたしました。
同時進行的にそのDVD(全5巻)も観始め、それも昨夜完了しました。

「官僚たちの夏」は異色の官僚と言われた佐橋滋をモデルに、昭和30年代後半以降の高度経済成長を推進した通産官僚たちの姿を描いた作品。
城山三郎の原作で『週刊朝日』に「通産官僚たちの夏」のタイトルで連載され、1975年に新潮社より改題単行本化されたもの。
2009年7月~9月にはTBSでドラマ化されています。

新潮文庫


DVD

作品は「なぜ戦後の日本はあれほどの急成長をとげたのか」という視点で書かれており、官僚(この作品では通産官僚)たちを現在のイメージである“悪”とは違った、企業を守り育て戦後経済を支え、日本を経済大国と言われるまで仕上げたヒーローのように描いています。
まあ、歴史というものは小説家などの見方により様々な切り口を見せるものなので、どれが真実かと言う議論はあまり意味がありませんが。
また、実在の通産省の官僚や時の政治家そしていくつかの企業が名を変えて登場しており、それが誰をまた何という企業をモデルにしたのかを想像するという興味も加え、ほぼ三日間の夕食後から寝るまでの時間を満たしてくれました。

モデルになった企業は
アケボノ自動車・・・スバルを作った富士重工業(アケボノとスバルが鍵)
大沢無線・・・富士通(元黒沢通信工業)
元浦製紙・・・本州製紙
日本航空機設計・・・日本航空機製造
松池鉱山・・・三井鉱山/三池炭鉱
といったところでしょうか。

人物としては
池内信人・・・池田勇人
須藤恵作・・・佐藤栄作
北大路欣也が池田勇人をモデルにした池内信人に扮していましたが、数年前の「華麗なる一族」の万俵大介とあまりにも似ておりイメージが重なりすぎてちょっと戸惑いました。

官僚主導について。
今から40年ほども前の時期になるあの日本では、官僚主導の国内産業保護政策が上手くいって高度成長に結びついたにも関わらず、なぜ今の時代に携帯に代表される情報産業が世界に通用しない、日本だけの独自方式になってしまったのか。
おそらくは、官僚主導の産業政策が今の時代に合わなくなっているということだと思いますし、そういう見方が一般的でしょう。
といったようなこともあって(勿論様々な経緯があって、ではありますが)、通産省(今は経産省)に限らず、官僚=悪という図式が出来上がったように思います。


【コブクロ STAY/「官僚たちの夏」主題曲】



さてさて、冒頭の漢字/国名・都市名の答えです。
それぞれに、初級・中級・上級・特上級とランク付けをしましたが、これはあくまでも私の勝手な基準に基づくもので、あまり気にすることはありません。
なので、ランク付けに関する異論は基本的にお受け致しかねますので、そのおつもりで。
①氷島   アイスランド(中級)
②愛蘭   アイルランド(中級)
③亜細亜  アジア(初級)
④雅典   アテネ(上級)
⑤亜富汗斯坦アフガニスタン(中級)
⑥亜弗利加 アフリカ(初級)
⑦亜米利加 アメリカ(初級)
⑧阿拉斯加 アラスカ(初級)
⑨亜剌比亜 アラビア(初級)
⑩阿爾及  アルジェリア(中級)

⑪阿拉辣  アララット(特上級)
トルコ東端、イランとアルメニア共和国の国境付近にある火山。ノアの箱舟が山頂に漂着したとされる。

⑪の特上級は、知っても知らなくてもどうでもいい、番外としましょう。

春動く

2010-03-03 22:03:14 | 花・ガーデニング
今日、勤め先の都合で休暇になってしまいました。
とは言っても、有給なはずは勿論ありません。
ただこちらにも、ちょっとした用事があったので、まあ好都合だったということではあります。
なので、このブログとしては“臨時稼働”...ということになりますか?
テンプも菜の花の背景物と。
タイトルも、先日の松ちゃん様からのコメントから勝手に頂き、“春動く”...と。
午後から多少陽がさして来て、まさに春が動くかと思いきや、明日からまた当分の間は雨予報。


先月衝動買いした「牡丹」のその後。

「フユシラズ」
2,3年前、あまりにも増えすぎたので、奥さんが片っ端から撤去してしまいましたが、毎年今頃になるといくつかは必ず出てきて、花を咲かせます。


「花かいどう」
赤い芽が覗けます。

「ピンクとバイオレットのヒヤシンス」
二つの対象に同時にピントを合わせるのは難しい。


我が家の「沈丁花」がちょっとだけ開花。


庭の一角に、今年突然のように何かの草が生え始めた、と思ったら花を付けてやっと分かりました。
これは「ハコベラ」です。

以上、用事から帰って、夕方前に撮った我が家の庭の様子。
先日の「春の兆し<2>」の続編です。
待ちかねたものがあれば、思いがけないものも...これも春。
花粉症は、薬が効いているので鬱陶しさはさほどないものの、花の香りを楽しむには
“その感覚、鈍なり”

●雨あがりなほ香は鈍く沈丁花 楓山人