平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

十三夜

2009-10-31 00:03:28 | 季節のこと
珍しく夜更かししてます。
もう日付が変わって、これは昨夕の月。

10月30日の昨夜は、十三夜の月見で「後の月」と言われています。
旧暦で9月13日にあたる日は、秋の2回目の月見の「十三夜」、というわけです。
2009年の今年は10月30日が「十三夜」。

「十三夜」の月のことを「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」とも言います。
それは「十三夜」の頃が栗や豆のとれる時期でもあり、お月見のお供え物に、お団子ではなく栗や豆をそなえたと言うことなのでしょう。
そして「十三夜」の月は、満月ではなく上の写真のように左がわが欠けた月の形を楽しことにある訳です。
中国にはこの十三夜を良しとする感覚はないようです。
まん丸が最良ということでなく、少し欠けた所にも良さを認めるという、日本古来のこのセンスは、“もののあはれ”を理解できる日本人ならではと言うべきでしょう。
“この心持、外国人(げえこくじん)には分かるめえ”

それにしてもまあ、もう明日で10月も終わろうとしている今年の十三夜、もう名月と言われても、ピンと来ませんねえ。
と、“げえこくじん”並みになってしまった私。

●十三夜旅先よりの妻の声 楓山人

すっぽかされ

2009-10-30 15:06:58 | デジ散歩
たまには見た目を変えて、中央寄せで。

昨夜は奥さんが勤務先の寄り合いとかで夕食不要ということだったので、私と娘の二人分を作成。
出来上がったあたりで娘からメール。
「夕飯食べて帰ります」とだけの、思いっきりシンプルなもの。
私の返事「ガッカリ了解」
シンプルにはシンプルで。

まあ、それほど時間をかけて作った訳ではないけれど。

<牛肉とモヤシの韓国風スープ>
・牛肉切り落とし・・・200g
・モヤシ・・・1/2袋
・大根・・・3cm厚
・ニンニク・・・1片
・ショウガ・・・1/2カケ
・白菜キムチ・・・適当量
・塩、コショウ・・・適当量
・醤油・・・1/2匙

①鍋に水3カップ、牛肉をほぐして入れる。
 スライスしたニンニクとショウガ、イチョウ切りにした大根を入れ、強火に掛ける。
②煮立ったら、弱火にしアクをすくいながら更に煮る。
③大根に串が通るようになったら、モヤシとキムチを加え、ひと煮立ちさせ、最後に、塩コショウ醤油で味を調整して完成。


<キャベツのスープ煮>
・キャベツ・・・1/4
・トリガラスープ・・・大匙1/2
・バター・・・大匙1
・塩、粗引きコショウ・・・適当量

①キャベツ1/4を4等分程に切り鍋に入れ、水1カップ、トリガラスープ、バター、塩を加え、キャベツがやわらかくなるまで中火で煮る。
②器に盛って、粗引きコショウを振る。

しょうがないので一人でTVを見ながら食べることに。
ビールでも、と思いましたが我慢、ガマン...。
作ったものの残りは鍋に入れたまま台所。
二人とも、私が床についた後の帰宅。

今朝、娘は早出で6時半には出勤。
奥さんは、お友達と今日から2泊3日の旅行とか。
7時過ぎ、私が起きだしたころには二人とも出かけた後。
昨夜の残りは、きれいに無くなっていました。



ということで、久しぶりに留守番。
10時頃、散歩に出かけました。
近くの川辺をブラブラしながら、30分ほどのジャスコへ。

<金目川散歩道>


金目川散歩道沿いの、これは
<小さなお地蔵様>
去年歩いた時はこんなのなかったように思います。
まだ真新しく、秋らしい菊の花やらなにやら色とりどりに供えられていました。


<白粉花の実>
白粉花の実は5ミリくらいの黒い実。
皮を取ると白い粉っぽい実が出てくるので、昔女の子達がそれを顔に塗って白粉遊びをしたとか。

今日の夕食は娘と二人だけで、ということになっています。
“今晩はすっぽかしは無いよね”と思いつつ、ジャスコで今晩の食材を見繕い。

●白粉花塗られて白き石地蔵 楓山人
しろいばな ぬられてしろき いしじぞう

白粉花はフランスでは「午後の美人」と言うそうです。
日本では、別名が色々あります。
夕化粧、金化粧、野茉莉...。

人は何を残すか

2009-10-28 14:16:54 | 今日の事
東北楽天の野村監督が座右の銘「財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すは上なり」という言葉が今ちょとした話題だそうです。

これは明治・大正・昭和初期の医師・官僚・政治家であった後藤新平が死の直前に残した言葉とされています。
ネットで色々見て行くと正確には
「財を残すは下。されど財なくんば事業保ち難く。事業を残すは中。事業なくんば人育ち難し。人を残すは上なり」と言うことのようです。
ということは、やっぱり先立つものはお金である、お金が無ければ業も人も残せないのだ、という意味を含んでいるように思えます。
また、真偽の程は不明ですが「感動を残すは最上なり」が続く言葉だ、という説もあるようです。
誰かが後から付け加えた言葉ではないかと思います。

しかしお金がなければ何も業績を残せないか、人も育てられないのか、...
もしかしたら、その答えは「感動を残すは最上なり」なのかも分かりません。
過去現在を通じ、世に偉人とされる人々は多くいらっしゃいますが、本当に感動を残したと思われる偉人はどれだけいるのでしょうか。

野村監督は今季限りで楽天の監督を退くとのことで、CS最終戦の後に自チームだけでなく対戦チームである日ハムの選手にも胴上げをされ、なかなか感動的なシーンであったとは思います。
この感動が後世まで語り継がれるかどうか...。

「人は死して名を残す」という言葉もありますが、財も業も人も名も、何も残せそうにない私...
生きていた、という事実だけ?
子孫を残す、といっても“娘一人”だけじゃなあ...
...と言ったようなことを、朝から取りとめもなく考えつつ、今日は時間を過ごしています。

台風20号が去って昨日今日と快晴続き。
そろそろ朝晩冷え込む時期。
今朝は早くからニャンコ二匹が布団にもぐりこんで来てます。
奥さんが洗濯すると言って布団カバーを取ったあと、折りたたんだ布団の上下で、ニャンコたちがご覧の通り。


昼ごろベランダから撮った富士のお山。



●朝冷や広げしままの文庫本 楓山人

ケンタロウ絶品レシピ

2009-10-25 21:09:09 | いつまでたっても料理初心者
「ケンタロウ絶品!おかず」という料理レシピ本を手に入れました。


ケンタロウ氏とは、
本名・小林 健太郎、料理家小林カツ代の長男で、大学在学中からイラストレーターとして活躍。
後に母の元で修行し現在、料理誌や若者誌などでレシピを連載、TVでもいくつかの料理番組に出演、人気あり。

『きょうの料理』司会の後藤繁榮アナウンサーは人気の理由について、「簡単でおいしく現実的、それにプラスしてイマドキのライフスタイルが見え隠れするところに魅力があるように思います」と著書に記している。

娘のmari-sanは毎週日曜日、テレビ東京の『太一×ケンタロウ 男子ごはん』を必ずと言っていいほど見ています。
二人のやり取りもなかなか楽しい。
が、彼女が毎週見ているのは「これを参考にして夕食を作ってヨネ!」と言いたいからでしょうか??

この番組につきましては今年の5月に、このブログで掲載したことがありました。
2009/5/11の記事


この本を参考に、早速一品トライしてみましたのでご紹介。


<大根サラダ>
レシピでは“切り干大根”となっていましたが、在庫切れなので、普通の大根を千切りにして適用。

①大根を千六本に切り、塩を振り水気を絞り切る
②ツナ缶のツナを水気を切ってほぐしておく
③ドレッシング
・オロシショウガ・・・適当量
・レモン汁・・・大さじ1
・マヨネーズ・・・大さじ1
・ゴマ油・・・大さじ1/2
・醤油・・・大さじ1/2~1
・砂糖・・・一つまみ
④万能ねぎ(小口切り)、塩、コショウ・・・各適量

<手順>
①に③を混ぜ塩・コショウで味を調え、器に盛り②を載せ万能ねぎを散らす

<反省、( )内は家族の評価>
・黒ゴマを摺ったのがあれば香ばしかったと思います(ゴマ油を使ったので、香りはこれでもいいんじゃない?)
・普通の大根を使ったので、水気を切るために塩を振ったことで、ちょっとしょっぱくなってしまいました(確かにしょっぱい! 最後に振った塩が要らなかったカモ)
・家族の採点を考慮した自己採点は65点くらいかなあ。


午前中、ご近所さんのちょっと珍しい色の菊を撮らせてもらいました。

<緑の菊>

<オレンジ色の菊>

現物は2点とも、もっと鮮やかな色でした。
曇天だったのと、カメラの色解像度が原因?...いや私の腕の未熟さでしょう。

●垣根越しこゑ掛けられて菊盛り 楓山人

秋りんご

2009-10-23 19:56:46 | いつまでたっても料理初心者
毎週金曜日は生協宅配の日。
奥さんがさつま芋とりんごを注文していました。


りんごは、長野の「秋映え」という品種です。
見た目大きくて色濃し。
食べてみて、甘く酸味がありちょっと蜜入り気味。
これはなかなか美味でしたよ。

夕方は「さつま芋とりんごの甘煮」を。

皮つきだと色合いがもうちょっと良かったのに、と思った時にはすでに遅し。

<材料>
さつま芋(1)
りんご(1)
砂糖(大匙2)
塩(一つまみ)
レモン汁(大匙1/2)
水(適量)

<作り方>
1.さつま芋とりんごを皮をむき、乱切りにし水でさっと洗う。
2.鍋にさつま芋、その上にリンゴを入れ、砂糖と塩をかけ、その上から水とレモン汁をいれる(水の量は、芋の上~りんごの下~まで)。
3.落し蓋をして中火で煮る。
ポイントは煮くずれさせないこと...それだけ。

出来上がりの見た目はともかく、さつま芋のホクホク感とりんごのシャッキリ感、そしてお互いの甘みの融合がなんとも言えない。
そしてレモン汁の酸味が甘みを更に引き立てて、言うことなし。
ご飯にもおやつにも良し。

今日は何の日?

2009-10-20 21:29:04 | デジ散歩
10月も下旬。
天気が良いのでまた駅まで往復小一時間の散歩。
でも秋とはいえ歩き回るとちょっと汗ばむ昨日今日。

で、今日という日は...

○リサイクルの日
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ。
制定当時の通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」(現在のリデュース・リユース・リサイクル・・・3R推進月間)とした。

今年のはじめまで勤めていた時分、環境マネジメントに関わっていたことから、このようなことにいまだに敏感に反応してしまいます。

○頭髪の日
日本毛髪科学協会が制定。
「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。

散歩がてら撮った草花。

<??>


<オキザリスの仲間でしょうか?>


<セイタカアワダチソウ(背高泡立草)>
秋の花粉症の汚名を着せられた気の毒な花。
一時、花粉症の原因とされましたが、本来この花は虫媒花であり、風などによって花粉をばら播く風媒花ではないので、濡れ衣です。

●冷やかな噂も風に泡立草 楓山人

身につまされるような

2009-10-19 21:28:55 | 青春時代
昨日、以前勤めていた会社のOB会がありました。
毎年、10月下旬から11月上旬に開催されるこのOB会、今年はちょっと早め?
今年も最高齢は元工場長、93歳。
出席者の平均年齢67,8才と推定。
そして60歳未満は3人のみという、高齢者の集いもいいところ。
参加者は昨年よりぐんと少なくなって35人。
それでも懐かしい昔話に花、花、花。
最後の締めで、腰が曲がって足元も覚束ないと思われた最長老の元工場長が往年にも増して大きな声の挨拶で皆さんも更に元気づけられたようでした。
無論、高齢者揃いということで、定年後の話、年の話、持病の話...などなど。

そんな話の中で、そういえばそろそろ恒例の“サラリーマン川柳”募集の季節だなあなんて、私はふと思ってしまいました。

で、今日押し入れにしまい込んであった十年ほど前の「平成サラリーマン川柳」を引っ張り出して見ました。
当時も結構笑っちゃったんですが、今でも十分笑えるというか、より身につまされる句ばかり。

私なりに気に入った(気になった、カナ?)句を選んでみました。

●定年後のこと
定年後帰宅時間を妻に聞く
定年後見栄と生ゴミ捨てに行く
年金の割には多い交際費
今日もまた言った言わぬの老いの耳
交際費義理が積もれば山となる

●家でのお父さんの存在のこと
ゴミの日はいないと困るお父さん
お父さん今日のみそ汁まあまあよ
下駄箱の中は子供と妻のくつ
耐えて来たそう言う妻に耐えて来た
飼い猫にすり寄り方を教えられ

●健康のこと
三高は年齢・血圧・血糖値
たまに着る礼服メタボのバロメータ
気に入ったブーツに足が入らない
ダイエット二キロ三キロ誤差のうち
バラ柄の水着のはずが牡丹柄

●時代について行けないお父さんのこと
ハイビジョン好きな女優のあらが見え
こりゃ誰だこの歌なんだ大晦日
大容量私の頭は超軽量
家電品頭がいるわ肩こるわ
デジカメのエサはなんだと孫に聞く



OB会に行く途中、街で見かけた秋色。


<ガマズミ(莢蒾)>
鮮やかな赤色の実が午後の陽をいっぱいに浴びて燃え滾るように照り輝いていました。
和名漢字はwikipediaで初めて見ました。

日本全国に分布する落葉低木。
実は甘酸っぱく果実酒などにも使われる。
名前の由来に関しては、「神つ実」であるという説がある。
ズミは染めに使用するとの意味であるので、染色に利用したとの意味ではないかとの見方もある。


<ディモルフォセカ、オステオスペルマム、アフリカンデイジー、アフリカ金盞花>
キク科、色合いや輪郭が私好みの花です。
花は曇りの日には咲かず、晴れた日は朝9時頃に開き夕方5時頃には閉じるという、サラリーマンのような花です。
思わず反応してしまう私。

●莢蒾や元わかうどの燃え滾り 楓山人
がまずみや もとわかうどの もえたぎり
※わかうど:わこうど、若人

2009年収穫巨峰ワイン

2009-10-16 20:53:04 | 今日の事
先週すっぽかされた診察、行ってきました。
片道徒歩で25分ほどなので、丁度散歩にいい距離です。
結果は抗生物質で悪化した肝機能はほぼ元通り。
本来の症状も想定通りの結果ということで、弱めの薬に移行。

晴れて釈放とは行きませんでしたがとりあえず、まあまあ。

帰りに見かけた花たち。

<ツルハナナス>
7,8月ごろ咲く花ですが、この季節になってもまだ頑張ってましたよ。


<??>
ちょっと目を引く、これは何と言う花でしょう。
図鑑にも載っていませんでした。

午後、生協の配送。
奥さんが注文した今年の国産ワイン。

<シャトー勝沼/巨峰2009>
*****酸化防止剤無添加、ロゼの色調も鮮やかで、巨峰の甘酸っぱい香りとソフトな甘味がやさしい、フレッシュ&フルーティーなロゼ*****
ということでしたが、それにしてもかなり甘い。
奥さんは「これ、ジュースだね」
と一言。
でも、新し物好きの私には、まあグー...カナ。

そして魚好きの私に...隣の旦那さんから今朝がた釣りに出かけた成果を頂きました。
ヤッホー!!

<イナダ>
40cmほどもあるので小さめですが多分イナダです。(関西以西ではハマチ?)
35cm以下だとワカシ(関西以西ではツバス?)というらしいので。
台所の余計なものをトリミングやフェードアウトなどの加工で誤魔化しました。
そのせいで、ここでの見た目がアジ程度になってしまいましたが、実際には頭も尾も俎板からはみ出るほどの大きさです。

捌いてお造りにしたのは奥さん。
久しぶりに新鮮な刺身を堪能しました。
お隣さん、有難うございました。

●甘すぎといいつつ過ごす新酒かな 楓山人

何度でも

2009-10-15 13:45:51 | 花・ガーデニング
ドリカム 何度でも


ついつい4日も記事投稿をサボってしまいました。
昨日は久しぶりに庭の大仕事。
11時ごろから夕方5時過ぎまで。
庭にCDラジカセを持ち出して、ドリカムの「何度でも」「朝がまた来る」「いつのまに」「三日月」など、ドラマの“救命病棟24時”の挿入歌を中心に。
これらの曲はドラマのイメージとか雰囲気にピッタリマッチしていると思います。
特にお気に入りの「何度でも」は何度も。

で、最初は夏野菜や朝顔の撤去です。
この夏中、緑のカーテンを張って頑張ってくれたトマト、パプリカ、ゴーヤ、そして朝顔たち。
夏野菜たちは、ほんの少しではありますが我が家のこの夏の食糧自給に貢献してくれました。
「団十郎」をはじめ朝顔たちは、ほんとに毎朝欠かさず楽しませてくれました。
そんなこと、こんなことに、感謝しつつ...。
そして、大分傷みが厳しくなってきたツツジを数本、これも根っこから撤去。
といったところで、まずは一段落。

昼食後は今日のメインイベント、モミジの枝切り。
ちょっとした訳があって、物置を移動しなければならなくなり、そのための場所確保のため、モミジの北側約三分の一をカットすることになりました。
チェーンソーの出番です。
チェーンソーはご存じのように、大変便利な道具ですが、危険この上ない道具でもあります。
直径数センチもある枝切りには欠かせないものですが、奥さんが「あの木を切ろう」などと何気なく言うと、私は瞬間“ゾッ”とするのです。
当然のことながらチェーンソーを扱うのは、力仕事自慢の奥さんではなく、金も力も無いこの私。
この時ばかりは、ドリカムの歌など耳に入って来っこありません。
おまけに、奥さんはまたも気楽に、「そこを切って、あっちも切って、もうちょっと根っこの方からでないと、...」などなど、そばからいちいち指示する。
下手に反論などすると手元が狂いそうになるので、緊張を保ちつつ無言で作業。
枝を切り落とした後は、「ごみ出しに適当な大きさに小さくカットしてね」
これもチェーンソーで。
はっきり言ってこのほぼ1時間、3分10ラウンド/ラウンド毎に3分の休み...もう格闘技の世界でした!

過酷な労働のあとは少しは楽な作業に、ということでバラや花海棠やデュランタその他いろいろの剪定。
それから庭全体の草むしり。
気がつくともう5時を回ってました。
「あ~ぁ、やれやれ、これで終わりにしよう」
今日一日で出た庭ごみは、ポリ袋に10個、紐で縛った切り枝が3個。

改めて見渡すと庭のなんと広くなったこと、...といっても元々広い庭ではないのに野菜や朝顔で圧倒的に場所を取っていたということですねえ。

全て終わって風呂に入って気がつきました。
左上腕部に虫さされ様の腫れが幾つも...そういえば昼過ぎあたりから痒かった。
風呂から上がって奥さんに見せると「それ、椿に付いてる毛虫にやられたんじゃないの?」
私「長袖を着てたのに?」
奥さん「毛虫は長袖でも防げないみたいよ!」
(へ~、こりゃ参ったネ)


<今夏の総決算>
ミニトマト、半分色付いたパプリカ、ミョウガ(自生)、ちびゴーヤ(ミョウガと比較するとその小ささが分かる)


<写真に撮り忘れたナスとチクワの炒め煮>

夕食を作りながら今日の作業のことなどを話していると、奥さんが突然「ちかぢか金木犀も切っちゃおっか!」と言いだすのでまたあの緊張が戻って来ました。
「そうだね、毛虫のすみかの椿もだよねえ」と調子を合わせる私...

もうこうなったら「何でも、何度でも」
というオチが付きました。

ところで今年の我が家の庭は野菜に気を取られ、若干花欠乏気味です。
そんな庭で際立って存在感があるのが

<モナ・ラベンダー>
プレクトランサス・モナラベンダー(Plectranthus 'Mona Lavender')
南アフリカ原産のシソ科の植物で、紫色の筒状花を濃紫色の細い茎に密につける非耐寒性多年草です。
先日購入した時「冬は家に入れておくしかないんですか?」と聞くと花屋の店主さんは「それもいいけれど、要は霜に当たらなければいいので外で枯葉をいっぱい掛けて盛ってやるといいよ」



●秋草や空朱に染め山家昏る 楓山人
あきくさや そらあけにそめ やまがくる

国産野菜が480gです

2009-10-10 19:50:39 | 食べある記
昨日、退院後4週間を経過したということで(正確には3週間と3日)診察のため病院へ。
2:30pmの予約でしたが、採血があったので早めに家を出ました。(11:30am)
勿論、昼食抜きで。
ところが、採血を終えて受付に行くと
「今日は担当の先生がどうしても外せない用事があって...。ただ、処方箋は出ているので」
「え~ェッ、そんなあ...代診の先生は?」
「済みません、ちょっと都合が...申し訳ありませんが来週以降の再予約をお願いします」
受付の女性は本当にすまなそうにしていましたので、仕方なく最短の来週金曜日の予約をした返りました。

仕事を休んでまで付き合ってくれた奥さんも、なんだか納得できないような雰囲気。
まだ1時前だし、しようがないから何か食べて帰ろうか、ということで久しぶりに「長崎ちゃんぽん・リンガーハット」へ。


おすすめの<野菜たっぷりちゃんぽん>を餃子セットで。

見たとおり山盛りの野菜が圧倒的!
国産野菜が7種類、何と480gも!!
これはこれは、と食べ始めたが中々減らない。
こうなったら意地でも、と。
終わりころには半ば自棄気味に、セットの餃子もなんだか訳分からず、という雰囲気で、ついに完食。



毎日野菜を350g食べるのがよいと、よく言われますが、なかなか現実的には難しいものです。
生野菜だとその見た目の量だけでもうんざりしてしまう。
温野菜にすれば食べやすくなるとは言ってもねえ。
第一経済的にも結構なことになってしまいます。
昨日のように、たまに480gも食べたからと言って、不足分が取り返せるというものでもなさそう。
夕食担当の私としてもなかなか悩む問題ですが“まあ出来るだけ食べるようにしましょうね”という思いで、やっています。

危険半円と可航半円

2009-10-08 08:10:59 | 今日の事
数年ぶりの猛烈な台風が来ています。
この台風18号は午前5時過ぎ愛知県に上陸し本州縦断!
50年前の伊勢湾台風と進路が似ているということから昨日あたりから気象庁は厳重な警戒を呼びかけているようです。
我が家では昨夜は庭の植木鉢などを壁際に寄せたり玄関に入れたり。(奥さんがやってました)


テレビでは、レポーターさんが現地の台風のすごさを命がけの様相で伝えています。
仕事とはいえ何と過酷なこと...


ところで台風Q&A
<Q>雨や風の被害は台風の進行方向の右側と左側でどちらが大きいか?


<台風の眼>

<A>一般的には右側。
台風は反時計方向に回っているので、移動速度が加わるため右側の方が強い風が吹く。
台風の南側は湿った南風が吹くので大雨になりやすい。
これは北半球でのこと。
昔は、台風の右側半分を『危険半円』
左側を、船の航海が可能、という意味で『可航半円』と言う。

これ気象予報士の試験にも出たそうです。

最近の嗜好

2009-10-05 16:01:00 | 今日の事
先週フジテレビの“とくダネ!!”の小倉さんが言っていた、今年4月にキリンが発売したアルコール分0%のビール風味飲料。
この2か月ほど、私は概ねこれです。
表示はアルコール0.00%、カロリー16kcal/100ml。
アルコール分だけでなく、カロリーもかなり低く抑えてます。
これ、健康飲料といってもいいくらい。
本物のビール(発泡酒など)と比べると“ヤッパリ違うかな”という気がしないでもないですが、少なくとも麦茶やウーロン茶のように“アルコールを我慢している”というストレス感は殆ど無いと言っていいかも。
これに続いてこの秋、ASAHIもSUNORYもSAPPOROもノン・アルコール・ビールを発売しており、居酒屋でもこの手のビールを置く店が続々とか。


<KIRIN/FREE>
そして、コーヒー。
以前は休日となるとドリップコーヒーをやっていたんですが、この10数年は殆どご無沙汰してました。
ひとつにはめんどくさいのと、奥さんが超薄めのコーヒーが好きということで、「じゃあ、コーヒーメーカーやインスタントで...」となってしまっていたわけです。
そのうちコーヒーメーカーもどこか隅っこにしまい込まれて。

でもやはり、自らの手で、というのと淹れている時のあの香りが...恋しくて復活。

<KEY COFFEE/スペシャル・ブレンド>
まずは、レギュラー・ブレンドタイプで。


<お気に入り信楽焼のカップで>
白系のお洒落な専用コーヒーカップもいいけれど、この信楽焼の暖か味と焦げの味わいに感じられる“わびさび”の趣きが、淹れたてのコーヒーをより一層引き立ててくれる気がします。

そして、こんな時にはBEATLESのABBEY-ROADを聞きながら、というのがまたいい。


2009年9月9日、入院中の私に何の断りもなく世界で同時発売されたデジタル・リマスターCD。
<ABBEY ROAD/BEATLES>

1969年9月にリリースされた、ビートルズの12作目のオリジナル・アルバムで、最高傑作と評価されている。
ロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真は、レコード史上最も有名なものの一つ。

今夜は満月

2009-10-04 20:34:15 | 季節のこと
「中秋の名月」というのは必ずしも満月とは限らないと言うのは、以前このブログでも書いたように記憶していますが、もう一度そのあたりをwikipediaを引用して書いてみます。

*********************wikipediaより************************
月見(つきみ)とは、満月など月を眺めて楽しむこと。観月(かんげつ)とも言う。
月見(お月見)とは、旧暦の8月15日と9月13日に月を鑑賞することである。

前者の夜を「十五夜」、後者の夜を「十三夜」と呼ぶ。
十五夜の月は、サトイモなどを供えることが多いため「芋名月」とも呼ばれる。
一方、十三夜の月は、栗や豆を供えることが多いため「栗名月」又は「豆名月」とも呼ばれる。
どちらか一方の月見だけをすることは、「片見月」として嫌われた。
十五夜の月を鑑賞する習慣は中国から伝わったが、十三夜の月見は日本独特の風習であり、平安時代に貴族たちが集まって、月を見て詩歌を詠んだのが始まりといわれる。
十五夜の月は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれる。
*********************以上************************

ちなみに今年の旧暦8月15日は昨日の10月3日でした。
よって昨夜が「十五夜」で、十五夜の月である昨夜の月が「中秋の名月」というわけです。
ところが、月齢でいうと今日が15で満月なんです。
毎月の旧暦15日が常に満月かというとそうではなく、今年の旧暦の毎月の月齢は、最大15で最小13、平均14。
旧暦15日と満月の日付が一致しないことがあるのはこのためです。

このあたりのことをもう少し詳しく解りやすく書いているサイトがありましたので紹介します。
中秋の名月はいつ? (旧暦の十五夜は満月か?)

そして今年のもう一つの名月は、10月30日で、「十三夜」別名「後(のち)の月」と呼ばれています。


そして今夜もお月さまが...

<満月 f5.6 1/800sec 300mm>
昨夜と同じ条件で撮りましたが、今夜は晴れということで空の明るさが格段に違うため月も明るくなりました。

今年の中秋の名月

2009-10-03 20:15:26 | 季節のこと
今夜は中秋の名月。
日中の天気の具合から諦めていたところ、ひょっとしてと外に出てみると丁度雲が切れたところでした。
今年も何とか“名月フォトゲット!!”となりました。

しかしこの後、10分ほどするともう雲に隠れてしまったんですよ。
ほんとに思い立った時が、絶好のフォトチャンスだったというわけ。
あのまま諦めたまま外に出ようと思わなかったら...
そしてちょっとでも躊躇っていたら...
無月でも雨月でもなくてよかった。


<F5.6 1/800sec 300mm>
勿論、画像加工ソフトでトリミングしています。


昨年の夕飯は「目玉焼き乗っけキーマカレー」でしたが、今晩は特に肖り無しということで...


リビングにはススキの代わりに

<お供え/水引き、ネコジャラシ、イヌタデ>
何しろ準備も何もありはしませんでした。
月見団子も御神酒も里芋や枝豆も無し、ということで。

ちなみに、満月は今夜ではなく明日の夜だそうです。

●名月や遊女もチラと顔を見せ 楓山人