透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「口と足で表現する世界の芸術家たち」展

2013-10-30 20:12:33 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温8.9℃、最高気温15.9℃。

昨日、「口と足で表現する世界の芸術家たち」の絵画展を観るために新さっぽろのサンピアザに出かけた。昨日が開催予定の最終日だった。手の自由を失った世界各国の画家が口や足で描いた作品約50点が展示されていた。展示会場のサンピアザ光の広場はオープン会場なので、買い物客なども自由に見ることができる。私の他にも十数人が入れ替わり、絵の前に立ちどまっていた。

主催は「三菱電機ビルテクノサービス株式会社」、協賛は「口と足で描く芸術家協会」である。1992年から開催を続け、今回で20年をこえる。この間、来場者は延べ約60万人以上にのぼるという。口と足で描く障がい者が自立を目指す活動は、日本において50年をこえるそうだ。障がいをもちながら、才能を開花させ、自立することを目指すには、並大抵ではない努力があったことだろう。何より、望みを失いかけた時に、描画などの表現手段がどれだけ救いとなったことか。それぞれの絵から静かに立ち込めるパワーが胸に刺さった。

                 

                             《会場前のポスター》

                    

                              《主催者のあいさつ》

                    

                          《会場 サンピアザ光の広場》

                    

                           《会場 サンピアザ光の広場》

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