Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

今日の夕方、月が土星を食べた。

2024年12月11日 | 天文

 12月8日(日)

 一般的なニュースになる出来事ではなかったが、少なからぬ天文好きの皆さんが夕闇の月を眺めたのではないだろうか。今日の午後6時19分頃、土星が月に隠される土星食という天文現象が首都圏で観望された。

 惑星が月に隠される掩蔽現象はそれ程レアなものでは無く、妻と私が自宅のトイレでバッタリ遭遇する位の確率で発生します。今回は発生したのが観望し易い夕暮れ時、天気が良くて月の影の部分から隠されるという絶好の観望条件だったのです。

 寒い中、ベランダから双眼鏡で覗いてみると、土星が月へ少しづつ近づいているのが分かる。天空に張り付いているかのように見える月だが、実際は地球を回る軌道を動いているのが実感できます。

 遠くの恒星が掩蔽される時は一瞬で星の光が消失するが、土星はある程度の大きさがあるので、ジワジワと光が小さくなっていった。そして掩蔽されてから約40分後、光り輝く月面の反対側から土星の小さな光が現れた。

 澄んだ初冬の夜空に起きた小さな天文ショーだったが、しばし世間の喧騒を離れて宇宙のロマンに浸る事ができました。ところで土星の環っかは倍率100倍ほどの小望遠鏡で見る事が可能です。冬は星空観望のベストシーズン、たまには顔を思いっきり上に向け輝く夜空の星を楽しみましょう。

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矢倉岳ハイキングの翌日は、富士五胡周辺の観光巡り

2024年12月09日 | 旅行

 12月2日(月)

 1日に箱根の矢倉岳へ登った後、富士山西麓の田貫湖畔に建つ休暇村富士で宿泊した。ここは富士山の眺めが良く、全国に展開する休暇村グループの中でも特に人気が高い宿です。

1日午後、田貫湖から富士山

同上UP(正面のガレ場は大沢崩れ、右のピークが最高地点の剣が峰)

同上(残照の富士山)

 富士山眺望の他に静岡県産グルメが豊富な食事も美味しくて、一泊と言わず長期滞在したい気分だが、毎日ご馳走三昧では過食できっと身体の具合が悪くなるでしょう。

 田貫湖畔は年に数日、ダイヤモンドヘッド(富士山の頂上にから朝陽が昇る現象)が観られるスポットとして有名だが、残念ながら今朝方は富士山のかなり右手山裾から朝陽が昇ってきた。

2日朝、日の出頃の富士山

2日午前の富士山

休暇村付近の紅葉

休暇村富士と富士山

河口湖畔富士ビューホテル庭園の紅葉(妻のカメラで撮った)

 2日の朝、宿を出発すると特に予定も無いので、富士山のビューポイントと紅葉を求めて富士五湖周辺の観光巡りをした。西湖や河口湖、忍野八海などで良い風景に出会い意気揚々我が家へ戻ったが、パソコンで再生してみると写真が全く撮れていなかった。

 普段あまり使用しないキャノン一眼レフカメラで撮ったのだが、内蔵していたSDカードに不具合があったようだ。そう言えば朝方休暇村で富士山を撮ってた時、「カードを初期化してください」とカメラのディスプレイに警告が表示されていた。その時カードを交換してれば問題無かったんだけれど、予備のカードを持っていなかった。

 写真に頼らなくても、富士山と紅葉の美しい風景を私の心に留めておく、そんな旅があってもいいではないか。・・・と負け惜しみで思う事にした。

 

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箱根山系、矢倉岳ハイキング(詳細)

2024年12月07日 | 山歩き

12月1日(日)    天気=晴れ

07:51地蔵堂駐車場→ 08:11沢出合→ 08:26高圧電線鉄塔下→ 09:13山伏平→ 09:29~59矢倉岳→ 10:13山伏平→ 11:09~17万葉公園→ 11:26~48足柄峠→ 12:31地蔵堂駐車場

 金太郎伝説で知られる神奈川県の足柄峠、その近くに聳える矢倉岳はまだ未踏だったので初冬の好日に登ってみる事にしました。箱根山系の中では低山の部類だが、眺めが良くて手軽に登れる矢倉岳は、ハイカーに人気の山です。

 早朝に出発したのが幸いして高速道路で渋滞する事も無く、朝7時半過ぎに登山口の地蔵堂駐車場へ着いた。登山者のものと思われる車が、既に3台ほど駐車していた。

地蔵堂

 準備を終えると地蔵堂でお参りした後、矢倉岳へ出発する。足柄峠へ向かう車道脇に一段と華やかな紅葉木が一本立っており、その横から登山道が始まっていた。

登山口に立つ見事な紅葉の木

登山口から登って行く

 急坂を登るとお茶畑に出て、そこから少し降ると細々と流れる小沢があり、沢を渡ると緩やかな樹林帯の登りが続く。しばらく登ると周囲の展望が開き、高圧電線鉄塔の下に着いた。

沢を渡る

高圧電線鉄塔の下

 電線鉄塔沿いにしばらく登り、やがて右に曲がって樹林帯の山腹を巻くような道を登って行く。電線鉄塔の下から約30分ほどで足柄峠と矢倉岳を繋ぐ登山道に達し、その先が登山道の分岐する山伏平だった。

樹林帯の巻き道

山伏平の分岐

 山伏平から矢倉岳へ向かう道に入る。地図で見るより急な道だったが、山伏平から約15分ほどで目的地の矢倉岳(870m)に到着した。初めて訪れた山頂は中央に鐘が設置されており、広々として富士山や相模灘の眺めも良く、気持ちの良い場所だった。

矢倉岳山頂

山頂から箱根の山々(煙が出ているのが大涌谷)

 30分ほどコーヒーブレイクを楽しんだ後、山頂を後にする。山伏平から万葉公園へ向かう尾根道は、ほど良いアップダウンの歩き易い道が続く。快適な登山道は万葉公園までで終わり、そこから足柄峠まで行き交う車を気にしながら車道を歩く。足柄城址や関所跡など見所多い足柄峠は、ドライブを楽しむ大勢の行楽客で賑わっていた。

万葉公園へ向かう尾根道

万葉公園の東屋

万葉公園の駐車場

足柄峠の関所跡

峠の聖天堂

足柄城址

 我々は賑わいを逃れるように、峠から足柄古道を降って行く。足柄古道は昔の旅人が峠を越えた道で、クネクネ曲がった車道をショートカットするように続いている。昔の面影を残す古道はほど良い傾斜で、心地よく降って行ける。地蔵堂近くまで降ると、先程登った矢倉岳の丸い山容を仰ぐ事ができた。

足柄峠の古道入口

気持ちの良い足柄古道の降り

矢倉岳を望む

 登山口へ戻って来ると、行楽の人々で凄い賑わいだ。地蔵堂の隣に在る「足柄古道万葉うどん店」でうどんを食べたかったが、長い行列を見て諦めた。矢倉岳一帯の山々は金太郎伝説や古い歴史の面影を残し、富士山や箱根の山々など眺望にも恵まれて、充実した山歩きを堪能できました。

 今宵は休暇村富士に泊り、後期高齢者に突入する私の誕生日を祝います。

地蔵堂へ戻って来た

駐車場は満杯状態

足柄古道万葉うどん店も行列ができている

道の駅足柄・金太郎のふるさとから望む矢倉岳

休暇村富士

 

 

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CT検査の後は都内の紅葉見物へ

2024年12月05日 | 日記

 CT検査を終えてG病院を出たのがAM10時半頃、しばらく東京へ来れないので都内の紅葉見物でもする事にした。最初に地下鉄半蔵門線の九段下駅で下車して、日本武道館がある北の丸公園へ向かった。

 九段下駅から5分ほど歩いてお堀を渡り田安門を潜り公園内へ入ると、巨大な日本武道館が迫って見える。北の丸公園は森や池、小川のせせらぎなどを配し、無料で見物できるのがありがたい。

外堀の千鳥ヶ淵

田安門

日本武道館

 平日ながら小学生の団体や行楽の人々が訪れて、ソコソコの賑わいでした。紅葉は遊歩道沿いに盛りを迎えていましたが、春の桜に比べると少し見劣りがします。

園内の池

広場では小学生の団体が食事中

園内の紅葉

同 上

 公園内をグルリと一周した後、隣接する靖国神社へ向かった。黄色く彩づいたイチョウ並木を従えて聳え立つ、入口の巨大な第一大鳥居は中々壮観な眺めです。境内には多くの人が参拝客の姿があり、外国人グループも大勢見掛けました。私も本殿でお賽銭を投じ合掌して、我々夫婦の健康成就&世の平穏を願いました。

神社の参道入口から北の丸公園方面

巨大な第一大鳥居

第一大鳥居の奥に立つ大村益次郎の銅像

第二鳥居へ向かう

第二鳥居の奥に拝殿

 靖国神社を出ると神保町の本屋街を歩いてミズノスポーツ直営店を訪れた。ジョギングシューズが古くなってきたので、買い替えようと思っていたのです。

神保町の本屋街

 久しぶりに訪れた店内は外国人客の姿が目立ち、「ミズノもインターナショナルになったもんだなあ」と、大株主の立場として嬉しく思いました。株主優待券を使って20%割引でランニングシューズを購入し、お店を後にした。

 その後秋葉原駅から山手線で上野へ向かい、上野公園内を散策した。ここは桜の花見で有名だが、紅葉は今一つの感じです。それに人混みが凄くて何だか落ち着けなかった。

上野駅公園側出口の大イチョウと奥にスカイツリー

春の桜が美しいさくら通り

上野東照宮

国立博物館前(関東地区の錦鯉品評会が開催されていた)

 今日は手軽な紅葉見物のつもりだったが、けっこう歩いたので上野駅から電車に乗る頃は疲れで脚が重くなっていた。疲れて汗を流した後は冷えたビールが一番のご褒美、池袋の食堂で飲んだ締めの生ビールが喉越しに至福の味です。最後に自分の顔を紅葉させ、ほろ酔い気分で我が家へ戻りました。

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20年目の節目で最後のCT検査を終える。

2024年12月03日 | 日記

 11月29日(金)

 毎年恒例のCT検査を受ける為、都内世田谷区の病院を訪れた。検査を異状無く終えて1時間後に担当医の説明を受ける。「血液検査もCTの映像も特に問題はありませんでした。」と、まず検査結果を教えてくれた。

 続いて・・「ところでFさんも胃ガンの手術を受けてから丁度20年目、術後の検査も節目を迎えたと思いますが、今後どうされますか?」と尋ねられた。 言葉つきは「どうされますか?」だが、「これで検査は終わりにしませんか?」という裏音声が聞こえてくる。

 今年7月の胃カメラ検査でも担当医から検査終了を臭わす言葉を言われていたので、少しは覚悟ができていた。私「お願いすれば今後も検査を継続できるんですか?」、医師「病院は構いませんが、Fさんも遠い所から通院で大変でしょうから近場の病院で検査を受けた方がいいのでは・・」私「イエ、東京見物も兼ねて通院するから、ちっとも苦ではないんですけど・・ここで私が決めなきゃならないですよね?」、医師「そうですねぇ」 

 慇懃ながら、医師は明らかにお断りムードです。私が生まれた九州では、未練がましい男が一番軽蔑される。ここが九州男児決断の時、「もう、これでよかですばい。」と検査の終了を承諾した。マア要経過観察対象者から一般人に健康度がUPしたのだと思えば、少しは気分も前向きになれる。

 支払いを終えて病院の外へ出ると、通い慣れた堂々たる病院の建物を振り返る。もうここへ来る事は無いんだと思うと、突き離されたような一抹の淋しさを覚える。又必ずここへ戻ってこよう・・・・アッ戻って来ちゃマズイんだった。

お世話になった都内のG総合病院

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私の誕生日祝いで、矢倉岳ハイキング

2024年12月01日 | 山歩き

12月1日(日)    天気=晴れ

 先日が私の嬉しくもない誕生日だった。「会食でもする?」という妻の言葉に、食べるより山に登る方が良いと私は応えた。

 そんな事情があって、今日は箱根の矢倉岳を登る事になりました。矢倉岳は気軽に登れる低山だが、眺めの良さで人気があります。

 足柄町の地蔵堂から約1時間半かけて辿り着いた山頂からは、富士山や箱根の山々の眺めが素晴らしく、私には何より嬉しい誕生日プレゼントでした。

矢倉岳山頂

 なお登山の詳細は、後日のブログで紹介します。

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年末大掃除の最難関、キッチンの換気扇掃除を完了

2024年11月29日 | 日記

 11月27日(水)

 だんだん年末が近づいて、大掃除の季節がやってきた。窓ガラス関係の掃除は今月初旬に済ませており、残す最難関はキッチンの換気扇の掃除、昨夜の雨が上がって今日は暖かな好日になりそうなので決行する事にした。

 以前の住まいはガスコンロだったので酷い汚れ方だったが、今は電磁調理器なので油汚れが格段に減った。それでも一年間に溜った油成分がレジンフードやファン周りに少なからずこびり付いている。

 去年まではキッチンシンクに洗剤を溶かし込んだお湯を溜め、換気扇の部材をそこにしばらく漬け込んで、後はスポンジタワシやウェスなどで汚れを落としていた。今年はネットで検索した「重曹」を用いた方法でやってみる事にした。

1 分解した換気扇の部材を広げ、その上下に百均で買った重曹を振りかけ3時間ほど寝かす。

2 寝かしている間に、部材が外れた後の換気扇内部を重曹の溶液を含ませたウェスで拭き取っていく。

部材を外した換気扇内部

3 約3時間後、部材に付着していた汚れを重曹と絡めてウェスやスポンジタワシで落としていく。

4 汚れ落としが終わったら温水で汚れを洗い流し、ベランダに干して乾燥させる。部材が乾燥したら、再び組み立てて、換気扇の掃除が完了。

洗った部材をベランダで干す

乾いた部材を組み立てて完了

 完璧とまでは言えないが、ソコソコ綺麗になりました。これで大掃除のミッションはトイレや浴室、エアコンの換気フィルター清掃を残すのみ、舞枕を高くして年末年始を迎えられそうです。

 子供の頃は「もう幾つ寝るとお正月~」などと、お正月が待ち遠しくてしかたなかった。しかし齢を経る毎にその気分が薄れ今では「もう正月かよ~」と、矢沢永吉じゃ無いが「時間よ~止まれ」と言いたくなる。

 

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ウォーキングで巡る、身近な街の風景

2024年11月27日 | お出掛け

 11月27日(水)

 先月北海道旅行から我が家へ戻って数日後、久しぶりにジョギングでもと張り切って走り始めたら、3キロほどで右足のふくらはぎに「ピリッ」と痛みが走った。サポーターで保護すれば日常生活に支障をきたす程の痛みじゃ無いが、それ以降ランニングのような激しい運動は控えている。

 とは言ってもジッとしていられない性分で日本歩け歩け教会の熱烈信者でもある私は、暇に飽かして(暇は腐るほどあるので)ウォーキングに励んでる。街のアチコチを彷徨っていると、今まで見慣れていたつもりでも絵になるなあと思う風景に出会える事があります。

 そんな風景の幾つかを写真に撮ってみたので、チョット紹介してみます。ワザワザ混雑する有名景勝地へ出掛けなくても、身近な場所で手間暇かけずにプチ観光巡りが楽しめました。

鶴ヶ島市役所の庭に咲くコスモス群落

日高市のランドマーク、太平洋セメント工場の製造プラントタワー

鶴ヶ島運動公園の紅葉

同 上

坂戸市の高麗川大橋から眺めた富士山

川越市の御伊勢塚公園の紅葉

公園内の修景池

同 上

オマケで我が家から見た今朝の日の出(昨夜雨を降らせた雲堤の上から日が昇る)

同上、雲の衣を身に纏った富士山

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大統領になったトランプが、真っ先に日本を脅してくる事は

2024年11月25日 | 日記

 最近起こった世界の出来事で一番ガッカリしたのは、先日行われた米国大統領選挙の結果です。当選したトランプにガッカリしたと言うより、彼を選んでしまった米国国民にガッカリした。

 自分の事は恥も外聞もなく自画自賛、相対する者には罵詈雑言、都合の悪い事は全てフェイクニュースで白を切り、口を開けば「アメリカファスト」で、自分の国さへ良ければ後はお構いなし、地球温暖化何ぞはクソッくらえ、こんな傲慢人間が世界最強国アメリカの大統領になる何て、人類の未来もお先真っ暗です。

 何でも「デール」が口癖のトランプは、日本にも無理難題を吹っかけてくるのは間違い無いでしょう。真っ先に言ってくるのが「在日米軍経費負担」の大幅アップ、「嫌なら在日米軍を引き上げるぞ」と脅しをかけてくるのでは・・。

 しかし素朴な疑問として思うのだが、敗戦から既に80年の歳月が過ぎているのに何で今だに外国軍が駐留し続けているのだろうか。主権国家として最重要事項であるべき国の護りを外国軍に依存して、果たして真の独立国家と言えるのか。

 政府与党のやる事なす事批判しまくるマスコミも、意外な事にこの件に関しては口を噤んでいる。精々米軍基地の沖縄から県外移設や基地の公害や騒音問題、米国軍人の犯罪を批判する程度です。

 もしトランプが「在日米軍を引き上げるぞ」と脅してきたら、「アッそうですか。どうぞお帰りください」と言って、突っぱねる手もあるんじゃないでしょうか。(最終的に困るのは負担経費を日本から貰えなくなる米国なんだから)

 しかし米国にベッタリ依存の自民党政権では、ノーと言う勇気はないでしょう。石破さんが米国から呼びつけられ、トランプから過大な要求を押し付けられて、苦虫つぶしたような顔で帰国する姿が目に浮かぶようです。

 ここは国民党と維新に寝返ってもらい、米国としがらみの少ない野党連立政権の出番を期待します。野田タヌキさんもあんまり当てにはならないが、「トラスト・ミー」と言って米国に泣きついてた鳩ポッポさんよりはマシだと思います。何なら「米軍撤退」を党是とする共産党の志位前委員長が外務大臣になって相対すれば、トランプの思う壺にはならないでしょう。(日米関係は最悪になるかも知れないが)

 「米軍が居なくなったら中国やロシアの脅威が増して、日本が侵略されるのではないか。そうなったらどうするんだ!」・・・・どうするんだ!と言われても私はもうじきこの世をオサラバする後期高齢者、後世の事にあまり責任は持てません。

 「米国の代りにロシアや中国にすり寄る」か「自前で国防力を強化する」か、それとも「武器を全て放棄して、話し合いで日本に平和を」何てお花畑みたいな政策を受入れるか、それらを考えるのは日本の未来を担う現役世代の皆さん方の責任です。

 最後に、タリバンに占拠されたアフガニスタンの例を見ても分かる通り、万が一の時米国が日本をどこまで助けてくれるのか、保障の限りではありませんよ。

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日本三百名山回顧№132長野県、有明山(2百名山)

2024年11月23日 | 三百名山回顧

 信州安曇野の里から西を望むと、台形のどっしりした山容で聳える山が有明山です。頂に有明神社の奥社を祀る信仰の山でもあるが、山頂へ至る道は修験道と言うべき難路で、容易に登れる山ではありません。

 初めて有明山の山頂を踏んだのは、平成9年9月22日の事でした。前々日に黒四ダムから黒部川峡谷下の廊下を歩き、前夜は中房川沿いの空地で車中泊をした。そして当日早朝、中房温泉近くの登山口から裏参道と呼ばれる道を登って有明山を登った。

黒四ダムの真下

黒部峡谷下の廊下

同上

同上

下の廊下十字峡

仙人池から剣岳

 しかし当時のアルバムを幾ら探しても、黒部峡谷の下の廊下や剣の仙人池を撮った写真は残っているが、有明山の写真は一枚も見つからなかった。

 再び有明山を登らねばとならぬ思い、初登から22年後の令和元年9月28日に、今度は麓の有明山神社から山頂へ至る表参道を登った。当時のブログにその時の山行記録が載っているので、下記に転載してみます。

 

北アルプス、有明山登山

2019年9月25日(水)      天気=小雨後曇り一時晴れ

04:27有明山神社駐車場→ 04:54表参道登山口→ 05:10林道終点→ 06:45~49妙見滝→ 07:17白河滝→ 08:21~35落合→ 09:41~58有明山(北峰)→ 10:06~11南峰→ 10:20~26有明山(北峰)→ 12:20有明荘側登山口→ 12:23有明荘バス停

 

 有明山には平成9年の9月にも登っているが、それは裏参道と呼ばれる中房温泉側からの道で、一度は有明神社から登る表参道を登ってみたかった。しかしこの道は参道とは名ばかりの、有明神社から山頂を越えて中房温泉までコースタイム10時間を超えるロングコースで、急登や鎖場が連続する険しい道です。

 昨夜車中泊をした神社の駐車場を、早朝暗闇の中を出発する。中房温泉へ向かう道は舗装されているので僅かなヘッドランプの灯りでも歩いて行けるが、外灯も無く真っ暗な中を歩くのは心細くなる。

暗闇の中の表参道登山口

 神社から30分程で、表参道登山口に着いた。此処から右折する狭い林道に入る。更に心細い気持ちだが進むしかない。登山口から15分程で、林道の終点に着いた。

林道終点

 此処から登山道になるが、闇に眼が慣れたのと僅かな朝陽が差し始めたので、探り探りの状態で登山道を進んで行く。予報では今日の天気は良いはずなのに、山にだけ雲が纏わりついてるか滲むような霧雨が降っている。

 道沿いに目印が点々とあるので道に迷う事は無いが、ガスに包まれ荒涼とした沢沿いの道は魔界へと迷い込むようで気持ちも萎えてくる。でも踏み跡が続く限り歩き続けるしかない。

気持ちに余裕が無くて、妙見滝まででたった1枚撮った写真

 黙々と歩き続け、ふと前方を見ると左手に妙見滝が見えた。登山口から此処まで約1時間50分のタイム、休まず歩き続けたのでまあまあ良いペースだ。滝の先で2本連続した鎖場を攀じ登る。ネットの情報では大変そうに書かれていたが、案外容易に通過する事ができた。

妙見滝

妙見滝から下流部

 良いペースの歩きに気分が緩んだか、油断して濡れた木の根に脚を滑らせてしまった。転倒し思わず右手をついたが、その時挫いたのか負荷を掛けると右手に痛みが生じた。又不安の種が一つ増えたが、此処まで来たらもう戻る事はできない。

白河滝

 妙見滝からさほどかからず白河滝に着いた。沢沿いの道は此処までで、この先稜線の落合まで、ロープや鎖が連続するつるべ落としの急登となる。普通の登山道では「わあ~緑が綺麗とか空気が爽やか」何て楽しいものだが、この道はウンザリする程ロープや鎖場が続き、急登の連続でシゴキというかイジメに等しい。でも修験の道だから仕方ないか。

滝の右手の鎖場を登る。

延々と梯子やロープ、鎖場が続く。

 途中小さな祠があったり、岩の隙間を通過したりして登って行くと、稜線間近の樹林帯となり、やがて松川村からの裏参道が合流する落合に着いた。松川村からの道はネットで登った記録を見た事が無い。現在は廃道化しているのだろうか。

岩の隙間を通過する。

落合手前の樹林帯

登山道合流地点の落合

 落合からしばらくは歩き易い道であったが、それも僅かな距離で再び梯子やロープ、鎖場が続く急坂となった。それでも落合までの登りより傾斜は緩やかになる。

梯子やロープの道が続く。

岩の右手をトラバースする。

 標高が上がるにつれ、雲が薄れ陽射しも差すようになってきた。暑苦しい雨衣を脱ぐ事ができ、足取りも軽くなる。道沿いには石碑や祠などの宗教遺物が残り、昔の人の信仰心の強さと逞しさが窺い知れる。

登山道沿いの祠

 頂上はまだかまだかと思いつつ登り詰めていくと、突然頭上に銀色に輝く鳥居が見え、有明山(北峰2268m)に到着した。念願の有明山に登ってホッと安堵する。

有明山(北峰)山頂

 山頂部では一瞬雲が払われ、安曇野の山麓を望む事ができた。一息入れた後に、南峰へ向かう。歩いてすぐに中央峰の三角点に着くが展望は無い。中央峰の先の岩稜で視界が開き常念山脈を展望できたが、残念ながら殆ど雲に覆われていた。

山頂から安曇野の眺め

北峰の祠

中央峰の三角点

南峰へ向かう岩稜の道

常念山脈の眺め

 北峰から10分足らずで南峰に着いた。此処にも小さな祠が鎮座し、祠の横から常念の山々を望む事ができた。再び北峰へ戻ると、中房温泉側から登って来たという中年の男性が一人山頂に座っていた。彼とはしばらく互いの情報を交わした後、中房温泉に向けて下山を始める。

南峰の祠

 下山の道は表参道に比べると格段に歩き易い。登って来る人もポツポツ居て、4人ほどとすれ違った。とは言っても途中には鎖場や崩壊地など気の抜けない箇所もある。

最初は樹林帯の降り

道沿いの巨石

下山途中の崩壊地(修復はされている。)

 登る前は有明荘を16時18分に出発する最終便バスに乗れるか心配だったが、時計を見ると14時台のバスには充分間に合いそうだ。イヤ頑張れば12時台のバスだって乗れるかも知れない。自然と足が速まってくる。

 標高が下がるにつれ、急坂の連続となる。やがて工事の作業音や車の騒音が小さく聞こえるようになり、植林帯の中を降って行くと分岐に着いた。右は三段滝方面の下山道で、私は左折して有明荘へ降って行く。

急坂の降り

分岐地点

 分岐からは遊歩道のような快適な道で、そぞろ歩いて12時20分に有明荘傍の登山口へ降り立った。登山口の駐車場には満杯の車が停まっていたが、殆どは燕岳登山者のものだろう。

有明荘前の登山口

 有明荘バス停に着いて時刻表を見ると12時38分発のバスがある。何というグッドタイミング、服を着替え行動食のオニギリを頬張っていると、マイクロバスがやってきた。このバスは前払い制で、有明山神社まで1200円也を払って乗車する。

有明荘バス停

 ウツラウツラするうち、40分程でバスはアッケなく有明山神社へ着いた。厳しい登山を覚悟して臨んだ有明山であったが、終わってみれば白昼夢のような気分です。でも厳しい道を歩き通して、まだまだ充分やれるワイと少し自信を持てた山行でありました。

有明山神社駐車場に戻って来た。

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人も歩けばお祭りに当たる。

2024年11月21日 | 日記

 「犬も歩けば棒に当たる」と言うが、11日の夕暮れ時、東武東上線の坂戸駅付近をウォーキングしていたら「テンツクテン~ピーヒャラララ」という太鼓や笛の音色が聞こえてきた。

 駅の北口まで来ると何やら大勢の人垣ができていて、その中では何台もの山車が鎮座してお囃子の音はそこから聞こえているのでした。この時期に坂戸でこんなお祭りが有る何て聞いてなかったので、チョットしたサプライズの出来事だった。

坂戸駅北口の第2回坂戸まつり会場

同 上

 晩飯前だったから長居もしておられず会場を後にしたが、その後ネットで検索してみたらそれは「第2回坂戸のまつり」という名のお祭りで、市内に数多くある伝統芸能の普及や伝承を目的としたものだそうです。

 話変わって17日のお昼頃、鶴ヶ島市役所付近をウォーキングしていたら、賑やかなお囃子の音頭が聞こえてきた。普段は人通りの少ない通りに大勢の人や出店が集って、何やらお祭りらしきものが行われていた。

鶴ヶ島市共栄地区の秋祭り

 それは町内会規模の小さなお祭りで、若い衆の手で大漁旗が振られ、踊りも披露されていた。こんな祭りがあったっけ?と思いつつしばらく見物させてもらいました。これも後でネットを調べたら、「鶴ヶ島共栄地区の秋祭り」というお祭りだと分った。

会場で大漁旗を振る若い衆

踊りを披露するグループ

 どうやら「実りの秋」は、「お祭りの秋」でもあるようです。いずれにしてもお祭りやいろんな催しなどが活発に行われる事は、街が元気で平和な証です。見ていた私も元気のお裾分けをチョッピリいただきました。

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風光明媚な観光地、諏訪湖畔は日本酒の名産地でもあった。

2024年11月19日 | 旅行

 先日、信州の入笠山を登った時は、早く下山したので午後は観光プチ巡りをした。「諏訪へ行くなら、舞姫酒蔵のお酒が美味しいよ」と以前テニス仲間の友人から聞いていたので、ナビで検索して行ってみる事にした。

入笠山山麓の紅葉

11日午後の諏訪湖畔

諏訪湖畔のガラスの里美術館から望む八ヶ岳連峰

 お目当ての酒蔵は、上諏訪駅から国道20号を数百m南下した所に在った。しかしそこは舞姫だけでは無く、5軒の酒蔵が軒を連ねる酒蔵通りとでも言うべき場所であった。

酒蔵通りで一番大きな宮坂醸造

酒蔵「舞姫」の蔵造り風売店

舞姫店内の様子(どの酒蔵も日本酒が300円で試飲できる)

 温泉や諏訪大社、下諏宿などの名所旧跡、そして山と湖が織り成す美しい風景、諏訪湖は信州の有名な観光地だが、日本酒の名産地でもある事を初めて知りました。

宿泊した下諏訪町のユーペンハウス(童話風の建物がユニーク、朝食・温泉付きで一泊5100円とリーズナブル)

夕食食べた諏訪湖畔のレストラン「ホルツ」(美味しくてコスパの良いお店です)

12日朝焼けの諏訪湖畔

朝方東京へ向かう中央線特急あずさ号

 江戸時代の旅人が、中山道の和田宿から難所の和田峠を越えて諏訪湖畔の下諏訪宿へ降り着いた時、温かな温泉と美味いお酒の歓待を受け、地獄から極楽へ舞い降りたような気分に浸ったのではないでしょうか。

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長野県、霧訪山ハイキング

2024年11月17日 | 山歩き

11月12日(火)    天気=晴れ後曇り

09:44霧訪山登山口→ 10:10~14高圧電線鉄塔→ 10:18登山道分岐→ 10:22避難小屋→ 10:58~11:35霧訪山→ 11:58~12:02避難小屋→ 12:07高圧電線鉄塔→ 12:26霧訪山登山口

 

 山友のF夫妻とは今年の初夏に信州の山へ行く約束をして、一緒に諏訪湖畔の宿へ泊まったのだが、登山当日が雨で結局登る事は叶わなかった。そのリベンジというほどでも無いが、今日はF夫妻と一緒に塩尻市の霧訪山を登ります。

 霧訪山は標高1300m余の低山だが、山名が何となくロマンチックで信州の中央部に位置する事から周囲の眺めも良く、地味な存在ながら中々人気ある山です。

諏訪湖畔の宿「ユーペンハウス」を出発

 昨夜泊った諏訪湖畔の宿から車を走らせ、朝9時半頃登山口に着いた。登山口には広い駐車場と簡易トイレがあり、登山道の入口にも立派な標識が設置され地元の方の山に対する熱意が窺われた。

登山口駐車場

霧訪山登山口

 登山道は山頂に向けて直線的に結ばれており、短い距離ながら最初から急登の道が続く。一帯の山域は松茸の採取地のようで、道沿いの至る所に「松茸採取厳禁、登山道から外れるな」と書かれた看板が設置されている。登山口から30分足らずで高圧電線鉄塔の下に着き、少し早いが此処で最初の休憩を取る。

登山道には山頂まで「あと○○m」と書かれた標識が100m毎に設置されている。

登山口から10分ほど登った所に在る「御嶽山大権現」と書かれた石碑

高圧電線鉄塔の下で一休み

 電線鉄塔の少し先が登山道の分岐で、右手の道は「工事の為通行ご遠慮ください」と標識に書かれていた。下山時この道を歩く予定だったが、諦めて左手の山頂直登コースを登って行く。

登山道分岐(右手の道は通行自粛が書かれており、周回コースを諦める)

 分岐の少し上に、杣小屋のような避難小屋が在った。4~5名入れば満員になるような小屋だが、雨風凌ぐにはありがたい存在だろう。避難小屋の少し上から一旦緩やかな尾根道になったが、しばらく進むと再び急登の道になった。

杣小屋風な避難小屋

山頂手前、急登の道

 ロープが張り巡らされた急な道を登る事20分ほど、一気に展望の良い霧訪山の山頂に着いた。雲が多めながらも山名表示盤が設置された山頂からは北アルプスや中央アルプス、八ヶ岳など名峰雄峰を望む事ができた。又美ヶ原の左手には、松本市街地の広がりも見えた。

霧訪山山頂

山頂の祠

山頂から北アルプス方面

山頂から美ヶ原高原方面(左手が松本市街地)

八ヶ岳方面

中央アルプス方面

 先ほどまで居た他の登山者グループも下山して我々だけになったので、山頂でゆっくりコーヒーブレイクを楽しんで、周囲の景色を堪能する事ができた。30分ほど休憩して、下山を開始する。降りの道は早く、急な坂を転ばぬよう慎重に足を進め、山頂から1時間足らずで登山口へ戻って来た。

急な道を降る

登山口の小野集落に戻って来た

 車に乗ると「旨い信州蕎麦でも食べよう」とグルメガイドで探した蕎麦店を3箇所巡ったがいずれも閉店、結局昨夕デイナーを食べた諏訪湖畔の「ホルツ下諏訪店」で遅いランチを食べた。

 もう一晩諏訪湖畔の宿に泊まるというF夫妻とは、此処でお別れする。今回は秋の爽やかな天気に恵まれて、楽しい信州の山旅を堪能する事ができました。「次は陽春の頃にでも、F夫妻と一緒に楽しい山歩きできればいいな」と思いつつ帰宅の途についた。

 

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長野県、入笠山ハイキング(詳細)

2024年11月15日 | 山歩き

11月11日(月)    天気=曇り後晴れ

09:01ゴンドラ山頂駅→ 09:27~30マナスル山荘→ 09:52~10:21入笠山→ 10:44首切清水→ 10:55~11:33大阿原湿原→ 11:42首切清水→ 12:27ゴンドラ山頂駅

 

 各地で紅葉の便りが聞こえてくるようになった。それに誘われた訳でも無いが、雪が降る前に秋の山を楽しもうと信州の入笠山登山に出掛けた。早朝我が家を出発し、圏央道~中央道を経由して、登山口となる富士見パノラマスキー場へ着いた。

 上空は雲に覆われている。しかし朝一番のゴンドラに乗って標高を上げて行くと、雲を突破して雲海の広がる山頂駅へ着いた。ここがスキーゲレンデの最上部だが、グリーンシーズンの今はマウンテンバイクのロードコースになっていた。

山頂駅の入笠山登山口

 山頂駅を出発し、しばらく歩くと入笠湿原に降り着いた。この湿原晩秋の今は枯れて彩褪せた草原だが、初夏の頃にはスズランの群落が見られるという。湿原の奥に山小屋風の食事処「山彦荘」が在るが、早朝の今は人の気配が無かった。

入笠湿原入口の鹿除けゲート

入笠湿原

湿原奥の食事処「山彦荘」

 山彦荘からしばらく進むと、天文ドームが在るマナスル山荘に着く。ここは天体望遠鏡を持つ山小屋風の宿で、一度此処で望遠鏡を覗いてみたいと以前から気になっていた場所です。

マナスル山荘

 マナスル山荘から入笠山へ登山道に入り、直登コースを22分ほど登って、入笠山へ着いた。広々とした山頂は360度の展望で、信州の名立たる雄山名峰を望む事ができる。中でも眼前に広がる八ヶ岳連峰の眺めが圧巻です。

山頂への直登コース

入笠山山頂

山頂から中央アルプス方面

山頂から諏訪湖方面

山頂から八ヶ岳連峰

 休憩を終えると、山頂を後に大阿原湿原への道に入る。登山道を降り着いた鞍部が仏平峠で、その近くに首切清水という物騒な名の水場(江戸時代、高遠藩の家老が此処で盗賊に首を切られたという謂れがあるそう)が在った。首切清水から林道を10分ほど歩いて、大阿原湿原の入口に着いた。

山頂から大阿原湿原へ向かう道

首切清水

 ここは山上に広がる湿原で、訪れる人は殆ど居らず静寂に包まれた居心地の良い所でした。湿原の周回遊歩道コースをグルリと歩いて、湿原入口へ戻り、帰りは入笠山の山腹を巻く林道を歩いて、お昼過ぎにゴンドラ山頂駅に戻ってきた。

湿原へ向かう道

大阿原湿原

遊歩道沿いの苔

林道を歩いて入笠湿原へ戻る

入笠湿原を通過してゴンドラ山頂駅へ

 山頂駅一帯は行楽の人やマウンテンバイクの人が大勢居て、観光リゾートの雰囲気です。入笠山の紅葉はあまりパッとせず、山麓のスキーゲレンデ付近が一番艶やかでした。

ゴンドラ山頂駅付近から八ヶ岳連峰の眺め

展望の良いスキーゲレンデ最上部

ゴンドラからの眺めも素晴らしい

スキーゲレンデ最下部(今はマウンテンバイクのゲレンデ)

スキー場山麓の紅葉

 今日はお手軽ハイクのつもりだったが、終わって見ればけっこう歩きでがありました。これから諏訪湖畔の宿へ向かい、山友のF夫妻と合流し明日は塩尻市の霧訪山を登る予定です。天気も良さそうなので、秋の山歩きを満喫できそうです。

 

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運動公園で開催された第39回鶴ヶ島産業祭り

2024年11月13日 | お出掛け

 11月9日(土)

 毎年秋の恒例行事となっている「鶴ヶ島産業祭り」が今週末開催されると聞いたので、昼飯後自転車に乗って見物に出掛けた。いつもは閑散とした鶴ヶ島運動公園が、お祭り会場となった今日は溢れんばかりの人出です。

多目的広場のお祭り会場

恐竜のゆるキャラが子供達に大人気

 例年ならこの時期は紅葉と重なり、公園の木々が彩づいて祭り会場は一段と華やぐのだが、今年は紅葉とは程遠く時期的にミスマッチだった。

 このお祭りは地元産業の活性化や特産品・グルメなどのPRが主な目的だが、アジア、アフリカ、中東など外国料理の出店も多く、異国グルメが味わえるのも魅力です。

グルメの出店が多い駐車場会場

同 上

 芝生広場のイベント会場では、可愛いチビッ子ギャル達が軽快なグループダンスを披露していた。「少しは名の知れたアイドルユニットぐらい呼ばんかい」と思わぬでもなかったが、鶴ヶ島の「つる」に因んで「ハゲ頭オヤジのツルツルコンテスト」何て食欲を無くすような痛いイベントをやっていた以前を思えば、まだ可愛くて愛嬌があるだけ益しと言うもんです。

イベント会場ではチビッ子ギャルのダンス

 このお祭りも今年で39回目、新型コロナ流行の数年間は中断したけれど再開後は以前にも増して盛会となっており、だんだん地域に根付いてきた感があります。二日目の明日も天気に恵まれて大勢の人が見物に来てくれる事を願いつつ、お祭り会場を後にしました。

 

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