Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

京都府・滋賀県境、比叡山登山

2012年12月03日 | 山歩き

12月2日(日)    比叡山   天気=晴れ後曇り


07:08:県道駐車場→ 07:13坂本登山口→08:14~22亀堂→ 08:35~40延暦寺(根本中堂)→ 09:09~15比叡山山頂→ 09:45~10:00ケーブル延暦寺駅→ 10:20無動寺明王堂→ 11:29県道駐車場


 関西の旅、昨日は京都観光を楽しみました。時折小雨降る生憎の天気でしたが、南禅寺から銀閣寺の東山界隈は紅葉が彩り秋の風情が漂っていました。2年前京都に移り住んだIWAさん宅に二泊させてもらい、今日はIWAさんと我々夫婦の3人で京都の東に聳える比叡山へ出掛けました。
 京都山科のIWAさん宅から大津市坂本の登山口までは車でアッと言う間に着いた。ケーブル坂本駅の駐車場に停めようとしたら駅員さんから「ケーブルカー利用者以外は駄目」と注意されたので、駅から少し降った所にある県道沿いの無料駐車場に移動し、此処を出発点とする。



 
坂本登山口




 駐車場から歩いて5分ほどで比叡山高校隣りの登山口に着く。JR坂本駅からの直線道が此処に繋がっている。登山道は大雨の影響なのか所々削られているが、以前は車も通行できたのではと思われるほど幅広く緩やかで、快適に登って行ける。少し標高が上がると道沿いの木々には白い雪が積っていた。昨日降った雨は此処では雪になっていたようだ。日曜日というのに殆んど登山者と会わない。IWAさんの話では比叡山のメイン登山道は西の京都側になるそうだ。



 
木々に雪が積る登山道



 1時間ほどで亀堂という名の小さな小屋に着き、無人の小屋内で一息いれる。脇には亀の石像が置かれている。そこから少し歩くと車道となり、ホテルと見紛うような立派な建物の延暦寺会館に着いた。この辺りから山上にある延暦寺の広大な敷地となっている。



 
延暦寺の中心、根本中堂




 
延暦寺境内



 「拝観料を払わねば山頂へ行けないかも」とのIWAさん事前情報だったが、早朝だったせいか拝観料を払う必要も無く寺の敷地を通過し、少し急登するとケーブル延暦寺駅からの登山道と合流して、緩やかな尾根道を登って行くとNTTの巨大なアンテナ塔が現れ、次にテレビ局の中継局を過ぎるとこんもりした高まりがあり、そこが比叡山山頂(848m)だった。




 
比叡山山頂



 あっけなく着いたので一寸拍子抜けの感じがする。樹林に阻まれ展望も無いので早々に山頂を後にする。しばらく降るとバス停に信号まである2車線の比叡山ドライブウェーに降立った。バスの時刻表を見ると2時間後に京都行きがある。何かテクテク歩いているのが馬鹿らしくなってくる。
 ドライブウェーから少し降った所にケーブル延暦寺駅があった。そこの駅員さんは出発時、私の無断駐車を注意した人だった。でも以外に優しい人で、「駅付近の小鳥は人懐っこくって餌を手の平に載せると食べにくるよ。」と教えてくれたので、IWAさんと妻がやってみると本当に手の平の餌を食べに来た。駅員さんの話では「つぐみ」という種類だそうだ。あまりに動きが素早いので写真を撮るのは失敗した。
 下山は無堂寺明王堂経由の道を選んだ。山腹を延々トラバースする道でアップダウンも多く、車を停めてある県道駐車場までは、登りより下りの方が長時間歩かせられてしまった。




 
下山道から大津市街方面



 下山後、大津市のスーパー銭湯やまとの湯へ寄り登山の汗を流した。料金は700円と少し高めだが、いろんなお風呂やレストラン等設備も充実し、けっこう賑わっておりました。銭湯を出ると山科に戻り、IWAさんとお別れする。(二晩お世話になった彼女と今度会うのは何時だろうと惜別の情が残る。)
 その後、我々夫婦は帰宅の途についたが、途中「笹子トンネルの崩落事故で通行止め」という衝撃的な情報を知る。中央道経由で帰るつもりだったので一瞬途方に暮れたが、結局、第2東名道~東富士道~大月JCKから中央道経由で、日付が代わろうとする深夜に我家に到着した。大月と甲府の間が通行止めなので、週末はいつも遅くまで混雑している中央道の上りが、殆んど走る車も無く異様に静かだったのが不気味な気配だった。






 

コメント
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