平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

春の兆し<3>

2010-02-28 21:35:04 | デジ散歩
明日からもう3月。
春の兆し十分、午後から晴れ間が覗いてきたところで、カメラぶら下げ山道を。
早速、ご近所さんの庭に、紅白の梅が一本の木に。

いつだったか、紅、淡紅、絞り、白と1本で色々な色の梅が咲く「思いのまま」というのがあると聞いたことがありますが、これがそうでしょうか。

畑には菜の花が。
これからあちこちで咲き満ちることでしょう。
前ボケが邪魔になってしまった失敗作でした。


これは「ハナニラ」でしょうか。


ご存じ、春の七草のひとつ「ナズナ」
名前の由来は、可愛らしい様子を形容した「撫菜」、夏には無くなることから「夏無」、など諸説あり。
別名としては、葉が三味線の撥に似ていることから「ペンペン草」はよく知られています。


これもご近所さんの生垣として植えられていた中程度の高さの木に良く見ないと気が付かないほど小さな(大きさ5mmもないくらい)白い花。
図鑑で調べて、ちょっと近そうなのが「カマツカ(または西洋カマツカ)」
全く確信が持てない、ということで名前はまだ不明。



●梅の花思ふままにと願懸けて 楓山人

春の兆し<2>

2010-02-27 23:25:22 | 花・ガーデニング
気温は19℃を記録した昨日に続いて高めの今日。
週刊予報でも当分15℃前後の日が続き、この時期では例年以上の暖かさ。
しかし、あまりいい天気とは言えず、日照時間は期待できない見込み。

ところで我が家の花や木たち。
手入れが悪い管理人(私のこと)にも関わらず、頑張っているものたちばかり。


<木瓜>
今年こそ花が終わったら、枝切りをしてやろうと思います。


<クンシランの蕾>
我が家では、時々夏から秋にかけて狂ったように花を咲かせますが、今年は適切な時期に咲いてくれそうです。

『君子蘭』
・彼岸花(ひがんばな)科
・高貴な花のイメージから「君子蘭」の名前になった
・晩秋からは赤い実をつける、と言われるが我が家ではまだ見たことなし


<クリスマスローズ・白系>
奥さんがちょっとだけこだわりを持っている、クリスマスローズたち。
と言っても、葉っぱや茎は結構傷んだりしているところも見受けられます。


<クリスマスローズ・薄紫系>


<クリスマスローズ・濃紫八重咲き系>
これは先日、購入したばかりの新顔さん。
しかし、まだ買った時の簡易鉢のまま。
地植えにするのか、別鉢に植え換えるのか...ほったらかし状態です。


<ムスカリ>
去年購入したもので、これにもあまり手をかけていませんが、健気に花を咲かせてくれました。


<ヒヤシンス、ピンク/紫>
これは、今年になってから球根で購入したもの。
最初から小さめで、やっと今になってこれだけに育ってきました。
去年のは残念ながら未だに芽も出ていません。

●君子蘭猫も近寄り難きかな 楓山人
久々の一句、君子蘭は春の季語です。

結局のところ今日は、花草木の管理の悪さを言い訳がましく述べ立てつつ、にも関わらず一部を除き花たちは一斉に春に向かってその生命力を精いっぱい発現しつつ、ということを...でした。

春の兆し<1>

2010-02-26 23:00:29 | デジ散歩
今日は休暇を頂きました。
と言っても、有給休暇ではないので、もちろん時給にはなりません。
何をやって来たかと言うと、初めての確定申告を。
とりあえず、これならと思われるくらいの事前準備をして行ったので、特に滞りなく片付きました。
が、医療費に関するところを、女性の説明担当者の言うとおり書き直したところ、受付の担当に、書き直す前の方が正しいと言われてしまいました。
ちょっとした“いちゃもん”。
「説明の女性の方の仰る通りに書きました」と言ったら、受付の担当は苦笑していましたが...。
結果に影響はありませんでしたが、ちょっとねえ、という感じでした。
で、予想以上の戻り金があって、「超ラッキー!!」。

会場を出てほんの少しだけ雨が降っていましたが、そこを日頃の運動不足を何とかしようと、駅までウォーキング。
途中、運動公園付近で“マンサクノハナ”発見。
子供向けの公園なので緑色の柵がちょっと邪魔気味でした。
コンパクトデジカメなので背景をうまくボケさせることができませんでした。
(カメラ操作技術未熟さの言い訳です)

<マンサクノハナ>
マンサクノハナというとマズサクと言われるように早春の花。

に対して、開花が遅く桜の頃に咲くかなり派手な万作の花があります。
以前、このブログにも載せました紅咲きのマンサク。
<紅花常盤万作>2008/4/19


そしてまた少し歩いて行くと、河原には桜(ソメイヨシノ)の木に、蕾がいっぱい。

<桜の蕾>
これはほんの一部で、あと一か月もするとこの川沿い一帯、ほぼ数百メートルに渡って桜が咲き誇ることになります。

今年は、桜の開花が例年より早まりそう。



日本気象協会・開花予想
無断でリンクしました。日本気象協会さん、済みません。

それと、これは開花直前の赤い沈丁花。

<沈丁花>


夕飯は、昨日小田原ラスカで買ってきた“むかご”で炊き込みご飯。

<むかごご飯>
むかごをよく水洗いし、1時間ほど水に浸しておく。
酒大匙2、白だし大匙1を加えた分量の水で、焚きこむ。

ホントに微かな山芋の香りとムカゴを噛む時の歯ごたえがいかにも上品。
ただし、その香りも歯ごたえもよ~く味わって、でないと感じられないくらいで、ともすると地味すぎるほど。
なので、万人向きではないかも分かりません。

**********wikipediaより**********

むかご(零余子)とは植物の器官のひとつで栄養繁殖器官である。葉の腋や花序に形成され、植物体から離れ、地面に落ちるとやがて発根し新たな植物体となる。

葉が肉質となることにより形成される鱗芽(オニユリなどにできる)と、茎が肥大化して形成された肉芽(ヤマノイモなどにできる)に分けられ、両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なるものである。前者は小さな球根のような形、後者は小さな芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。その点で、地上部の形で発生する不定芽とは異なる。

栽培に利用できるが、農家でも個人でも行われる趣味的な栽培でもあまり行われることはない。

日本で一般的な食材として単に「むかご」という言葉を使うときはヤマノイモのむかごを指す。灰色で球形から楕円形、表面に少数の突起があり、葉腋につく。塩でゆでる、煎る、米と一緒に炊き込むなどの食べ方がある。また零余子飯(むかごめし)は晩秋・生活の季語である。

むかごをもつ植物の代表的なもの。
・オニユリ
・ヤマノイモ
・ノビル
・ムカゴイラクサ
・シュウカイドウ
・ムカゴトラノオ
・ムカゴネコノメ
・ムカゴユキノシタ
・カラスビシャク
・タマブキ
**********以上**********

零余子は秋の季語。
季も違っているので今日は句はありません。

縄張り争い激化?

2010-02-21 13:07:36 | 野鳥たち
18日の朝のことです。
前夜から雪が降り出しました。

積もった、といっても3cmくらいでしょうか。

このくらいでは交通機関への影響は特になかったようです。
昼過ぎにはもう跡かたも無くなってしまいました。
しかし雪の少ないこの辺り、たまに降る雪に何と心浮き立つこと。
勿論何十センチも積もってただ真っ白に、と言う訳にはいきません。
うっすらとコーティングされた銀世界と言っていいでしょう。
その情景、幻想世界...。



で、日曜日の今日。
庭に新顔出現。
この鳥、ツグミでしょうか。
この辺ではよく見かける鳥なので珍しくはありませんが、庭に現れたのを初めて見ました。



常連さんのヒヨドリ、ムクドリ、スズメと、競いながら餌皿を突っつきまくり。
いつもは昼過ぎまで残っている餌が、11時前には底をついてしまいましたよ。
その頃には、もうずっと以前から“常連”みたいな顔になっていましたが、これでまた生存競争が少し厳しくなるのでしょうかねえ。

「野鳥の世界」

2010-02-20 11:08:38 | 野鳥たち
「週刊・野鳥の世界」を本屋さんで見つけ購入しました。

創刊号が290円、2号以降は580円ということです。
何号まで続くかは何処にも書いていません。

創刊号から35号までの応募券を送れば双眼鏡プレゼント。
35号というと今年の10月ころまで?
これくらいであれば、なんとか継続可能???
この手の週間物は世の中にいっぱい出ていますが、大体が途中から店頭には並ばなくなるのが常で、どこまで続くかは分かりません。
毎週、様子を見ながら続けられるだけ続けようかと思っています。

これまで週間物は「週刊日本の歳時記」「昭和の名人(隔週)」の二つを手がけましたが、両方とも完全踏破しています。
この「野鳥の世界」もそうなることを...

「週刊野鳥の世界」

おなじみのレシピ

2010-02-14 22:21:25 | いつまでたっても料理初心者
この二週間、夕食作成担当は平日は奥さん、土日は私ということになっています。
今夜はちょっとメニューのイメージがわかなくて、おなじみのレシピでお茶を濁しました。
「以前にも見たよ、コレ!」というようなコメントを頂いてしまいそうです。


<スパゲティー・ナポリタン>
・スライスハム 2cm角に切る
・玉ねぎ 5mm厚にスライス
・トマト 2cm角に切る
・スライス・マッシュルーム
・スパゲッティー(人数分)
・ケチャップ(大匙10)
いつものこだわりポイントは、
・スパゲッティーは袋の表示時間よりも1分ほど長く茹でる。
・具材とスパゲティーを混ぜ合わせたあと、最後に粉チーズ(大匙5)を加え混ぜ合わせる。(勿論、写真のように、盛ってから食べる前にもかけるのも可)


<白菜のスープ煮>
白菜を大きめにざく切り。
カップ1杯の水で柔らかくなるまで煮込む。
途中、ブイヨン(鶏がらスープでも可)を加える。
最後にバター(マーガリンでも可)を加え、ひと煮立ちしたら盛る。
盛ったら粗引き黒コショーをふりかける。


<ミニトマト、カイワレ、キューリのサラダ/ドレッシングかけ>


<サツマイモとリンゴの甘煮>

いつも野菜を多めに摂るよう心がけていますが、生だといっぱい食べられないので工夫が必要です。
その、工夫というのがなかなかなので、“おなじみの...”となった次第です。

冬の五輪

2010-02-13 16:38:20 | 今日の事
今日は朝から雪がちらついていました。
勿論、積もるほどのものではありません。

昨年、民主党政権になってから「事業仕分け」という言葉が頻繁に使われ、流行語大賞のトップテンにもなりました。
「事業仕分け」はスポーツ界にも及んでいます。
オリンピックを目指すエリート選手への強化費の助成が減額の方向で検討されたのは記憶に新しいところです。
特に冬のスポーツは、今度のバンクーバーで実績を残さないと危機的な状況に陥る競技が出てくるかも。
ネットで調べたところによりますと、実は1998年の長野オリンピックでは40億円の黒字が出ていたそうです。
で、このお金は「長野五輪記念基金」としてこの10年、強化費や大会・施設の運営費として使われ冬季競技を支えてきたとのこと。
その資金がそろそろなくなる...。
事業仕分けで「マイナー競技に補助は必要なのか?」という議論がありました。
フィギュアスケートなど多くの有力選手がいる競技はまあいいとしても、マイナー競技ほど援助を必要としているので、どうかすると日本からその競技自体が消えてしまうかも分からないというのが実情、という訳です。
日本の冬のスポーツ界は、そういう訳で国家レベルでの援助は期待薄。
スポンサーだった企業も経済不安の中で手を引いています。

そんな中で、今日バンクーバー五輪が始まりました。
前回のトリノでは荒川静香さんがフィギュアスケートで金を獲ってくれましたが、多数のメダルの期待が外れ惨敗に終わっててしまいました。
「過去最高の長野五輪(メダル10個)に少しでも近づきたい」と、選手団長の橋本聖子さん。
今回はどうなるでしょうか。

【トリノ五輪 金メダル 荒川静香(エキシビジョン)】


それはそうと、そろそろ花粉症の季節ということで午前中は、小雪の中を耳鼻科に行ってきました。
花粉症は発症してからもう30年になります。
このクリニックは数年来のお馴染みで、いつものように飲み薬4週間分を処方。
診察と薬で5000円とちょっと、...やっぱりどう考えても安くはないな、と。

帰りに、スーパーの花屋さんでオダマキの鉢植え購入。

先日、松ちゃんさんも書いておられたのを思い出して...って、やっぱり私は影響されやすい性格です。

家に帰ると、ムクドリ(椋鳥)が番で庭のフェンスの向こうの梅の木に姿を見せていました。


しばらくすると、フェンスに取り付けた餌皿にやってきて、先客のヒヨドリと暫し睨み合い。
ヒヨドリは、けたたましく「ピィーピィー」啼き喚くものの、ムクドリは平然たるもの。

ヒヨドリの方が身体の大きさでは少し勝ってはいますが、この勝負ムクドリの圧勝。

外はまだ雪交じりの雨。
写真は家の中から撮ったので窓の曇りが影響しています。

野鳥の本によると、
ムクドリの語源は「むくつけき鳥」であるという説があり、江戸時代には出稼ぎに来た田舎者のことを「ムクドリ」と呼んであざけったといいます。
訳の分からない方言を仲間同士でにぎやかにしゃべるようすは、江戸っ子にとってはまさにむくつけきムクドリの群れそのものだったのかも・・・
<むくつけ・し・・・無骨(ぶこつ)である。無作法である。無風流である>

椋鳥は秋の季語になっていますが、北海道から九州にかけて生息する留鳥(渡り鳥ではないという意味)
冬になると、寒地のものは暖地へと移動することもある。

話はオリンピックに戻って、
午前中は外出したので、開会式は録画をこれから見ることに。
初の屋内の開会式ということですがさて、どんなんでしょう。

カメリア・ジャポニカ

2010-02-11 21:53:17 | 花・ガーデニング
勤め始めましたので、ブログ更新は休日中心となっています。
皆さんの所にお邪魔してコメントを残すのも休日に...と思いながら今日は雨の中出かけていたので(ちょっと言い訳を)その時間もありませんでした。

昨夜からの雨にぬれた我が家の椿。

・赤の平開咲き。


・赤白の絞り咲き。


・赤の猪口咲きまたは喇叭咲きか?


椿は大変品種の多い花で、日本産の品種だけでも2000種以上はあると言われてい
ます。
学名は、カメリア・ジャポニカ。
多くは冬から春の終わりまでですが、種類によっては秋から咲きはじめるもの、沙羅のように夏咲きのものまであります。
花の色も多彩で花の形も非常に多様です。
光沢と厚みのある葉も、気品を感じさせるような気もします。

「古事記」では”都婆岐(つばき)”、「日本書記」では”海石榴(つばき)”と表現。
”椿”の字は「万葉集」で初めて登場。

「つばき」の読み方の由来には諸説あり。
・”光沢がある”意の古語「艶葉木(つやはき)」から。(葉は濃い緑色で光沢でピカピカ)。
・葉に厚みがある意味の「厚葉木」から。
・強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から。

Wikipediaによると
花色の種類は
・白斑・・・星斑、雲状斑、横杢斑
・覆輪・・・白覆輪、紅覆輪、底白
・絞り・・・吹きかけ絞り、小絞り、縦絞り
花形の種類は
・一重咲き・・・猪口咲き、筒咲き、抱え咲き、百合咲き、ラッパ咲き、桔梗咲き、椀咲き、平開咲き
・八重咲き・・・唐子咲き、千重咲き、蓮華咲き、列弁咲き、宝珠咲き、牡丹咲き、獅子咲き
などがあります。

椿に関する春の季語は、
白椿、紅椿、八重椿、一重椿、つらつら椿、落椿、散椿、乙女椿、藪椿、山椿、など。

我が家のは今は上の3種類。
種類名は不明ですが、花期はいずれも年末から3月終わり頃までという極く一般的なものです。
もう1種類の白椿は去年、虫が付き過ぎるということで、根元から切ってしまってます。

●雨上がり黄粉にまみれ紅椿 楓山人

影響されやすい性格

2010-02-07 21:24:08 | 季節のこと
今日、ホ-ムセンターに行ったら蕾付きの牡丹の苗木を売っていました。
昨日の「ボタン園」のこともあったのでついつい手が出てしまって、買ってしまいました。

赤と白の絞り模様の「島錦」という名の牡丹です。
このタグのようにしっかり咲いてくれればよいのですが、毎年咲かせるためにはかなりしっかりした管理が必要みたいです。
果たしてどのようなことになりますでしょうか。

まあ、それにしても私の何と影響されやすいこと。
後悔はしていませんが、すこし反省しています。

アクセス・ランキング

2010-02-07 16:13:14 | 今日の事
未だかつて、gooブログのアクセス・ランキングが具体的順位として掲載されたことはありませんでしたが、先日ついに表示されていました。
おそらく、訪問者IP数が170IPくらいになると、全gooブログ中で10000位以内に入り、表示されるということのようです。
いままで一度もこのようなことが無く、一体このブログが全体の何位くらいに位置しているのか、全く想像もつきませんでした。


<アクセス・ランキングの切取・・・画像をクリックすると拡大します>

でも、9千何百位かですが、そして威張れたデータでもありませんが、このように表示されたことで、何となくスッキリしたような気分ではあります。
こちらへお出で下さる皆さんはもっともっと閲覧数も訪問者数も多かろうと思いますので、「何だ、そんなこと!!」と、お笑いください。(^^ゞ

江ノ電鎌倉ぶらり途中下車の旅

2010-02-06 22:32:43 | デジ散歩
旧友との鎌倉散策を楽しんできました。
朝9時に江ノ電藤沢駅で待ち合わせ。
江ノ電一日乗車券「のりおくん」¥580を購入。
これで今日一日、江ノ電乗り降り自由。

龍口寺、長谷寺に立ち寄りながら、同行のKさんのリクエストで高徳院へ。
Kさん、鎌倉大仏は中学の修学旅行以来だとか。
どこかの修学旅行と思われる団体さんもいましたね。


ご存じ<鎌倉大仏>
銅で造られており、仏像の種類で言うと「阿弥陀如来」。

大乗仏教の如来の一つで、西方極楽浄土の主尊が阿弥陀如来。
阿弥陀はAamitaの音写で、無量無限を意味し、その発する光は十方世界をあまねく照らすことから無量光仏(無量光如来)といわれ、その寿命が無量であることから無量寿仏(無量寿如来)ともいわれる。


横から見るとかなりな猫背の様子。
それだけに、親しみのある慈しみ深い趣きがあるように思います。
鎌倉時代の仏像は、頭が大きくて猫背気味なスタイルが流行していたようです。
鎌倉大仏は流行に乗っていた、という訳でしょう。


頭に、鳩が何羽か留まってます。
何物も受け入れる、心の広さ...カナ。


拝観料20円で「胎内拝観」ができます。
黒い穴が頭部。
期待して入ってもただこれだけのものです。
まあ、拝観料相応、といったところでしょうか。



このあとお昼に、長谷駅前の「麺屋五鉄」でラーメンを。



次に、鶴岡八幡宮に参拝。
境内の神苑ぼたん庭園は今が見頃/大人500円。
ここは、先日松ちゃんさんがブログで紹介されていました。
なので、今回の私の「是非ともお勧めスポット」です。
古来、ぼたんは富貴の花とされています。
霜よけの藁囲いに覆われた色とりどりの大輪の見事な冬牡丹を観賞しました。




源氏池には沢山の鴨や鷗などが棲み付いています。

<番の鴨>



このあとは、寶戒寺へ。


<境内の枝垂れ梅>



Sさんのアドバイスお陰で番の鴨や梅を良い角度で撮ることができました。
カメラに関してはなかなかの腕をお持ちの筈のSさんはカメラを持参されていませんでしたよ。

●百態の菰の褥の冬牡丹 楓山人
冬牡丹、季語は冬です。

※追記(2010/2/7 8:50am)
Sさんの情報で、寶戒寺の枝垂れ梅はかなり有名であると判明。
で、枝垂れた様子の写真を追加掲載しました。
残念ながら全体を撮ったものがありませんでした。
有名だと知っていたらもっと気合いを入れて撮るべきだったと、反省...。
って、要するにブランド物に弱い!?
そう、その通りです。(^^ゞ

早春賦

2010-02-03 21:58:16 | 二十四節気
節分の今日、我が家は恵方巻も豆まきもなし。
奥さん「でも煮豆があるけどね」
私「そりゃ、違うんじゃナイ?」

で、明日は立春。
立春は二十四節気の1つ。
2月4日ごろ、およびこの日から雨水までの期間を言う。
正月節とも。
『暦便覧』には「春の気たつをもつてなり」と記されている。
冬至と春分のほぼ中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立夏の前日までが春となる。
暖かい地方では梅が咲き始める。
暦の上では「春」になるが、実際には余寒が厳しく、大寒とともに最も寒い時節でもある。

立春は暦の上で一つの起点となっている。
立春から数えて88日目を八十八夜、210日目を二百十日、220日目を二百二十日、など。
立春以降初めて吹く南よりの強風を春一番と呼ぶ。

早春といえばこの曲でしょう。
【早春賦(武満徹)】




ところで、今週月曜日から期間限定ですがパソコンなどを主とした事務補助のお仕事をしています。
悠々自適もよいのですが、やっぱり精神的な健康をと思い、始めました。
なので、パソコンやクッキングそしてデジ散歩などなど、これから当分の間は土日集中型になりそうです。
「付き合いが悪いゾ!」とお叱りがあるやに思われますが、何とか頑張るつもりでおりますので、何卒お見捨ての無い様、お願い申し上げます。

●土手沿いの朝早春の風を受く 楓山人