透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春に残る雪は

2022-04-02 20:04:30 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−6.7℃、最高気温6.8℃。

朝方、玄関前はさらっと降った雪で一面白くなっていました。この雪はあっという間に消えましたが・・・。

午後から野幌森林公園大沢口へ。雪はまだ残っていました。

春に残る雪は、新雪のように美しいと称賛をあびる場面は少なく、多くは泥やほこりにまみれて、見るかげもなくなってしまうものがほとんどだと思います。

雪解けが進む中では掲歌のように街並みが見苦しくなることもしばしばです。汚れたものもなにもかもを、一面真っ白に覆い隠してしまう雪も、汚れたものそのものをきれいにすることはできないのだと思い知らされる時でもあります。

「北海道の春の苦々しい光景」は、この時期ならではの風物詩といえそうです。

本日の新北のうた暦の掲歌と解説を読んで、醜悪な面をも見逃さず、素通りせずに詠みあげることで深い意味合いが生まれるものだと思いました。

美しい春を愛でるためには目の前の醜いアヒルの子状態の春をも慈しむことからかと。

それでは、今日はこの辺で。

皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・。

コメント
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