平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

大晦日になってまで

2007-12-31 23:00:45 | 
Cheeです、いつもおいで頂いている皆様こんばニャ。
ことしも今日で終わりになりましたニャン。
無事新年をを迎えられそうな方もそうでない方も今年一年何かとお世話になり誠に感謝申し上げる次第でありますニャン。

今年は、妙な家族が加わり(管理人注記:Booのこと)何かとこころ静かならざる一年でしたニャン。
師走に入ってからも、お父さんは帰りが遅い日ばかりで構ってもらえない日続きでしたニャア。
年末休暇に入ってやっと頭や喉をナデナデ肉球モミモミ、あなり好きではないスキンシップでニャンすが、まあしようがニャイということで、お愛想にゴロゴロ言ってあげたりしてますニャン。

お父さん、お母さんともにこの三日間は忙しそうで、大みそかの今日になっても猫の手も借りたそうでしたが、わちきはとうとう貸してあげませんでしたニャ。
そりゃそうですとも、猫の手とは役立たずの代名詞ではニャいですか。
それなのにBooメは何かというとお父さん、お母さんの邪魔ばかり!
もっとご両親さまへのお気遣いというものがなければ...。

それはそうとこの「平成湘南日記」にCheeメが登場することはあまりありやせんでしたが来年こそはもっと登場回数を増やして頂きギャラもプラス出来高払いということでお願いしたいものですニャン。
この写真今年の10月に(だったかな)upしたものの使いまわしですニャン。

今年の最後を駄句で。
けふもまた猫の手欲しや大晦日 (楓山人)

白椿

2007-12-30 22:03:23 | 花・ガーデニング
ここのところ庭に目を向ける余裕もなかったということです。
今朝庭に出て白い椿がたった一輪咲いていることに気が付きました。
盛りを一、二日ほど過ぎたと思われますがそれでも実に凛として...。

花は白に始まり白に終わると聞いたことがあります。
今年の自分に相応しい漢字は「耐」かなあと思っていますが色で表すなら何色でしょうか。
難題ですが白でないことは確かでしょう...凛としてなどはいませんでしたから...。

悔いもなく白に終わるや寒椿 (楓山人)

旧友 S&G

2007-12-29 23:04:11 | 今日の事
なんとか年末の休暇は出勤せずに済みました。
あまりにも年末の家の仕事が出来ずにここまで来てしまったので、今年はもうしようがありません。
奥さんは、冷蔵庫の整理&清掃、玄関のフラワー・アレンジメント。
私はとにかく不要物の整理廃棄、そして年賀状作成。

今年新調したPCには年賀状ソフトがインストールされていないので、旧PCの登場とあいなりました~!!
聞き分けのない旧PCを騙しつつ脅しつつ、奥さんと私の分の表(宛先)裏(絵)は印刷終了。
そのあと手書きメッセージに時間がかかりました。
旧友の顔を思い浮かべながら添え書きを考える、...これがなかなか。

旧友と言えば、サイモン&ガーファンクルの「旧友」

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”Old friends"  by Simon & Garfunkel

Old friends, old friends,
Sat on their parkbench like bookends
A newspaper blown through the grass
Falls on the round toes
Of the high shoes of the old friends

Old friends, winter companions, the old men
Lost in their overcoats, waiting for the sunset
The sounds of the city sifting through trees

Settles like dust on the shoulders of the old friends

Can you imagine us years from today,
Sharing a parkbench quietly
How terribly strange to be seventy

Old friends, memory brushes the same years,
Silently sharing the same fears


旧友 サイモンとガーファンクル

年老いた仲間、老人仲間が二人
公園のベンチに腰掛けていた。
まるで本立て(ブックエンド)みたい。
芝生の中を 新聞紙が吹き飛ばされて
老人達の 底の深い靴の
まるいツマ先に落ちていく。

老人仲間は、冬の伴侶。
老人たちは オーバーコートに埋もれて
陽が暮れるのを待っている。
街のざわめきが 木立から流れてき
チリみたいに 老人たちの
両肩に積もってゆく。

君は 想像できるかい?
今日から何年も先に ぼくらがヒッソリと
公園のベンチを分けあって 坐っているところを。
70歳になるなんて ヒドク不思議な気がします。
年老いた仲間が二人
想い出が 同じ時間を撫ぜて通る。
同じ怖れを 静かに分けあいながら・・・・(牧 範之 訳)
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ポール・サイモンとアート・ガーファンクルは不仲であると巷間伝えられています。
しかし誰が何んと言おうと彼らは旧友の間柄というべきなのではないでしょうか。
そして彼らももう70歳になろうとしています。
二人はかつて歌ったこの歌を思い返すことがあるのでしょうか。

旧友に無事の証の賀状書く (楓山人)

これもクリスマスプレゼント?

2007-12-24 20:44:12 | 今日の事
携帯のバッテリーがダメになってきたのと海外でも使えるのをということで機種変更したんです。
最新機種を勧められ、一番人気らしい「F905i」にしてしまいました。
スタッフのお姉さん(おばさん?)がキムタクのCMで云々、と嬉しそうな説明についつられて最新機種をget!!

**Netでの説明文です**
折りたたみ型の使いやすさと横長画面の利便性を両立させた“ヨコモーション”スタイルを踏襲しながら、3.2インチの大画面を搭載した「F905i」。セキュリティ機能はさらに強化され、通話時の聞き取りやすさに配慮した。
**Netでの説明文終わり**

今まで使い慣れていたPからFになり、大分使い勝手が変わってしまいました。
これからジックリと機能を調べて使いこなして行こうかと。

ところで今晩はクリスマスイブ。
この時期になるといつも思い出すのはサイモン&ガーファンクルの曲で「きよしこの夜~7時のニュース」
「きよしこの夜」のバックに、マーチン・ルーサー・キングの公民権運動や、ニクソンの反戦運動批判を伝えるラジオ放送のニュースが流れます。
冷静なラジオのアナウンサーのニュースのストレートな読み上げとS&Gの静かな「きよしこの夜」の透通るようななハーモニーとの対照がたまらなく好きでした。

そういえば、いつもうるさいほどの県道に行き交う車の少なさが今日は感じられます。

すきとほるほど静かなる聖夜かな (楓山人)

クリスマスですって?!

2007-12-23 21:16:08 | 季節のこと
家族へのプレゼントを用意するために休日出勤を早めに切り上げました。
mari-sanにはいつものミュージックプリペイド券。
emi-sanには、フラワー・アレンジメント/信楽焼カップ/入浴用アロマ。

クリスマス・ディナーのメニューの一部は画像の通り...そうほんの一部です。
今年はなんやかやで卓上クリスマスツリーを持ち出すことも忘れていました。
「忘れる」も「忙しい」も心を亡くすと書く。
心を亡くしていたみたいですねえ。
クリスマス・キャンドルに灯を。

一句。
燭灯し心の隅に聖樹かな (楓山人)


子供のころ英語盤で聞く「Jingle Bell」は「ジンゴォベェ」としか聞こえなかった。
何故日本盤では「ジングルベェル」と発音するのかチョット不思議でした。
...ジンゴォベェ...じんごぉべぇ...じんごべえ...甚五兵衛???

お父さんは頑張る、...しかない

2007-12-22 23:20:12 | デジ散歩
昨日はemi-sanとmari-sanはTokyo-Disneylandにお出かけ。
私が11時過ぎに帰宅した時には、二人は帰ったばかりとのことで、もうリビングはそこらじゅう買ってきたもので足の踏み場もない!!
私の夕食は、というと...買ってきて頂いた「焼き肉弁当」で済まされてしまいました。
二人とも疲れ切ってか、さっさと寝てしまいお土産話も何もありませんでしたね。

土曜日の今日、またまた休日出勤。
emi-sanに貸してあげたデジカメは先ほど戻って来ました。
撮ってきた写真の説明もないまま、今emi-sanは炬燵で寝ています。
まだディズニー疲れが残っている?
しようがないので、一人でスライドショーで見てみました。
「クリスマス・ファンタジー」を存分に満喫してきたのがうかがえるようです。

画像は、クリスマス・ドレスアップしたシンデレラ城を向こうのエントランス付近...かな?

今日はそういえば「冬至」
冬至は二十四節気の一つで12月22日ごろ、およびこの日から小寒までの期間。
この間頂いた柚子がお風呂に入っていました。
いっぱいあった柚子、ほかのはどうしたのでしょうか。
明日、聞いてみよう。

実は明日の日曜日も出勤なのであります。
嫌いな言葉ではありますが、がんばりまぁ~すッ!!

温もりのある...

2007-12-16 22:59:47 | いつまでたっても料理初心者
庭の菜の花の芽が隙間なく生えてきたので間を開けるように適当に間引き。
捨てるのは勿体ないので湯がいて辛子和え、...そう、初めて食卓に。
若い芽だけあってシャキシャキ感は抜群。
ほんの少しだけアク味が感じられますがそれがまた風味良く。

そしてもうお馴染みの不断草を摘んで炒め煮。
もう食卓に載ること3回目。
前にも書きましたけれど、奥さんはそれほどでもないが私はこれがお気に入り。
確かにどうということはないのに何故か心のどこかに何かが訴えかけるような、...これは思い過しか気のせいか。

青菜がダブってしまいました。
温もりて冬の夕餉に青菜かな (楓山人)

早朝ガーデニング

2007-12-15 22:16:20 | 花・ガーデニング
今日も休日出勤。
まだまだ気が張っているので取りあえず何とか大丈夫。
しかし仕事の内容がかなりシリアスなのでプレッシャーは相当なもの。


少し早めに起きて出勤前に慌ただしくガーデニング。
ゴールドクレスト、葉ボタン、メラコイデスの寄せ植え。
この疲れ切った心身を癒してくれるのは、にゃんこのCheeと花たち。
これから季節的にますます庭の花が乏しくなってきます。

葉ボタンに雫煌く師走かな (楓山人)

頂いちゃいました

2007-12-09 22:05:30 | 季節のこと
直ぐ後ろの畑の所有者○○さんに柚子を枝つきで頂きました。
さて、これをどうしましょうか。
柚子ジャム...もう少し多ければね。
柚子湯...これもそれほど思い出として残らないのかなあ。
このようなケース、やはり奥さんがアドバンテージを握っています。
私としてはすこしでもいいから、ジャムなどに加工するのがよいですね。
そして紅茶などで楽しむ。
恐らく農薬などは使っていないのでこれが一番よさそうな感じがします。

一句はいずれ。

菜花の芽...

2007-12-09 21:23:08 | 野菜はいかが...
奥さんが3週間ほど前にプランタに播いた種、菜花の芽が早くもいっぱい姿を現わしています。
2月には蕾をいただけるかなと楽しみです。
お浸しや漬けものにするといいかな。

最近庭を構う事が無く、奥さん任せになってますねえ。
リタイアしたら庭のことは私がいろいろやるつもりではいますがどうなることでしょうか。
食いしん坊のこの私ですから、我が家で作った食材には格別の思いがあります。
ということで家庭菜園には特にリキを入れたいと思っているんですが。

今日も休日出勤。
その帰り奥さんと落ち合って花屋さんに行って「アメリカハナミズキ」が欲しいなと言ったら植えるところもないのにと一蹴されてしまいました。
そうかなあ。
庭に関しての主導権はまだ奥さんが握っています。

菜の蕾香を待ちのぞむ年の暮 (楓山人)

忙中、束の間の閑

2007-12-08 21:58:48 | 花・ガーデニング
休日出勤の慌ただしいさ中の今朝、10月に時ならずして咲いた庭の木瓜に実が生っていたのを発見しました。
恐らく何日か前から生っていたんでしょう。

ここ一か月のというもの我が頭の中、仕事関係のウェイト極めて重し。
しかも土日というとお出かけ続きで、庭のメンテを先の日曜日にやっとのことで出来たところ。
朝、新聞を取りに行ったついで庭を見回るゆとりもなくなっていた訳。
今朝はたまたま木瓜の実を見つけたので早速カメラを取りに戻ってショット!!
そういえば、二十四節気の「大雪」が昨日だったことも忘れてしまってましたよ。

【大雪 by eikipedia】
大雪(たいせつ)は二十四節気の1つ。12月7日ごろ。および、この日から冬至までの期間。
太陽黄経が255度のときで、雪が激しく降り始めるころ。十一月節。『暦便覧』では、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。
鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。

最近心のゆとりというものを本当に無くしていたんですねえ。

次の二十四節気は12/22の冬至、...あと2週間。
そのころはもう年の瀬間近でまさに、忙...。

木瓜の実や忙中に閑見つけたり (楓山人)
ぼけのみや ぼうちゅうにかん みつけたり

「木瓜の実」本来は秋の季語だそうですが季節感喪失気味の私には似合い??

庭のメンテ

2007-12-02 21:09:42 | 花・ガーデニング
ここのところの週末といえば、大山、仙台、箱根と庭を顧みる暇がありませんでした。
午後のほんのいっときを庭のメンテ。
薔薇とデュランタ宝塚の剪定、ムラサキシキブの地植え、ビオラをハンギング鉢植え、アッサム匂い桜を室内移動、ストレプト・カーパスを温室移動、等など。

そんな中で、クレマチスが白髯の如き翁姿になっていました。

向寒に綿毛纏うやクレマチス (楓山人)

我が家の初冬定番、箱根

2007-12-02 13:17:44 | 季節のこと

この季節またまた我が家定番の箱根にでかけましたよ。
箱根全体的には紅葉はもう終わり。
しかしまだ塔ノ沢や大平台あたりはまだ見ごろでした。
今年は特に11月になってから急に冷え込んだこともあって、例年より色合いが濃い目のような気がしました。

今年も最初にまず
「箱根ガラスの森」
やっぱりもうクリスマスムード。
アチェロの煙突のサンタさん。


ガラスのエクステリア。


池のマガモクン。


庭園内の楓を加工してみまた。

次に「長安寺」
ここも紅葉はほぼ終わり。


これは梅もどき。



そしてその次は
「箱根ラリック美術館」
昨年の夏に来た時には時間がなくて寄れなかった「ル・トラン」。


予約乗車券


映像での説明、乗車しお茶とデザート、スタッフによる説明で45分間、一人2100円なり。 
このオリエント急行サロンカー「コートダジュール号」は、この美術館を開館する際、一両をそのまま欧州から移送したもの。
車内はルネ・ラリックが制作した150枚以上もの華麗なガラス・レリーフで彩られています。
このサロンカーの中で、贅を極めたインテリアによる空間芸術を体感しながらのセレブなティータイム。
 珈琲はポットに3杯ほどで、ホイップクリーム、バラの花のジャム、シナモンシュガーで様々な味わいを。

車内は一切撮影禁止ということで、珈琲もお菓子も写真は無し。
バラの花のジャムを買って帰りました。

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【 ルネ・ラリック (1860-1945)】
ルネ・ラリックはフランス・シャンパーニュ地方で生まれ、自然豊かな環境で育ちました。
父を早く亡くし、母から技術を身につけることをすすめられ、16歳で宝飾細工師に弟子入りします。
弱冠20歳にしてカルティエをはじめとする一流宝飾店から仕事の依頼を受けるようになったラリックは、サラ・ベルナールら大女優の舞台アクセサリーを手がけるようになります。
その後、香水商コティとの出会いによって、ガラス工芸へと転身。
アール・ヌーヴォーからアール・デコへと流行が変わる中で、ラリックは両時代を代表する存在として活躍します。
1925年のパリ現代装飾美術産業美術国際博覧会(通称アール・デコ博)では、会場のモニュメントとなる高さ15mのガラスの噴水「フランスの水源」を制作。
また、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの建築装飾にも進出し、その才能を発揮しました。
<以上美術館HPより引用>
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このあとは蕎麦処
「竹やぶ」
ここは昨日のうちに掲載済み。

最後に
「箱根美術館」
ここ箱根紅葉のメッカ、...でも2週間前だったら最高だったのにね。
人出ももうそれほどでもない。
にもかかわらず、おばちゃんやおばあちゃんたちは口々に「うわー、きれいねえ」
そして中でも一番よさそうなのがこれ。


芝や青苔にちりばめられた落紅葉は中々のもの。


今年最後の紅葉の句。
青苔に散り絶え間無き紅葉かな (楓山人)


竹やぶ

2007-12-01 23:45:48 | 食べある記

とうとう12月になって今年もあと少し。

【店主からひとこと】
箱根山、芦ノ湖等々紅葉が始まりました。
朝夕めっきり寒さを感じます。
上着を一枚余分に持って出掛けませんか。

という「箱根/竹やぶ」のHPにつられて足を運びました。
大涌谷から芦ノ湖へ向かう途中の姥子にある、木や石、鉄やガラスを使ったユニークな装飾の、「これがお蕎麦屋さん?」というお店。
駐車場からこの石段をたどり


暖簾をくぐり


エントランス


店主の阿部さんと思しき方に、この席に案内されました。
窓からは終りかけの紅葉のパノラマ。


すぐ脇に10人ほどの団体さんがとても賑やかで、もう...。
待たされること約10分、メニューを見てこの二品に決定。
奥さんは「おろしそば」私は「とろろそば」


入ってすぐ正面のところに、予約のみと思われる部屋を発見。
暖炉があり、とても通常どこにでもあるお蕎麦屋さんとは思えない空間です。
あちらこちらに「こだわり」を感じさせる店内です。
 

店内をきょろきょろしながら、更に待つこと20分。
待ちかねた「とろろそば」


そばそのものには、十分な風味とこしがあり、そば湯もとても濃厚。
こだわりの絶品といえましょう。
しかし粋とは言い難い私らには、いかんせんそばの量が少なすぎました。
待ち時間30余分、食べるのに5分たらず。
極めて空腹な昼時、コストパフォーマンスとしては何ともねえ。
腹八分目というけれど七分にも達していない。

店主が著した本が置いてあり、そこに「初めてのお客には予約をお断りしている。
まず店にきて頂いて、その後に...予約を...」と書いてあった。
客に媚びない、これもこだわりなんだろうねえ。

お腹いっぱいという訳にはいきませんでしたが、そば好きの私はいつかまた来てもいいなと思う、「そば」ではありました。

終わりかけの紅葉を窓から眺めながら。
二人旅たぐる蕎麦から散り紅葉 (楓山人)
竹やぶに腹をへらした冬すずめ (楓山人)