雨時々曇り。最低気温10.8℃、最高気温17.2℃。
秋へと装いを変えようとしている開拓の村へ。
まだ、紅葉は始まったばかりですが、一雨降るごとに温かな色合いを深めていくことでしょう。
今日は岩見沢で営業していたという旧広瀬写真館の担当でした。
初代の方は石川県出身の大工さんで旅館を経営。その時の常連さんだった出張写真師の方から、写真館をやってみないかと勧められたのだそうです。
岩見沢の人口が1万2千人ほどの頃の明治31年、写真館は岩見沢第一号となり、大繁盛することになります。
大正の終わり頃、写真館は二代目の元吉さんにより新築され、昭和33年まで使われていました。
この写真館を再現したものが開拓の村のこの建物です。
木造建築の貫禄とでもいうような味わいがあり、居心地の良さを感じながらお客様を迎えました。
石川県から来られた方もいて、親しみを覚えて下さった気がします。
断続的に強い雨が叩きつけていた村内でしたが、気温はこの時期としては暖かだったかと。
外国の方を含め多くの方が訪れて、記念写真を撮るなど、古き時代の写真館を珍しがり、楽しまれていました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。