平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

蔵出し映像

2009-05-31 11:41:51 | 
朝からPCのファイル整理をしていたら、デジカメで撮ったニャンコたちのムービーを発見して、またまた見入ってしまいました。

【超ガニ股ニャン】

ムチャクチャなガニ股で思いっきりふらつきながら、何処へ行く?
鳴き声もまだかぼそくて。
ファイルの日付を見ると2007/5/14。
生まれて10日位だと思います。

【フガフガ、チュッチュ、ペロペロ】

これは、2007/6/14。
お気に入りの毛布でフガフガ、チュッチュして、自分の手をペロペロし始めた。

写真同様、ニャンコをムービーに撮るのはやっぱり難しい。
面白い仕草をしたので、「ムービー撮るから、今のもう一回やって」といっても勿論無理。
大分昔のことになりますが『子猫物語』という映画がありました。
あれはニャンコがスゴクお利口さんか、カメラマンがよっぽど猫心理を知っているか、辛抱強いか...多分全部でしょうね。

整理している中で去年の5月に行った靖国神社の写真も発掘しました。
これもいずれ本館HPの「寺社めぐり」にupを...。

初夏の白い花

2009-05-30 19:28:26 | 花・ガーデニング
明日は雨予報ということで奥さんは午前中洗濯、午後遅くなってから二人で庭のメンテ。
生協で買ったというアメリカンブルーの鉢植え、薔薇の花後の剪定、そろそろ咲き始めそうな百合に支柱を立て、シダ類カタバミ類の草むしり、...etc
もうそろそろ終わろうか、と思ったら時刻はすでに6時過ぎ。

そんな作業の間、ずっと匂っていたのが真下の畑の栗の花。
此の匂いずっと嗅いでいると時には頭が重くなって来そうな気がします。
どうにも馴れませんが、やっぱりこの季節には欠かせない匂いなのでしょうか。


<栗の花木>
ぶな科
遠くから見ると、白い長い花のように見えます
たくさんの雄花の中に目立たない雌花があると言われていますが、この写真では解りません。

●夕闇に匂ひ重たし栗の花 楓山人


玄関先の<南天の花>
目木(めぎ)科
学名 Nandina domestica
   Nandina(ナンディナ)は、日本語の「ナンテン」が語源。
花は比較的地味な白いもの。真ん中は黄色
漢名の「南天燭」を略して「南天」
実を乾燥させたものには「せき」止めの効き目がある。

●花南天玄関先に福を乞い 楓山人

草クン復帰に思うこと

2009-05-29 20:54:00 | 今日の事
草剛が「笑っていいとも」に復帰しましたね。
いろいろ意見はあるでしょうが、やっぱり彼の人柄とそしてSMAPの人気が復帰を早めたのではないでしょうか。
ひと月前、釈放直後の会見が非常にタイムリーだったのと彼の真摯な態度...これが共感を集め、実にポイントが高かった。
そして、そしてキムタクのコメント「ドラマをやっても映画をやっても、個人個人でこうして活動できるのはベースはこのチームにある」
SMAPあっての草なのだと...。

でもよく考えると彼は酔って騒いだので警察に通報されたけど、「公然・・・」に本当に相当したんでしょうか。(裸だったとしても)

私がもっと言いたいこと、それは...



あの事件(?)の翌日、H大臣は「最低の人間だ。絶対許さない」と発言しました。
そしてその翌日「『最低の人間だ』と言ったことは取り消す。『最低・最悪の行為だ』と言い直す」...と。
どっちにしても、自分が推進担当している地デジ化を冒涜されたとでも思ったのでしょうか。
政治家は往々にして自分の発言を安易に撤回したりすることがあります。
人が、イヤイヤ一国の政治家たる人間が一度口にしたことが、そんなに簡単に撤回できるものなのでしょうか。
一般の国民が言うのではない、国政に携わる担当大臣の発言...何と器量が狭く、思いやりも愛情も無い発言だったのでしょうか。

もう一度、草クンは本当に大臣が言うような最低のことをやってしまったのでしょうか...。

はっきり言って政治家の観点は我々国民のそれとは甚だしくズレているとしか言いようがないと思っています。
先日の党首討論でA首相が「国民の今一番の関心事は西松問題だ」といったことがいい例です。
今我々国民は、経済、年金、医療、安全...です。
西松ナンとかなど遥か下の順位でしかありません。

世間はもう、H大臣の発言をとっくに忘れているでしょう。
それほどのことにH大臣を含め今の政治家さんたちの存在感が希薄だということでしょう。

それはそれとして、これまで私はブログで政治問題をここまで書いたことはありませんでした。
が、私にとって重要なことだと思ったので、ここでここまで書いてしまいました。

H大臣やA首相を支持されておられる方々や身内の方々にはさぞ不快な内容だったと思われますがどうかご容赦ください。


話は変わります。

庭の柏葉紫陽花が大分それらしくなってきました。
ユキノシタ科アジサイ属
北米系の紫陽花
名の謂れ:柏のような葉の形から柏葉紫陽花と。
柏葉紫陽花の花言葉:「耐える愛」


このブログのテーマは「政治問題」ではありません。
花、ニャンコ、クッキング、デジ散歩、お笑い、ですよ~。

疲労困憊

2009-05-28 10:31:59 | 美術館めぐり
昨日は平日で晴れ。
絶好のアート日和、と思いつつ上野は「阿修羅展」「ルーブル美術館展」へと出かけました。
先週bookmarkしておいた、阿修羅展の待ち時間情報を流している携帯サイト。
今週になって状況を確認したところ夕刻になっても60~80分待ちでした。
平日だからすいているだろうという予想は実に甘かったっすねえ。
開館時間の9:30、私たちはまだ小田急電車内。
携帯で確認すると何とすでに待ち時間60分...あ~ぁ。

上野駅公園口を出て交差点を渡ってすぐの処に当日券売り場があったので早速両展の入場チケットを購入。
「阿修羅展」の待ち時間は80分になっていました。

上野公園内にある「東京国立博物館平成館」へと。
待ち行列の最後尾を見つけて並びました。
平成館はまだ視界に有りません。(10:50am)

列に並んで約15分、平成館が見えてきました。
十重二十重はオーバーとしても、幾重の列になっているのか分かりません。


不平を言っても仕方ないので奥さんと「此の木は何という木だろうね」とか「鳥がさえずっているけど姿が見えないね」などといいながら...。
周りを見ると、「東博」とマジックで書かれた“貸し日傘”を差している人たちを多数発見。
なるほどね、このような良いお天気だから主催側はこのくらいのことはやらなくちゃあ。



約10分ごとに数メートル前進を繰り返し、私は奥さんの日傘の骨に頭を何回も小突かれながらやっと...やっぱり待ち時間80分ってぴったりその通りでした。(11:10am)


入館すると勿論撮影禁止。
展示フロアは展示品・像に近づくのも困難。
お目当ての「阿修羅像」は全周を3重4重に取り囲んで、係員の人が号令を掛けながら「止まらないで前に進んでください」と言うにも、なかなか整然とはいきません。
このような時は心穏やかに見て回りたいと思うのに反して、戦いさながら。
興福寺では温湿度管理のためガラスケース越しであるのに、ここではケースから出されての展示なので後ろに回って見ることができましたが、それは展示品にとって結構なリスクなのでしょう。

「阿修羅像」整った憂い恨み哀しみの顔立ち、と8頭身の細身のプロポーションは、いかにも現代的な“イケメン”ではあるが繊細で儚さも感じさせる。
そしてその遠くを見るような自身を見つめるような眼。
150cmそこそこの高さとはいえ圧倒的な存在感でした。
他の「八部衆像」「四天王立像」、どれも重々しく様々な感情が込められ、やはり存在感十分。

ミュージアム・ショップも更に混雑。
奥さんは休憩所で座って待機。
お土産は「阿修羅像」「もっと知りたい興福寺の仏たち」「印度伝来紅茶」

<阿修羅像>


<もっと知りたい興福寺の仏たち>

列では待ち疲れ、展示観覧で揉みくちゃ疲れ、ショップでも更に人に疲れ。
奥さんも私もかなり足腰に来ました。

●幾重にも日傘の列やミュージアム 楓山人

この「阿修羅展」九州国立博物館で同7月14日~9月27日、だそうです。


館をでると、並んでる時に気付かなかった、木に黄色い花が咲いていました。(1:20pm)

<ユリノキ>
木蓮(もくれん)科
ユリに似た花の樹木の意味から名がついた。
別名:
 「半纏木(はんてんぼく)」・・・葉が半纏(はんてん)のような形から。
 「チューリップの木」、花の形から。
 「奴凧(やっこだこ)の木」、葉の形から。
 「軍配(ぐんばい)の木」、葉の形から。

休憩・昼食の後、気を入れ直して同じ公園内にある「国立西洋美術館」に向かいました。

勿論また待ち行列に並びました。(2:10pm)
待ち時間は60分。
阿修羅展で並んだ時も痛切に感じましたが、出来ることなら入館時間指定の前売りチケットを購入すべきだったと。
料金も当日券より安いはず。
何故それに気付かなかったのかなあ、そんなことを考えながら...入館。(3:15pm)
勿論撮影禁止。

ルーブル美術館展はこれまでも何度も開催され、今も六本木の国立新美術館では「美の宮殿の子供たち」と題したルーブル美術館展が開催中。
こちらは「17世紀のヨーロッパ絵画」というサブタイトル。
レンブラント、フェルメール、ルーベンス、クロード、ラ・トゥール、ベラスケスといったルーヴルを代表する画家たちの作品が。

<フェルメール「レースを編む女」>“ポストカードをscan”
思った以上の小さなサイズ(23.9×20.5cm)
フェルメールは日本で人気の高い画家と言うこともあって、小さな絵に多くの人が集まっていました。

足腰がギシギシ云うのを耐えつつ、頑張って全品一通り見て回りました。
奥さんはちょっと有名そうなのを見繕いながら摘み食い的に見た、と言ってました。
ショップでルーブル美術館のガイドブックを買いました。
いつかフランス・パリへ旅行に行く時のために。
4:50pm、館を出る。


<庭にあるロダン「かんがえるひと」>

美術館めぐりもこれだけ混雑すると、芸術鑑賞などと優雅なことは言っていられません。
最初の阿修羅展はまさに戦い、続くルーブル展は忍耐もしくは難行苦行、とは言いすぎでしょうか。

帰宅し入浴後、奥さんは腰、私は膝に、それぞれ抱えた疾患部分に、そしてアチコチに湿布薬をベタベタ貼りまくりました、...と言うお粗末な話でした。

ところで新型インフル、今日マスクをしていた人は10人に1人もいない。
精々2~3%くらいだったでしょうか。

ところでをもうひとつ、「虎が雨」ということばがあります。
******
旧暦5月28日(今の暦で6月下旬から7月中旬ごろに当たる)に降る雨のこと。
1193年(建久4)年5月28日、源朝が富士のすそ野で巻き狩りをしたとき、朝のお供をした工藤祐経が宿にもどり、酒を酌み交わしていた。
夜半近く、外は激しい雷雨となった。それを待っていたかのように、曽我兄弟は部屋に乱入し、祐経を殺害し父のあだ討ちを果たした。
このとき21歳の十郎祐成は討ち死にし、19歳の五郎も取り調べられたのち、首をはねられてしまう。
これを聞いた十郎の愛人の虎御前はひどく悲しみ、泣きはらした。
そのときから人々は、旧暦5月28日に降る雨を、虎御前が泣く涙であると伝え、「虎が雨」と呼ぶようになった。
******
「虎が雨」は俳句歳時記で夏の季語となっています。

千に一つの無駄もなく

2009-05-26 20:09:48 | 野菜はいかが...
半月ほど前に苗を買ってきてプランター植えの野菜に花が咲きました。


<茄子の花>
下向きの花を無理やり上を向けさせての撮影でした。

親の意見と茄子の花は千に一つも徒はない(無駄がない、とも言う)
≪おやのいけんと なすびのはなは せんにひとつもあだはない(むだがない)≫
徒がない即ち無駄がない、ということ。
「徒花」と言う言葉がありますがその意味は、咲いても実を結ばずに散る花、むだ花、季節はずれに咲く花、はかなく散る桜花...。
また、「徒花」には茄子の雄花の異称の意味があるそうです。

無駄がないといっても今のところ花は一個だけです。
生る実は一個だけ?...いやいや、もっと花が咲きますように。



<ミニトマトの花>
「ミニトマト」の花も全てが無駄なく実になると言われているようです。
花がいくつか咲いてます。
期待してます。
トマトは元々南米アンデス山地が原産。
きわめて雨の少ない地域出身なので、水分補給を地中だけではなく空気中からも、ということで、その茎など全体的に細かい繊毛を纏っています。

もひとつ「ミディトマト」の苗も殆ど同じような花をつけました。
これにも期待。


<パプリカの花>
一つだけ花開きました。
他にも蕾をいくつか持っています。
どれも無駄なく実になりますように。

他に、トウガラシの苗も植えています。
今のところ目立った変化はありません。
何かあればまたいつか報告...ということで。


●俯きし顔仰向けて茄子花 楓山人
うつむきしかお あおむけて なすびばな

続・野鳥山草探し

2009-05-24 13:03:34 | デジ散歩
昨日の続編です。

野鳥の水飲み場(水浴び場)の写真を“明るさ調整加工”してみました。

これは<エナガ>だと思います。
4羽並んでカルテットですね。


<薄青色の紫陽花>


小さいピンクいろの花ということで風露の類かと思いましたが、六弁なのでちょっと違うかなあ!?
これ、図鑑で調べたかぎりでは庭石菖(ニワゼキショウ)が一番近そうですが、定かではありません。


<エゴノキ>
これはmagic-daysさんのブログにもupされていましたね。


<紫詰草(ムラサキツメクサ)>
デンマークの国花だそうです。
別名「赤詰草」(アカツメクサ)


<蕺(ドクダミ)の花>
別名「十薬」(じゅうやく)


<都忘れ>
**名前の由来
昔、承久の乱に敗れて佐渡に流された順徳帝が庭の野菊が紫色に咲いているのを見つけ、「紫は京の都を代表する美しい色だった。都のことが忘れられるかもしれないので、いつまでも私のそばで咲いていてくれ」と言ったとか。
別名 「野春菊」「東菊」


<紫蘭>
「この花の名前知っとるか?」
「シラン」
「なんや知らんのかいな、シラン言うんやで」
「そやからシラン言うとるやないか」
つまらない小噺でした。

気を取り直して
●紫蘭花群れて往きたし人も亦 楓山人

野鳥山草探し

2009-05-23 20:38:17 | デジ散歩
市内の散歩コースを歩いて来ました。

先ずは家のすぐ後ろの権現山。


もうすでにガクアジサイが花開こうとしています。

権現山の野鳥が集まる水飲み場。

これはヒヨドリですね。
ウチの庭の常連さんです。


これはちょっと名前が分かりません。
家の庭にもたまにやってくるんですが。

この他にも、メジロやエナガがやってきて水浴びしていきましたが、なにしろ暗いのとカメラとカメラマンの質がモヒトツということで、ここでの画像掲載が適いませんでした。
残念でした。

次に、戸川公園内のおおすみ山居の庭園。

<栴檀>
”栴檀は双葉より芳し”
栴檀は発芽したころから芳香を放つことから、優れた人物は、幼いときから他と違って優れていることを示すことわざ。
ことわざ通り本当に芳しい香りを放ってました。
白檀のかおりにも似ているかな?


<箱根空木(ハコネウツギ)>
始めは白く、だんだんと紅色に変化するので一本の木に白から桃色そして紅色とにぎやかです。
名前には「箱根」とついていますが,箱根にはないそうです。
吸葛(すいかずら)科
学名 Weigela coraeensis
   Weigela : タニウツギ属
   coraeensis : 朝鮮半島産の
   Weigela(ウェイゲラ)は、18世紀のドイツの科学者「Weigel さん」の名前にちなむ。


<蝋梅の実>
我が家の蝋梅の実はこれほど立派には生りませんでした。


<吸葛(スイカズラ)>
吸葛(すいかずら)科。
学名 Lonicera japonica
   Lonicera : スイカズラ属
   japonica : 日本の
   Lonicera(ロニセラ)は、16世紀のドイツの16世紀の数学者、かつ植物採集家の「Lonitzer さん」の名前をラテン語化した「Lonicerus」にちなむ。
「水を吸う葛」の意から「吸葛」となった。
また、昔は、花の奥の方にある蜜(みつ)を子どもが吸って遊んだことから「吸葛」となった、との説もある。
花の色は、白から黄に変化していくことから中国では「金銀花」と呼ばれる。

●栴檀の香に手向けつつ山墓標 楓山人
●息切れし六十路の坂に花空木 楓山人

珍しく一緒に寝てるニャン

2009-05-22 14:22:20 | 
今朝はついさっきまで、珍しくCheeとBooが一つのフトンで寝てましたネ~!

<Boo>&<Chee>
最初にChee寝ていたところに後からBooが乗ってきたんでしょう。
最初にBooが寝てて、後からCheeが来るというのは多分無い。



二匹とも肉球を弄ってやったりシッポをナデナデしてやっても起き出す様子がない。
Booの方がちょっと薄目をあけ180度体を回転させ寝なおし、ヤッパ眠気の方が勝っているみたい。

いくつか写真を撮ったりしているうちにCheeが先に起きて

カーペットに降りて大きな欠伸。

Cheeと一緒にリビングに行くと

追っかけるようにBooも来て、一緒キッチンでカリカリフードを少し食べる。
しばらくするとBooはもう完全な遊びモード。
Cheeにチョッカイ出したり、オモチャの"シッポ"を咥えて私のところに持って来て、「一緒に遊べ」という。
そんなことをしているうち落着いてくるとまた昼寝。
これがニャンコの平均的なライフ。

新型インフルそして...小満

2009-05-21 16:28:55 | 二十四節気
とうとう関東圏に新型インフルの感染者が出ました。
NY渡航者ということで関西圏からの国内感染の拡大ではなかったようです。
機内ですでに発熱等の症状があったようですが陰性判定で帰宅とのこと。
この辺が空港内検疫の限界なのでしょうね。
来週は「阿修羅像」を見に行く予定ですが、その頃にはどうなっているでしょう。
買い置きのマスクを持って出かけなくては...

インフルエンザは通常冬に流行するもので、今すでに季節は夏。
若干の違和感を感じつつ、今日5月21日、小満(しょうまん)。
二十四節気の1つで、この日およびこの日から芒種までの期間を言う。
暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
つまり草木が生い茂り、緑が満ちる時季ということ。
また、秋に蒔いた麦の穂がつく頃でほっと一安心(少し満足)するということから「小満」といわれるようになったとも。
沖縄では次の節気「芒種」と合わせて小満芒種(すーまんぼーすー)という言葉があって梅雨の意味で使われるとのこと。
(一部wikipediaより)

昼寝の後、暑い最中を本屋さんへ。
途中川岸に胡桃の木を...。
去年は5月のはじめ頃に赤い花が咲いていたのでもしかしたら今年も、と思ってみたらもう実が幾つも生っていました。
ああ、もっと早い時期によく見ておくんだったなあ、と。

<胡桃の実とてんとう虫>

そして空地に沢山咲いていたこれは、

<待宵草>
ですよね、これ。
去年の7月にも「待宵草」について書きましたが、今だに「月見草」との区別というか定義がはっきりしません。
俳句歳時記には「月見草」の項に一緒になっていたりします。

●月見草午睡のあとの散歩道 楓山人

トム写真発掘

2009-05-19 12:38:16 | 
思い立って収納スペースの整理をしていたら、生きていたころのトムの写真をいくつも発見。
もう十七年も前だったり、娘のmari-sanも一部特別出演していたり、Cheeとの珍しいツーショットだったり...整理そっちのけで見入ってしまいました。
いくつかをスキャナーで取り込み。


<mari-sanに抱えられて/1992/2/17>
 いまのCheeやBooだと、こうも大人しく抱っこなどされていはしない
  此の頃はまだCheeもいなかったし、近所のノラもいなかったので、平和そのもの


<1997/2/17>
何か語りかけてやると、必ず言葉(?)を返してくる
 なにげに会話になっていた
  「ニャア」
   「トム、ご飯にする?」
    「ニャニャアァ」
     「それとも散歩?」
      「ニャニャニャァ」


これ、珍しいCheeとの2-Shot
 今、CheeはBooを煙たく思っているけれど、此の頃はTomがCheeを鬱陶しく思っていた。
  暗い所でのフラッシュ撮影なので、白トビしてしまった


Cheeがあっちへ行ったので、
 (やれやれ、やっと落ちつけるニャン)


当時Tomはmari-sanのベッドで昼寝するのが好きだった。
 以下の3枚は、Tom on the mari-san's bed.

(ナニ?写真撮ってるの?)
 時々薄目で様子うかがいつつ


頑張って寝たフリを続けてる


寝たフリしきれなくなくなって毛づくろいや体舐めを始める


他にも結構いっぱいあったのですが、なにしろカメラマンがヘタクソで、頭が写ってなかったり、フラッシュで真っ白になっていたり、といったものが多数。

今日のところは、以上です。

延命寺

2009-05-17 15:25:08 | 寺社めぐり
先日、チョットした用事のついでに古寺「延命寺」へと。

『曹洞宗万松山延命寺』
小田急線新松田駅から歩いて10分たらずで。
文明4年(1472)遠山丹波守直景が母の菩提を弔うために創建したと伝えられます。
境内の観音堂は行基の発願によって建立されたとのこと。
本尊である聖観世音菩薩と薬師如来が安置されており、その胎内には行基作と伝えられる「胎籠馬頭観音土仏(たいろうばとうかんのんどぶつ)」が納められています。

延命寺境内には、ゆかりの人々の手で約2000株のボタンが植えられています。
見頃は4月中旬~5月上旬とかで、今回は残念ながら見ることは出来ませんでした。


<入口>


<山門>


<萬霊塔>


<仁王門>


<仁王象 阿形?>

<仁王象 吽形?>


<観音堂>


<堂銘>


<鐘楼>


<弁天堂>


<金色の弁財天>
堂の格子からカメラで覗きこみ何回もフラッシュを、...それでやっとのことで。
弁天様は、さぞお怒りのことでしょう。


<本堂>


<寺銘>


<放光堂>


<放光堂内の釈迦如来像?>
これも何度となくフラッシュ。
...きっと近々仏罰が下されるに違いなく...。


<六地蔵と地蔵菩薩像>


<子育水子地蔵>


<蹲>


<紫露草>
入口の石門の下にもあったこの花、最近そちこちに目立っているような気がします。
露草(つゆくさ)科
学名 Tradescantia reflexa (紫露草)
   Tradescantia : ムラサキツユクサ属
   reflexa : 強く反曲する、背曲した、という意味
Tradescantia(トラデスカンティア)は、17世紀のイギリスのチャールズ1世の庭師「Tradescant さん」の名前にちなむ。

高さ50cmほどの小さい花の「紫露草」と、高さ1mほどの大きめで色数豊富な花の「大紫露草(おおむらさきつゆくさ)」があり、厳密には区別されるが、ふつうは一律「紫露草」の名で呼ばれることが多い。

シュールな噺

2009-05-14 19:49:40 | お笑い
落語昭和の名人決定版 2009年5月26日号/八代目 林家正蔵(彦六)
・中村仲蔵
・鰍沢
・あたま山


<『あたま山』のあらすじ>
ある男がサクランボを種ごと食べてしまったところ、種が男の頭から芽を出して大きな桜の木になる。
近所の人たちは大喜びで男の頭に上って、その頭を「あたま山」と名づけて花見で大騒ぎ。
男はうるさがって苛立つあまり桜の木を引き抜いてしまったので、頭に大穴が開いた。
ところがこの穴に雨水がたまって大きな池になり魚が棲みつく。
近所の人たちが船で魚釣りを始める。
昼は子供たちが、夜は大人たちが船遊び。
これが毎日毎日続き、以前にも増しての大騒ぎ。
ほとほと弱り果てた男は、自分の頭の池に身を投げて...。
という、とてもシュール(非現実的)な噺。

ついでに先代林家正蔵がこの「あたま山」のマクラに使った同じくシュールな小咄。

お日さまとお月さまと雷さまが旅をした。
翌朝お日さまとお月さまは雷さまを置いて先に出立した。
遅くなって起きだした雷さまは「月日のたつのは速いものだ」
そこで、宿の女中さんは「雷さまはいつお立ちになりますか?」
と聞くと雷さまは「夕立ちにしよう」

雷の坊やがおもちゃのたいこを持って、コロコロピカピカ、といい調子で鳴らしていたら雲の切れ間から下界へ。
落ちたところが竹林の虎の上。
虎が吼えたり噛みついたりしたので、雷の坊やは空に向かって「とうちゃん、ふんどしがいじめるー」

竜は雨や雲を呼ぶと言われる伝説架空の生き物。
ある夏、暑さ続きで困った人たちは竜神さまに雨乞いをした。
願いを聞き入れた竜神さまは夕立ちを降らせた。
喜んだ村人は、「夏の暑さを夕立ちで涼しく出来るのなら、冬もどうにかして暖かくしてもらえるだろうか」といったら、竜神さまは「冬は息子の子竜(コタツ)を使わす」

以上、お後がよろしいようで。

初夏の山野草

2009-05-13 13:49:22 | デジ散歩
4月初めの花見以来の今日のデジ散歩。
裏山は適度の坂があってその上り下りは鈍った体に活を入れるのにもよし!
約2キロ、写真を撮りながら一時間半ほどのデジイチ散歩でした。

いつものことですが、写真をクリックすると拡大表示されます。


<赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)>
最近この近辺でよく見かける4弁の小さなピンク色の花。
野草図鑑にも出ていなくて、ネットでこの名前が判明しました。
科名 アカバナ科マツヨイグサ属
花期 5~9月
帰化植物 南アメリカ原産


<紅酢漿草または芋酢漿草>
イモカタバミとは非常に良く似ていてネットで調べてみても私にはちょっと明確な区別は付きかねます。


<ブラシの木>
野草ではありませんが、三軒お隣の庭に今年も咲き始めました。
蒲桃(ふともも)科
学名 Callistemon speciosus
オーストラリア原産
花が、ビン洗いのブラシにそっくり
明治中期に渡来
別名「花槇(はなまき)」葉が槇の葉に似ているところから


<春の野芥子の綿毛>
ちょうど耳掻きのボンボリの部分にそっくりですね。


<蛇苺の実>
真っ赤に実った蛇苺。
日蔭の道端にその数、数十個。
遠くからでも目を引くその赤。


<蜜柑の花>
「蜜柑の花」「花蜜柑」は夏の季語となっています。


<野薊>
もうこの花が...やはりもう初夏なのだと...。
菊科
学名 Cirsium japonicum(日本の薊という意味)

◎口をもて霧吹くよりもこまかなる 雨に薊の花はぬれけり 長塚節


<野茨(ノイバラ)>
ところどころのピンク色がいいですね。
別名 野薔薇(のばら)
ゲーテの詩による声楽曲に「野ばら」というのがあり、シューベルト、ウェルナー、シューマンらによって曲が作られている。
この「野バラ」の花は白ではなくピンク色とのこと。
また、「野薔薇」と書いて「のいばら」と読むこともあります。


<鬼田平子(オニタビラコ)>
菊科
学名 Youngia japonica
   Youngia : オニタビラコ属
   japonica : 日本の
「田平子」より大きいところから「鬼」の名を頭につけたといわれる。
野草図鑑であたりを付けてとネットで確認し、この名を初めて知りました。


<蒲公英の綿毛>
タンポポの花もいいけれど、やはりこの綿毛がいいですね。


<銭葵>
去年初めて名前を知ったこの花。
そちこちに見かけるお馴染みの花。
葵(あおい)科。
ヨーロッパ原産、江戸時代に渡来。
丸い花が「一文銭」ぐらいの大きさだったことから「銭」、「葵」は「立葵」の葉っぱに似ているから。

●花蜜柑幼き日々に母の歌 楓山人
はなみかん おさなきひびに ははのうた

●野茨や忘れし痛み胸にあり 楓山人
のいばらや わすれしいたみ むねにあり

「男子ごはん」

2009-05-11 12:05:46 | いつまでたっても料理初心者
『太一×ケンタロウ 男子ごはん』...
テレビ東京・大阪系で放送されている、料理バラエティ。
『食べる天才』こと国分太一と『つくる天才』ことケンタロウの2人がトークを繰り広げながら、料理の紹介、作り方をKP(Kentaro's Point)を交え懇切丁寧に伝授。

昨日は5/3の「パリパリ春巻き」と「鶏煮丼」を実行。
詳細なレシピは下記サイトを参照。
5/3放送分/「パリパリ春巻き」と「鶏煮丼」




春巻きは具を先に炒めておいたので結構ねっとり気味でした。
鶏丼は胡麻油を入れ過ぎてこれもかなりまったり気味。
若者向けのレシピかなあと思っていましたが、やはり年配者の方にはちょっとクドイかも分かりません。
我が家的には85点の出来でした。
まあまあ...

5/10の昨日の放送では「ナポリタン」をやっていましたが、我が家にスパゲッティの在庫が無かったので、また今度...です。

この番組、5/3に見たのが初めてで、大分前から放送されていたのがこれまで気がつきませんでした。
ケンタロウサンのくだけた楽しいレシピ解説とちょっとこだわりのKP、そして太一クンのこれもまったりとした口調の息の合った掛け合いがとても楽しい。
毎週必見番組となりました。

真夏日

2009-05-10 17:21:34 | 花・ガーデニング
今日は母の日。
今年も娘のmari-sanはカーネーションも有難うもナシみたいです。
そう思って、変わりに私が昨日セレモニーは済ませていますがね。
カーネーションの鉢植えと信楽焼きのカップとワインで...


<カーネーション鉢植え「シュクレ」>
ピンクのカーネーションの花言葉は「女性の愛、美しいしぐさ」だそうです。
ふむふむ...。

そして今日は今年初の真夏日。
エ~ッ!こんな日にやるの~!?...と言うことで、奥さんとガーデニング。
2,3日前に購入した、ちょっと珍しいクレマチスを地植えに。

<クレマチス「ヘンダーソニー」>
通常、クレマチスといえば花弁は6枚または8枚、に対してこれは4枚。
・インテグリフォリア系 
・新枝咲き
インテグリフォリア系のクレマチス、「ヘンダーソニー」です。
ツルが余り伸びなくて、木立性タイプと店の人は言っていました。
四季咲きだし、花後剪定すると何度も咲くとも。
その上、どの位置で切っても大丈夫!
冬場も、地上部が枯れて、ツルが無くなっても大丈夫!
何たって新枝咲き、難しい剪定位置も気にしなくてOKと言うのが、ズボラな我が家にピッタリ。


ついでに現在の庭の様子と言えば...


<メアリーローズ>
去年からの薔薇ですが4~6月の間、実に沢山の花を咲かせてくれました。
今年は更にと期待しています。


<翁草の白髭>
より一段と翁の髭らしくなりました。



<アヤメ>
これは我が家に来てから20年近くなります。
放っておいても不精な我々に毎年律儀にこうして楽しませてくれます。


<シロバナヘビイチゴの実>
今春、数十個の花を付けたのでそれだけ数の赤い実をつけると思います。
まだ赤くはなっていないもののすでに桔実しているものがこの他にもいっぱい。

と言ったところです。

●真夏日や水筒脇に庭仕事 楓山人