平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

雨水

2009-02-18 20:33:24 | 二十四節気
今日2月18日は、雨水(うすい)、二十四節気の1つ。
この日およびこの日から啓蟄までの期間。
降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることも出来る。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。
*****wikipediaより*****

気候的にも本当この日辺りを境にいわゆる三寒四温を繰り返しながら、冬から春へと移ってゆくのでしょう。
先週末の春一番がらみの暖かさから一転、昨日今日と寒さが戻ってきました。

昼前に、いつもとちょっとコースを変えて本屋さんに出かけました。
途中、石垣塀の隙間から

<ヒメツルソバ>
・学名 Polygonum capitatum
・ヒマラヤ地方原産
・だいたい四季を通じて咲く
・鉢植えに用いられるが、雑草として扱われることが多い


本屋さんから帰って、カメラを携えて庭に出る。
物置のそばにはもうこの花がいっぱいに。

<ジャノメエリカ>
いつ誰にもらって植えたたのか、記憶が定かではありません。
いつの間にか毎年今ごろになるとこのように。

そして、去年裏山を歩いていて採ってきたのが、これ。

<キジムシロ>
これ、奥さんは「ヘビイチゴ」または「ツルキンバイ」ではないかといっていますが、図鑑を見ても私が主張する「キジムシロ」と区別がつきません。
とりあえず自分の気に入った名前を採用しています。

次に、一昨年増えすぎたと言うことで根こそぎ取っ払ってしまったのが...

<フユシラズ>
名前からして如何にも根性がありそうで、結構気に入っています。
今年また、この可憐さと生命力の強さを見せてくれています。

そして食用としてプランターに植えていた菜の花が、小さな花を付けています。

<菜花>

こうして見ると、早春に咲く花に黄色が多いことに改めて気付かされました。
黄色は生命の息吹きを感じさせる色なのでしょうか?
きっとそうかも分かりません。

菜の花を詠んだ故人は数々あれど、この句にとどめ...です。
◎菜の花や月は東に日は西に 蕪村


故人に負けじと身の程知らず...
●薄ら日を透かして菜花灯りけり 楓山人
うすらびを すかしてなばな ともりけり

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~~ん (ryo)
2009-02-20 18:39:42
fusan様 蕪村に負けてませんね~
   良い句です.。素人の私には、蕪村か楓山人か..
  甲乙つけがたい~と思います。

 ヒメツルソバは私も大好きです。茂るとかわいいですね~。
 
  川べりの 菜の花東風に たわむれて 

 なんとも浮かびませんが.昨日 ウオーキングに行ったときの
 印象を一句..。
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春色 (misako)
2009-02-21 13:59:05
早春に咲く花は黄色が多いですね。
蝋梅に始まって、福寿草・マンサク・・

マクロレンズで撮った画像のほのぼの感といいましょうか・・すぐそこに春が来ている実感がします。
菜の花にモンシロチョウが飛んできそうです。

昨日は雨水でしたが、こちら久々の雪でした。
今朝の晴天で消えてしまいそうです。
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ryoさん、いらっしゃい (fusan)
2009-02-21 14:07:54
いかにも春らしい川べりの菜花の様子ですね。
長閑な感じが伝わってきます。

巨匠・蕪村にいくらかでも近づきたいと思っています。
負けてませんか?
そうですか!
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春、もうすぐですね (fusan)
2009-02-21 14:09:15
そうですね、蝋梅も福寿草もマンサクもでした。
菜花にモンシロチョウはきっと絵になりますね。
もうすぐでしょう。

明日は、ハローワークに行く予定ですが、荒れた天気になりそうです。
奥さんは「乾燥しているので明日は雨が欲しい」と思いやりのないことを言っています。
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