透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

マクンベツ湿原のミズバショウ群落へ

2022-04-17 18:54:15 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温−1.2℃、最高気温13.6℃。

 

家人と我家から車で40分ほどのところにあるマクンベツ湿原へ。

マクンベツ湿原は石狩川の最も下流の蛇行部に広がる約130㌶に及ぶ湿原で、「ハンノキの生える湿原」と「ヨシ群落」の大きく二つに分かれているそうです。

「マクンベツ」とはアイヌ語名で「山際を流れる川」を意味しているとのこと。

1m、延長約400mの木道が、ハンノキ林からヨシ原、そして石狩川河口岸まで続いていて、なかなか楽しい散策路となっています。

ここからミズバショウの群落を眺めてきました。咲いているミズバショウは群落の四分の一ほどでしたが、咲き始めたばかりのものがハンノキ林の水辺に清楚な佇まいを映していました。

風はあったものの冷たくはなく、日差しも多少あったので暖かく感じられた本日。春の陽気がこのまま続くと、ミズバショウが次々に開花し、群落は一気に華やかさを増して、湿原を美しく彩ることでしょう。

このマクンベツ湿原を含む一帯は、北海道自然環境保全指針で「保全を図るべき自然地域の中の優れた自然地域」に位置づけられ、水鳥・草原性の鳥・森林性の鳥・それらを狙う猛禽類が生息する、野鳥の宝庫とのことです。

そういえば、鳥のさえずりも聞こえました。

美しく豊かな自然が守られていることの有難さ・・・。

こうしてミズバショウを見に訪ねて来る、そんなささやかなことでも、この春はことさら有難く思えてなりません。

それでは今日はこの辺で。

明日が皆さまにとって良い一日となりますように・・・・・。

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