透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『書棚から歌を』の著者のお話

2015-10-31 21:17:47 | 日記

曇り。最低気温3.4℃、最高気温7.1℃。

10月最後の日となりました。午後から札幌で『書棚から歌を』を上梓された田中綾教授(北海学園大学人文学部)のお話を伺いに出かけました。今日の札幌は薄曇りで気温も低めでしたが、風もなくそれなりに穏やかでした。ハロウィンとあって、仮想した男女が街の中を闊歩していました。

さて、札幌駅から徒歩で愛生舘ビルの6階にある札幌自由学校「遊」へ向かいました。そして、14時から16時まで、こぼれ話など貴重なお話を伺うことができました。

                       

                                  《開始直後の田中綾教授 14:00》

                       

田中教授が心していることとして、いくつか示されていました。多面的にものごとを「注視する」こと、そして「継続する」ことを自分に課されていいるとのことです。考え続けることは「継続する」ことで、「消費しない」ことと同列に位置付けてあります。「消費する」ことにあまりにも慣れ過ぎて、「消費しない」でいられるのか自分はと思いつつ帰途につきました。

外は夕暮れ時を迎えていました。時計台に灯がともり、楽しげなハロウィンの仮装行列に出会いました。

                       

                                        《札幌時計台前 16:16》

コメント (2)
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