平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

仙石原の名刹、五百羅漢の寺

2006-11-29 22:00:01 | 寺社めぐり
また、箱根のことを。
ガラスの森から目と鼻の先に龍虎山長安寺があります。

仙石原の名刹として知られる五百羅漢の寺。
東国花の百ヶ寺にも指定を受けています。
境内や裏山に点在する五百羅漢はそれぞれが個性的で表情も豊か。
紅葉に包まれながら語り合っているかのよう。

久々にシリアスな俳句で
もみじ踏み 往く霜月や 児らのこゑ

※五百羅漢を“児ら”に見立てました。

箱根の紅葉

2006-11-25 22:05:42 | デジ散歩
今日は箱根に紅葉の名残りを見つけに出かけました。
今年は昨年に比べ紅葉が早いようです。
12月になってから訪れた昨年よりも散り具合が大分多いようです。

「箱根ガラスの森」は紅葉というより、もうXmasの雰囲気十分でした。
「ガラスの森」は近々upを頑張ります。
他に、初めての「長安寺」「蓬莱園」「千条の滝」、去年に続いて「箱根美術館」を訪れました。
どこもネット情報よりも冬化が大分進んでいるようでした。

古人の詠みたる一句
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
(在原業平朝臣)

<今の時代はもちろんのこと、遠い神代の昔でさえも聞いたことがない、竜田川が紅葉の鮮やかな紅色で水をくぐり染めにするようなことは>

在原業平朝臣:六歌仙の一人、伊勢物語の主人公に擬せられる遊び人な美男貴族で、今で言うプレイボーイ?、シティ・ボーイ?、あるいはホスト?
学才や政治手腕はあまりなかったようで藤原摂関体制から疎外された分、人並み外れた遊びと歌才へと向ったのでしょう。

六歌仙:在原業平、僧正遍昭、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大伴黒主

落語に古今亭志ん生の得意ネタ“千早ふる”という噺があります。
知ったかぶりのご隠居が百人一首の意味を聞かれる。
「ちはやぶる........」

竜田川と言うのは大関で、千早と言うおいらんに恋したがふられ、その妹の女郎の神代も言う事を聞いてくれないで ”千早ふる神代もきかず竜田川”だ。

そして、竜田川は傷心して相撲をやめて故郷に帰り、家業の豆腐屋になる。十数年後、女乞食が卯の花(おから)をくださいと言われてふと顔を見ると昔ふられた千早だった。竜田川は怒ってやらない、千早は井戸に身を投げて沈む。
だから、”からくれないに 水くぐるとは”だ。
と説明する。
「では 最後の“とは”はどういう意味?」
「“とは”は千早の本名だった」
これが下げ。(落ち)

おいらん千早の美しさを、志ん生は「夜中のはばかり」と言う“クスグリ”を使っていて、「目のさめるようないい女」と言う事。

ガーデニング・ハウス、チェーンソー再び

2006-11-18 21:01:22 | 花・ガーデニング
庭にガーデニング・ハウス(いわゆるビニール温室)を設置しました。
大きさは90×90×175。
温室設置は、ちょっと大きくなった香蕃茉莉を今年の冬の寒さから守ってやろうという理由から。

“カンタン組立て”と書いてあったので2~30分位でできるだろうと思って始めましたが、何と小一時間も掛かってしまいました。
原因は?
組立て説明書の拙さが第一!
「部品の形が図と違いまっせ、オッサン...」
そして一人では組立てが困難なこと!
「コリャ手が3本必要でっせ、オバハン...」
emi-sanの手助けでやっと完成したのが5時近く。
最初から最後までぼやきっぱなしでしたヨ。

今日は午前中、またあの我が家のガーデニングの最終兵器“チェーンソー”のお出ましでした。
温室が日陰にならないよう、フェンス脇の金木犀の木の枝を間引いたり、傷みが激しい柘植の木を抜いたりするために大活躍。
おかげでまた手首の古傷が、シクシクと。

いつもの駄句をひとつ。
この苦労 わかってくれるか ばんまつり

画像は日も暮れかかって完成したガーデニング・ハウス。
香蕃茉莉は一番奥に置いたこともあって、暗くなってからのこの絵では見えません。

カニ缶パスタ

2006-11-12 14:20:46 | いつまでたっても料理初心者
昨晩は、カニ缶を使ったパスタに挑戦しました。

弱火でオリーブオイルを熱し、にんにくの香りをゆっくり炒める。
そこにカニ缶を入れ、軽く炒める。
その頃から、パスタを茹でる。
小さく切ったトマトを入れさらに炒める。
塩、こしょうで味を整え、茹でたてのパスタを入れる。
一緒にバジルペーストを適量混ぜ合わせる。
皿に盛りパルメザンとタバスコを好みで振り掛ける。
※このほか、タカのツメ、アンチョビ、シメジなどがあってもよい。

今日は、emi-sanとmari-sanはお出かけ。
私とチー猫はいつもの留守番。
今夜のクッキングは何で行こうか、ねえチー。

チェーンソーが終わって(戦争が終わって、僕らは生まれた...♪)

2006-11-05 21:12:07 | 花・ガーデニング
庭のピラカンサスが傷みすぎてどうにもならなくなったので取り除くことにしました。
巨大な根を張っているのは間違いなく、引っこ抜くのは容易でないため、幹を胴切りにすることに決めました。
近くのDIYでチェーンソーを買ってきました。
その昔、「13日の金曜日」でジェイソン君が振り回していたヤツです。
使って見て改めて思いました。
ノコギリで挽くより数倍の速さでしたが、これはやはり命がけで扱うべき代物だと。
終わってしばらくして、10年ほど前に骨折した手首のあたりに鈍痛が。
今、湿布薬を巻いています。

ついでに一緒に購入したビオラをハンギングに。

画像はビオラと、作業が終わった頃の夕日と、作業を興味深々で見ていたチー。

今日の一句
秋深し 可憐なビオラで ハンギング