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昨日、「口と足で表現する世界の芸術家たち」の絵画展を観るために新さっぽろのサンピアザに出かけた。昨日が開催予定の最終日だった。手の自由を失った世界各国の画家が口や足で描いた作品約50点が展示されていた。展示会場のサンピアザ光の広場はオープン会場なので、買い物客なども自由に見ることができる。私の他にも十数人が入れ替わり、絵の前に立ちどまっていた。
主催は「三菱電機ビルテクノサービス株式会社」、協賛は「口と足で描く芸術家協会」である。1992年から開催を続け、今回で20年をこえる。この間、来場者は延べ約60万人以上にのぼるという。口と足で描く障がい者が自立を目指す活動は、日本において50年をこえるそうだ。障がいをもちながら、才能を開花させ、自立することを目指すには、並大抵ではない努力があったことだろう。何より、望みを失いかけた時に、描画などの表現手段がどれだけ救いとなったことか。それぞれの絵から静かに立ち込めるパワーが胸に刺さった。
《会場前のポスター》
《主催者のあいさつ》
《会場 サンピアザ光の広場》
《会場 サンピアザ光の広場》