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昨日の北海道新聞を見て、「新聞週間」なるものが始まったことを知った。今まで、知らなかっというのは気恥ずかしい気もするのだが、「嘘は泥棒の始まり」ともいうので正直になろうと思う。「嘘は泥棒の始まり」は本当かどうか別にして「新聞週間」を私は知らなかった。
その新聞週間の代表標語が「ご近所も 世界も見える 紙面から」というのはなるほどと思い、覚えておこうと思う。同新聞8面、9面に「私の新聞評」を担当されている4名の識者の方々の思いが掲載されていた。それぞれに説得力があり、なるほどと思いながら読ませて頂いた。
新聞記事には事実の信ぴょう性を裏付ける資料と意味づけが付されていて、安心感があり、信頼できると思える。
世の流れが大きく変わりつつある昨今、新聞の持つ意味は大きく、期待が膨らむのだけれど、新聞が事実を捻じ曲げての「嘘」を書きたくないのなら書かなくても済むように読者の一人として見守りたいとも思っている。そういう意味で、最も効果的なのは新聞を判断材料の一つとして読み続ける人が多数存在することで、未来を担う若者と共に新聞を学習に役立てておられる坪内氏の取り組みに注目したいと思った。また、氏が学生を指導する立場として若者の勇気ある行動を下支えするような紙面づくりを願うのもうなづける気がした。
坪内晃氏の掲載文はこちらです。
《北海道新聞2015年10月15日付日刊紙掲載》
《大沢口からの並木道》