晴れ。最低気温7.1℃、愛好気温21.4℃。
ヒメヘビイチゴ
オオハナウド
エゾハルゼミ
御前中、野幌森林公園・ふれあいコースから大沢コースを少し歩いてきました。
緑色が濃くなってきています。
オオハナウドの花が咲き始めています。
森の中はエゾハルゼミの大合唱。
その本人というかエゾハルゼミを初めてカメラに収めることができました。
頭の上で鳴いていたので、葉の間の枝付近に留まっていたところを確認できて嬉しかったです。
エゾハルゼミについてウキペディアから一部。
エゾハルゼミ(蝦夷春蝉、蝦夷春蟬、学名:Yezoterpnosia nigricosta (Motschulsky,1866))は、カメムシ目(半翅目)セミ科ハルゼミ属に分類されるセミの一種。特徴的な鳴き声を持つ小型のセミで、ブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。
形態
体長はオス31-33mm、メス22-24mmほど。体色は全体的に黄褐色だが、頭部・胸部はやや緑色を帯び、黒い線や斑紋の模様がある。同属のハルゼミより色が淡く、ハルゼミというよりむしろヒグラシを小さくしたような外見をしている。
生態
冷涼な地域の、ブナなどで構成された落葉広葉樹林に生息する。成虫はハルゼミより少し遅く、5月下旬から7月にかけて発生する。
広葉樹林の伐採やそれに代わるスギ、ヒノキの植林などで生息域が減少している。特に西日本では少ない生息地がさらに狭まっており、各都府県で独自に作成したレッドデータブックでは絶滅危惧種として記載している所が多い。
分布
北海道・本州・四国・九州、日本以外では中国にも分布する。
和名に「エゾ」(蝦夷)とあるが、北海道以外にも分布している。
日本産のセミとしては北方系で、西日本の分布は標高の高い山地に限られる。生息南限は鹿児島県・宮崎県境の霧島山、鹿児島県の紫尾山とされている。また、西日本の生息地ではコエゾゼミ Auritibicen bihamatus と同所的に見られる。
北海道では多くの地域で最もメジャーなセミで、最盛期には森林や低山帯で無数の鳴き声が聞かれる。またこのセミは本州以南でいうところのヒグラシのようなセミで、純粋な森林性であるため、市街地で鳴き声が聞かれることは少ない(道東では街中でもある程度発生しているが、基本的にこのセミは森のセミである)。
エゾハルゼミは蝦夷という名を冠してはいますが、北海道以外でも標高の高い山などに生息しているようです。
でも、広葉樹林が伐採され、その後にスギ、ヒノキが植林されるなどで生息数が減っているのだそうです。特に西日本では生息地が狭まり、絶滅危惧種としてレッドデーターブックに記載されているところもあるとのこと。驚いてしまいました。
野幌森林公園には広葉樹がまだあるのでここで暮らしているエゾハルゼミは今のところ大丈夫だと思うのですが・・・・・・。
エゾハルゼミの大合唱は彼らが「生きている」ということの証であることの他に、「生きていられる」環境がまだあるという証でもあるといえそうです。
広葉樹と針葉樹とのバランスが今後も程よく保たれる野幌森林公園でありますように・・・・。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。