Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

高麗川河川敷で、ささやかに花見

2020年04月05日 | 日記

 4月4日(土)

 「不要不急の外出は控えましょう。」と自粛要請されているけれど、さりとて高齢者が家の中にジッと籠っていると、それでなくても衰える足腰の老化が増々加速してしまう。確か小池都知事も「健康や気分転換くらいの散歩は、OK牧場ですよ。」と仰っていたような気がする。せっかく桜が満開の時期だし、あと何年観られるか判らないので、妻と二人で花見に出かける事にした。

 我家からテクテクと歩いて途中のスーパーで弁当と冷えた缶ビールを買い、1時間程で高麗川河川敷の桜並木がある公園へ着いた。桜の木の下の芝生にシートを広げ、ささやかな花見の宴を始める。

高麗川河川敷の桜並木

 傍を流れる高麗川

 桜の下で花見(周囲との間隔を充分にとっております。)

 綾小路きみまろさんの決まり文句じゃないが、これが「い~まから40年前」の若かりし頃なら、さぞかし楽しい心浮き立つ花見であっただろうが、「あ~れから40年」の今じゃ二人の間にさしたる会話も無く、桜が散るかのような静寂の宴となった。でもまあ、この40年間さしたる事も無く、こうして花見ができるのは有難い事であります。

 30分程で食事を終えるとシートを畳み、その後はほろ酔い気分で1時間程高麗川沿いに歩いて我が家へ戻った。「自粛勧告が発せられる中、この非常時に花見をやる何て言語道断、この非国民め」お怒りの向きもあるだろうが、感染防止の3密には充分留意しておりますゆえ、年寄りの我儘を広い心でお許し下され。

川沿いに上流へしばらくウォーキング(前方に見えるのは関越道)

コメント
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