透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「新・北のうた暦」「書棚から歌を」の若山牧水から

2018-10-07 22:39:51 | 日記

雨時々曇り。最低気温11.8℃、最高気温17.6℃。

 北海道新聞日刊紙2018年10月6日付け

北海道新聞日刊紙10月7日付け

若山牧水といえば、お酒を題材にしたこの歌を思い浮かべます。

「白玉(しらたま)の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」

秋の夜長を静かに、ゆっくりとお酒を酌み交わすのもよいかもしれません。できれば、気心の知れた友となら、なおのことだろうと思います。

「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」は学生時代に習った記憶があります。

ともかく、これらの歌の作者である牧水は、大正15年(1926年)、当時旭川第七師団に席を置いていた斎藤瀏を訪ねる旅で網走を訪れていたのでしょう。網走にまで足を運んだということに驚き、大変嬉しくも思ったのです。 

亡き父も短歌をたしなんでいました。牧水の「あきあぢ」の作品を知っていたのでしょうか。

北海道新聞に投稿して、掲載された短歌の一つは生田原の歌句碑ロードの一角にあります。

 

2015年10月17日撮影

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする