Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

昔の職場仲間とスナック「和子」でOB会

2024年08月21日 | お出掛け

 退職してから十数年の歳月が過ぎ、昔の仕事仲間と会う機会は殆ど無くなった。唯一例外で、小平市の職場で働いて頃の仲間とは今だに付き合いが続いている。続いている理由の一つは、小平時代が私にとって、一番楽しく良き思い出に満ちた職場だったからではないかと思う。

 先日も職場仲間のAさんから飲み会を催すので参集されたいとLIMEが入ったので、久々に小平市に在る現役時代からの馴染みのスナック「和子」を訪れた。店内に入ると懐かしい職場仲間が雁首を揃えて座っていた。

 皆さん相変わらず意気軒昂で、あまり変わっていないように見える。私も同時並行的に年老いているから、そう見えるだけなのかも知れないが・・。

 60代の若手OB達の姿が見えないのは、まだ現役世代で多忙な日々を送っているからだろうか。体調不良や音信不通などで参加できなかった人も幾人か居て、チョット淋しい思いがする。

 思い出話に花を咲かせて、久しぶりに楽しい宴席となりました。喋り過ぎたせいなのか、最後の方は喉がいがらっぽくなってきた。あと何回一緒に酒を酌み交わせるか分からないけれど、皆さんそれまでどうかお元気で。

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ゼロ磁場パワースポットの分杭峠へ行って来た。

2024年08月19日 | 旅行

 8月13日(火)

 ゼロ磁場のパワースポットとして人気が高い信州秋葉街道の分杭峠は、以前から気になっていた場所でした。旧長谷村の戸台パークから分杭峠行きのシャトルバスが発着していたので、朝9時発のバスに乗って峠まで見物に行ってみました。

戸台パークの分杭峠行きシャトルバス乗り場

 分杭峠へは一般車両でも行く事は可能ですが、峠一帯が駐車禁止になっている為に、シャトルバスで行かなければゆっくりパワースポットを見物できないのです。バスは戸台パークを出発し、谷間の道から山肌を巻くクネクネとした道を登って、30分足らずで標高1424mの分杭峠のバス専用駐車場へ到着しました。

分杭峠のシャトルバス駐車場

 下車をすると「気場約100m→」と書かれた看板が傍にあり、それに従い山道を緩やかに降ると、あっけなく気場に到着した。木製の階段があるだけで、看板が無ければ此処がパワースポットとは思えません。

気場入口の看板

気場に設置された階段

あまりインスタ映えのしない風景です。

 中央構造線と呼ばれる本州を分断する断層帯が分杭峠の真下を通っており、その地域的特性で峠には独自の「気場」というか「磁場」があると言われているようです。

気場の少し上にある分杭峠

 我々夫婦もしばらく階段に座って佇んでいたが、二人とも霊感力が無いのか「気」を感じる事はできませんでした。午後から北沢峠行きのバスに乗る必要があった為、我々は10分ほどで気場を後にしたが、「霊気」を感じるには長時間の滞在が必要だったのかも知れません。

 気場には科学的根拠は無いそうですが、人気のパワースポットとして分杭峠には大勢の人が訪れています。「霊気」を信ずる人や感じる人は、一度は行ってみる価値があるでしょう。でも霊気を信じぬ人にはインスタ映えのせぬ凡庸な山間の地で、シャトルバス往復料金の¥2000円は高いと思うでしょう。

 

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台風7号の襲来で関東地方は大混乱

2024年08月17日 | 日記

 8月17日(土)

 台風7号が関東地方に接近して、お盆休みの交通網を混乱に陥れた。我が家付近でも一昨夜の未明頃からだんだんと台風の影響が出て、昨日は朝から雨雲に覆われて雨・風の強い一日となりました。

15日の夕空

16日の朝空

 「台風7号は強い勢力を持ったまま関東地方に接近」と気象庁から警戒警報が発令されていたが、埼玉県は台風本体から離れていたせいか台風による災害は殆ど無かったようです。夕方頃には雨雲も薄れ、雨風共に弱まってホッと安堵しました。

16日の夕空

 台風一過の今朝は夏空が戻って、再び蒸し暑い一日となりました。この暑さ一体いつまで続くやら・・とウンザリ気分だが、気が付けばお盆も終盤、もうすぐ秋がやってくるんですねえ。・・Time flies.

17日の朝空

 

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南ア、仙水峠登山?

2024年08月15日 | 山歩き

8月13日(火)    天気=曇り一時雨

13:09北沢峠→ 13:17~19長衛小屋→ 13:57仙水小屋

 暑いお盆の最中、家にジッとしているのも退屈なので、南アルプスの甲斐駒ヶ岳を登る計画を立てた。昨日は信州高遠町の山間に在る道の駅南アルプス村まで来て、車中泊をした。

 今日は午前中にゾロ磁場のパワースポットとして有名な分杭峠を観光見物し、お昼過ぎに戸台パークから北沢峠行きの南アルプス林道バスに乗車、午後1時に標高2030mの北沢峠に着いた。

戸台パークから北沢峠行きのバスに乗る

北沢峠のバス停

 猛暑の人里とは別世界で、峠を吹き抜ける風が涼しい。しかし午後の天気予報は雨なので、ノンビリしては居られない。峠を後にテント場が在る長衛小屋へ向かう。

長衛小屋へ向かう林道

 林道を緩やかに降って、10分足らずで長衛小屋に着いた。お盆休み中の割にテント場はそれ程混んではいなかった。長衛小屋から北沢の渓流沿いに登山道が続く。

モダンな造りの長衛小屋

北沢沿いの道

 長衛小屋を過ぎた辺りから本降りの雨になったので、雨支度をして登って行く。鎖場を通過し沢に架かる木橋を渡ると、その少し上の木立の中に仙水小屋が現れた。

途中の鎖場

沢に架かる木橋

仙水小屋

 仙水小屋は40年以上前に一度泊った事がある。その時より増改築されているが、昔ながらの山小屋という雰囲気はあまり変わっていない。若い男性管理人に聞くと、今宵の泊り客は我々夫婦と男性一人の3人だけとの事、お陰で午後の一時は、誰も居ない広間でノビノビと寛ぐ事ができた。

ゆったりした一人用寝室

食堂兼休憩室(午後はここで本を読んでノンビリ過ごす)

 午後4時半からの夕食を終えると、する事も無いので早めに寝床に着いた。明日の天気予報を知りたかったが、ネットは繋がらずラジオの電波状況も悪かったので確認できないまま眠りに落ちた。

夕暮れ時、仙水小屋から小仙丈岳方面の眺め

 

8月14日(水)    天気=曇り時々晴れ

05:07仙水小屋→ 05:46~57仙水峠→ 07:20~08:06長衛小屋→ 08:16北沢峠

 

 仙水小屋の朝食は、朝4時から始まる。朝食を食べていると「今日の天気は午前曇りで、11時頃から雨が降り始まる」と、管理人の男性が教えてくれた。そして我々夫婦に「今日甲斐駒に行きますか?」と尋ねてきた。管理人さんは、高齢夫婦の登山が気懸りだったのだろう。「取りあえず仙水峠まで登って、無理なようなら引き返します」と応えた。

 薄暗い中、5時過ぎに仙水小屋を出発する。最初は樹林帯の緩やかな道だったがが、仙水峠が間近になると岩がゴロゴロと積み重なったような道に変わった。妻はこんなタイプの悪路が苦手で、足の運びが遅くなる。

岩のゴロゴロした登山道

峠間近の登山道

 仙水小屋からコースタイムどおりの40分で駒津峰と栗沢山の鞍部に在る仙水峠に着いた。峠からは甲斐駒ヶ岳や小仙丈岳も望めて、天気もそれ程悪く無い。

仙水峠

 先へ進むか下へ引き返すか迷ったが、もし稜線で風雨に晒され足が動かなくなったら一大事、甲斐駒は何度も登った山だしリスクを冒す必要は無いと判断し、下山する事にした。

峠から甲斐駒ヶ岳方面

峠から仙丈岳方面

 時間はたっぷりあるので峠から北沢沿いの道をノンビリ降り、長衛小屋へ着くと、小屋前のベンチでお湯を沸かしてコーヒーブレイクを楽しむ。休憩を終えると小屋から10分ほど歩いて北沢峠のバス停に着き、9:50発の臨時バスに乗り、戸台パークへ下山した。

登山道沿いの白っぽい色した苔

長衛小屋横の北沢キャンプ地(お盆にしては空いていた)

北沢峠の長衛こもれび山荘

北沢峠の森と苔

 車に乗ると高遠町の日帰り温泉「さくらの湯」へ向かい、山の汗を流した。結局今回は一つのピークも踏まず中途半端な山行に終わったが、お昼頃に伊大雨警報が伊那地方に発令されたので、もし我々があのまま登山を続行していたら、間違いなく稜線上でずぶ濡れになっていただろう。高齢夫婦の我々が峠から引き返したのは賢明な選択だったと思います。

高遠町の日帰り温泉さくらの湯(大人600円とリーズナブルな温泉、ぬめりのある心地よいお湯です)

 

 

 

 

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今宵は信州高遠町の道の駅南アルプス村で車中泊

2024年08月12日 | 旅行

8月12日(月)

お昼過ぎに我が家を出発し、圏央道~中央道を経由して信州の高遠町へ車を走らせた。途中の圏央道、青梅インターから中央道、相模湖インターまでがお盆の大渋滞で、高遠町へ着いたのは夕方頃だった。

今宵はここの道の駅南アルプス村で車中泊します。埼玉に比べるとさすがに信州の山里は涼しいが、それでも蒸し暑く寝苦しい夜になりそうです。

道の駅南アルプス村(旧長谷村)

明日天気が良ければ北沢峠までバスで行き、仙水小屋に泊って甲斐駒ヶ岳を登る予定です。でも後期高齢者なので無理はしません、過去に何度も登った山だし、リスクを冒して登る程のものでもない。山の雰囲気を味わえるだけで充分ですから。

それでは明日の好天を願いつつ、仮の一夜を過ごすとしますか。

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夕食後緊急地震速報が流れ、我が家は震度3の揺れ

2024年08月11日 | 日記

 8月9日(金)

 夕食を終えてテレビでパリオリンピックの男子卓球団体戦を観ていたら、突然「ピロロン、ピロロン・・」と不気味な緊急地震速報の音が流れた。それから殆ど間を置かず、グラッ、グラッとかなり強い揺れが10秒間ほど続いた。

 一昨日に宮崎県で大きな地震があったばかりなので、ひょっとしたら南海トラフ巨大地震の前触れではと不安な気持ちになったが、ニュース速報を見ると神奈川県足柄町付近を震源とする最大深度5弱の地震だった。

 日本は地震の多い国だけど、今年に入って元旦の能登半島や一昨日の宮崎県沖、そして今宵の神奈川県など、地震の回数が増加しているような気がする。偶然かも知れないが、そのいずれもが夕刻の時間帯に発生している。

 宮崎県沖の地震で南海トラフ巨大地震の危険性が高まったと気象庁が発表し、今後一週間ほどは地震への備えを怠りなきようにと注意喚起を促されている。・・と言われても、具体的に何をどう備えればよいのだろうか。

 取りあえずポリタンクに水道水を溜めた。車の燃料を満タンにした。数日分の保存食を購入した。あとは地震が起きたら起きた時、運を天に任せるしかありません。

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ゲリラ豪雨による落雷で、交差点の信号機が停電

2024年08月09日 | 日記

 8月7日(水)

 今日の午後チョットした野暮用があったので、電車で川越市内へ出掛けた。用事が終わり駅へ戻ろうとしたら、ポツポツと大粒の雨が降り始め次の瞬間には堰を切ったような土砂降り雨となった。

 このような事もあろうかと折り畳み傘を持参していたが、差して役には立たずビッショリ濡れで川越駅に辿り着いた。東武東上本線は正常に運行していたが、坂戸と生越間の東武生越線は大雨による冠水の為運行停止になっていた。

 最寄り駅へ着いたけれど、雨の勢いは一向に衰えない。ずぶ濡れ覚悟で役に立たぬ傘を差し、我が家へと歩き始めた。途中の交差点へ差し掛かった時、凄まじい轟音と共に雷が至近距離に着弾して、交差点にある信号機のライトが消えてしまった。

ライトの消えた信号機

 ずぶ濡れで我が家へ戻りテレビを見ていたら、東武東上線がストップしているとニュースで報じていた。イヤーあと30分遅かったら、我が家へ戻る事すら危ういところだった。

 このゲリラ豪雨は、埼玉県の川越市周辺地域に1時間に100ミリを超える大雨を降らせたようで、一部地区では浸水被害も発生していた。しかしこの豪雨が冷たい大気を呼び込んで、久しぶりにエアコン無しの涼しい一夜を過ごせました。

 

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今年の胃カメラ検査は、今まで受けた中で一番楽だった。

2024年08月07日 | お出掛け

  年に一度の胃カメラ検査を受ける為、猛暑の中都内世田谷区の病院へ出掛けた。夏休みに入ったせいか電車はそれ程混んでおらず、1時間余の車内は座って行けたので助かった。

 50代半ばで胃ガンの手術を受けて以降、彼此20年以上胃カメラ検査を受けている。これだけ続けてりゃ胃カメラ何て慣れたものと言いたいところだが、検査の前はやっぱり毎回緊張する。

 その理由の一つは「胃カメラを飲み込む時の苦痛」で、もう一つは「もし悪い結果が出たらという不安」です。受付で名前を呼ばれ検査室前で待っていると、検査室から「ゲー、ゲー」という受検者の呻き声が耳に入り、聞いてる自分も緊張が増す。

 そして自分の番になり、粛々と検査室に入る。検査の手順は頭に入っているので、言われるがままに「まな板の鯉」となってベッドに横たわる。胃カメラを操作するのは、若い男性医師だった。「上手いといいが 」と思っているうちに、胃カメラがス~ッと口から喉へ入っていく。

 喉へ来たなと思った瞬間に、電気掃除機になったつもりで口から思いっきり息を吸い込んだら、それがグッドタイミングでさしたる苦痛も無く胃カメラが喉を通過して食道へと侵入した。それはまるでウナギが水中の穴蔵へ潜り込むように、自然な感じだった。

 医師の腕が良かったのか、それとも私の受検テクニックが向上したのか、ハタマタ老化で喉の締まりがユルユルになったせいなのか理由は定かでないが、今まで検査を受けて来て今回が一番苦痛を感じなかった。

 「初め良ければ終わり良し」で検査は5分足らずで終わり、カメラが口から出た時に、「全然苦しくなかったです」と言ったら、男性医師も嬉しそうな顔をしてくれた。一番か肝心なのは検査結果でそれは後日担当医師から聞く事になるが、検査した医師が「まず問題は無いでしょう」と言ってくれたので取りあえずはホッとした。

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2024年鶴ヶ島市の脚折雨乞祭りを見物

2024年08月05日 | お出掛け

 8月4日(日)

 先日のブログでも少し触れたが、埼玉県鶴ヶ島市の最大イベント「脚折雨乞祭り」が8年ぶりに開催された。このお祭りは江戸時代に起源を持つ雨乞行事だが、昭和の時代に街の都市化と共に廃れてしまった。それを地元住民達の努力で近年復活させ、今は4年に一度オリンピックの年に開催されています。

龍神様の渡御コース

 今日はお祭りを最初から見てやろうと、お昼過ぎに龍神様のスタート地点である白髭神社へ向かった。午後1時に竹と藁で作られた重さ30トン、長さ36mの龍神様が300人の男衆に担がれて白髭神社を出発する。

出発を待つ龍神様

白髭神社

龍神様の出発

長いので曲がるのに一苦労

街中へと出発する

 ワッショイ、ワッショイの掛け声と共に、昼下がりの街中を龍神様がゆっくり練り歩く。屋外の気温は体温を越える炎熱地獄、見物人も汗だくだが担ぎ手の衆も汗だくでどの顔も真っ赤、ゴール地点の雷神池まで2㎞の道程を2時間掛けて進んで行く。

県道交差点を通行止めにして通過中

国道407号を目前にして一休み

国道を遮断して、龍神様が通過

 予定より15分ほど遅れて、午後3時過ぎに龍神様が雷神池へ辿り着いた。そのまま池へ突っ込むかと思ったら、池を目前にして20分ほどの休憩タイムになった。

龍神様が入水する雷神池

龍神様が池に到着

 猛暑の中、担ぎ手の衆も辛いだろうが、見物する側も暑さで頭がボーッとしてくる。何人か、熱中症になって運ばれて行く人もいた。午後3時半過ぎ、龍神様が重い腰を上げ、いよいよ池の中へ突っ込んで行く。

龍神様が池へ動き出す

いよいよ入水

 龍神様は池の中を3周巡り、最後は担ぎ手衆の手でバラバラに解体されてお祭りはクライマックスを迎えた。あまりに暑くて見物するだけでクタクタになったけれど、8年ぶりの脚折雨乞祭りが見事に盛り上がって地域住民としては嬉しい限りです。

池の中を3周廻る

最後は担ぎ手の衆の手で龍神様はバラバラに解体されてお祭りは終幕を迎えた

 久々だったが、お祭りは人の心をワクワクさせるものがありますね。翌日のNHKテレビや朝日新聞でも脚折雨乞祭りのニュースが報じられており、4年後はもっと盛大なお祭りになって欲しいものです。

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竜巻だと思ったら、火事だった。

2024年08月03日 | 日記

 7月31日(水)

 夕方頃ベランダに出ていた妻が、「アレ、竜巻じゃないの?」と私に言った。言われた方角を眺めてみると、上空を覆う雨雲から黒い黒煙のようなものが地上へ垂れ下がっているように見えた。

 でも私は今まで本物の竜巻を見た事が無いので、竜巻と言われればそう見えるが煙の形から火事のようにも見える。サテどっちだろうと思っているうちに、夕立が突然降り始め、雨のカーテンで視界が閉ざされてしまった。

 この夕立雨はその後東へ移動して、埼玉県の朝霞市や和光市そして都内の練馬区や板橋区などに1時間に100ミリを超える大雨を降らせたようです。各所で浸水被害が発生し、埼京線や東武東上線の電車もストップして、仕事帰りの通勤客に大迷惑を及ぼしました。

 しかし「あの黒煙のようなものは一体何だったのか?」翌日ネットで調べてみると、どうやら川越市内の産業廃棄物置き場で発生した火災のようでした。災害をもたらせた大雨だが、火災の消火には役だったのではないでしょうか。

 他人の不幸をネタにするのは少し気が引けるが、あれがもし竜巻であったのなら「生まれて初めて竜巻を見たドー」と、ドヤ顔でブログに載せていたのは間違いありません。

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日本三百名山回顧№129富山・長野県境、蓮華岳(3百名山)

2024年08月01日 | 三百名山回顧

 後立山連峰の南端に聳える蓮華岳は、信州の信濃大町市街地から望むと標高差2千m余の高みに聳える雄大な山容です。ゆったりとした白砂が広がる山頂は360度の大展望で、美しいコマクサの群落を見る事ができます。

 初めて蓮華岳を登ったのは、平成4年の9月の事でした。妻と二人テントを背負い針ノ木岳から蓮華岳を経由して七倉岳まで縦走し、七倉ダムへと下山しました。この時は一泊二日の強行軍で、妻はきつくて足が痙攣しそうだったと回顧している。それくらい我々は若くて元気があったんだなあと、懐かしく想い出されます。

平成4年9月12日~13日

針ノ木峠(幕営)→ 蓮華岳→ 北葛岳→七倉岳→ 七倉ダム

蓮華岳山頂

山頂から剣岳方面

山頂から鹿島槍ヶ岳(左)、爺ヶ岳(右)方面

北葛岳山頂?

北葛岳から蓮華岳

途中で出会った雷鳥

七倉岳山頂

七倉ダムへの下山の道から望む高瀬ダム

 

 2度目の登頂は平成25年8月妻と二人で針ノ木岳登山をした時に、針ノ木峠から私が単独で蓮華岳まで往復しました。その時の記録が当時のブログに載っていたので、下記に転載してみます。

平成25年8月3日(土)  天気=晴れ

針ノ木峠→ 蓮華岳→ 針ノ木峠

 テントの設営を終えると妻に留守を頼み、単身で針ノ木峠から蓮華岳へ向かう。最初は岩場の急登だが、だんだん傾斜が緩み峠から見える前衛ピークに達した。蓮華岳はその奥にある。白砂の道の両側はコマクサを始めいろんな高山植物が咲き誇り、天上の楽園を歩いているようだ。

蓮華岳への道

 緩やかな登りを伝って蓮華岳(2799m)に着いた。山麓の大町市から眺めると西に聳える此の山は実に雄大だ。三角点のピークと祠のピークがあり、どちらにも山頂標識が無いので両方踏み跡を残す。山頂からの眺めは360度実に素晴らしい。何時までも居たい気分だが、テントに残る妻が心配なので(本音は早くビールが飲みたい。)写真を撮り終えると往路を下山する。

蓮華岳山頂

山頂から南、槍ヶ岳方面

山頂から針ノ木岳方面

山頂付近のコマクサ

 峠に戻るとテントの入り口に居座りビールを飲む。此処のテント場からは北アルプス南部の展望が素晴らしく、槍や穂高を眺めながらビールを飲んでいると、とても贅沢な時を過ごしているようで嬉しくなる。

針ノ木峠から七倉岳(左手前の山)、槍ヶ岳(右奥の山)方面

懐かしの蓮華岳は、里から望んでも山頂から望んでも男前の立派な山です。

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夕立の後、夕暮れ空がピンク色に染まる。

2024年07月30日 | 日記

 7月27日(土)

 梅雨が明けても、不安定な天気が続いています。 今日の午後も夕立雨がザッと降り、厳しい暑さが少しだけ和らぎました。群馬・埼玉・茨城県では、大雨・竜巻注意報も発令されたようです。

 上空にはモクモクと雄大な雨雲が立ち昇り、引っ切り無しに稲妻が走って所々で土砂降り雨が降っているようです。夕暮れ時に雷見物がてらベランダへ出てみたら、夕日の紅い光りに照らされて、黒い雨雲が次々と輝くようなピンク色へ染まっていく。自然の描く壮大な風景画に、しばし見惚れてしまいました。

 しかしその自然が、時には災害を引き起こし人々の生活を破壊する。一か月前に旅で訪れた秋田県や山形県では、大雨による水害で甚大な被害が発生した。被災地の一日も早い復興を願うばかりです。自然は美しくもあるが怖ろしい、そんな人智を超えた存在だとつくづく思います。

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映画「大いなる不在」を観て、高齢者の認知症問題を考える。

2024年07月28日 | 映画・コンサート

 私は九州出身なので北九州市は馴染みの深い街ですが、そこを舞台にした「大いなる不在」という映画が幾つかの国際映画祭で賞を獲り高い評価を受けたと聞いたので、上映されている池袋駅西口の「シネ・リーブル池袋」へ妻と二人で観に出掛けた。

池袋のシネ・リーブル池袋

 映画の主人公の卓(森山未来)は、役者として活躍しているが、幼い頃に両親が離婚してそれ以来実の父親とは疎遠の仲だった。

 その父親、陽二(藤竜也)が事件を起こしたとの報を受け、父の住む北九州市へと向かう。25年ぶりに再会した父は過って大学教授だった頃のかくしゃくとした面影は薄れ、認知症を患う弱々しい老人に変わっていた。

 そして父の再婚相手だった女性も姿を消して行方が分からなくなっていた。父の家に残された数々の手掛りから、今まで知る事の無かった父の辿った人生がおぼろげに見えてくる。

 卓は父の再婚相手だった女性の行方を求めて熊本県まで会いに行くが、面会を断られる。女性に会えぬまま帰りの列車を待つシーンでジ・エンドとなる。認知症という重い社会問題をテーマにしたこの映画は、主演の森山未来さんや父親役の藤竜也さんが凄いというか秀逸の演技で、ドラマと言うより生々しい実話を見ているような気持ちになりました。

 65歳以上の高齢者四人に一人が認知症になるという現代の日本、我々夫婦もドップリその領域におり他人事ではない。そういう意味でも深く考えさせられました。それにしても森山未来さんと藤竜也さんの演技は素晴らしく、評判通りの秀作でした。

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夕闇の空に巨大なキャンドルが? 

2024年07月26日 | 日記

 7月25日(木)

 関東地方の梅雨が明け、蒸し暑い夏本番がやって来た。先日の夕闇時に涼みがてらベランダへ出てみると東の夜空におぼろ月が浮かび、それが高圧電線塔の先端部とコラボして何だか巨大なキャンドルを見ているようだった。

 「梅雨明け10日は天気が良い」何て気象言葉を何処かで聞いた気もするが、今年はどうもそんな気配は無く毎日午後になると一雨降ってくる。昨日も午前中のテニスを終え、暑さと疲れでヘトヘトになって我が家へ向かっていたら、晴天俄かに搔き曇り土砂降り雨と共に台風のような強風が吹き始めた。

 凄まじい風で車はユサユサと揺れ、街路樹の小枝がバキバキとへし折れて吹っ飛んでいく。雷が爆撃のように鳴り響き身の危険を感じたので、近くのケーズデンキまで車を走らせ屋内駐車場でしばらく避難した。

 小一時間もすると雨・風共に収まり、陽が差し始めたので我が家へ戻った。その夜のニュースによれば、坂戸市内で竜巻もどきの突風が発生したらしい。ひょっとしたら私の車は発生現場近くを通過した可能性もある。久しぶりに自然の怖さを体感しました。

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農産物直売所で旬のスイカを買う

2024年07月24日 | 日記

 7月21日(日)

 「野菜を買いに行ってくれない。」という妻の要請で、久しぶりに日高市のJA日高中央農産物直売所へ車を走らせた。休日の店内は相変わらずの賑わいで、レジには長蛇の列ができていた。

 地元産の新鮮な野菜が魅力である農産物直売所だが、今年の4月に此処を訪れた時には、春の旬タケノコが所狭しと販売棚に置かれていた。そして今日タケノコが置かれていた棚へ行ってみると、夏を代表する味覚のスイカが「今が旬だぜ」とドヤ顔で販売されていた。昔と違い、今はいろんな種類のスイカがある。

 値札を見ると大きいものでは一個1千2~3百円程、小さいものだと7~800円程の価格だった。カットスイカも売られていて、値段が手頃なのでこちらもよく売れているようだった。

 我が家も中庸のスイカを一個買い、冷蔵庫で冷やした後でさっそく食べてみた。春の旬タケノコはビールのツマミとして最高に美味かったが、暑い中で食べるジューシーなスイカも、それに勝るとも劣らぬ美味さだった。

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