Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

若葉駅の階段に、脚折雨乞祭りを描いた絵模様

2024年07月22日 | 日記

 東武東上線の若葉駅を通りかかった時、駅の階段に色鮮やかな絵模様が描かれているのに気が付いた。それは鶴ヶ島市の最大イベントである「膝折り雨乞祭り」を宣伝するものだった。

駅の階段に描かれた脚折雨乞祭りの絵模様

 このお祭りは、巨大な龍神が市中を練り歩き、雨乞祈願をするという一風変わったものです。4年に一度オリンピックが開催される年に催されているが、4年前は新型コロナの流行で中止となった。今年は8年ぶりに、8月4日(日)開催される事になりました。

 重さ3トン長さ30mの竹と麦わらで作られた龍神様が、約300人の肩に担がれて市中を巡り、最後は雷電池に飛び込んで粉々に打ち砕かれます。8年前のお祭りを生で間近に見ましたが、勇壮で見応えのあるクライマックスでした。

雷電池に飛込む龍神様

 しかしながらこのお祭りの知名度はいま一つで、埼玉県民でも知る人は少ないようです。そこでお祭りを少しでも盛り上げようと、市役所が駅の階段に宣伝広告の絵模様を描かせたのでしょう。本当は都庁みたいにプロジェクターマッピングでもしたいところだが、緊縮財政の鶴ヶ島市ではこれが精一杯の努力でしょう。

 8年前のお祭りでは地方のケーブルテレビ局が一社取材に来ただけだったが、今回のお祭りを何処かのテレビ局が全国ネットで放映してくれれば、広く世間に知れ渡り大勢の見物人が訪れて、お祭りも盛り上がるのではと地元の人間として願っているところです。

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垣谷美雨さんの「別れてもいいですか」という小説は熟年夫の必読本

2024年07月20日 | 読書

 ありふれた日常生活の悲喜こもごもを描いた作品で定評のある垣谷美雨さんは、私の大好きな小説家の一人です。彼女が書いた「もう別れてもいいですか」という小説が図書館に在ったので、早速借りて読んでみた。

 小説の主人公原田澄子」は定年間際の夫と暮らす熟年世代の主婦、外面こそ良いけれど、夫の孝男は妻を召使いのようにこき使う思いやりの無いモラハラ男。澄子はそんな夫を心底嫌い別れたいと思うだが、老後の生活不安や狭い世間の噂、夫に対する恐怖心などの難関を前にして中々離婚に踏み出す事ができない。

 そんな澄子を救ってくれたのは、親しい女友達との絆だった。彼女達の友情と支援で澄子は幾多の障害を乗り越えて、めでたくモラハラ夫とオサラバする事ができ、新たな人生に希望の光が見えたのだった。・・という熟年離婚のサクセスストーリーです。

 こんな感じの熟年夫婦、世間にはゴロゴロ転がっていそうです。私が昔居た職場にも、「頭に来たから、女房をぶん殴ってやった」と、自慢げに話すバカな男が居ました。そいつがその後どうなったかは知らないが、間違いなく惨めな老後を彷徨っているでしょう。

 翻って我が家も、超がつく熟年夫婦です。孝男みたいなモラハラ夫に比べたら私は遥かにモラルのある夫という自負はあるのだが、正直なところ妻がどう思っているかは分からない。聞いてみたい気もするが「藪をつついて蛇を出す」では困るし、世の中には知らない方が幸せ・・って事も多々あるので、「知らぬが仏」でいる方が良さそうです。

 日本の熟年離婚件数を少しでも減らす為、世の熟年男性にぜひこの本を読んでいただきたいと思います。

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懐石料理店の燈燈(トウトウ)庵で妻の誕生日会食

2024年07月18日 | お出掛け

 今更「バースデープレゼント」という齢でも無いが、互いの誕生日にはチョット贅沢な外食をするというのが我々老夫婦の楽しみです。ソロソロ妻の誕生日なので何処かへ行かなきゃと思っていたら、「燈燈庵で会食してみない」と妻が言った。

 燈燈庵は、あきる野市に在る懐石料理のお店です。遠い昔に一度行った事があるというが、私の記憶には残っていない。予約の当日あきる野市へ車を走らせた。

お店の入口にて

 江戸時代から続く古い古民家を改築したというお店は、緑の木々に包まれて風情のある造りです。通された席も古びた装いの中に趣があり、場慣れしない私はチョット気後れしてしまった。

落着いた雰囲気の客席

 お昼限定メニューの「花鳥懐石」は、先付の枝豆スープから始まって次々出て来る小皿の数々は見た目も美しく味わいもデリシャス、日ごろの憂さを忘れてチョット贅沢な一時を過ごせました。

前菜

鮎の塩焼き

鮎ご飯と赤だし味噌汁

デザートのプリント果実ゼリー

 誕生日祝いという事で小さなケーキも食卓に並び、妻がローソクの火を吹き消したら、周囲の客席からも祝いの拍手を頂いて、お店の暖かな配慮に心が和みました。

お店の人も一緒に誕生祝

 最後のデザートを食べ終えたら、心もお腹も満ち足りた気分でお店を後にした。年金生活者にはチョット贅沢で敷居の高いお店だが、燈燈庵は雰囲気が良いので、又何かの祝い事にでも訪れたいと思います。

お店の一階にあるギャラリー

邸内の庭に小川のせせらぎ

 

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昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジで目の保養

2024年07月16日 | お出掛け

 先日NHKの公開番組で落語を聞きに昭島市へ出掛けたが、早く着いたので時間つぶしを兼ねて昭島駅北側のモリパークアウトドアヴィレッジを訪れた。ここはアウトドアグッズの専門店だけが、店舗を連ねるショッピングモールです。

 ショッピングモールへ入場すると、最初に目に付くのが巨大なクライミングウォールです。以前訪れた時には何人ものクライマーが登攀していたが、猛暑の今は誰一人登っている姿は無い。

モール内のクライミングウォール

 緑が多く自然と調和したモール内には、「スノーピーク」や「コールマン」、「スノーピーク」、「モンベル」など、名の知れたアウトドアブランドが点在している。

緑が多くゆったりした雰囲気のモール内

 私のゴアテックス雨衣が古びてきたので買い替えたい気分もあったが、数万円の値札を見たら二の足三の足を踏んだ。ウェアも気に入ったものがあったけれど、価格を「ワークマン」や「シマムラ」ブランドと比べればより0の桁が一つ多い。

モンベル

コールマンの店内

 ここで販売されてる商品は、デザインの優れた魅力的なものばかりです。しかし倹しい年金生活者の身分ではどれも高根の花で指を咥えて眺めるだけ、結局スノーピークの喫茶コーナーでコーヒー1杯飲んでアウトドアヴィレッジを後にしました。

スノーピークの店内

スノーピークの喫茶コーナー

 アウトドア好きには、とても魅力的なお勧めエリアと言えるでしょう。お金に余裕のある人はどうぞお出掛け下さい。

 

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無情の雨で登山は止めて、諏訪大社のお宮巡り

2024年07月14日 | 旅行

 7月12日(金)

 諏訪湖畔の朝は、無情の雨がシトシトと降っていた。こんな天気で山歩きをしても楽しく無いので、Fさん夫妻と話しあい今日は観光巡りで半日を過ごす事にした。

 諏訪湖の観光名所と言えば、まず一番に思い浮かぶのが諏訪大社です。諏訪湖の周囲に4つの神社が在り、これらを総称して諏訪大社と呼ばれています。

 今日は湖の北側に位置する「春宮大社」と「秋宮大社」を、巡って見る事にした。いずれも荘厳な佇まいの、古い歴史と伝統を持つ由緒ある神社です。参拝の様子を下記の写真でチョット紹介してみます。

宿泊先の宿「KKR諏訪湖荘」で出発前の写真

雨に煙る諏訪湖

春宮の大鳥居

春宮神楽殿前の参拝路

春宮本殿

春宮近くの万治の石仏(雨に濡れて一段と凛々しいお姿です)

秋宮の大鳥居

大鳥居前に設置された大きなオルゴール時計(20分間隔でオルゴールが流れる)

秋宮神楽殿

神楽殿前の日本一大きな青銅製の狛犬

秋宮本殿

 お宮参りを終えると湖畔近くの鰻や店でお昼を食べ、その後F夫妻とお別れして、雨に煙る信濃路をドライブして夕刻我が家へ戻りました。登れなかった山は、涼しくなった秋にでもリベンジします。

 

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雨のせいで山を諦め今日は温泉湯治

2024年07月12日 | 旅行

 7月11日(木)

 信州の山歩きを計画して諏訪湖までやってきたが残念ながら朝から雨模様、こんな天気に登っても面白く無いので山は諦め今日は湖畔の温泉宿に泊って湯治に励む事とします。一緒に登る予定だった山友のF夫妻も一緒に泊るので、半年ぶりの再会を楽しみたいと思います。

雨に霞む諏訪湖

 明日天気が良ければ山へ行く予定だが、予報は今のところ悲観的、天気が悪けりゃ観光モードに切り替えて諏訪大社詣ででもしましょうか。そんなノンビリ旅も悪くはありません。

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今回の都知事選、小池さんが強かったと言うより蓮舫さんが嫌われた?

2024年07月10日 | 日記

 変人・奇人の大乱立でヘンな意味で盛り上がった今回の東京都知事選挙ですが、票の行方を見守っていたら集計が始まった瞬間に小池さんの当確が決まってしまった。

 ライバルと目された蓮舫さんは立憲党や共産党から「史上最強の野党候補者」と持ち上げられ、自民党裏金疑惑で与党凋落の今なら勝てると勇躍立候補したが、当選どころか無党派候補の石丸伸二氏にすら負けてしまった。

 この選挙結果、差してカリスマ性がある訳でも無い小池さんが強かったというよりも、選挙の期間中、口を開けば与党や小池さんの批判や悪口ばかりを声高に連呼する蓮舫さんの人柄が、都民に嫌われたのではと私には思えました。

 選挙の結果を聞いた時、一瞬頭に浮かんだのは、「2位じゃダメなんですか?」をもじった「2位もダメなんですか?」という言葉、もっと使われると思ったがあまり聞かれないようだ。それはあまりにベタなパロディだから?それとも蓮舫さんが野党の候補者だから、マスコミもチョット遠慮したのかな?

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NHK公開番組の「東京落語会」を観覧する。

2024年07月08日 | 映画・コンサート

 7月5日(金)

 コロナ過で途絶えていたNHKの公開収録番組の募集が、最近になって再び行われるようになった。NHKホームページのイベント情報を覗いてみたら、「東京落語会」という収録番組の募集があったので冷やかし半分に応募してみた。

 それを忘れかけてた頃、NHKから応募当選のハガキが我が家に届けられた。落語好きというほどでもないが生の舞台を観るのは久しぶり、興味津々で番組収録の当日、会場の昭島市フォスター市民ホールへ車を走らせた。

昭島市フォスター市民ホール

 開場時間の午後5時過ぎに、市民ホールへ到着した。既に長い列ができていたが、さほど待つ事も無く冷房の効いた会場内へ入場する事ができた。少々古びているが市民ホールは大きく立派な建物で、早い者勝ちの自由席だったけれど、わりと良い席に座る事ができた。

盛況の観客席

 開演前、NHKの番組担当者から収録中の注意事項があり、その後昭島市長の挨拶があった。市長さんは喋りに自信がありそうでコメディアン風の話しぶり、最後のオチで「落語バンザイ、昭島市バンザイ、皆さんご唱和を」と言われたけれど、「何で縁もゆかりも無い昭島市の為に万歳せないかんのじゃ」と私と妻はシカトした。

 番組担当者の話によれば、今日の収録は後日NHK教育テレビ「日本の話芸」で古典落語として放送されるらしい。主な主演者は「五街道雲助」、「三遊亭兼好」、「三遊亭遊馬」という3名の噺家さん、テレビじゃあまり馴染みのない顔ぶれだが、皆さん如何にも話芸のヴェテランという雰囲気です。

 古典落語なので、いずれも落語も舞台は江戸時代の長屋横丁、熊さん、八さんが登場する人情話です。今風のお笑いとは随分異なるが、お三方とも巧みな話芸でそれなりに面白可笑しく聴き入る事ができました。

 しかし「長屋」何てものは、今じゃ殆ど見る事の無い絶滅危惧建物、我々団塊世代は辛うじて認識しているけれど、若い世代に人情長屋話が理解できるのだろうかと他人事ながら少々心配だった。

 でも会場ではホドホドに笑いが絶える事は無く、観客の皆さんそれなりに楽しんでいるようで、私の心配は杞憂だったようです。そんな中番組中で一番受けたのは、「私、初めて昭島市へお邪魔したのですが、水は美味しくて街並みは整然として綺麗、本当に良い街ですねぇ。唯一問題があるとすれば、市長さん・・・ですかね。」と雲助師匠が話した前口上、この時観客席は大爆笑に包まれた。

 NHK公開収録番組は無料で貴重な観覧ができるので、これからも頻繁にNHKホームページのイベント情報をチェックして応募しようと思います。運が良けりゃこの不細工な顔が、全国放送でテレビ画面に映し出される事があるかも知れませんしね。

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梅雨の合間に、運動靴を水洗い

2024年07月06日 | 日記

 梅雨入りで雨の降る日が多くなったせいか、ジョギングやテニスをやる機会が減ってきた。(このところの暑さのせいもあるが)だったら最近汗と埃で薄汚れてきたジョギングとテニスの運動靴を洗ってやろうと、洗剤を含ませた水をバケツに入れ、手洗いで運動靴を洗濯した。

 洗い終えると汚れていた運動靴はピッカピカにリニューアル、それを眺めていたら「ヨ~シ、こんな暑さに負けないでこれからも汗を流して頑張ろう。」と、ヤル気モードが湧いてきた。そんな私を横から妻が、「少しは齢を考えてよ」と眉間に皴を寄せて言う。何だか冷水を浴びせられた気分だ。

リフレッシュした運動靴

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青森県の観光巡り

2024年07月04日 | 旅行

 6月19日(水)~20日(木)

 19日八甲田山の登山を終えて、その日は青森駅前のルートインホテルに宿泊した。翌日は観光巡りで青森市内に在る日本最大の縄文遺跡「三内丸山遺跡」と青森県立美術館を見学、その後青森市内を離れて十和田湖畔を見物し、日本海に臨む秋田県の道の駅岩城で車中泊をした。

 三内丸山遺跡は予想以上のスケールで古代のロマンを肌で感じ、モダンでビッグな青森県営美術館も見応えがありました。青森市内から十和田湖を経由して車中泊地の道の駅岩城へ到着、丁度夕暮れ時で日本海に沈む夕日が感動的な眺めでした。旅の様子を、下記の写真で紹介してみます。

18日に宿泊した野辺地温泉、亀山ホテルまかど(温泉、料理ともにGOODで、コスパの良い宿でした)

19日宿泊した青森駅前のルートインホテル(ルートインはビズネスホテルなのに、大浴場があるのが好ポイント)

青森駅前の文化観光交流施設「ねぶたの家ワラッセ」(青森県のお土産も売ってます)

青森駅に隣接し、観光施設として停泊する青函連絡船「八甲田丸」(青春の頃青函連絡船には何度もお世話になりました)

三内丸山遺跡の入場口(予想以上に立派な施設です)

再現された縄文時代の集落

同上

集落で一番大きな家

中は意外に涼しい

三内丸山遺跡の象徴、大きな木柱の塔

遺跡内では発掘作業が現在も進行中

縄文時遊館では、発掘品の数々が常設展示されている

発掘品を補修・復元する作業室

青森県営美術館(三内丸山遺跡に隣接しています)

館内に展示されている巨大な絵画

棟方志功さんの作品

青森県営美術館名物の、あおもり犬

十和田湖畔、休屋の観光船発着場前(時間が遅く観光船には乗れず)

十和田湖観光周遊船

休屋から十和田湖の眺め

初荷峠展望台から十和田湖の眺め

道の駅岩城から日本海に沈む夕日(右奥に男鹿半島を望む)

同 上

同 上

 

 

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梅雨の合間、東の空に鮮やかな二重の虹

2024年07月02日 | 日記

 6月30日(日)

 梅雨入り宣言されたのに埼玉県は中々雨が降らず、このままカラ梅雨で水不足になってしまうのではと心配したけれど、ここ数日はやっと梅雨らしい湿っぽい天気になってきた。

 今日も午後に少しパラついて、雲の多い夕焼け空になった。夕食を終えてお茶を飲んでいたら、「綺麗な虹が出てるわよ」と妻が言った。ベランダに出てみると鮮やかな虹が東の空にアーチを描いており、よく見るとそれは二重の虹(ダブルレインボー)になっていた。

 古い時代から虹は「幸運の兆し」と言われ、滅多に見る事のない二重の虹は「願い事が叶う前兆」と言われているとか。さっそく虹に向って「我々夫婦の死ぬまで元気」を願掛け、ついでに「世界の紛争終結」も願いました。最後にロシアのプーチンと北朝鮮の金正恩の失脚をお願いしたが、その時虹はだいぶ薄まっていたので、効果のほどは分りません。

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青森県、下北半島の観光巡り

2024年06月30日 | 旅行

6月17日(月)~18日(火)

 一度は訪れてみたかった本州北端の下北半島ですが、行ってみたら山と海が織り成す自然が美しい北の大地でした。日本三大霊山の一つ「恐山」や本州北端の「大間岬」、名勝「仏が浦」など観光巡りして来たので、写真でザッと紹介してみたいと思います。

 

恐山の総門(500円也の拝観料を払って此処から入門します)

参道を通って地蔵院へ向かいます(道沿いの建物は温泉で右手に宿坊もあり宿泊する事も出来るようです)

参道奥の地蔵院

硫黄臭漂う恐山の霊場巡り

霊場巡りの道から地蔵院を振り返る

岩場の隙間から硫黄のガスが噴き出している

極楽浜と呼ばれる美しい宇曽利湖畔

湖畔から午前中に登った釜臥山の山頂が小さく見えた(中央最奥のピーク)

下北半島最東端の尻屋崎灯台

灯台の上から下北半島

宿泊したむつ市内のホテルユニサイト(むつ市の宿泊施設は何故か平日の方が混んでいて、ここもやっと予約できた)

ホテルのフロントで勧められた和食料亭「楠こう」(本当に美味しかった)

妻が注文した「下北づくし御前¥3500円」

私が注文した「むつ湾づくし御前¥2500円」

本州最北端の大間岬(指呼の間に北海道の大地が望める)

大間の名物、マグロ像の前で記念の写真

大間~函館航路のフェリーターミナル(フェリーに乗れば、ここから1時間半で函館へ行ける)

佐井港から高速観光船で仏が浦へ向かう(団体旅行と一緒になり、船は満員御礼)

仏が浦の港に着いた

 

名勝仏が浦の風景

 

 

 

 極楽浄土と謳われた仏が浦は、海岸沿いに屏風の如く奇岩の数々が聳え立ち、正に偉観の景勝地です。「仏が浦見るまでけっこうと言うな」という言葉が頭に浮かびました。

 

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今年から株主総会の議決権行使は、スマホでスマートに

2024年06月28日 | 日記

 毎年6月は、会社の株主総会が最も開催される季節です。株を持っている人にとっては、配当金が楽しみな季節でもあります。私も幾社かの株を持っているので、この時期になると総会の議決権行使書の便りが、それぞれの会社から送られて来る。

 議決を要する議案は何処も似たり寄ったりで、「剰余金(配当金)処分の件」、「取締役(役員)選任の件」、「監査役選任の件」などが主な項目です。議案の賛否を問う項目がある返信用ハガキに所要を記入して、返送すれば株主としての議決権を行使した事になります。

 その議決権行使だが、最近は何処の会社もスマホによる電子議決権行使を推奨するようになってきた。スマホをあまり使いこなせない私は何だか気が進まず、今まで返信ハガキに所要事項を記入して返送していた。しかし今年送られてきた便りをよく読むと、スマホで議決権行使をすれば抽選でなにやらプレゼントが貰えるらしい。

 「プレゼントが貰えるのなら、スマホでやんなきゃ損だ。」と思った私は、スマホに書類のQRコードを読み取らせてみた。やってみたら意外と簡単で、ポチポチと数回タッチしただけで議決権行使をアッサリ終了する事ができた。

 「何でもかんでもスマホでできるんだな」と改めてその便利さに感心したが、それでもスマホに対する不信と不安感を拭い切れないのは、私が時代に適応できていないからでしょうかね。

 

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青森県、北八甲田山登山(詳細)

2024年06月26日 | 山歩き

6月19日(水)    天気=晴れ

09:50~10:00八甲田ロープウエー山頂駅→ 10:30~45毛無岱分岐→ 11:37赤倉岳→ 11:47井戸岳分岐→ 12:18避難小屋→ 12:34~41八甲田大岳→ 12:52~13:00避難小屋→ 13:32~45毛無岱湿原→ 14:22~26毛無岱分岐→ 14:47~15:00八甲田ロープウエー山頂駅

 

 八甲田山に初めて登ったのは昭和57年8月末で、山岳会仲間のYさんと酸ヶ湯温泉から八甲田大岳~高田大岳を縦走し、谷地温泉へと降った。あれから40年余、あのたおやかな山々を再び妻と二人で歩いてみたいと再訪してみた。

八甲田ロープウエー山麓駅

 前日宿泊した野辺地町の宿を早々出発し、AM9時半頃に八甲田ロープウエー山麓駅へ着いた。大人一人2200円の往復券を購入し、ロープウェーで一気に標高1320mの山頂駅に労せず到着した。

ロープウェーで山頂駅へ

ロープウェー山頂駅

 駅前の広場からは、これから登る赤倉岳~井戸岳~大岳と連なる山波が誘うがごとく望まれた。山頂駅から遊歩道をしばらく進むと池塘に八甲田の山波を映す田茂萢湿原に着く。更に進むと遊歩道を離れ赤倉岳への登山道に入る。

田茂萢湿原から赤倉岳(左)、井戸岳(中央)、八甲田大岳(右奥)の眺め

遊歩道から左に分岐する赤倉岳登山口

 毛無岱分岐を過ぎると登山道はだんだん傾斜を増して、周囲の展望が広がっていく。ロープウエー山頂駅から1時間半で「赤倉岳」と書かれた稜線に達した。しかし赤倉岳の山頂(1548m)は、更にここから5分ほど歩いた先のピークだった。

赤倉岳への登り

赤倉岳標識がある稜線分岐

稜線分岐から赤倉岳山頂

赤倉岳山頂

 赤倉岳から井戸岳へは気持ちの良い展望の尾根道で、素晴らしい眺めを楽しみながら歩いて行く。井戸岳山頂への踏み跡は無く、手前の分岐に「井戸岳」と書かれた山頂標識があり、此処で記念の写真を撮る。

赤倉岳から八甲田大岳(左奥)と井戸岳(右)

井戸岳分岐

分岐から井戸岳

 井戸岳からは避難小屋が建つ鞍部に向って急坂を降って行く。鞍部にはベンチと綺麗な沼があり、大勢の人が思い思いに休憩していた。避難小屋の横から大岳への登りが始まる。

井戸岳から鞍部への降り(正面の山が八甲田大岳)

鞍部の避難小屋

井戸岳の山影映す鞍部の沼

 妻が「私は小屋で待っている」と言うので、私一人で大岳へ向かう。大岳へは急登の道で途中2カ所の雪原を越え、避難小屋から15分ほどで広々とした大岳山頂(1587m)に着いた。

雪原の登り

 八甲田山最高峰からの眺めは素晴らしく、北は陸奥湾と青森市街地そして津軽平野に奥に聳える岩木山、南は櫛ヶ峰など南八甲田のたおやかな山々を望む事ができた。

八甲田大岳山頂(遠くに青森市街地と陸奥湾が見える)

山頂から津軽平野の奥に岩木山

山頂から端正な山容の高田大岳

 山頂の景色を満喫すると来た道を鞍部へ戻り、待っていた妻と合流し毛無岱湿原へ降って行く。避難小屋から30分ほどで降り着いた毛無岱湿原は、可憐な高山の花々が咲く美しい山上高原です。

毛無岱の湿原

湿原に咲く高山植物

 毛無岱湿原から山頂駅へは巻き気味に登って行くが、アップダウンが多く暑さと疲れでだんだん足取りが重くなり毛無岱分岐に着いた時はホッとした。分岐から快適な遊歩道を歩いて、PM3時前にロープウエー山頂駅へ戻って来た。

毛無岱分岐に戻って来た

山頂駅から登って来た山々を振り返る。

 42年ぶりに訪れた八甲田山は、残雪と湿原が広がるやっぱり美しく魅惑的な山でした。一緒に登った妻も感動の面持ちで、遥々訪れた甲斐がありました。

 

 

 

 

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下北半島、釜臥山登山(詳細)

2024年06月24日 | 山歩き

6月17日(月)    天気=晴れ

08:02第2リフト乗場→ 09:01~14休憩小屋→ 09:18石の祠→ 09:58~10:06釜臥山→ 10:39石の祠→ 10:42~46休憩小屋→ 11:25第2リフト乗場

 

 山好き、旅好きなので日本全国隈なく巡っているつもりだが、まだ訪れていない所も幾つか有る。その一つが青森県の下北半島で、梅雨が来る前に行ってみようと思い立った。

 どうせ行くなら山も登りたいので、下北半島の最高峰、釜臥山を登る事にした。釜臥山は、下北半島むつ市の街を見下ろすように聳えている。山頂一帯は自衛隊のレーダー基地で、巨大なレーダー施設が遠くからでも一目瞭然で見える。

 朝8時前に、登山口の釜臥山スキー場へ着いた。第2リフト横の空地に車を停めて、準備を終えると出発する。最初はゲレンデの、荒れた車道を登って行く。ゲレンデから振り返ると、自衛隊大湊基地に自衛艦が数隻停泊しているのが望めた。

第2リフト乗場から出発(遠くに山頂のレーダーが見える)

眼下に海上自衛隊大湊基地

荒れた車道を登って行く。

 第1リフトを過ぎると道は細い登山道となり、傾斜が増していく。ゲレンデに吹く風は涼しいが、直射日光が強くて暑さがだんだん堪えてくる。歩き始めて約1時間で、眺めの良いゲレンデ最上部の第2リフト降り場に着いた。

登山道から陸奥湾の展望が広がる

 此処には洒落た造りの休憩小屋が建っており、暑さで疲れた妻が「私は此処で待ってるわ」と言い、ここから先は私一人で登って行く。小屋から数分歩くと七面山(535m)のピークで、頭上高く山頂のレーダーが望まれた。

ゲレンデ最上部直下の道

ゲレンデ最上部の休憩小屋

七面山から釜臥山山頂部

 七面山を過ぎて少し進むと、頑丈そうな石の祠が祀られていた。石の祠を過ぎると道は急登の連続になる。木の根と岩が絡んだ歩き難い道で、灌木で風も通らないから暑さも堪えた。

石の祠

灌木の上に山頂部が見えた

 やがて左手へ斜上するように登って行くと巨大な岩の基部に着き、その先のガレ場の上に山頂一帯を陣取る自衛隊基地の施設が見えた。ガレ場を越えると山頂部の一角で、基地の柵を沿うように進むと、巨大レーダーと石塔が建つ釜臥山(878m)に着いた。

巨大な岩の基部

山頂直下のガレ場

釜臥山山頂

 山頂からは下北半島と陸奥湾が素晴らしい眺めだが、なにしろ風が強くて中々自撮りができない。すると山頂裏手の展望台から若い男性が登って来て写真を撮ってくれた。(山頂北側の展望台まで観光道路が通じており、そこから登れば15分ほどで登頂できる。)

山頂から下北半島の眺め

 山頂の景色を堪能すると、妻の待つ小屋へと下山を開始する。歩き難い道も降りは早く山頂から30分ほどで妻と合流し、ゲレンデの道を降って行く。第1リフト付近まで降ると中年の男女二人が登山道の草刈り作業をしていた。

ゲレンデの道を降る

 事情を聞くと二人は地元山岳会の方々で、ボランティアで登山道の整備をしていると言う。とても感じの良い人達で地元の山を愛しており、我々が遠い埼玉から来た事に驚いていた。

 むつ市のランドマークのように聳える釜臥山は標高1千mにも満たぬ低山だが、スキー場からだと中々厳しい道程でした。でも山頂に着いたら巨大な自衛隊基地が在り、そのギャップが面白かった。又山頂からの眺めは一級品で、雄大な下北半島の景観を楽しめました。

 

 

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