透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

キタコブシの冬芽

2022-02-20 19:32:39 | 日記

雪時々晴れ。最低気温−3.2℃、最高気温1.7℃。

今日のふれあいコース滞在中は吹雪模様。入り口付近のキタコブシの冬芽にも雪が降りかかっていましたが、自前の毛皮のようなコートに守られて暖かそうでした。

キタコブシの冬芽を見ていると、自然は静かに為すべきことを淡々と為しているのだなと・・・。

吹雪模様の中で辺りに人影はなく私一人。星野道夫氏が「ワスレナグサ」というエッセーの中で綴っていた言葉の断片を思い出しました。

何も生み出すことのない、ただ流れてゆく時を、大切にしたい。あわただしい、人間の日々の営みと並行して、もうひとつの時間が流れていることを、いつも心のどこかで感じていたい。

私にとって、野幌森林公園もまた、「もうひとつの時間」を感じさせてくれる大切な場所に違いありません。

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