透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

芸術の森美術館

2013-10-23 20:57:40 | 日記

晴れ。最低気温4.8℃、最高気温13.9℃。

今日は札幌芸術の森美術館にて開催されている「高橋コレクション マインドフルネス!」展(北海道新聞社、札幌芸術の森美術館主催)に出かけました。紅葉が始まった木々や落ち葉でデコレーションされた道を歩き、美術館へ向かいました。芸術の森の秋は予想通りの美しさでした。

さて、館内には現代美術の40作家計114点が展示されていました。奈良美智さんの一度みたら忘れられない個性的な女の子の作品や横尾忠則さんの作品もありました。これらをコレクションした高橋龍太郎氏は東京で精神科医をされているそうです。氏の診療所の待合室に置かれていたという「やよいちゃん」と「ポチ」の作品は、はるばる北海道に運ばれ、美術館内のロビーでお出迎えしてくれました。(これのみ写真撮影OK)

 マインドフルネスとは何だろうと思ったのですが、精神医学の分野で注目されている認知療法のひとつだそうです。深くは分かりませんが、ここでは「あるがままにアートを受け入れること」「今、ここにあることの気づき」を大切にすることなのかと。

雑念でいっぱいの私ですが、できるだけ素になって分からないところは分からない(賢治さんも言っていたような)ながら、鑑賞してきました。

                        

                              《芸術の森内のポスター》

                        

                                 《札幌芸術の森美術館》

                        

                                《札幌芸術の森美術館》

                        

                 「ハーイ!コン二チワ  やよいちゃん」「ハーイ!コン二チワ ポチ」草間彌生

追伸:草間彌生氏の「かぼちゃ」は緻密であり、不思議であり、私の中にあったかぼちゃの概念がどこかへ飛んでいってしまいました。(ポスター参照)

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